【体験談】実際に体験してみてわかった!ノルウェーのワーキングホリデーを充実させるコツ
2023.10.19
留学くらべーる編集部
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目次
ここでは、ノルウェーのワーキングホリデーで貴重な経験をされた、cozさんの体験談を紹介します。
ワーホリ情報の少ない中、いろんな苦労を経て得たものは、彼女にとってかけがえのないものとなったようです!
ノルウェーのワーキングホリデーでの節約術など、現地で役立つ情報も教えてくださっているので、ぜひこの機会にチェックしてみてください♪
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | cozさん |
渡航した年 | 2013年9月 |
渡航先の国/都市 | ノルウェー/オスロ |
渡航時の年齢 | 30歳 |
人脈が大切!ノルウェーでの私の仕事の探し方
ノルウェーでのワーキングホリデーの仕事探しはまずはネットで!
ノルウェーでのワーキングホリデーの仕事探しは、まずインターネットで情報を集めることから始めました。
でもヒットするのは日本人の経営していないアジア系寿司レストランばかり…。
その時に、「日本人が働いているレストランはほとんどないんだな」と感じました。
ノルウェーでは友達からの紹介で仕事を見つけることも多いらしいです。
そのため、ノルウェー語ができなくても働ける仕事が何かあるのかをノルウェー人の友達に聞いてもらっていました。
いくつか紹介してもらったところにメールで連絡をしたり、直接出向いて仕事があるかどうかを聞いて回ったりもしていました。
知人の紹介のおかげでノルウェーで初めての仕事が決まりました!
その中の1つが私が働くことになった寿司レストランでした。
同じ時期にワーキングホリデーでノルウェーに来ていた友達も、自分の足で一軒一軒、履歴書を持って回ったり、友人の紹介などで仕事のオファーを貰ったりしていました。
まずは人と繋がること。
そしてその繋がった人たちに助けてもらったり、「仕事を探してるんだけど」と話してみて、いろいろと教えてもらうのが大切なんだと実感しました。
ノルウェー語が話せないなら、飲食店が比較的雇ってもらいやすい
ノルウェー語ができない場合は、飲食店で働く人が多かったです。
日本人だとお寿司屋さんでの反応はそう悪くはありません。
ただ、「あなたは寿司作れるよね?」と日本人は寿司が作れるのが当たり前と思っているような感じで聞かれます(笑)
とにかく自分の足でも探してみて、何度もお店に出向いてみる!
ノルウェーに来たばかりなら、仕事探しがてらいろいろな街の様子を知って、「こんなお店で働けたらいいな~」というところに直接入ってみて「仕事探してます!」なんて言ってみるのもいいかもしれないですね♪
ただ、その時はちゃんと「マネージャーいますか?」と聞いて直接マネージャーや店長などに交渉することをオススメします。
一度断られたとしても、何度も顔を出して顔見知りになっておくのも仕事探しの際の一つの手ですよ!
