留学やワーキングホリデーで大切な海外保険についてチェックしよう!
2023.11.09
留学くらべーる編集部
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目次
留学やワーキングホリデー中、安心して海外生活を送るために欠かせないのが海外保険です。
「海外保険は高いって言うし、できれば加入したくない…」という方もいるかもしれませんが、海外保険は病院での治療以外にもさまざまな補償がついてきます。
このページでは、海外生活におすすめの海外保険会社や加入手続きの方法、クレジットカードでお得に利用する方法、よくある質問などをピックアップしてご紹介しています。
留学やワーキングホリデーに少しでも興味のある方は、ぜひ続きをご覧ください!
海外保険について
海外保険とは、旅行や留学など海外滞在時に発生した病気・事故・トラブルに対して費用などを補償してくれる保険です。
「身体も健康だから病院いかないし…保険は必要ないよね!」と思っていても、実際は何が起きるかわかりません。
まずはじめに海外保険についてお話しするので、海外への渡航をお考えの方はしっかり確認しておきましょう。
留学やワーホリで海外保険は必要?
海外でトラブルが発生したときや治療が必要となったときに助けてくれるのが海外保険です。
海外では医療費自体がかなり高く、支払いできるかどうかが重要なため、保険に入っていないと治療を断られることもあります。
また、保険に入っていないからといって病院に行くのを避けてしまうと、どんどん症状が悪化し、いざ治療を受ける際には最悪手遅れという事態になってしまう可能性も!
海外保険は「安心」を保証するためのものです。
渡航先の国や学校によっては海外保険の加入が必須条件となっている国もあるので、必ず予算に含めるようにしましょう!
補償は医療費だけじゃない!
海外保険は、基本的に以下のような補償内容が含まれています。
- 傷害・疾病死亡
- 傷害後遺傷害
- 治療・救援費用
- 賠償責任
- 手荷物損害
上記を見てわかるように、海外保険は医療費をサポートするだけではありません。
オプションなどにもよりますが、盗難時の対応や病院での日本語通訳サポートなども含まれていることが多いです。
自分がどの補償を必要とするのかをしっかり考えて、海外保険のプランを立てていきましょう。
海外保険の料金
海外保険は、死亡補償や緊急一時帰国補償など人によって選ぶプランがさまざまです。 1ヶ月であれば1~3万円が目安で、1年間となると10万円以下の人もいれば40万円以上かかったという人もいます。
海外保険の料金を予算内に収めるには、セットになっているプランを選ぶより、一つひとつオーダーメイドすることが大切!
プランやオプションを細かく比較し、自分にぴったりの補償をしてもらえる保険を選ぶことをおすすめします!
プラン別の費用例
項目 | セットでの補償額 | オーダーメイドでの補償額 |
---|---|---|
傷害・疾病死亡 | 6000万円 | なし |
傷害後遺傷害 | 3000万円 | 1000万円 |
治療・救援費用 | 5000万円 | 3000万円 |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 |
手荷物損害 | 10万円 | 10万円 |
保険料 | 23,000円 | 18,000円 |
あくまで一例ですが、たとえば留学期間が1ヶ月(30日)の場合は、補償内容を変えることで、5,000円程度節約することができます。
もちろん他の補償内容を変えることで、さらに節約することも可能です。
「生命保険に入ってるから死亡補償はなしでいいや」、「賠償責任だけはちゃんとつけておこう」など、自分の状況や考え方によって変えられるのがオーダーメイドのメリットですね。
海外保険加入の方法
海外保険に加入するには、大きく分けて「代理店」と「インターネット」と「郵送」の3つの方法があります。
それぞれメリットやデメリットがあるので、詳しく見ていきましょう!
