イタリア留学を思い立ったら!まずはビザについて調べよう
2018.09.13
留学くらべーる編集部
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目次
イタリア留学は日本でビザを用意しなければいけません。
ビザ申請の準備は何かと不安なことも多いのではないでしょうか?
イタリア留学の第一歩として、ビザの種類や申請書類などあらかじめ勉強しておきましょう!
イタリア留学に必要なビザは何かある?
ヨーロッパの中でも、人気の観光地として有名なイタリア。
アート、食、ファッションの分野において常にモードの最先端国として世界中で活躍している国です♪
ローマ帝国時代の雰囲気が残りながら、モダンでオシャレなイタリア留学に憧れる人も多いのではないでしょうか☆
まずはイタリア留学にはどんなビザが必要なのかを見ていきましょう。
申請方法は同じ!イタリア留学の目的でビザを選ぼう
イタリアの魅力に惹かれて留学をしようと決める人も多いかもしれませんが、観光目的で90日以内の短期であればビザは必要ありません。
90日以上の長期滞在のみビザが必要になってくるので、日本で事前に申告することになります。
ビザにも種類があり、目的によって異なるビザを取得しなければなりません。
そのためにも、ますは自分の目的をハッキリさせましょう!
また、ビザの申請方法や形式などが変わることもあるので、イタリア大使館かイタリア外務省のサイトでチェックをしてから、ビザの用意をすることをオススメします☆
語学留学や大学留学はビザの種類が異なります!
語学学校や大学、職業訓練を目的とした専門学校の場合は、90日以上・未満に関わらず必ず学生ビザを取得しなければなりません。
いずれも日本にいる間に必要書類を揃えて渡航前に発券してもらう必要があるので早めに準備しておきましょう。
ビザの有効期限は最長1年間で、イタリアに入国後に滞在許可証の申請が必要となります。
イタリアで働く場合は、現地での就職先が決まっていて、就業先企業に準備してもらう書類がいるので、準備してもらいましょう。
イタリア留学の学生ビザ(Visto per studio)について
イタリアの学校に通学する場合には、学生用の就学ビザの申請が必要です。
観光以外の目的で入国する場合にはビザが必要になり、発券までに時間がかかることもあるので余裕を持って準備しておくことが大切です☆
イタリア大使館へ申し込もう!
イタリアの語学学校や専門学校への入学を決めたらまずは必要な書類を確認しましょう。
きちんと書類を揃えて申請を行うことで、再申請などの手間もなくなるので、最短でビザの発券を受けられます♪
そこで必要なものを簡単にまとめてみました!
日本発行として必要なものは
●パスポート
●住民票
●銀行の残高証明(留学中の生活費用として証明:コピー可)
●海外損害保険加入書
●パスポートサイズの証明写真』
あとは、申請申し込みのための用紙である『イタリアビザ申請書』です。
この申請書はイタリア大使館HPか、イタリア外務省HPよりダウンロード印刷可能なので、確認してみましょう。
申請書には書類が必要!
申請書には、イタリア発行の書類を2つ添付する必要があります。
まずは、『入学許可書』。イタリアの学校から送られてくる、1ヶ月80時間以上の授業時間数やプログラムが明記されたものです。郵便かメールなどでイタリアから送られてきます。
もうひとつは、『アパート住居に関する証明書』。現地で住むためのアパートや寮などの契約書です。
これらを揃えて、自分の住民票から管轄の在東京イタリア大使館か、在大阪イタリア領事館へ申請します。
遠方の方の受け取りは郵送でも対応してもらえるようなので、大使館へ出向くのは一度で済むようにしっかり確認しておきましょう。
学生ビザ申請時の注意点
イタリア留学の準備期間は充分余裕を持って落ち着いて行うようにしましょう。
特にビザの申請では、予想外に時間がかかることもあり、書類を揃えて提出をした後、3日で発券されることもあれば、2~3週間かかることもあるので、余裕を持って取りとりかかれば安心できます♪
ビザ申請でイライラしないために!語学学校を決める前の情報収集がポイント☆
イタリアへ語学留学に行く場合は、語学学校がイタリアで認定されている学校かどうかを確認しましょう。
ビザの認可校でない場合、申請をしても許可が下りないこともあります。
逆に認可校でも、就学ビザの発券条件を満たしているか、週20時間以上のプログラムになっているかを確認した上で、申し込むことが大切になります。
もし過去にイタリアの就学ビザを発券してもらったことがある場合は、前回通った学校の終了証も、今回のビザ申請に必要になるので用意しておきましょうね!