ノルウェーでの初めてのお仕事!~日本食レストランにて~
ワーキングホリデーでの初めての仕事体験
ワーキングホリデーの制度が始まった2013年の秋に渡航し、年の明けた2014年に日本食やお寿司などを取り扱っているレストランで働くことが決まりました。
当時ノルウェー語も英語も話せない私はウェイトレスとして注文を取ることができないので、キッチンでの仕事になりました。
このレストランで一緒に働いていたのは、タイや中国、台湾などのアジア人が多く、ノルウェー人は1人もいませんでした。
日本のレストランとは違い、ノルウェーではお昼が過ぎた時間から開店するレストランも多く、私の働いていたお店も開店は14時からでした。
大体1日に8時間程度働いていて、その日の集客具合によって働く時間は前後していました。
ノルウェーでのキッチン仕事
私はお店が始まる1時間前くらい前から、店主が仕入れてきた野菜や肉、魚などを冷凍庫や冷蔵庫に入れたり、野菜を洗って細かく切っておいたり、肉をスライスしておいたりという下準備をしていました。
日本ではレストランやキッチンで働いたことがない私にはどれもこれも初めての経験でした。
数え切れない程のてんぷら用の海老の殻を剥き、エビフライ用の海老の殻を剥き、巻きずしや握りずし用の海老の下ごしらえにサーモンの骨を骨抜き用のピンセットで取ったり、1,500個くらいの餃子づくりや春巻きづくり、とんかつを作るために何枚も何枚も肉を叩いて小麦粉と卵とパン粉を付ける作業などをしていました。
過酷な仕事状況もだんだんと慣れてきました
お店が開店すると、私はキッチンで料理を作ったり盛り付けなどの手伝いしたりする一方で寿司カウンターで寿司を握ったり、巻きずしを作ったりもしていました。
お持ち帰りのお客さんも多かったので、持ち帰りのお客さんのお寿司を作りながら店内で食事をするお客さんのお寿司を作ったりと、初めはミスもしながらも1ヶ月くらいするとお店のメニューもほとんど覚えて仕事にも慣れてきて、店主にも頼りにされるようにもなりました。
日本のレストランとは違う、ノルウェーのレストランの大変さ
寿司や巻きずしの種類は本当に多く覚えるのが大変だったことを覚えています。
日本では見たことも聞いたこともないような創作巻きずしも多かったし、宗教上肉を食べない人のためのベジタブルメニューもあったので、2週間で覚えろと言われたときは本当に大変でしたが何とか覚えました。
お客さんとのコミュニケーションがとれない辛さ
それよりも大変だったことはお客さんとのコミュニケーションが私にとって簡単ではなかった事です。
英語は少しは分かるけれど、ノルウェー語なんて本当にわからないんですもの!(笑)
カウンター越しに、この魚はどこで獲れたもの?とか、この魚はどんな味なの?とか質問されても当時ノルウェー語が話せない私は、ただ笑ってその場を凌ぐだけで精いっぱいでした。
そんな私の対応でしたが、お客さんは優しく接してくれる方ばかりでいつも元気をもらっていました。
ノルウェーに渡航したからこそ体験できたこと
こうしてあっという間に6ヶ月が過ぎ、満期終了となったわけです。
ノルウェーのワーキングホリデーで仕事を探すという事は簡単な事ではありませんし、慣れない国で慣れない言葉で仕事するのは思いのほか大変でした。
ですが、日本にいるだけではできないような良い経験もすることができました。
もちろん良い部分だけはなく辛い経験もありますが、とても意味のあることで、自分にとっても良い経験になりました。
日本では当たり前のような仕事内容ですが、ノルウェーでのワーキングホリデーをしに渡航した日本人として、体験できてよかったです。
ノルウェーでゆったり過ごす休日を大満喫♡~四季折々のオスロの魅力~
オスロでの休日の過ごし方
私はオスロに住んでいたので、お仕事がお休みの時はアンティークショップに行ったり図書館に行ったりする日もあれば、長期のお休みのあるクリスマスはたくさんのノルウェー人たちと一緒にパーティーをして楽しむこともありました。
クリスマスに食べられる特別なディナーや、家族とのんびり食事を楽しんだりお酒を呑んだりと、夕方から真夜中近くまで行われるパーティーに参加しました。
私の参加したパーティーはノルウェーの西側だったのですが、ノルウェーの東と西ではクリスマスに食べられる食事が少し違うらしいです。
ノルウェーにはイースター休暇があります
イースター休暇にはトロンハイムという、オスロから少し北に位置する街に出かけたりしましたが、私は1年のほとんどをオスロで過ごしていました。
いろいろな観光地に出向くことが嫌いなわけじゃないですが、私にとってはオスロだけでもたくさんの楽しむ場所があったので、飽きることなくオスロで1年を過ごすことができました。
ノルウェーでは夏はとても貴重です!
