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(2024年4月19日更新)

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JD

Juris Doctor(ジュリス ドクター)

[ジェイ ディー]

「JD」とは、「Juris Doctor(ジュリスドクター)」の頭文字を取った略称です。読み方は、頭文字のアルファベットをそのまま「ジェイ・ディー」と発音します。 海外のロースクールでの全課程を履修し、修了した人に与えられる学位です。【法学博士】とも言い換えることができます。 修了時には、大学院修了と同等の学位が与えられ、法律に関するさらなる知識が身に付いたことが証明されます。日本で法学に携わり弁護士資格などを取得し、国際法などを深く学びたい、海外の裁判事情を勉強したい、といった希望を持つ人が主にJD留学を行います。 JD留学を考えている方はいくつかのハードルがあることを覚えておく必要があります。 まずは、海外で使われる法律用語等をきちんと覚えて置くこと。また、国際法なども熟知していることが必須条件になります。 JDプログラムを利用し留学を希望する場合は、「LSAT(Law School Admission Test)」試験を受験する必要があります。法律家として必要なスキルが身についているかを調べるためのテストで、「Logical Reasoning」「Analytical Reasoning」「Reading Comprehension」の3つの分野で構成されています。 法律のことばかりではなく、読解力と分析力をそれぞれ求められます。もちろん、長文による試験問題がほとんどです。これに英作文試験も合わせて行われます。英作文はスコアの対象外ですが、作成後はロースクールに身上書などと合わせ届けられます。

もちろん、大学卒業程度の学力を必要としますし語彙力も日常会話以上の能力は必要不可欠です。TOEIC等のスコア取得などで事前に語学力を確認することも大切です。JD資格取得後は、日本で国際法を専門とする法律事務所などで働く道が開けます。