フィリピン留学の費用を期間別でご紹介!気になる内訳や節約術なども【2024年版】
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目次
フィリピン留学の費用は、1ヶ月の短期留学で約26~46万円、1年間の長期留学で約215~310万円が目安です。
こちらでは、フィリピン留学にかかる費用を2週間から1年までの期間別でご紹介!渡航費や語学学校の学費などの費用の詳細や留学費を節約する方法についても解説しているので、「フィリピン留学したいけど費用がネック……」とお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
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SUPERVISER ー この記事を監修した人 ー スマ留 コンサルティングチームマネージャー。 マルタ共和国、アメリカ、フィリピンでの留学経験を経て、年間利用者数8,000人超の留学エージェント「スマ留」を運営する株式会社リアブロードに入社、入社以来7年にわたって留学カウンセラーとして留学生をサポート。現在はマネージャーとして、留学カウンセラーが在籍するコンサルティングチームを指揮する。 監修者の詳細はこちら:留学ならスマ留 |
フィリピン留学の費用目安
2週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|
16~31万円 | 26~46万円 | 43~71万円 | 63~101万円 | 114~167万円 | 215~310万円 |
表に含まれる費用内訳:学費・居住費・生活費・渡航費・海外留学保険費・ビザ申請費など
フィリピン留学にかかる費用の内訳一覧
費用の種類\期間 | 2週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
渡航費(往復) | 3~10万円 | 3~10万円 | 3~10万円 | 3~10万円 | 3~10万円 | 3~10万円 |
海外留学保険費 | 0.6~1万円 | 1.5~2万円 | 4~6万円 | 5~8万円 | 12~15万円 | 20~25万円 |
諸手続き費用(パスポート・ビザ申請費など) | 1.1~2.7万円 | 1.1~2.7万円 | 2.7~6万円 | 3.5~6万円 | 3.6~6.2万円 | 3.6~6.2万円 |
健康診断料 | 2~3万円 | 2~3万円 | 2~3万円 | 2~3万円 | 2~3万円 | 2~3万円 |
学費 | 5~7.5万円 | 10~15万円 | 15~20万円 | 25~35万円 | 45~55万円 | 90~110万円 |
居住費 | 1.5~2.5万円 | 3~5万円 | 6~10万円 | 9~15万円 | 18~30万円 | 36~60万円 |
生活費 | 1.5~2.5万円 | 3~5万円 | 6~10万円 | 9~15万円 | 18~30万円 | 36~60万円 |
その他の費用(交際費・交通費など) | 1~2.5万円 | 2~3万円 | 4~6万円 | 6~9万円 | 12~18万円 | 24~36万円 |
フィリピン留学前(渡航前)にかかる費用
渡航費や海外留学保険費、ビザ申請など、フィリピン留学出発前にかかる費用にはいろいろな項目があります。
「フィリピン留学前の準備って何が必要なの?」という疑問について、こちらでお答えしていきます!
フィリピンへの渡航費(往復)
フィリピンへの渡航にかかる費用は、往復でおよそ3~10万円です。
航空会社や出発時期などによっては、渡航費用をより安く済ますことができる場合もあります。
日本からフィリピンへは直行便も飛んでいるため、乗り継ぎなどで費用や渡航時間がかからないのも嬉しいポイントですね!
海外留学保険費用
フィリピン留学にかかる海外留学保険費用の目安は、1ヶ月でおよそ1.5~2万円、1年間でおよそ10~20万円です。
フィリピン留学の場合、保険に必ずしも入っていなければならないという規定はありません。
ですが、慣れない国の環境ではいつどのようなトラブルに見舞われるか予想できないので、特に初めての渡航の方は海外留学保険に加入しておくことをおすすめします。
保険会社によっては、フィリピン留学専用のプランを用意しているところもあります。
フィリピン留学の保険を考えている方は、まずは保険会社のホームページから情報を確認してみましょう!
諸手続き費用(パスポート・ビザ申請費など)
フィリピン留学に必要な手続きとして主に挙げられるのはパスポートとビザの申請の2つで、合計しておよそ1.1~6.2万円ほどの費用がかかります。
■パスポート手数料
年齢 | 有効期限 | 手数料 |
---|---|---|
12歳未満 | 5年間 | 6,000円 |
12歳以上 | 5年間 | 11,000円 |
18歳以上 | 10年間 | 16,000円 |
パスポートの取得は、有効期限や作成時の年齢によって費用が変わってきます。
特に、10年間有効なパスポートは格安での取得が可能!
