学生時代から念願の夢だった語学留学をマルタで実現♡ブロガー・okayodonさんに直撃インタビュー
2018.08.23
留学くらべーる編集部
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目次
マルタの留学ブロガーさんにインタビュー、記念すべき第1弾は『マルタ島語学留学ブログ【まるぶろ。】-study abroad in MALTA-』のブロガー・okayodonさんです!
学生時代の後悔を胸に、37歳でマルタへの留学を決意したokayodonさん。
今回は、そんなokayodonさんに留学のきっかけや現地での様子など、マルタ留学で経験したことをインタビューさせていただきました。
留学のタイミングや周りからの反対でお悩みの方、マルタに興味のある方など、ぜひこの機会にご覧ください♪
ブロガーさんのご紹介
2012年9月~12月の3か月、マルタ留学を経験されたokayodonさん。
okayodonさんが運営されているブログ『マルタ島語学留学ブログ【まるぶろ。】 -study abroad in MALTA-』は、マルタ留学準備がスタートした2012年7月に開設。
当時は特に情報が少なかったマルタについて、これから留学を考えている方への情報発信もしたいという想いで留学準備や現地での様子、帰国後の活動についても綴られています。
マルタ留学からの帰国後、再就職に至るまでの苦労など、読み応えのあるリアルなエピソードが満載です。
現在活動されているマルタ関連のイベントや書籍の情報も掲載されているので、少しでも留学やマルタに興味のある方は、ぜひ一度okayodonさんのブログに遊びに行ってみてくださいね!
okayodonさんのブログはこちらから『マルタ島語学留学ブログ【まるぶろ。】-study abroad in MALTA-』
マルタに関する書籍も出版!
okayodonさんが執筆した、マルタの旅行ガイド本「まるごとマルタのガイドブック」が発売中!
現地を知り尽くしているからこそのお役立ち情報を留学生や旅行者としての目線から届けてくれています♪
okayodonさんにしか伝えられないマルタの情報、ぜひブログと合わせてチェックしてくださいね!
留学を決めた理由について
留学しようと思ったきっかけは何ですか?
ずっと留学をしたいという想いがありながらできなかった後悔があり、年齢的にも一度会社を辞めて留学後に転職するとなると、年々厳しくなるなと思い決断しました。
学生時代に留学しておけばよかったと後悔していましたが、部活に専念しすぎてその時は行きませんでした。
社会人になってから夏休みを利用してイギリスに1週間の短期留学。
しかしそれだけでは満足できず、海外生活を一度体験したかったのと、英会話ができるよう語学力を上げたいと思い実行しました。
いつかはしたい留学をそのままで終わらせたくなかった想いが強かったのだと思います。
なぜ、マルタを選んだのですか?
語学学校に日本人が少ないと言われたことと、欧米の英語圏の留学先でマルタが特に留学費用が安かったからです。
サブ要素としては、治安がよく物価が安い、ヨーロッパに安く気軽に遊びに行けるという点も魅力だと感じました。
実は、留学決断当初は、絶対ニューヨークにしよう!と決めていました。
英語といえば、本場アメリカNYだろう!と(笑)。
しかし、申し込んだのが出発希望日の約2か月前で、ビザを取得するのに時間がかかるため、間に合わないかもしれないと言われ断念。
仕事を退職して1週間後には出発したかったので、他の留学地を探すのにすぐにシフトしました。
「3か月の語学留学、かつビザ無しですぐ行ける国」の候補として留学エージェントのカウンセラーさんから提示されたのが、イギリス・カナダ・マルタの3か国。
イギリスはかつて短期留学で行ったことがあったので、またカナダは学生さんが多く日本人も多いと聞きナシに。
消去法で残るはマルタとなったところ、カウンセラーさんから「マルタは社会人が比較的多く、話も合っていいと思いますよ」というアドバイスから初めてマルタという国に注目し、それから調べるうちにどんどん興味が湧いたので、ここしかない!と思い決めました。
どんな学校に通いましたか?また、その学校を選んだ理由は何ですか?
