留学くらべ〜る編集部 2017.04.19

これだけはおさえておきたい!!台湾の治安と防犯対策を徹底分析

これだけはおさえておきたい!!台湾の治安と防犯対策を徹底分析

台湾に限らず、留学先の治安は最も気になる情報ですよね。
台湾の治安は良い方ですが、イコール安全というわけではありません。

今回は、知っておきたい台湾の治安情報や効果的な防犯対策のコツをご紹介します!

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台湾の最新治安情報

留学先の治安や安全にかかわる情報の中でも、最新の正確な情報を知っておくことが防犯対策の第一歩です!
ここでは、参考にしたいサイトの紹介とともに、台湾の最新治安情報や犯罪の発生状況についてお話しします。

台湾の最新治安情報って、どこでチェックしたら良いの?

台湾は、世界的に見ても治安が比較的良好な国です。
「世界治安危険度ランキング」は163ヶ国中28位なので、平和度は上位と言えます。
しかし、日本の6位と比較すると、犯罪の発生率はかなり高いので注意する必要があります。

台湾の最新の治安情報は、外務省情報でチェックできます。
外務省の海外安全ホームページには、治安や防犯、感染症などの詳細な情報が掲載されていますよ(ちなみに、2016年度1月現在では、危険情報は出ていません)。

ほかにも、日本と台湾との窓口機関である「公益財団法人 交流協会」のサイトでも、安全情報や「台湾在留邦人安全のしおり」が掲載されています。

犯罪の発生状況や、犯行の多い時間帯は?

警察当局の統計(2014年)によると、台湾での刑法犯認知件数は30万件以上、そのうち強盗やひったくりなどの暴力犯罪の件数は年間2,000件以上発生しています。

毎年、台湾に訪れる日本人は毎年100万人近くいますが、平均して120件ほどの事件や事故に巻き込まれているんです。

発生しやすい場所は、スリは人ごみが多く、ひったくりは人気の少ない場所が多いです。
時間帯は、凶悪事件は夜間に多く、特に午前0~2時に多発しています。

空き巣などは、朝の忙しい時間帯やゴミ出しの間のわずかな時間などの午前7~9時が最も多いです。
夜間の外出は控えたり、少しの外出でも鍵をするなど防犯意識は高く持ちましょう!

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台湾の治安が良い地域、悪い地域はどこ?

台湾の治安は良い方ではありますが、注意すべき地域などの情報を知っておくだけで、犯罪に巻き込まれるリスクを最小限にできます。
ここでは、犯罪の発生が多い地域や場所などについてお話しますね。

台湾の治安が良い地域や、安全な時間帯は?

台湾では、日中の時間帯や人通りのある大通りなどでの犯罪発生率は低いです。
しっかり防犯対策をしておけば、安全な場所が多いでしょう。

夜間の外出は危険ですが、台湾の市内は夜遅くまで賑やかな場所が多く、夜市なども毎日夜中まで営業しているので、夜間でも比較的人通りは多いです。

「台南市」などの台湾南部の地域は、フレンドリーな気質で親日家が多いと言われていて、犯罪発生件数も低めです。
しかし、地域によりここが絶対的に安全という保証はなく、人通りや街灯が少ない危険な地域や時間帯に近づかないことが何よりも大切です!

台湾での犯罪の発生件数が多い地域は?

地域別の刑法犯認知件数(2014年、警察当局の統計)では、最も多いのは「新北市」で全体の約18%を占めています。
次いで、「台北市」「高雄市」「台中市」「台南市」の順です。

「新北市」は映画の舞台などにも使われている近年人気の都市で、観光客が多く、スリなどの事件が多発しています。
特に「三重」は犯罪が多い地域です!

「台北市」は屋台や夜市も多く観光客を狙った犯罪が多いです。
特に「龍山寺」は治安が良いと言えず、日本人居住者も少ないので、周囲の散策は避け夜間は近づかない方が安全です。

また、台北駅付近の問屋街は、専門店などが多く普段は賑やかですが、旧正月は休業のお店が多く人通りが極端に減るので、注意しましょう。

台湾の人気スポットの安全性は?

夜市は地元の人や観光客も多いので、人ごみに注意が必要です。
特に台湾最大の規模の「市林夜市」は観光客も多いのでスリが多発しており、「華西街観光夜市」「西昌街観光夜市」などは怪しげなお店が多いと言われています。

夜市は基本的にグルメや雑貨などを楽しめる賑やかな場所ですが、事件に巻き込まれる可能性もあるのでしっかり情報収集しておきましょう!

また「マッサージ店」も人気がありますが、施術を受けた女性が被害に遭う事件が発生しています。
利用時にはマッサージ店を見極め、女性のマッサージ師を指名、個室へは同伴者と入室するなどの注意が必要です。

ほかにも「クラブ、バー」でお酒に薬物を混入されるなどの事件もあるので、初対面の人からのお酒のサービスや、飲み物が残った状態で席を外す際は気をつけましょう!

