交換留学と私費留学、どっちがオススメ?~高校留学編~
2018.09.13
留学くらべーる編集部
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目次
高校留学をするには、交換留学や私費留学などの選択肢があります。
何のために留学したいのかをしっかり考え、自分に合った留学方法を見つけましょう!
高校の交換留学について
高校留学では交換留学としてお得に留学することができます。
海外の文化体験もできるので、興味のある人はチェックしてみてくださいね!
交換留学の特徴
高校留学の交換留学と聞くと、こちらから留学生を送る代わりに、相手国からも留学生を受け入れるという形を想像しませんか?
ですが、実は違うんです。
高校留学における交換留学というのは留学先の文化などに対する考え方をお互いに交換しあうという意味なんですよ♪
ここでは高校留学の交換留学の仕組みや申し込みを簡単にご説明します。
留学の仕組み
交換留学は、今在籍している高校に在籍したままの状態で留学を行い、期間は大体1年間という体制のものが多いです。
また、留学が終わると元の学校へ戻って、そこで卒業を目指します。(留学先の高校で卒業するわけではありません)
申し込みの流れ
交換留学の申込みは、
1.ボランティア組織である留学団体へ申し込む
2.申込みをして試験にパスする(誰でもが留学できるわけではありません)
が大まかな流れになっています。
滞在と留学先校・渡航費用
交換留学の場合、留学先の国の受け入れサポート体制が整っている公立の高校へ留学する場合が多いです。
滞在方法はホームステイが一般的で、費用は100万円~150万円程度です。
やはり、高校留学で私費留学として留学する事に比べるとかなり費用を抑えられますね!
交換留学には語学力やコミュニケーション力なども必要ですが、高校生のうちから留学することには大きなメリットもあります。
興味のある方は留学エージェントなどに相談してみてくださいね!
高校の私費留学について
私費留学の魅力はなんといってもその自由さ!
ここでは、私費留学のメリットを中心にご紹介します。
私費留学の特徴
高校留学の私費留学の特徴はいろんな意味で柔軟性があることです。
留学先や期間なども自由に選んで、留学先の高校を卒業することもできます。
ちょっとだけ海外で生活してみたいと考えている人や将来の職業を見据えて高校留学したい人など、いろんな目的に応じてプランを組みたてることができますよ♪
私費留学のメリット
交換留学に比べ、費用がかかってしまう私費留学ですが、メリットもたくさんあります。
以下にまとめているので、ぜひご覧ください。
■バラエティに富んだ滞在国から自由に地域が選べる
■自分に合う学校が選べる
■出発時期は年に4回の機会がある
■受入高校は数週間程度で決まる
■ホームステイ先は途中で変更できる
■留学先の高校を変更することができる
■現地サポートがある
■エージェントのアドバイザーが現地にいるので、困ったときに相談できる
■留学期間や出発する時期などを自由に決めることができる
■留学先で当初のプランを変更して、長期で滞在することができる
■2年以上在学して卒業すれば帰国子女受験ができる
留学費用さえ用意することができれば、私費留学はほとんど留学審査もありません。
また、最低限の語学力も中学生以上であればどなたでも参加できるのが良い点です。
交換留学は一定の語学力が求められますが、それを待たずに希望する高校にすぐ留学できるのも嬉しいですよね♪
交換留学と私費留学の主な違い
では、交換留学と私費留学の違いにはどんなものがあるのでしょうか? いろんな角度から違いをみていきましょう♪
交換留学と私費留学の大きな違い
高校留学の中で私費留学と交換留学の主な違いは「審査のあるなし」でしょう。
この審査の違いとは、簡単に言うと「現在の語学力があるかどうか」というものです。
交換留学は受け入れ人数に制限があるので、試験や面接を乗り越えての留学となります。
留学先の高校の授業を受けるためにもある程度の語学力が必要なので、語学力に自信がない場合は少し厳しいでしょう。
一方私費留学はそこまでシビアな審査はありません。
どちらかというと留学を希望する本人のやる気や基本的な学力さえあれば良いのです。
また、加えて費用が用意できれば問題ありません。
交換留学と私費留学の違い
交換留学と私費留学の違いを4つの項目から見ていきましょう。
留学スタイルは決まったけど留学先が決まらなくて…という方は、まずサマースクールなどの短期留学を経験してから選択するのも1つの方法ですよ♪
費用
交換留学…年間100万~150万
私費留学…年間200万以上
審査
交換留学…一定の成績と語学力をクリア
私費留学…留学意思と基本的成績でクリア
留学先
交換留学…学校指定の留学校
私費留学…本人希望の留学校
留学後の変更
交換留学…変更は認められない
私費留学…希望があれば変更可能
それぞれどんな人に向いているんだろう?
交換留学と私費留学、どちらも魅力があって迷ってしまいますよね。
どちらを選択すればいいかわからない人のために、交換留学・私費留学に向いているタイプをそれぞれご紹介します★
交換留学について
交換留学は異文化交流が目的となるので、現地の文化をしっかり学びたいという人におすすめです。
滞在方法もホームステイであることがほとんどなので、渡航先の生活や習慣までしっかり学ぶことができます。
交換留学は、ある程度の英語学力がある人向けです。
その代わりに合格率はかなり高く、さらに第1希望国への配属を獲得しやすいと言われています。
選考試験は5月頃から始まり、冬までに複数回実施されます。
ほとんどの団体では何度でも再受験できるので、1回目の試験から受験することをおすすめします。
また、実際に落ちても次の試験までに英語を勉強することで合格できる人もいます。
奨学金は申込期限があるので、比較的早い時期の選考試験(7月頃)に合格しておく必要があります。
私費留学について
私費留学は留学生本人が留学先でしたいことや学びたいことなどの目的を達成するための留学です。
ホームステイ以外に寮などの滞在方法も選択できるので、自分の時間をしっかり持ちたい、1人の時間に勉強をしたいなど、より目的に沿った行動をすることができます。
私費留学の試験は、留学する本人のやる気と目的が明確になっていることを示す必要があります。
基本的な英語力(中学卒業程度)があれば問題なく、留学開始時期はいつでもOKです。
また、留学時期の延長もできます。
交換留学も私費留学も、かけがえのない高校生活になること間違いなし!
いかがでしたか?
高校留学を交換留学で行くのか、私費留学で行くのかはそれぞれの家庭の事情にもよります。
ただ、どちらも知らない異文化の環境で1人で頑張っていくことには変わりはありません。
もしも交換留学に必要な語学力に足りていなくても、留学を申し込んだ後にも一生懸命勉強して行くことができたという人もいるようです。
どちらもメリット・デメリットを考えた上で、なるべくベストな高校留学スタイルを選んでくださいね!