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2016年最新版!ドイツのテロ・難民問題に見る留学事情

2018.09.12

留学くらべーる編集部

2016年最新版!ドイツのテロ・難民問題に見る留学事情
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国際ニュースとして、日本でもドイツの難民問題について報道されていますが、ドイツでは日本で報道されていないような難民情報が連日報道されています。
地域によって差はありますが、留学先の情報として知っておくことは大切です!

ドイツ留学について詳しくはこちら

パリのテロとドイツの難民の関係性

ドイツに限らずEU各国では、自国の経済政策の一環として積極的に難民の受け入れをしています。
隣国のフランスでもEU連合として難民を受け入れていましたが、マスメディアによる過激な風刺が発端により、問題が起きました。
現在そしてこれからのドイツは、どうなるのでしょうか。

予想を上回る難民数とコントロールする力の関係

2015年に起きた不特定多数の民間人を狙ったパリの無差別テロは、世界各国のニュースで報道され、留学を考えていた人にとってもショッキングな事件だったのではないでしょうか。

発端は宗教を理由にした中東の内戦ですが、EU各国では難民を受け入れたことにより、フランスだけに限らず他のEU加盟国にまで被害が拡大している状態です。

EU各国が予想していた数をはるかに上回る難民に対して、受け入れ政策や法的な取り決めが間に合わないがゆえの事件だったのではないでしょうか。
移民法では充分に対応できない、予想外の事件が次々と起きているにもかかわらず、難民として入国し、テロに加担する人は後を絶ちません。

テロで多大な被害を被ったフランスは、即時国境閉鎖などの対応を行いました。
次々と厳しく取締りを行い始めたことで、テロを目的とした難民は、国境管理が甘いドイツに更に入国するようになってきています。

そもそも難民とはどういう人を指すの?

母国以外の異国に定住している外国人は年々増えてきています。
仕事や結婚などで移住する人が増えていることが理由に挙げられますが、彼らは移民であって難民ではありません。

ドイツでの留学生活で難民を見ない日はありません。
ここでは、難民と移民の違いを説明します。

見た目だけではわかりにくい難民と移民の違い

EU各国には大勢の外国人が住んでいます。
欧州連合(EU)となる以前から、先進国であるドイツは当時、経済力が弱かったイタリアを初めとする他国から労働力として移民を受け入れていました。

こうした背景や大戦後の条約等により、ドイツは北アフリカからの外国人も難民として受け入れる国のひとつとなりました。

難民も移民も、母国以外の国に住む外国人です。
移民は異なる国に移り住んだ人々のことを指しますが、難民はまた意味合いが違ってきます。

母国で社会や宗教上の理由により生命の危機を受けるほどの迫害を受け、受け入れ国の在住権を得て、政府の無償援助で生活しているのが難民です。

2011年のシリア内戦より、ドイツがシリアからの難民を受け入れを開始したことで、2014年には、2万人/月のシリア人が難民認定を求めてドイツに押し寄せました。
2015年は多少制限されたとはいえ、年間20万人以上のシリア人が難民認定を求めてドイツに来ていました。

留学生への影響

ドイツへ留学をしようと考えていたけれど、テロに関する報道により、親や友達に心配されてしまった人もいるのではないでしょうか。
ドイツ国内で留学生に影響が及ぶことはあるのか、しっかり確認しておきましょう!

予約が取れない!?各市町村の外国人局がパンク寸前!

テロや難民問題により、安全面で不安を抱いて留学を取りやめる人は少ないかもしれません。
自分の夢や将来を大切にし、ドイツの防犯体制を信頼をしている留学生が多いため、年間10万人の留以上の学生がドイツで学んでいます。

一時期、急激な難民増加によりパニックを起こしていた外国人局も、都市によっては難民専用の別窓口を外国人局内に設けるなどの対策を行っています。
シリア人を中心とした難民申請に対応するために、他国からやってきた留学生がビザの発券のために何ヶ月も待たされるということはありません。

特に学生ビザの場合は、都市によっては、大学構内などに学生用のビザセンターが設けられていることも多いので、ビザ発券に関する影響はほとんどないでしょう。

ただし学習ができる公共施設などでは、フリーWi-Fiを求める外国人がたくさんいるため、スリなどの被害に合わないためにも注意をする必要があります。

ドイツ留学時に注意すべきこと

もし語学学校に通うのなら、現在、ドイツ全土のどこの語学学校にも難民はいます。
犯罪やテロと関係なく、爆弾で家を焼かれ母国を追われた気の毒な難民も大勢います。

難民には親切にしてあげたいと思う反面で不安な人もいるかもしれませんね。
しかし、きちんと判断することができれば安心してドイツ生活を送ることができますよ♪

犯罪にまきこまれないために!羽振りのいい難民に注意

ドイツ留学中にテロや犯罪に巻き込まれないためにも、在独日本大使館に登録し、テロやデモに関する注意喚起のメールを受信できるように設定しましょう。

一般的なドイツのニュース番組では、まだ報道されていないデモ情報も事前に知ることができるので、外出の予定を立てる目安にもなります。

学校や職場では、難民認定されている生徒もいますが、ドイツ政府からの援助金目的な人も少なくありません。
日本=経済大国という認識で、仕事の話と言いながら違法薬物などの話をされるケースもあります。

ドイツ生活中は自宅の場所などは簡単に言わないようにし、昼間でも人通りのある広い通りを歩くようにすることが大切です。
特に秋から冬にかけては暗い時間が長いので、1人での外出は避けるようにすると良いでしょう。

ドイツの街並み

安全なドイツ留学を送るために大切なこと

いかがでしたか?

留学する地域を判断するには、情報収集が大切なポイントとなります。
ただし現地の難民問題やテロに関しては日本のニュースなどでは報道されないことも多いので、現地情報を把握している留学エージェントに相談することで、最新の情報を得ることができるでしょう。

安直に安全だという判断をせず、多少用心深く行動することも大切です。
しっかり情報収集を行い、ドイツ留学に備えてくださいね!