【体験談】通訳・翻訳家になりたい!イギリス・ロンドンで夢をかなえる大学院留学
2023.10.19
留学くらべーる編集部
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目次
海外の大学院で学びたいけど、どうやって行けばいいの?
大学院留学の様子って、どんな感じ?
こちらでは、夢を追いかけイギリスへ大学院留学をしたEmilyさんの体験談をご紹介しています。
語学学校への入学から大学院卒業まで、大学院留学の流れを詳しくお話ししてくれました。
「海外の大学院で夢を叶えたい!もっと学びを深めてみたい!」という目標がある方は、ぜひこちらの体験談を読んでみてくださいね♪
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | Emilyさん |
渡航した年 | 2015年1月 |
渡航先の国/都市 | イギリス/ロンドン |
渡航時の年齢 | 28歳 |
翻訳・通訳家へのキャリアチェンジの舞台にイギリスを選んだわけ
新たな夢を叶えるために、思い切って前職を辞めた私が留学先に選んだのがイギリス。
ずっと憧れていた翻訳・通訳家に転職をするために、ロンドンのUCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)でどうしても学びたかったのです。
行き先をロンドンにしたのはイギリス英語に惹かれたこと、演劇や音楽などイギリス文化がとても好きだったことが決め手です。
ですが、そのためにはIELTSという英語の試験で特定の成績を修めないといけません。
そのため、まずは語学学校で英語を集中的に勉強しました。
世界から来た仲間とがんばり抜いた、IELTS受験勉強の日々
語学学校ではIELTS受験コースに入り、全世界から来た大学院入学を目指すクラスメイト達に出会いました。
みんな真面目で、同じ目標をもつ者同士なので、すぐに仲良くなりました。
授業内容はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングと多様で、毎週山のように宿題が!
ロンドンは娯楽も多く誘惑だらけの街でしたが、自分の目標を見失わないように仲間同士で助け合いながら、毎回の課題を乗りこえました。
住む国はバラバラですが、当時のクラスメイトとは今もとても仲良しです♪
当時は4か月間、観光ビザで集中的に語学学校に通い何度かIELTS受験にも挑戦しました。
ですが、思うように成績が伸びず、意気消沈で一旦は日本に帰国したのでした…。
まさかの一発逆転、憧れのUCL大学院翻訳・通訳学科に合格!
同じ年の入学を諦めた私は、翌年の合格を目指して帰国後すぐに日本でIELTSを受けました。
すると、一発でUCLに出願可能な成績が取れてしまったのです!
4か月間がんばった結果がやっと報われ、とても嬉しかったのですが…ここからがまた大変でした。
なぜなら、2015年に大学院入学することは予想外で、出願準備を何もしていなかったからです。
本来は数か月かけて準備する出願書類や志望理由などの自己申告書を、2週間という短期間で揃えねばならず、エージェンシーの方に助けてもらいながらなんとか大学に書類を提出しました。
その結果は無条件合格(※)という最高なものでした!
ここからさらに渡航準備、住まい探しなど2015年の夏が慌ただしく過ぎていったのでした。
※無条件合格…英語力などの基準を満たしており、条件なしで入学することができる
UCLを選んでよかった!最高の環境で最先端の翻訳が学べる喜び
9月になり、いよいよUCL生としての生活が始まりました。
翻訳を大学で学ぶのが初めてだった私には、やることすべてが新鮮!
UCLの場合、通訳・翻訳の授業ともに日本人の先生が専任でつき、一から教えてもらいます。
翻訳ソフトウェアの使い方も1年かけてみっちり学習するので、とても実践的でした。
このような翻訳テクノロジーを駆使したコースは、UCLならではだと思います。
さらに、教室と図書室は夜遅くまで使うことができ、自分では絶対買えない高価なソフトウェアを使いたい放題できたのはありがたかったです。
ハイレベルなレポート提出と通訳練習に追われて、学校と家を往復する日々でしたが、恵まれた環境の中で気を引き締めて学習に励みました。
いよいよ夏休み…修士論文に追われながらも旅行三昧♪
大学院に入学して、半年以上が過ぎました。
ようやく学校生活にも慣れ、学期末試験も終了した5月末。
なんとこのテスト以降は授業はなく、事実上長い夏休みの始まり!
6月から8月いっぱいにかけては修士論文の執筆に充てられますが、時間の使い方は自分次第。
もちろん、50ページ分の論文をたった3か月で書かないといけないので、大変なのは事実です。
時間を惜しんで文献を日英問わず読みあさり、この1年間学んだこと、アカデミック英語の技術をここぞとばかりに原稿にぶつけました。
一方で、忙しい合間をぬって、夏休み中に湖水地方、ストーンヘンジ、バース、イタリア、スイス、フランス、オランダ旅行をしたのもいい思い出♪
旅行をしてリフレッシュしたら、9月の締め切りに向けて論文を書いて書いて書きまくる8月を過ごしました。
論文が無事に通過!笑顔で迎えた卒業式…そして現在
9月の論文提出で、1年間の大学院生活は終了。
その後、2か月の審査を経て卒業の合否が決まります。
11月の結果発表までは緊張しっぱなしで、卒業内定通知がメールで来たときの喜びはひとしおでした。
翌年の8月に行われた卒業式に、憧れのアカデミックガウンを着て出席できたのは一生の思い出です。
日本に帰国してからの私は、この1年間の経験を生かして東京の輸出会社で英語のカスタマーサポート、ビジネスメール翻訳や英語でのSNS運用を経験。
今はまたロンドンに戻って、フリーランスの通訳・翻訳家としての一歩を踏み出しました。
全然違う業界にいた私が、この短期間で翻訳・通訳関係に方向転換できたのは、この留学があってこそです。
大変なことも多かったですが、今の自分を作ってくれた語学学校とUCLでの経験にはとても感謝しています!
大学院留学で、思い切って夢を追いかけてみませんか?
いかがでしたか?
語学学校と大学院への留学を経て、現在は通訳・翻訳家としてイギリスで活動しているEmilyさん。
憧れの夢を実現させ、着実にステップアップを重ねています。
試験や論文など苦労の日々もある中で、リフレッシュに海外旅行を楽しむなど、オン・オフをしっかり分けることで充実した時間を過ごすことができたのですね♪
海外だからこそ深く学べること、身につけられることも数多くあります。
「海外の大学院で叶えたいことがある」という方は、ぜひ大学院留学にチャレンジして夢への一歩を踏み出してくださいね!