保険や留学の代理店で加入手続きをする
実店舗に入って海外保険に加入するメリットは、なんといってもその場で疑問点を解決できるということです。
自宅の近隣に海外保険に対応した店舗がない場合は少々不便ですが、バラ掛け(1日単位での加入)や細かい条件の見直し等ができるので、しっかり見極めてから加入したいという人にはぴったりです。
【加入の流れ】
- 加入する海外保険会社を決める
- 加入予定の海外保険を扱っている代理店を探す
- 店舗に行き、手続きや料金の支払いを行う
- 証明書などを受け取る
インターネットから加入手続きをする
クレジットカードがあれば申し込んですぐに加入できるのがインターネットからのメリット。
また、プリンターで証明書を印刷することもできるので、書類で必要な場合も簡単なのでおすすめです。
ただし、インターネットからの加入では、3ヶ月以上の加入ができない保険会社がほとんどなので、加入期間を確認しましょう。
【加入の流れ】
- 加入する留学保険会社を決める
- 保険会社のサイトから申し込みの手続きをする
- 証明書を印刷する
郵送で加入手続きをする
郵送の場合は、まずインターネットで資料請求等の手続きを行うことから始まります。
複数の資料を取り寄せれば店舗に行かなくても比較検討できますが、書類のやり取りを挟むため、他の方法よりも証明書発行までに時間がかかることがほとんどです。
できるだけ早く証明書がほしいという方は、インターネットや代理店での加入をしたほうが安心でしょう。
【加入の流れ】
- 加入する留学保険会社を決める
- インターネットで資料を請求する
- 必要事項を記入した申込書を返送する
- 料金を振り込む
- 証明書が郵送で送られてくる
海外留学保険と海外旅行保険の違い
いくつかの保険会社は、海外旅行保険とは別に海外留学保険も取り扱っています。
どちらも海外での事故や病気に対処してくれる保険ではありますが、海外留学保険のほうが現地での生活や留学生ならではのトラブルを考慮した補償がプラスされます。
大きな違いは補償範囲の広さ!
海外旅行保険と海外留学保険との大きな違いは、補償範囲の広さです。
たとえば海外留学保険では下記のような場合に補償が行われます。
- アパートに置いていたパソコンを盗まれた場合
- アパートが火事になり、家主に損害賠償請求をされた場合
- 身内の不幸などで緊急的に一時帰国する必要がある場合
一方、海外旅行保険ではアパートでのトラブルは補償範囲外になります。
補償内容は留学期間や宿泊施設によって変わってくるので、留学時の予定に合わせてどちらにするのか選ぶのもよいでしょう。
おすすめの海外保険会社
次に、ワーキングホリデーや留学のプランを扱っているおすすめ海外保険会社を留学期間別にご紹介します。
こちらで取り上げた海外保険は365日24時間日本語サポートがついているので、はじめての海外という方でも安心です!
また、保険会社によっては国ごとに費用が変わらない場合もありますが、今回は留学先をアメリカと仮定して費用を提示しています。
海外保険はホームステイやシェアハウスなどの滞在方法、滞在予定国によって異なるため、あくまでも目安としてお考えください。
短期留学でおすすめの保険
短期留学の場合は、海外留学保険ではなく海外旅行保険を選んでも問題ありません。
インターネットからでも手軽に申し込めるので、留学前など準備が忙しいときでも手配を進めやすいでしょう。
会社名 | 1ヶ月間の保険料(目安) | おすすめポイント |
---|---|---|
t@biho | 約1.3万円 | 付保証明書の発行や保険期間の延長もネットで可能 |
損保ジャパン | 約2.4~2.7万円 | 出発当日の申し込みでもOK。オーダーメイドプランもある |
三井住友海上 | 約2.6~6.7万円 | 海外旅行保険ならリピーター割引がある |
長期留学でおすすめの保険
長期留学であれば、できれば留学保険に加入したほうが安心です。 急なトラブルに備えて、緊急一時帰国費用が補償に含まれるプランを選ぶのもよいでしょう。
会社名 | 1年間の保険料(目安) | おすすめポイント |
---|---|---|
AIG損保 | 約24~30万円 | 顧客満足度93.3%。留学期間に応じた補償が充実 |
t@biho | 約20万円 | 歯科治療や妊娠初期など補償の選択範囲が広い |
東京海上日動 | 約16~26万円 | プランが多く、予算に応じて選択しやすい |
海外保険加入の証明書が何の言語に対応しているかもチェックしよう!
