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【体験談】物価高に負けない!大学院留学生のイギリス食生活事情

2018.08.27

留学くらべーる編集部

【体験談】物価高に負けない!大学院留学生のイギリス食生活事情
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イギリス留学に興味があるけど、予算がちょっと足りなくて…と留学を諦めている方はいませんか?
そこで今回は、イギリスのケンブリッジで大学院留学をした123さんの体験談をご紹介します!

123さんは学費や生活費などをすべて私費でまかなえるように留学計画をたて、36歳で念願のイギリスへと出発!

そんな123さんの現地での生活は、食費の節約がとても大きな要だったとのこと。
体験談では、イギリスでどのように食費を節約したのかを語ってくれたので、留学やワーキングホリデーをお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね♪

プロフィール

項目 概要
名前 123さん
渡航した年 2011~2013年
渡航先の国 イギリス/ケンブリッジ
渡航時の年齢 36歳

節約にこだわらざるを得なかった留学

私が初めてイギリスを訪れたのは、まだEUができていない23歳の頃でした。
幼い時から日本での生活を通して国民性に疑問を覚えることがたくさんあり、音楽好きということもあって、大好きなミュージシャンがたくさんうまれた国に一度いってみたいと軽い気持ちで渡英。

1ヶ月の短い滞在でしたが、「私ってもしかして海外の方があっているのかも」と思い、数々の紆余曲折を経て13年後の36歳で大学院修士課程に入学しました。もともと裕福な家庭に生まれていなかったので、学費、生活費、語学学習、すべて私費でまかなうこととなり、長い期間をかけて堅実に留学計画を進めていました。

やっと、入学手続きも完了し後は現地へ!というところで、家族の経営する会社の資金繰りがうまくいかず出国3ヶ月前に数百万円を留学費用から捻出。それでも年齢的にこれが最後のチャンスだと考え、思い切って出国!資金面での苦労を覚悟した上での渡英だったので節約は私の最大の課題でした。

家賃は固定支出…節約の要は食費!

ワーキングホリデーや留学に関してイギリス生活事情を調べるとやはりどこのサイトでも物価高を目にします。ケンブリッジはロンドン同様その治安の良さから家賃は比較的高めで、平均56,000円から70,000円です。

しかし、海外生活で一番大事なのは住環境。ここだけは固定支出として受け止めるしかありませんでした。
他に最も節約できるのが食費。スーパーで販売しているほとんどの食材にはVAT(消費税)がかからないので、留学生はみんな格安スーパーを利用していました。

ケンブリッジには、イギリス3大スーパーチェーンである、Tesco(テスコ)、ASDA(アズダ)、Sainsbury's(セインズベリーズ)が揃っており、食材の質によって購入場所を変えていましたが、私は個人的にSainsbury'sが一番好きでした!

大学院留学ともなると、勉強に明け暮れる日々が続き、甘いものを食べたくなります。
手っ取り早く板チョコを購入していましたが、Sainsbury'sのホワイトチョコレートは当時1枚43円ほど。3枚で130円程度です♪
このチョコレートのおかげで、過酷な大学院生活を乗り切れたと言っても過言ではありません。

Sainsbury'sのホワイトチョコレート

シェアメイトとの共同自炊で繋がる心の交流

世界各国に留学やワーキングホリデーで行かれた方のほとんどがシェアハウスでの生活をご経験されていると思います。私自身もその1人です。留学直後は、英語でのコミュニケーションに自信もなくアルバイトをすることを躊躇していました。

毎日ついていくのに必死の授業と宿題で、常に学校と部屋の往復。その中で、唯一私が楽しめた時間が自炊の時間。
私が住んでいたシェアハウスは主にイギリス国籍の学士課程に在籍していた同じ大学の学生でした。彼らもまた、10代で家を離れ学業に励んでいる同士。

キッチンを共有し、日々の何気ない会話を通して交流が進みました。留学して4ヶ月が経過したある日、学び舎を共にするシェアメイトたちが私の誕生日に英国の家庭料理を作ってお祝いしてくれました。

みんな金銭的に苦しい中、少しずつお金を出しあって食材を揃え、時間を割いて料理をしてくれたと思うと目頭があつくなっちゃいました♡

シェアメイトが作ってくれた英国の家庭料理

英語での会話に自信がついたら、アルバイトでさらに節約!

