紙幣・コインが新しくなる!イギリスの通貨について
2024.10.15
留学くらべーる編集部
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目次
2016年9月13日、イギリスで新5ポンド紙幣が導入されたことによって、2017年5月5日からは旧5ポンド紙幣の使用ができなくなりました。
こちらでは、イギリスの新紙幣や通貨の種類、新紙幣の両替についてご紹介します。
最後には両替時に使えるフレーズもご紹介しているので、渡航をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね♪
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イギリスのお金ってどんなものがあるの?
そもそも、イギリスの通貨にはどのような種類があるのでしょうか?
旅行や留学に行かないと、なかなかイギリスのお金を目にする機会もないですよね。
まずは、イギリスの通貨の種類についてチェックしていきましょう!
イギリスのお金~硬貨
ペンス、ペニー(pence、penny)硬貨の種類
|金額|種類|裏面のデザイン| |:-|:-| |1ペニー|硬貨|城門落とし格子紋章| |2ペンス|硬貨|プリンス・オブ・ウェールズの羽根徽章| |5ペンス|硬貨|アザミの冠紋章(スコットランドの国花)| |10ペンス|硬貨|冠を頂くライオン| |20ペンス|硬貨|冠を頂くテューダー・ローズ(バラ)| |50ペンス|硬貨|イギリスを象徴する女神・ブリタニアとライオン|
ペンスは、記号で表記するときは「p」で表します。
現在、イギリスで使用されているペンス硬貨は6種類。
20ペンスと50ペンスは、世界的にも珍しい七角形の形をした硬貨も流通しています。
また、上記のデザインは2008年に新しいものに変わっており、そのデザインには驚きの工夫が…。
なんと、6枚の硬貨をある並び順に並べると、イギリス王家の紋章が入った盾の模様が完成するんです!
6種類の硬貨を手にする機会があったら、記念に並べてみるのもいいですね♪
イギリスの硬貨は、それぞれサイズが大きく異なります。
10ペンス硬貨の直径(24.5mm)が日本の10円玉の直径(23.5mm)と比較的近いと考えると分かりやすいかもしれませんね!
ポンド(pound)硬貨の種類
金額 | 種類 | 裏面のデザイン |
---|---|---|
1ポンド | 硬貨 | イギリス王室の紋章入り盾 |
2ポンド | 硬貨 | ブリタニア |
ポンドは、記号で表記するときは「£」で表します。
ポンド硬貨の種類は、現在2種類。
また、1ポンド硬貨は2017年からなんと十二角形の硬貨が流通を始めました!
新しい1ポンド硬貨の裏面には、王冠とともにバラ、アザミ、リーキ、シャムロック(イギリス各国の国花)がデザインされています。
さらに、ポンド硬貨のデザインは年ごとによって変わっていくようです。
さまざまなデザインの硬貨を比べてみるのも、滞在時の楽しみのひとつにしていいかもしれませんね♪
イギリスのお金~ポンド紙幣
|金額|種類|裏面の人物|
|:-|:-|
|5ポンド|紙幣
2016年9月新紙幣に|女性社会活動家のエリザベス・フライ
↓ 新紙幣
イギリス元首相のウィンストン・チャーチル|
|10ポンド|紙幣
2017年9月新紙幣に|『進化論』で知られる自然科学者のチャールズ・ダーウィン
↓ 新紙幣
『傲慢と偏見』で知られる小説家のジェーン・オースティン|
|20ポンド|紙幣
2020年新紙幣に|『国富論』の著者である哲学者のアダム・スミス
↓ 新紙幣
ロマン主義の画家であるJ・M・W・ターナー|
|50ポンド|紙幣|発明家のジェームズ・ワット、イングランドの実業家であるマシュー・ボールトン|
現在、イギリスで一般的に使われている紙幣は4種類です。
ただし、この中でも最高額の紙幣である50ポンド札は、日常生活でもあまり使われることはありません。
また、イギリス紙幣は表面と裏面で人物のデザインが違います。
表面はエリザベス女王で統一されており、裏面はイギリスの歴史に名を残したさまざまな人物が描かれています。
2016年〜2020年の間に新紙幣に変わります
2016年9月に5ポンド紙幣が新紙幣になり、2017年には10ポンド、2020年に20ポンドの紙幣が順次新しくなります。
旧紙幣は、一定の期間が経つと利用できなくなるので、今後イギリスに渡航予定の方はイギリスのお金情報もしっかり確認しておきましょう!