18歳以上で長期の海外滞在や複数回の海外渡航をお考えの方は、ぜひ作成を検討してみてくださいね♪
参照:外務省
■各種ビザ
ビザ名 | 概要 |
---|---|
観光ビザ | 31日以上の滞在の場合に取得が必要 |
学生ビザ | 18歳以上で、指定の教育機関で教育を受ける場合に取得が必要 |
SSP(Special Study Permit) | 語学学校などに入学して学習する場合に取得が必要 |
ACR-I-CARD(Alien Certificate of Registration Identity Card) | 60日以上の滞在の場合に取得が必要 |
ECC(Emigration Clearance Certificate) | 6ヶ月以上の滞在の場合に取得が必要(出国許可証) |
■ビザ申請にかかる費用
項目 | 費用 |
---|---|
観光ビザ | 入国から30日までの滞在では無料ですが、以降は延長期間や通う語学学校(代行申請手数料)などによって手数料が異なります |
SSP(Special Study Permit) | 6,500~7,000ペソ(約16,250~17,500円) |
ACR-I-CARD(Alien Certificate of Registration Identity Card) | 3,000~3,500ペソ(約7,500~8,750円) |
ECC(Emigration Clearance Certificate) | 1,300~2,600ペソ(約3,250~6,500円) |
※1フィリピンペソ=約2.5円(2023年12月時点)として計算しています。
参照:フィリピン共和国大使館
健康診断料
フィリピン留学のための健康診断に必要な費用は、およそ2~3万円が目安です。
基本的な内容のみで診断を希望する場合ならば、およそ1万円前後からの受診も可能。
ただし、利用するプログラムや通学する学校によっては、事前に健康診断の項目などを指定されることも考えられます。
また、海外渡航で必要な健康診断書は英文表記を求められることが多いです。
上記のような点を考慮に入れて、診断を受ける際には余裕をもって金額を準備しておくようにしましょう。
健康診断は渡航の直前にすぐできるものではないので、準備不足にならないためにも早めの予約・受診をしておくことが大切です。
フィリピン留学中にかかる費用
学費、居住費、生活費など、現地滞在にはさまざまな費用がかかります。
こちらではフィリピン滞在中に必要な費用について解説しているので、参考にしながら留学計画を立てていきましょう!
フィリピン留学にかかる学費
フィリピン留学で必要になってくる学費は語学学校に通う場合、1ヶ月あたりおよそ10~15万円が目安です。
留学の目的 | 学費の目安(1年) |
---|---|
語学留学 | 10~15万円 |
高校留学 | 20~40万円 ※食事・滞在費込み |
大学留学 | 15~30万円 |
大学院留学 | 15~30万円 |
フィリピンの語学留学などでは、語学学校の学費と食事と宿泊費用が含まれた料金が提示されているプランも多くあります。
留学目的によっては、留学にかかる予算の計算がしやすくなりますね!
大学留学、大学院留学にかかる費用は、学費のみで1年間あたり15~30万円ほどが相場。
同じ英語圏への留学でも、欧米と比較したとき圧倒的に学費を安く抑えることができます。
また、フィリピンでは私立の大学に通う場合でも、学費は国立大学と大きな差はない場合が多いです。
たとえば、フィリピンの大学の中でも人気のデ・ラ・サール大学では、18単位取った場合の学費は10~13万円がひとつの目安。
ほかにも、ザ・イースト・マニラ・キャンパス大学では、会計学の理学士として23単位を取る場合にかかる学費はおよそ11万円となっています。
「私立の大学に留学したいけど、学費が高額……」と迷っている方は、ぜひフィリピンの私立大学も留学先として検討してみてくださいね!
フィリピン留学での居住費
フィリピン留学のプログラムでは、学費の中に滞在費が込みになっているものが多い点が特徴です。
特に海外慣れしていない方の場合、自分で滞在先を探すなどの手間を減らすことができ不安も少なくなりますね!