「EC MALTA」に通いました。
留学エージェントが語学学校を集めた説明会に参加した時に、印象が良かったからです。
また、私が通ったEC MALTAは、世界5か国約20か所にあるECスクール発祥の地でありEC本部もあるので、規模が大きくしっかりして安心そうだったので選びました。
留学前のことについて
留学に対して、ご家族の反応はいかがでしたか?
大反対でした(笑)。
年齢が37歳、一般的には遅いと感じられる年齢での留学ということもあり、親からは「今さら行ってどうするんだ!?」と。ブログにも書いているのですが、どうしてもこれだけは譲れないし一生後悔すると思い、親に対してプレゼンをして説得しました。
自分の人生計画やなぜ今留学したいのかなど、真面目な気持ちで取り組んでいることを分かってもらいたくて。
人それぞれ行きたい時期や年齢って異なると思いますので、想いの強さと本気度をいかに伝えるのかが大事だったなと、今振り返ってつくづく思います。
渡航国の語学は事前に学びましたか?また、留学前と留学後を比べると、TOEIC/TOEFLなどのスコアに差はありますか?
留学前は、個人レッスンで1年ほど週1回学んでいました。
先生からのアドバイスで、日常的に英語でDVDを見たり聞いたりすることも勧められて実践していました。
先生も留学経験のある方で、ご自身の経験を踏まえて「3か月という短い期間でできるだけ成果を上げるために、行ってから0から学ぶより、0から1でも2でも上げた状態から始めた方がよい」とのアドバイスで、事前に基礎をつめ込んで行きました。
半年・1年という長期であれば、ゆったり現地で学ぶことができますが、やはり3か月というのは慣れた頃に帰るようになってしまうので、事前に学んでおいてよかったと思います。
TOEICは、脳と耳が英語に慣れている時期に受けようと思い、帰国から約3か月後に初めて受けて670点でした。
先生からは、海外旅行や生活には十分だけど、ビジネス英語には足りないぐらいかな、という判断だったので、3か月という期間での成長では妥当だと思いました。
留学エージェント(斡旋会社)は利用されましたか?
はい、留学ジャーナルさんを利用しました。
カウンセラーさんがとても良い方だったので、丁寧で親身なアドバイスをたくさん頂けて安心でした。
留学してからのことについて
留学中に語学力が伸びたと実感した経験はありますか?
聞き取りが今まで一番苦手だったのですが、語学学校の最終試験でリスニングの結果が一番高い結果だったときに、語学力が伸びたと感じました。
会話をしていても何を言っているのかさっぱり分からなかったのが、聞き取れるようになり、答えを頭で考えて英語に置き換えて答えていたのが、考えること無く条件反射的に英語でレスポンスできるようになったことは、成長した点だと思います。
また、2か月目を過ぎた頃から英語で喋っている夢を見るようになって驚きました(笑)
語学力の伸びと関係するのかは分かりませんが、毎日英語漬けの生活ならではの経験なのかもしれません。
留学中の生活費はどうしていましたか?
現金で3か月分の生活費を持って行きました。
1日に必要なお金は持ち歩き、残りはスーツケースを金庫代わりにしていました。
その代わり、自転車用の強固なワイヤーロックでスーツケースと家具を繋いで、スーツケースごと盗まれないように工夫していました。
旅行に行ったり、学生寮からアパートに移動するなど大きめの出費があった時はカード支払いにしていました。
また、キャッシュパスポートにお金をチャージしておいて、現金が足りなくなった時用の安心口座として一応作っていきました。
留学中の滞在方法は何でしたか?
最初の1か月は寮、残り2か月はシェアアパートに住んでいました。
留学中、一番苦労したことは何でしたか?また、その苦労をどう乗り越えましたか?