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台湾で日本人が巻き込まれやすい犯罪は?

海外では、「日本人はお金を持っている」というイメージを持たれています。
さらに、「留学=余裕がある」と捉えられることも。ここでは、台湾で日本人が遭遇しやすい事件や金銭トラブルについてご紹介します。

外出時の財布や荷物の窃盗事件

台湾滞在中の日本人に被害が多いのは、財布、クレジットカード、パスポートなどが盗まれる事件です。
歩行中、お店で飲食中、バス・電車に乗車中などには、スリやひったくり、置き引きに気をつけましょう!

実際、2015年に台北市で日本人がスリグループの被害に遭い、クレジットカードやパスポートが不正に使用された事件が起きています。

また、自転車で走行中にバイクの2人組にカバンを奪われる事件も起きています。
カバンを取られまいと抵抗して、自転車から転倒しケガをするなんてことも…。

台湾はバイクや自転車の数が多い地域なので、治安の良い場所であっても、周囲への警戒は怠らないようにしましょう。

外出時だけじゃない!自宅でも防犯対策を!

台湾はタクシートラブルも多いです。
乗車拒否やメーター操作、偽札へのすり替え、お釣りのごまかしなど気づかないうちに被害に遭っているケースや金品強奪、誘拐などのような事件も発生しています。
タクシーを選ぶことが重要なので、安全なタクシーについては後ほどご紹介します!

またトラブルは外出時だけではありません。台湾では昼夜を問わず空き巣が多いです。
台湾には学生用アパートも数多くありますが、24時間管理人が常駐していても空き巣は発生しています。
安全面では学生寮に入った方が良いでしょう。

アパートの賃貸やルームシェアの場合には、治安の良くない地域を避け、施錠や貴重品の保管は厳重に行うのが鉄則です。
帰宅時にドアに異変を感じたら、1人では入らず警察に通報しましょう!

女性の被害

女性は事件に巻き込まれるリスクが高いことは言うまでもありません。
ひったくりなどだけでなく、痴漢や暴行などの事件も発生しています。
タクシー乗車時の連れ去り、自宅への侵入被害もあります。
性犯罪の被害は夜間が多く、半数以上が住宅地で起きています。

2014年に台北市の日本人学校付近で、日本人女性が知らない男性に腹部を蹴られた事件も起きており、学校のそばだからと言って安全ではありません。
自宅の防犯、女性の1人歩きは避け、複数であっても場所や時間帯によっては注意しましょう。

事件や事故に巻き込まれると、その後の対応も大変!

留学中に事件に遭遇した場合、言葉の壁、法律や制度の違いから不利な状況になることも多いです。

クレジットカードやパスポートの盗難では、身分証代わりなど別の犯罪に利用されることも…。
パスポートは必ず現地での再発給手続きが必要になるので大変です!
手続きにかかる時間や費用も大きいので保管は特に慎重に!

緊急時のために、クレジットカードの利用停止手続きなどの対処法や連絡先などを記録しておくと便利です。
海外保険は留学のための新規加入が多く、内容を把握していないこともあるので見落とさないように注意!
加入した保険や補償内容は、留学前に細かくチェックしましょう。

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台湾ではどんな防犯対策が必要?

台湾の治安情報を把握し、日本人が巻き込まれやすい事件に応じた防犯対策が大切です。
ここでは、外出時と自宅での防犯対策、タクシー乗車時の注意点を中心にお話しします。

外出前に注意しておきたいこと

外出時はブランドなどの目立つような服装は避けて、治安の良くない地域や夜間に外出しないことが大前提です。
もしも行かざるを得ない場合は複数で行動しましょう。

歩行中は、歩きスマホやヘッドホンなどは行わず、常に周囲の様子に警戒することも忘れずに!
また、通学などの行動パターンを日によって変えることも効果的です。

現金やクレジットカードは最小限にし、携帯電話やカメラなどはポケットに入れず、チャックつきのかばんに入れるようにしましょう。防犯ブザーを持ち歩くのもいいですね♪

荷物を持つ際は、道路側では持たずに、混雑時は前に抱えるようにしましょう。
基本的に目を離さずに常に持ち歩くことが重要です。

タクシー利用時の防犯対策

台湾では、流しのタクシーを利用しないことが大切です。
安全なタクシーを見分けるポイントを紹介します!

まずはタクシーの色。台湾では公式のタクシーは黄色になっています。
選ぶ際は黄色いタクシーを探しましょう。
また、車体の清潔さ、ナンバーの表示や登録証、運転手の身なりなどに気をつけて乗車してください。

乗車時はできるだけ複数で、レストランやコンビになどで呼んでもらうようにすると安全です。
運転手からの両替などの要求にも応じないようにしましょう。

もし、乗車後に異変に気づいた場合は速やかに降りてください!
その際は、支払い時に領収書をもらい、運転手の名前・ナンバーを記憶しておくと、警察への通報もスムーズです!