夏には船に乗ってオスロフィヨルドを見たり、オスロ中心地からフェリーに乗って15分ほどで行ける無人島にピクニックに行ったり、海辺でボーっと過ごしたり、公園で友達とBBQをしてみたり。
でも、長い冬を乗り越えた者たちにとって夏の太陽の下でのBBQは本当に幸せに感じます。
秋になればベリーやキノコ狩りをしたり、紅葉を楽しんでいろいろな場所を散歩したり、たくさんある美術館に行ってみたり、写真展に行ってみたりして過ごしていました。
冬のノルウェーの休日の過ごし方
冬が来れば冬のスポーツを楽しんだり、冬には街の中にスケート場ができるのでそこに行ってみたり、クロスカントリーを楽しんでみたり。
雪が降って変わる情景をおさめようとカメラを持ってあちこちに出かけたりと、日本ではしないような本当にのんびりと充実した生活をしていました。
お金をかけなくても、どこかの有名な観光地に行かなくても、素敵なレストランで食事ができなくても(ノルウェーのレストランは高いので)、私にとってオスロは充分魅力のある素敵な町だと思います。
まとめてチェック!ノルウェー・ワーキングホリデーで大変だったこと
ワーキングホリデー制度が始まって間もない頃は手続き関連が大変!
ノルウェーにワーキングホリデーで来て大変だったことは、日本でのノルウェーワーキングホリデー制度が始まって間もないというのもあったからなのか、ノルウェーの税務署でも警察でも「ワーキングホリデーって何?」という感じの対応をされてしまうのが多かったことです。
ぐるぐると違う部署をたらい回しにされ、教えてもらった部署に行ってみたところ結局誰も分かららず、また日を改めて挑戦するなんてこともよくありました。
コンビニもスーパーも日本とは営業時間がまったく違う!
手続きだけではなく、日本のように24時間空いているコンビニもほとんどなく、お酒は平日は20時までしか買えないなどのルールがあるのも知りませんでした。
土曜日なんてお酒が買えるのは18時までです!(笑)
おまけに日曜日はお酒が買えないどころか、スーパーだって開いてない!
日本では当たり前だったことが、ノルウェーではまったく違うので、最初は生活に慣れるさえも大変でした。
ワーキングホリデーに来てからの資金作りの大変さ
大変な事と言えば、ワーキングホリデーに来てからの資金作りも大変でした。
ほかのワーキングホリデーを実施している国と比べてノルウェーでのワーキングホリデーの基盤がまだまだ整っていないのもあってか、家を探すのも、借りるのも、仕事を探すことも簡単ではないです。
そのことを踏まえると、充分な資金作りが必要です。
せっかくワーキングホリデーに行くのにお金の心配ばかりで何も楽しめないんじゃもったいないし、ワーキングホリデー渡航期間は1年の期間しかないからこそ、なかなか簡単に行ける場所ではないノルウェーを満喫したいということもあり、私は余裕を持って250万円用意していくことにしました。
オスロは家賃が高いです!
私は、大使館のホームページで書かれている必要とされる資金よりもかなり多く見積もって用意しました。
実際に使った金額は半分程度で済みましたが、余裕があると仕事や家を探す時に心配事も少なく探すことができるので、余裕をもって行って良かったと持っています。
なんせ安いところでもノルウェーのオスロでは家賃が1ヶ月で4000~5000kr.(5万~7万円)くらいでした。
ノルウェーは日照時間が少ない…!
ほかに大変だったのはノルウェーの気候です!
9月に入ると寒くなりはじめ、だんだんと日照時間も減るので気持ちが本当に落ち込みやすくなるし、身体が疲れやすくなります。
日照時間が少ないのでビタミンDなども欠乏するようで、タブレットやビタミンDを多く含む野菜などをなるべく採るようにしていました。
今までこんなに太陽の大切さを感じたことがないよ!というくらい、太陽光の大切さを改めて感じることになりました(笑)
ノルウェーの9月以降の寒くなる時期は、ノルウェー人ですら落ち込みやすくなったり、疲れやすく、いつも眠たいような症状になる人も多い時期らしいので、行く方はご注意くださいませ!
