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【体験談】就職活動からの、いきなりの留学準備!そしてアメリカ大学院留学への道

2018.08.28

留学くらべーる編集部

【体験談】就職活動からの、いきなりの留学準備!そしてアメリカ大学院留学への道
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海外へ飛び出すきっかけは、どこからやってくるか分からないもの。

今回ご紹介するノラさんの体験談も、最初は順調に英語教師としての就職が決まった場面から始まります。

しかし、そこでまさかの事態に直面…。
呆然となるノラさんでしたが、そこから急に大学院留学の話が飛び出してきたのです。

留学先で思わぬ出会いもあったノラさんの現在は、どのようになっているのでしょうか。

時には、人から勧められて留学を決意することも。
そして人からの助言が、思いがけない出会いや貴重な経験をもたらしてくれることもあります。

さまざまな留学の形のひとつとして、ノラさんの体験談をご覧ください!

プロフィール

項目 概要
名前 ノラさん
渡航した年月 2006年1月
渡航先の国/都市 アメリカ合衆国/バーモント州エセックス
渡航時の年齢 23歳

教育実習校でまさかの事態!人生そんなに甘くなかった…

大学4年生の7月。
「私の人生、なんてついてる!」と思っていました。

教育実習をしていた私立学校の校長先生が、卒業後に働きにきていいとおっしゃってくれたのです。
英語教師になることが夢だったので、なんてラッキーだと思いました。

しかし、人生はそんなに甘くなかった。

後日学校に挨拶に伺った際に、なんとその話は流れてしまいました。
その日は、教員採用試験申し込み締め切り日の翌日(!)。
今更、採用試験も受けられません。

私も家族も、大学の教授まで、招待のあった私立学校で働くことができると信じていたので、正に青天の霹靂(へきれき)。
ただただ、ボーっとするしかありませんでした…。

そんなとき、大学の教授から大学院留学の案が飛び出してきたのです。

私立学校の招待が流れてしまったノラさんはショックを受けた

3ヶ月間の語学留学!たくさんの国際交流と、忘れられない思い出

大学卒業後、留学準備の1つとして私はニューヨークで語学留学をすることにしました。

生徒たちは、イタリア・スイス・韓国・台湾から集まってきていました。
伝わったり伝わらなかったりする英語で、パブや学生寮で遅くまで語り合ったり、和食を振る舞ったり、彼らの国のご飯を作ってもらったり…忘れられない思い出ばかりです。

スイス人と台湾人の友だちと、ナイアガラの滝へ観光ツアーに行ったこともありました。
雨合羽を着ているのに、びしょ濡れ状態なことを笑いあったのをよく覚えています。
みんなとは今でも、フェイスブックで繋がっています。

そして帰国後、留学予備校に通ってTOEFLのスコアを取得して、晴れて大学院進学です!

留学先で出会った友達

留学生活① 授業についていくのに精いっぱい!復習のコツ

大学院での専攻は、TESOLという、第二言語や外国語としての英語の教授法。
語学学校と同じように世界各国から学生が集まっていましたが、違うことはやはり『英語はできて当たり前』の状態です。

最初は授業についていくのが大変でした。
ノートを取るときに、耳に入った情報を書き留めるのは日本語、けれど板書はそのまま英語で写すなんてことをしていたので、私のノートはいつもぐちゃぐちゃ…。
次の授業までにノートを書き直しながら復習していました。

頭の中が英語だらけで脳が疲れてしまい、たまに「英語を一切話さない日」を設けて自分の中でバランスを取っていました。

日本の動画鑑賞と読書、そして昼寝。留学中におすすめです。

クラスメート

留学生活② アルバイト開始!語学留学生たちとの交流を通して

やっと学生生活に慣れ始めた頃、大学付属の語学学校で留学生をサポートするアルバイトを始めました。

アルバイト仲間とペアになって、深夜1時や早朝6時に空港へ留学生を迎えに行ったり、日本人留学生が急病になった場合に現地の病院に連れて行って通訳をしたり。
時には、語学学校で行われる国際交流イベントのお手伝いをすることもありました。