プログラムの内容や留学目的によって細かい費用は異なってきますが、1ヶ月あたりの学費・滞在費・食費を含めた費用の目安は10~20万円を考えておくといいでしょう。
また、学生寮に滞在する場合はデポジットが約1万円ほどかかることも覚えておくと安心です。
「フィリピンで一人暮らしをしたい」という場合は、立地や物件によっても変動しますが、ベッドや家電付きの部屋でも1ヶ月の家賃が3万円程度のところもあります。
自分の留学目的と照らし合わせながら、居住スタイルも考えていきましょう。
フィリピン留学での生活費
フィリピンでかかる1ヶ月あたりの生活費は、およそ3~5万円です。
日本よりも物価が安いフィリピンでは、生活費にかかる負担も他国と比べるとあまり大きくありません。
たとえば食費を例に考えると、フィリピンでは地元のローカル料理で食事をした場合、1食あたり100~300円程度でおさめることが可能!
ちなみに、外資チェーン店や日本食の料理店の場合は、およそ1,000円前後からと日本とあまり変わらない金額になります。
より生活費を抑えて留学をしたいという方は、学費・食費・宿泊費がセットになっているプランを選ぶのもおすすめですよ♪
フィリピン留学中の滞在で必要になるその他の費用(交際費・交通費など)
フィリピンの滞在で必要になるその他の費用は、1ヶ月あたりおよそ2~3万円が目安です。
フィリピンの交通費は、日本と比較するとかなり安価!
電車、バス、タクシーといった主要交通機関を例にとると、およそ以下のような料金が目安となります。
- 電車:1回の移動でおよそ30~70円
- バス:初乗り料金がおよそ25~30円
- タクシー:初乗り料金がおよそ100円前後
もちろん、贅沢のしすぎは禁物ですが、時には交通機関を上手に使って国内観光を楽しんでみるのもいいでしょう。
監修者コメント バスは安いですが、治安があまり良くなく地元民しか乗りません。 移動はタクシーか「バイクタクシー」がおすすめです。ぼったくりも多いため、専用の配車アプリを利用しましょう。 |
フィリピン留学費用の節約術
英語圏の中では圧倒的に留学費用を抑えられるフィリピン。
さらに、費用の節約術を上手く活用できれば、よりオトクにフィリピン留学を実現できるかも!
留学前、留学生活の中での費用の節約どころをこちらでご紹介していきます♪
フィリピン留学前(渡航前)にできる節約術
「留学出発前から節約なんてできるの?」とお思いの方もいるかもしれません。
ですが、渡航費や学費などはあらかじめ使う額が分かっているので、ポイントを押さえれば少しずつ費用の負担を減らすことができますよ!
渡航費の節約術
フィリピンへの渡航を考える場合、
- オフシーズンを狙うこと
- チケットの予約はできるだけ早く行うこと
- 格安航空会社を利用すること
といった点を考えながら航空チケットを探していきます。
フィリピンへの航空チケット代が安くなる時期としては、GWや年末年始、仕事始めといった時期はできるだけ避けるようにしましょう。
これらの時期は繁盛期にあたるので、チケット代も高騰する可能性が高いです。
また、留学の予定が早めに立てられる場合は、チケットの予約を早いうちから押さえておくのもポイント。
さらに、格安の航空会社を利用するなど上手く節約術を組み合わせれば、片道1万円台からチケットを手に入れられる場合もあります。
学費の節約術
フィリピンの語学留学で学費を節約するには、プログラムを積極的に活用していきましょう。
長期の留学の場合でも、欧米よりもかなり費用を下げて英語を学ぶことができます。
短期で集中的に英語力を上げたい方、長期間じっくり英語力を磨きたい方……。
さまざまなスタイルのフィリピン留学に向けたプログラムが、安く用意されていますよ♪
また、大学や大学院への留学を検討している方には、奨学金制度の利用もおすすめ。
「トビタテ!留学JAPAN」をはじめ、民間団体が募集している制度などもあります。
たとえば、「佐藤陽国際奨学財団」では、2018年度に留学する学生に対して、学部生ならば月額15万円、大学院生ならば月額18万円を支給するという内容で募集が行われていました。
ただし、希望者はいくつかの応募資格を満たしている必要があるので、奨学金制度の利用を考えている方は応募要項などをしっかりチェックしておくようにしましょう。
居住費の節約術
フィリピン留学で居住費を節約するなら、語学学校の学費や居住費、食費まで込みになっているプログラムに参加することがひとつの方法です。
滞在先を探す手間が省けるだけでなく、一通りの生活準備がそろっているため余計な準備をする必要がありません。
居住費や食費のやりくりを考える必要がないので、特に初めて海外生活を送る方にはおすすめです。
一人暮らしの物件を探す場合、立地の他に「警備員などのセキュリティ体制がどれくらい整っているか」によっても家賃が変わってきます。
家賃が高いほどセキュリティがしっかりしている傾向にあるので、周辺の治安などを考えながら物件を探していきましょう。
また、複数人で1つの物件をシェアすれば、1人あたりの家賃を抑えることも可能ですよ♪
監修者コメント 学生寮は1~4名部屋までありますが、費用を抑えるなら4名部屋がおすすめです。 費用を抑えられるだけでなく、日常英会話を鍛えるチャンスです! |
フィリピン留学中にできる節約術
海外で生活するうえで、留学費用にも影響する為替や現地でかかる生活費の相場は把握しておきたいところ。
こちらで大まかなポイントを押さえてから、フィリピン留学の予算を立てていきましょう!