授業でも生活の場面でも、自分の考えや思いを英語で表現して伝える、ということが最初は思うようにいかず苦労しました。
クラス替えでレベルが高くとても厳しい先生になった時、私を含む日本人生徒以外は翌日に即クラス変更していました。
理由を聞くと「私は厳しい中でより、もっと楽しみながら学びたい。だから変えた。」と。
私は、すぐに変えることは逃げ出すようで悪いこと、と思いずっと我慢して授業を受けていましたが、クラス変更した友達の言葉からも、自分に合わなければ合う環境を求めて変えたらいい、と教えられた気がします。
私も、途中から自分に合ったコースやクラスを選択して、自分の快適な環境を作っていくようになりました。
3か月という貴重な留学期間を我慢して過ごすのではなく、自分に合うやり方は何か、自分が気持ちよく学べて成長できる環境が他にあるなら、自分の意思をきちんと主張して自分で求めていく、という大切さを知りました。
留学中、一番うれしかったこと・楽しかったことは何でしたか?
世界各国の友達ができたことがやはり嬉しかったです。
特に、寝食を共にした寮やアパートの同部屋の子とは同志というか、言葉だけでなくきちんと気持ちが伝わってコミュニケーションがとれているなと感じました。
学校の友達とは、最初はグループで行動していたのが、だんだん2人でお茶をしたりご飯を食べに行くなど、友達関係が密になって会話をできていると感じた時は嬉しかったです。
留学経験を現在何かに活かしていますか?
マルタ留学を考えられている方向けに情報発信できたらと思い、留学ブログを運営しています。
留学からかなり時間が経っていますが、いまだにブログに訪問した方からマルタ留学・旅行の相談、マルタに限らず留学に悩む女性からのお問い合わせなどを受けたりしているので、少しは役に立っているのかなと嬉しく思います。
2年前と、そしてつい先日マルタ旅行に行った時に、「ブログを見てマルタ留学を決断しました!」という方からぜひ会いたいと連絡が来て、マルタで会うという嬉しい経験もしました。とてもありがたいです。
また、自分の趣味とキャリアを活かして、マルタ旅行した気分が味わえるVR(バーチャル・リアリティ)体験や自主制作のマルタ情報本の制作・配布をするイベントを行ったりしています。
留学した事によって、あなたにどんな影響がありましたか?
留学ブログやイベント活動をしていることもあって、マルタ留学や旅行に行く方、行った方など、マルタを通じて、色んな方とたくさん知り合うことができました。
人間関係が広がっていくのはとても嬉しいことです。
最後に、留学をお考えの方に一言お願いします!
「行きたい!」と思った時が行き時なので、年齢や周りの意見など外の情報に振り回されることなく、自分の心からしたいことを実現させるために頑張ってください!
女性なら特に、就職や転職、結婚、そして出産などたくさんの人生のイベントがある中で、留学というのも大きな1つのイベントであり、どこのタイミングで実行するかはかなり重要で迷う選択だと思います。
海外生活体験をしてみたいけど、行きたいけど自信がない、帰ってきてからの不安、今行くべきなのか、など迷いがぐるぐると渦巻きますが、自分の中でどうしても外せない経験しておきたいことであれば、時間をかけてでもお金を貯めて周りを説得して、自分の想いを実現させてほしいと思います。
行ってみて出逢う「人・物・事」は、行ってみないと分からないですから。
いかがでしたか?
いろんな要因が重なり、マルタへの留学を決意されたokayodonさん。
情報発信やイベント活動など現在もマルタに関わる活動をされている様子から、あの時ニューヨークに行ってたら、他の国を選んでいたら今の彼女はなかったのではと考えてしまうくらい、マルタ留学での経験がokayodonさんに与えた影響が大きかったことが伝わってきますね!
okayodonさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
これからも『留学くらべ~る』では、ブロガーさんのインタビュー記事を随時、ご紹介していきます★留学やワーキングホリデーなど、少しでも海外生活に興味のある方は、ぜひ今後もチェックしてみてくださいね!
okayodonさんのブログはこちらから『マルタ島語学留学ブログ【まるぶろ。】-study abroad in MALTA-』