証明書を発行できる言語も保険会社によって異なります。
たとえばジェイアイ傷害火災や東京海上日動は7ヶ国の言語に対応しています。
自分がどの国に渡航するのかということも考慮に入れながら、保険会社を決めてくださいね。
クレジットカードに付帯する保険について
ビザ申請料の支払いにクレジットカードが必要な国もあるので、海外に滞在する場合、ほとんどの方がクレジットカードを所有していることでしょう。
3ヶ月以内の短期に限りますが、海外での保険料を安く済ませるにはクレジットカードの保険を利用するのもひとつの手です。
付帯保険とは
付帯保険とは、クレジットカードのサービスのひとつとして利用できる海外旅行傷害保険のことです。
適用される期間や条件はカードによって異なりますが、多くは3ヶ月までを補償期間として設定しています。
また、クレジットカードに付帯する保険を利用するメリットは、その安さにあります。
年会費が無料のクレジットカードでも海外保険が付随しているものがあり、はじめの3ヶ月はクレジットカードの保険を利用し、残りの滞在期間は保険会社に加入するという方も多くいます。
ただし、クレジットカードの保険ではカバーされない補償があったり、盗難対策も必要になったりするので、滞在先の治安などを考慮して決めましょう。
自動付帯・利用付帯について
クレジットカードによっても異なりますが、日本から出国した段階で保険が適用される場合(自動付帯)と、航空券の支払いなどでカードを利用しないと保険が適用されるようにならない場合(利用付帯)とがあります。
後者だと、カードを使っていないとサポート対象外となってしまうため、自分のクレジットカードがどちらの種類か事前に確認しておくことが大切。
今からクレジットカードを作るという人は、自動付帯のものを選ぶのもおすすめです。
おすすめの保険付きクレジットカード
こちらでは、海外旅行保険付きのおすすめクレジットカードを3つご紹介します。
いずれも年会費は無料なので、学生さんでも申し込みやすいのがメリット。
補償内容をそれぞれ比較するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
種類 | エポスカード | 楽天カード | Delight JACCS CARD |
---|---|---|---|
付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 200万円 | 最高200万円 |
賠償責任 (免責なし) |
2,000万円 | 2,000万円 | 最高2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 最高200万円 |
携行品損害 (免責3,000円) |
20万円 | 20万円 | 最高20万円 |
海外保険に関するその他の情報
最後に、海外保険に関するさまざまな情報をまとめました。 留学やワーキングホリデーは長期滞在になることが多いので、疑問点をしっかり解決してから渡航に臨みましょう!
日本国内の保険会社と海外の保険会社の違い
海外保険には、日本の保険会社以外にも海外で保険を扱っている会社もあります。
渡航先によっては必ずしも日本の保険会社に加入する必要はなく、現地の保険会社に加入しても大丈夫です。
海外の保険会社は、日本の会社よりも保険料が割安で済むことが多いのが特徴。
ただし、盗難や破損に関する補償がなかったり補償金額が少なかったりするので、詳細をしっかり比較してから判断するようにしましょう。
語学力が不安という方には、海外の保険会社でも日本語でのサイトやサポートが行われている場合があります。
日本の保険会社では予算が厳しいかも…という方は、海外の保険会社を見てみるのもおすすめです。
渡航前に歯医者へ行けば保険料が安くなる!?
海外での医療費は高いと言われていますが、特に歯医者の治療は高額になってしまうことが多いです。
そのため、海外保険には別プランやオプションとして「歯科治療費用補償」がつけられることもあります。
もちろん「歯科治療費用補償」をつけてしまうと保険料が割高になってしまうことがほとんどなので、痛みがなくても日本での診察・治療をしておくのがおすすめ!
普段痛みがなくても、渡航の際に気圧の変化で痛みを感じるといったこともありますし、親知らずが痛み出すということも考えられるので、レントゲンまで撮っておくとよいですね。
体質によっては歯科治療込みのプランを探すのもおすすめ!
自分が虫歯になりやすい体質だと自覚しているのであれば、歯科治療のプランに加入しておいたほうが結果的に安く済むということもあります。
海外では食生活も変わるので、さまざまな事態に対処できるようにしておくと安心ですね!
留学やワーホリを満喫するためにも海外保険選びは重要!
留学やワーキングホリデーで利用できる保険はさまざまなプランがあるので、悩んでしまう方も多いでしょう。
ですが、日本国内外関わらず、複数の保険会社を調べてから加入することで納得のひとつを見つけることができるはず。 自分の語学力や予定、予算などいろいろな視点から考えて、滞在中、安心して生活できる保険に加入しましょう!
また、「ちゃんと手続きできるか心配…」「自分に合った留学保険が知りたい」という方は、エージェントに相談してみるのもおすすめです。
現地での生活に沿ったアドバイスをしてくれるので、不安な方はぜひ聞いてみてくださいね!