為替の節約術
海外へ行く前には、為替の動きをしっかり確認してから計画を進めていくようにしましょう。
為替が円高の状態であるときをメドに渡航予定を立てていけば、現地での買い物などで少しずつ節約していくことが可能です。
フィリピンは日本よりも物価が安いので、円高時にタイミングよく留学できればより節約がしやすくなりますよ♪
生活費の節約術
フィリピン留学で生活費を抑えたい場合、学費・滞在費・食費を含んだ費用を提示しているプログラムを探してみましょう。
そういったプログラムを利用すれば、月々のやりくりは雑費や交際費が主になっていきます。
一人暮らしの場合でも、フィリピンは日本より物価が安いため、地元のローカル料理などであれば外食費も大きくかさばることはありません。
ですが、より生活費を抑えるならば、外食と自炊を組み合わせながら生活していくことがポイント。
ローカルのスーパーマーケットなどで食材を購入すれば、より食費の節約につなげることができますよ。
留学中の費用が大きく変わる!気になるフィリピンの物価
フィリピンの物価は、日本や欧米諸国に比べて安い傾向にあります。
食費の面で考えても、ランチを外食で済ませても1食あたり500円以内で収まることも多いです。
ただし、外資系のお店や日本食のレストランなどを利用した場合、日本とあまり変わらない料金……と感じるところも。
海外で暮らしていると、ときには日本食や食べ慣れたファストフードなどが恋しくなることもあるでしょう。
現地の物価と相談しながら、生活費がかさばり過ぎない程度に食事や買い物をすることが大切です。
フィリピンの物価目安
項目 | マニラ | セブ |
---|---|---|
ペットボトルの水(1.5L) | 43.99ペソ(約110円) | 40.86ペソ(約102円) |
マクドナルドのハンバーガーセット | 200ペソ(約500円)) | 200ペソ(約500円) |
最低時給 | 農業部門:573/非農業部門:610ペソ(約1,430円/約1.530円) | 10人未満の事業所:458ペソ/非農業部門:468ペソ(約1,150円/約1,170円) |
※2023年12月時点
参考:NUMBEO
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フィリピン留学のプログラムを選ぶポイント
フィリピンの留学プログラムを選ぶ際に重要となるポイントは、留学プログラムに含まれる費用内訳と、留学エージェントのサポート内容です。
お金だけでなく総合的な視点で自分に合ったものを探していきましょう。
留学プログラムに含まれる費用内訳を確認
フィリピン留学の場合、さきほどもお伝えしたようにプログラムによっては語学学校の学費に食費や宿泊費などが含まれているケースがあります。
「そのほうが楽でお得♪」という人もいれば、「せっかくだから自分の思うように滞在したい!」という人もいるでしょう。
お金だけでなく、内容の面でも満足できるフィリピン留学にするために、プログラムに含まれる費用内訳を確認し、具体的にイメージして選びましょう。
留学エージェントのサポート内容を確認
留学プログラムを提供している「留学のエージェント」は、留学先の手配や留学中のサポートなどを行う代理店のことです。
フィリピンに留学した人の実際の様子や語学学校のことなど、現地の情報に精通していたりサポートが充実していたりといろんなメリットがあるんですよ♪
複数のエージェントを比較するのがおすすめです!
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「英語を学びたいけど、欧米への留学だと費用が足りない……」という方でも、フィリピン留学ならば実現に近づけられるのでは?
親子留学や大学留学、欧米留学前に語学力を身につけるステップとして留学してみたりなど、希望者のさまざまなスタイルに応えられるフィリピン留学をぜひ視野に入れてみてくださいね♪
フィリピン留学関連情報
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