私はこうして節約した!~ノルウェー・ワーホリ体験記~
ノルウェーでの外食は高い!
ノルウェーでのワーキングホリデー中は、とにかく節約が大切です。
食べ物は日本から持っていける食べ物はなるべく持ってくるといいと思います。
持っていく物は、できればかさばるものではなくとかそういうものではなく調味料がおすすめです★
日本のように安くて簡単に食べられる物はノルウェーにはあまり存在しないので、外食なんてもってのほか!とにかく自炊するしかないのです。
節約するには、在住する地域のスーパーを把握することが大事!
自炊をするとはいっても、上手に食材を使わないと足の早い食材をダメにしてしまったりして意味がないので、買い物するときにはしっかり計画を立てて、無駄のないように買い物することが大切です。
日本と比べても野菜や果物は比較的安く売っていますが、お肉は日本と比べると安くはありません。
ノルウェーで節約して暮らすには、食費をしっかりコントロールすることに尽きます。
まずは自分の住んでいる地域に何のスーパーがあり、どのスーパーが一番安いのか?という事を知ることがとても大切です。
ノルウェーで買うと、日本の調味料は高いです
私はノルウェーにワーキングホリデーに来る際に、日本から調味料を持っていきました。
ラーメンを持っていきたいところでしたが、持ってくるときに重さはなくてもスペースを取られるので主に調味料を持ってきました。
ダシや中華系スープの素は本当に役に立ちました!
この国で似たような調味料を買うことはできますが、驚愕してしまうほどの値段なので、ワーキングホリデーでノルウェーに来る際は、事前に用意して渡航時に持ってくるのが最善ですよ★
日本とは比べ物にならないくらい寒い国、ノルウェー
あとは衣服類です。
日本からノルウェーに渡航する時に、たくさんの荷物を持ってきても帰る時に大変になってしまうので、私はスーツケースと機内持ち込み用のバッグ1つ分の荷物だけ持っていきました。
私は秋の渡航だったので、もちろん冬のコートは必須でした。
日本の寒さとは違い、ノルウェーは本当に寒いので、しっかりとしたダウンでロングタイプのものが必要です!こちらで洋服を買おうにも、やはり安くはないのでできるだけ買わなくて済むようによく考えて準備しました。
ノルウェーにワーキングホリデーするなら節約の達人を目指す!
とにかくお得に暮らすために、ノルウェーに来てから節約方法を考えるというよりは、どうやったらお金を無駄遣いしないで暮らせるのかということをノルウェーワーキングホリデーに渡航する前に考えました。
半年もすれば、恐らく日本でのなんでも安く簡単に手に入るという感覚も薄れ、物を買うときに「欲しいかどうか?」で判断するのではなく「本当に必要なのかどうか?」というジャッジの元で暮らしていました。
それでも買い物したい!新しいもの欲しい!って気持ちはありましたけどね。
ノルウェーに渡航したおかげで「最強の主婦」になれました♡
私は当時、彼の住んでいた学生寮に家賃を折半するような形で住ませてもらっていました。
それでも日本に比べると東京都内レベルの金額だったので、日々の生活費をいかに節約やお得に暮らしていくかが、とても大事だなと思いました。
コツを掴んで、ノルウェーのワーキングホリデーを満喫しよう☆
いかがでしたか?
大変だったことから色んなことを学び、感じたcozさん。
ノルウェーでの彼女の経験は、ワーホリ中にとどまらずこれかの人生にも大きな影響を与えることでしょう。
彼女の経験を参考に、ノルウェーでのワーホリを充実させるコツを掴んで、思いっきり満喫しちゃいましょう♪
詳しいワーホリ情報やノルウェーの最新情報を知りたい方は、留学エージェントを利用してみてください。
きっと、あなただけのワーホリライフが実現できるはずです!