水に濡らしても大丈夫!?「ポリマー紙幣」とは
新5ポンド札に導入されたポリマー紙幣とは、旧5ポンド紙幣と異なり、紙ではなく「合成樹脂」(いわゆるプラスチック)を材料として使用しているとことが大きく異なります。
ポリマー紙幣の大きな特徴としては、
- 紙幣が長持ちするため、紙幣を印刷する回数が減り紙の削減につながる
- 水に濡れても利用できる
- 紙幣の寿命が紙の2.5倍ほどにもなる
- セキュリティの性能が上がり、偽造されにくい
といった点が挙げられます。
ポリマー紙幣は、オーストラリアをはじめ世界25か国以上で使われており、中にはすべての紙幣がポリマー紙幣という国も。
今後変更予定の10ポンド・20ポンド紙幣もポリマー紙幣になるとイングランド銀行は発表しています。
さまざまなメリットをもった、画期的なアイデアですね!
使えなくなったお金はどうすればいいの?
では、イギリスで旧紙幣が使えないと言われた場合、どうすればいいのでしょうか?
イングランド銀行は、旧5ポンド紙幣や10ポンド紙幣を交換する際には、イングランド銀行で交換することが可能だと伝えています。
5ポンド紙幣に関しては、持参以外に郵送でも受け付けているということです。
両替はどこでできるの?
「イギリスへ行くのに、どこで両替をしておけばいいの?」「イギリスでお金を両替したいけど、どこでできるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
こちらでは、イギリス渡航前、あるいは渡航後にイギリスで両替をする場合、どこでできるのかについてご紹介します。
日本であらかじめ両替しておく
日本の空港や各銀行で、あらかじめ両替を済ませておくことができます。
日本で済ませておくことのメリットは、やはり日本語で対応ができるということ。
また、事前に両替しておくことでいざという場合に慌てることがない、というのも安心ですよね。
一方で、日本でまとめて両替を済ませてしまうと、イギリスで大金を持ち歩く可能性があり、安全面が心配されます。
イギリス到着後、すぐに必要になると考えられる分だけ両替しておくというのも、ひとつの方法です。
空港、銀行、郵便局などで両替をする
イギリス国内では、空港や銀行、郵便局といった公共機関で両替をすることができます。
時期によってレートが異なったり、また時間帯によっては店舗がお客で混雑しているということも考えられます。
また、対応時はほとんど英語でのやり取りになるので、「語学力に自信がない…」という方は、両替時に使う最低限のフレーズを覚えておくなどするといいでしょう。
メリットとしては、銀行や郵便局での両替では手数料が必要ないことが挙げられます。
両替所を利用する
街中、あるいはデパートやスーパーの中には両替所が設置されていることがあります。
両替できるところ | 両替所や店名 |
---|---|
街中の両替所 | ●TRAVELEX ●The Money Shop ●Currency Exchange |
両替できる店 | ●Harrods ●Marks & Spencer ●House Of Honover |
上記は、両替ができる場所の一例です。
注意点としては、両替の際に手数料を取られる可能性が高いということ。
ただし、Marks & Spencerなど一部の店では手数料がかからないという場合もあるので、上手に両替所を利用していくといいでしょう。
両替のとき、銀行などで使える英語フレーズ!
「両替したいけど、英語でどうやって言うんだろう…」と心配な方もいるのでは?
こちらでは、両替の際に使われる英語フレーズをいくつかご紹介します。
渡航先で一度はすることになるであろう両替。
頭に入れておくことで、よりスムーズに両替の手続きができるでしょう。
両替時に使える英語フレーズ例
日本語 | 英語 |
---|---|
どこで両替ができますか? | Where can I change money? |
ここから1番近い銀行はどこですか? | Where is the nearest bank from here? |
円をドルに両替できますか? | Can I change (Japanese) yen into dollars? |
両替してください。 | Money exchange, please. |
交換レートはいくらですか? | What's the exchange rate? |
手数料はいくらですか? | How much is the commission? |
(相手から)どのように両替しますか? | How would you like bills? |
すべて20ドル札でお願いします。 | All in 20-dollar bills, please. |
20ドル紙幣2枚と10ドル紙幣を5枚お願いします。 | I'd like two 20-dollar bills and five 10-dollar bills please. |
小銭も混ぜてほしいです。 | I'd like some small change. |
この20ドル札をくずしてください。 | Please break this 20 dollar bill. |
イギリス渡航前にお金についてチェックしておこう!
いかがでしたか?
旅行でも留学でも、お金の取り扱いは切っても切り離せない関係ですよね。
近年では、クレジットカードによる支払いの場面も増えてきましたが、やはり硬貨や紙幣を使う機会は多々あります。
支払いの場面で時間がかかったり、「金額が足りない!」となると、ドキドキしちゃいますよね。
また、イギリスには「チップ」という、日本には馴染みのない習慣もあります。
イギリスへ留学やワーホリなどで渡航予定のある方は、お金情報をしっかり確認した上で、スムーズなイギリス生活を送っていけるようにしていきましょう!