大学院生は基本的にはキャンパス内に住むことはできません。
そのため、授業以外は特に大学との関わりが少なかったのですが、留学生サポートのアルバイトを始めてから更にたくさんの人と触れ合うことができました。

留学をする際は、このような仕事やイベントに積極的に参加するのはオススメです!
一生の友だちと出逢えるかもしれませんよ。

留学生をサポートするアルバイト

留学生活③ 進路変更!教員免許取得のため、さらに厳しい課題に挑戦

セメスターが1つ終わった頃、進路を少し変更しました。
英語教授法だけではなく、アメリカの教員免許も取得しようと思ったのです。
免許の取得には、教育学部の講義にも出席する必要があります。

教育学部には、基本的にはアメリカ人しかいません。
アメリカの学校で将来働くことを目的にした学生しか所属していないので、当たり前なのですが…。

教育学部での課題が本当に辛かったです。
教科書の数十ページを読む課題に加え、参考図書を数冊を読み、翌週に感想を言い合うのです。

元々リーディングが苦手分野だったため、参考図書についてはインターネットで概要をかいつまみ、それからクラスメイトとのディスカッションに臨むという裏技で乗り切りました。

学校

留学生活④ 図書館での勉強会から少しずつ恋心が発展して…?!

渡米してから1年ほど経ったころ、同じ専攻の人をよく見かけるようになりました。

留学中に恋人などを作る気は全くなかったのですが、図書館で一緒に勉強したり、映画を観に出かけたりしているうちにお付き合いすることに。

アメリカ人で、寡黙な人でした。
彼の実家によく遊びに行くようになりましたが、ホームシックになりかけていた私にとって、家族の暖かみが身に染みて嬉しかったです。

そして、ケンカをした時に英語力が一番伸びました。負けたくないですから!
きちんと言いたいことを言わないと、相手にも伝わりません。

最初のうちはA4用紙2枚ほどに思いを綴ってケンカしていましたが、慣れたらちゃんと口頭でケンカができるようになりました(笑)

恋人の実家

留学後の進路 彼との予想外なその後…そして現在

2008年5月、アメリカの教員免許を取得し大学院を修了。

帰国後は、東京の私立学校で英語教師になり、大学院で学んだことを活かせるようになりました。
授業中に話したアメリカでの出来事を、生徒たちは興味津々で聞いてくれていました。

帰国と同時に別れようと思っていた彼ですが、なんと日本の大学で英語講師のポジションを取り、別れることはなくなりました!
しかし同じ日本といっても、日本海側と太平洋側に別れてしまい、遠距離恋愛で交際を続けることに。

ですが1年後には婚約から結婚へ!
私も日本海側に移り、そこでは公立学校の英語講師をしていました。

そして妊娠・出産を経て現在はアメリカに移住し、4歳の息子と3人で暮らしています♪

卒業式の写真

夢の実現から結婚まで!留学という道が未来を導いてくれることも

いかがでしたか?

急な留学だったものの、最終的には教員免許を取得し、さらには素敵な出会いも果たしたノラさん。
現在は家庭をもって、アメリカに移住しているとのこと。

留学先で築いた友人関係や、教員を目指して挑んだ厳しい課題。
恋人との出会いも含めて、日本ではできなかったであろう貴重な体験を得ることができたようです。

留学のきっかけは、人それぞれです。
どのようなきっかけでも、留学の経験は自分の人生に大きな影響を与えることでしょう。

留学に対して戸惑いや不安のある方は、思い切った決断をしてみてはいかがでしょうか。
日本を飛び出した先に、新たな発見や忘れられない体験、一生ものの出会いが待っているかもしれませんよ!

留学した国/都市

アメリカ大学院留学の留学プログラム

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