SAT
Scholastic Assessment Test
[サット]
「SAT」は「Scholastic Assessment Test」の略称で、読み方は「エス エー ティー」や「サット」と読みます。
アメリカの高校生の中で大学進学希望者を対象とした共通テストで、大学進学適正試験と呼ばれています。歴史は古く1901年から導入されている試験です。主催はアメリカのNPO法人であるCollege Boardが行っています。この試験は「SAT Reasoning (旧 Ⅰ)」と、「SAT Subject(旧 Ⅱ)」という2種類の試験があります。「Reasoning」は、言語的能力(Critical Reading、Writing)と、数学的能力(Math)の3教科からなる試験で、一般的に「SAT」というとこちらを指します。
「Subject」は、5分野20科目の中から大学側が指定した科目を選択する試験です。両試験共に200から800のスコア間で成績が示されることになっています。
ネイティブの高校生向けテストになりますので、かなり難易度は高くなっています。このため留学生に対しては試験が免除となっている大学もあります。
「SAT」のスコアを使用しての大学留学を考える場合は、その使い方に注意が必要です。又、これらテストと入学時の聴覚テストなどはまた別にあるので、そこも気を付けましょう。
「I'll take an examination for SAT.」、実際に受験する場合にはどうような手順が必要か確認していきます☆
まず、受験申し込みはオンラインからになります。「College Board」のサイトから登録、申し込みを行います。試験は全国の主要都市で年に数回行われていますが、試験内容や実施日は異なるので注意が必要です。
結果発表はオンライン、電話、郵送のいづれかを選ぶことができ、受験希望校へは主催者から直接送付してもらえます。
受験料は$81ほどかかり、受験校4校までは追加料金なく送付してもらえます。
試験内容は、「Critical Reading」は70分の間に文章の穴埋め問題と、長文・短文の読解が問われる選択問題ですが、正解は複数回答になります。
「Writing」は60分の間に文章の構造、文法の間違い探しが出題されます。こちらも多肢選択問題となっています。
「Math」は70分の間に統計学、幾何学、代数が出題されます。基本的には選択問題ですが10問程度の記述問題も出題されます。試験にはこのように傾向を知り、対策を取る事が必要です♪