留学くらべ〜る編集部 2017.08.25

【体験談】ステップアップを目指してイタリアにアート留学!今までの「当たり前」が壊れた留学でした

【体験談】ステップアップを目指してイタリアにアート留学!今までの「当たり前」が壊れた留学でした

プロフィール

項目 概要
名前 信希さん
渡航した年月 2014年9月
渡航期間 6か月
渡航先の国/都市 イタリア/ミラノ
渡航時の年齢 28歳

自分のデザインに限界を感じて

私はファッション系の仕事をしています。
小さい頃から洋服を作るのが好きで、男でありながら洋裁を小学生の頃からやっていました。

大学に入り、ファッションを習い、デザインにも興味を持ち美術関係の学部の授業も受けていました。
卒業後は念願だったファッション系の会社に入ることができて毎日が楽しかったです。

ですが、突然行き詰まりました。
原因は分からず、どのようなデザインを描けば良いのか悩み、会社に相談して本場で一から勉強することにしました。

費用は全て自分で用意。
イタリアは大学の旅行以来行ったことがなかったので、語学を勉強するための予備校に半年間通い、イタリア留学の準備しました。

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言葉は通じなくても何とかなりました

そしていよいよイタリアに留学。

留学初日からデザイナーの見学をさせてもらいました。
言葉はほとんど通じませんが、やっていることは分かるのでノートを取りながらついでに言葉も覚えました。

言葉はなくとも絵やジェスチャーで通じます。
午前中は語学学校に行き、午後は工房に入ってアシスタント業に専念しました。

知識自体はしっかり勉強してきたので問題なかったのですが、問題なのは手法や工法が日本と明らかに違っていたことです。
日本もイタリアも大抵の場合はパソコンでやります。
初めのデッサンは手書きですが、後はパソコンです。

イタリアのデザインは日本ほど緻密ではありません。
ところどころ寸法が書き込まれていなかったり、設計図に書かれていたものが裁縫時に変わったりすることも結構あります。

試作なんてそんなものですが、それを設計図に書き込むのがアシスタントの私の仕事なので、少々困りました。

文化の違いに驚く日々

あと仕事時間が適当でした。
「遅刻という概念がないのかもしれない」なんて真面目に思うほど交通機関も時間にルーズでした。

語学はイタリアで生活していれば3か月もすればスラスラ出てきます。
買い物にも不自由しなくなり、普段の生活や仕事上の言葉も苦労しなくなりました。

地元でも有名な工房を見学したのは、どの観光スポットを見学するよりも感動でした。
魔法を見ているみたいに洋服が出来上がります。
しかも私には絶対に作れないような洋服がです。

刺激的な6か月でした。

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仕事に対する考え方が変わりました

イタリア留学を終えて帰国してから再び職場に戻りました。
「デザインはもっと自由であれ」の言葉どおり、とりあえずすべてを忘れてデザインを書くようになりました。
そしてそのデザインを修正しながら新たな洋服を作るやり方を覚えました。

今までは教科書に載っている洋服の構造からデザインを決めていたので、まったく逆になったわけです。

あとは「もっと良いものは何か?」を考えるようになりました。
お客が喜ぶ服、作り手が喜ぶ服、そして売る人が喜ぶ服とは何かを考えながら仕事をしています。

機会があれば今度は他の国も見てみたいです。

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