イタリアの大学へ留学をする場合は同じ就学ビザですが、学校に直接出願することはできません。
在東京イタリア文化会館を通して出願することになります。
出願の手続きが終わったら、イタリアの大学やアカデミーで8月末~9月初に行われる、イタリア語能力試験を受験するための暫定ビザの発行が行われます。
その他(学生ビザ以外)のイタリア留学で使えるビザ情報
日本国籍の人は90日以内の短期留学ではビザは必要ありません♪
では、観光や就労など、学生ビザ以外で滞在をする方法はあるのでしょうか?
イタリア留学の方法アレコレ☆学生ビザだけじゃない!
ワーキングホリデービザ制度はイタリアにはありませんが、就業ビザや交換文化プログラム、研究プログラムのためのビザ制度があります。
いずれも受入れ機関が発行した書類がビザの申請で必要になってきますが、必要書類が変更になることも少なくないので事前にイタリア大使館のサイトなどでチェックすることが大切です♪
気づけば働きっぱなしで貯金には少しだけ余裕がある方は、90日以上の滞在を目的とした観光ビザを取得するのもいいかもしれません♪
イタリア語を少しだけ勉強しながら、観光したり旅行を楽しみたい方に人気の方法です。
少しでも低予算で渡航してイタリア語の習得を目指したい方には、ホームスティしながらホストファミリーの家事や育児を手伝う、オーペア(オペア)制度を利用するのもいいですよ☆
この場合は、観光でイタリアに入国し90日以内にオーペア先を見つけ、ビザ申請書類を作ってもらう必要があります。
個人で行うには少々難しい方法なので、オーペアの専門エージェントを利用するのがオススメです♪
シェンゲン協定国なら3ヶ月以内はビザ不要で行き来ができる♪
外国人の短期滞在に関する共通政策として、欧州国内にはシェンゲン協定があります。
シェンゲン協定とは、もともとは欧州間の貿易をスムーズに行うための措置でした。
現在では改正され、観光でも使用することが可能です。
イタリアを含むシェンゲン協定国の欧州に90日以内の滞在なら、ビザを国ごとに申請することなく自由にシェンゲン協定国内を行き来することができますよ♪
しかし、シェンゲン協定国を移動する場合は、期間に注意しなくてはいけません!
入国後『180日以内の90日間』がビザ不要の期間となっています。これは、過去180日以内の滞在日数が通算されるということです。
たとえば、入国して60日間ビザなしでイタリアに滞在後、シェンゲン協定国ではないイギリスに3日滞在しイタリアに再入国した場合、改めて90日間ビザなしでイタリア滞在が許可されるわけではありません。
前回イタリアには60日間滞在していたので、残り30日間が滞在可能期間になります。
30日以上の滞在は不法滞在となってしまうので、90日以上の滞在ではビザが必要であることを理解しておきましょう。
イタリア入国後の手続きについて
たくさんの書類を揃えて申請して、やっと手に入れたビザ!
これで一安心!でも、まだやらなければならないことがあります。
イタリアに入国してからも滞在許可申請の手続きがあるんです…あと少し頑張りましょう♪
ビザがあれば、そのままイタリアに住めるわけじゃない?!
イタリアに入国した後、8日以内に滞在許可申請を行わなければなりません。
現地に到着したら最寄の郵便局へ行き、『Kit(通称)』と呼ばれる滞在申請許可申請書を入手しましょう。
申請に必要なものはイタリアでも準備することができますが、空欄ページを含めたパスポートの全ページコピーや、背景が白のパスポートサイズ証明写真4枚、海外損害保険証券の両面コピー、入学許可書のコピー、クレジットカードの両面コピーなど、現地で準備するのではなくイタリア渡航前に日本で印刷しておいた方が便利ですよ♪
すべての書類を揃えたら郵便局から申請します。費用は合計で150ユーロほど。
滞在許可証が発行されると管轄の警察署から、引き取りに来るよう連絡がありますが、非常に時間がかかることが多いので気長に待ちましょう。
きちんと申請してあることが大切なんです!
滞在許可証が発行されるまでに時間がかかっても、申請時に受け取る『受領確認書』が滞在許可証の変わりになるので、大切に保管してくださいね☆
ビザ申請には事前準備が必須!慌てないイタリア留学のコツ☆
いかがでしたか?
イタリア留学のビザに関する準備は複雑そうに見えますが、それほど難しくはありません。
ただし、申請方法や書式などが変わることが多いため、最新の情報で準備ができるよう気をつけたいですね。
最新の情報を知ることのできる説明会に参加して資料を集めたり、イタリア留学専門のエージェントに相談して、変化に対応できるようにしておくことがイタリア留学への第一歩です!
留学エージェントには、わからないことや不安なことも相談できるので、心強い味方になってくれますよ♪