自宅の防犯対策【鍵、管理体制のチェック】

自宅や自室に侵入され窃盗被害に遭うケースもあります。
学生寮に入る場合でも、貴重品の保管はしっかり行いましょう。

どんなに短い外出でも施錠を徹底し、一歩でも出たら施錠、帰宅時にすぐ施錠の習慣をつけることが大切です!
日頃から、管理人との関係は良好に保ち、台湾から一時帰国中などの長期留守時の対応なども相談しておきましょう。

入居前には周囲の治安や建物のオートロック・防犯カメラなどの安全対策、鍵の交換が行われているかなどをしっかり確認しておくと安心です♪
また、警備会社のステッカーを貼ったり、予定外の来訪者は警戒するなど常に防犯意識を持つことを忘れずに!

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台湾留学中に注意すること

台湾は親日家が多いですが、日本人への関心が高く、注目を持たれる存在であることを忘れずに行動する必要があります。
ここでは、防犯に対する意識、交通事故や感染症などの留学中のトラブルについてご紹介します。

日本人だからこそ気をつけたい、防犯の意識

タクシーやお店で日本人か尋ねられた場合、否定した方が安全です。
台湾は日本語を話せる人が多いので、会話の意味も理解されていると考えて行動しましょう。

また、日本では当然のように行われている携帯電話での写真撮影や自撮りなどは、嫌がられることもあります。

台湾留学前には、台湾と日本との歴史も学んでおくと良いでしょう。
年配の方に日本語が上手な理由を尋ねたりするような言動は、不勉強だと捉えられ、不快な思いをさせることがあります。

「不用意に自分の住んでいる地域を言わない」「反感を買う行動をとらない」「日本での暮らし、金銭的余裕などについて話さない」なども、犯罪に巻き込まれないための大切なポイントです。

台湾の交通事故は多い?

台湾は日本よりも交通量が多いです。
左ハンドルで右側通行なので、道路の横断時には注意が必要です。
また台湾では、車間距離やスピードも日本の感覚とは違い、交通マナーも良いとは言えません。

台湾では道路は基本的に車両優先の傾向があるため、交通事故も多発しています。
歩道や横断歩道でも安全ではなく、多くのバイクが駐輪してあるため、歩行スペースは限られていて大変危険です。

タクシーやバスの乗降者時に、二輪車が間をすり抜けてぶつかる事故も多いです!
夏場の薄着の時期には、バイクのマフラーが接触することで火傷するケースもありますので、十分注意しましょう。

「詐欺」や「薬物のトラブル」

日本でもよくみられる詐欺は、台湾でも存在します。
携帯電話のショートメッセージを利用した「振り込め詐欺」も多く、「賞の当選」「恐喝・脅迫」なども発生しています。
公的な機関を装った電話、修理や集金を装った訪問など、個人情報を聞き出そうとする人には十分注意しましょう。

現地で知り合った知人から、荷物を預かったり運ぶことを頼まれて、思わぬトラブルに巻き込まれるケースもあります!
知らない間に薬物の密輸や運び屋に利用されるなんてことも。
荷物を運んでほしいなどの依頼は中身にかかわらず断った方が安全です。

災害や健康被害にも要注意

台湾は地震多発地帯なので、災害情報やいざという時の避難先や経路、家族への居場所の連絡などは定期的に行っておきましょう!

中国での大気汚染は有名ですが、台湾でもPM2.5には注意が必要です。
最新情報をこまめにチェックしたり、外出時はマスク着用、室内は空気清浄機を設置するなどの対策をしましょう。

また、狂犬病や飲用水なども注意が必要です。
台湾は野犬も多く、2013年には狂犬病ウイルスが検出されているので、飼育されていない動物などとの不用意な接触は避けましょう。

飲料水もできるだけ市販の水を飲むようにしたほうが安全です。
上下水道は整備されていますが、水道水はおすすめできません。
食事の衛生面も心配はいりませんが、夜市の一部の飲食街は注意が必要なこともあります。

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台湾留学での安全対策は、最新の治安情報のチェックと予防が重要

いかがでしたか?

台湾は日本に似ている部分が多く、治安の面でも比較的良好です。
親日国で日本語が通じやすい点もあり、日本人観光客も多いです。
そのため、海外の中ではかなり安全な留学先と言えますが、防犯対策は徹底して行いましょう!

事件や事故に巻き込まれてしまうと、日本ではスムーズに処理できるようなことでも、海外では解決に必要な時間・お金・労力は甚大です!
留学を楽しむためにも、「自分の身は自分で守る」ことを認識し、しっかり治安や社会の情勢について情報収集を行い、予防策を立てましょう。
不安なことは留学エージェントに相談しておくのもいいですよ♪

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