イギリスは大学に通学していれば、学期中1週間20時間、休み中はフルタイムで働くことが可能。
大学生活にも慣れ、英会話力にも少し自信が出てきたので、さらなる食費節約のためにレストランでのアルバイトを開始しました。

レストランでは、日本同様、働く人にまかないが提供されます。学期中は日本食レストランで働いていましたが、夏休みはフルタイムが可能ということもあって、同じレストランで働いていたスクールメイトの紹介でタイ料理のレストランでも勤務。

働いていたタイ料理のお店は、オーナー含め従業員が私以外全員タイ人!まかないはメニューから1品で、ケンブリッジではおいしいと評判だった店の味を堪能させていただきました! 

また、営業時間が遅いこともあって、このお店は帰宅に際し送迎もあり、おまけに有名なタイのビール「タイガービール」を毎回1本いただいて帰宅の途についていました。夏休みに飲食店2店舗で働いた結果、週6日の食費がゼロになり、モンクレールのダウンを購入できちゃいました☆

働いていたタイ料理のまかない

日本からの愛情で日本食だって作れちゃう♪

いくら現地食材を駆使し、アルバイトのまかないで節約しても、やっぱり恋しくなるのが日本の家庭料理。

私の通っていた大学には、多くはなかったですが、複数名日本人の方が在籍されておられました。コースは違えど図書館や先生からのご紹介で知り合うようになり、休みの日に日本食を作ってシェアする機会にも恵まれていました。

イギリスでは、日系スーパーや韓国系スーパーなどが主要都市にあり、ケンブリッジにも韓国系スーパーが存在。日本のお米は高いけど、日本米に限りなく近いお米は比較的安価で入手可能でした。

そんな現地食材と、日本からそれぞれの留学生のために家族や友人が発送してくれた日本でしか入手できない、またはイギリスでは値段が高くて購入することをためらう食材を使って、日本からの応援や愛情を噛みしめながら、みんなで食べなれた味を懐かしんでいました。

みんなで作った日本食

お金で買えない、一生の財産を手にいれよう!

約1年9ヶ月の留学生活を終えた今、私自身の留学を振り返ってみると、経済面で苦労する状況で生活したことが人生の財産になっていると思います。イギリスより帰国後、一人暮らしをしていますが、留学中に体得した節約術は今でも非常に役に立っています。

そして、何よりも住み慣れた場所を離れ、すべてを捨てて異国に住んだからこそわかる友人や家族、スクールメイトなどの温かい心とちっぽけだった私自身の考え方。「人のありがたみ」を痛感し、出国前より人間として大きくなれた気がします。

留学時代のタイ人のクラスメイトと再会した時に、彼女が私に「経験って本当に価値があると思う」と話してくれました。
人は財産…世の中にはお金で買えるものはたくさんありますが、留学という経験を通して、お金で買えない物事を得ることができました。
そんな一生の財産をより多くの皆さんに持っていただきたいです♪

イギリス留学で得られるものはたくさん!

いかがでしたか?

イギリス留学に向けて自分で費用を貯め、13年後にケンブリッジの大学院に留学することとなった123さん。
留学中は節約を!ということで、食費をいかに減らすかを重点的に考えていたようですね。

ただし、123さんは食費の節約をしながらも食事の楽しさはしっかりキープ!
シェアメイトとの自炊や日本人同士の交流など、食の関わりから多くのつながりを持つことができました。

海外での生活は、今まで経験したことのない出来事の連続です。
123さんのようにお金では得られない経験がしたいという方は、ぜひ留学やワーホリに挑戦してみてくださいね♪

留学した国/都市

イギリス大学院留学の留学プログラム

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