【体験談】アラサーで決めた、カナダのカレッジ留学…原動力は「海外で働いてみたい!」
2018.08.28
留学くらべーる編集部

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目次
かつての留学や海外旅行などの経験から、「仕事も私生活も安定しているけど、留学や海外への思いが捨てきれない…」と感じている方もいるのでは?
今回ご紹介するメープルロンドンさんもまた、学生時代にカナダへ語学留学をした経験の持ち主。
そして「いつか海外で働きたい!」という憧れを抱き、27歳で再びカナダ留学を決意しました。
「あのとき行けばよかった」と後悔しないためにも、今留学やワーホリに踏ん切りがつかない方は、ぜひメープルロンドンさんの体験談を参考にしてみてくださいね。
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | メープルロンドンさん |
渡航した年月 | 2012年1月 |
渡航先の国/都市 | カナダ/トロント |
渡航時の年齢 | 29歳 |
安定か挑戦か…安定を手放すのは怖いけど、変えたいなら今しかない!
私は学生時代に一度カナダへ語学留学し、漠然と「いつか海外で働いてみたい」と思っていました。
ですが、就労ビザは簡単に取れるわけもなく、かといって今の自分の英語力でワーキングホリデーとなると、アルバイトくらいしかできません。
帰国後、30歳で就職活動をする未来を考えると、日本での安定した正社員のポジションはなかなか手放すことができませんでした。
諦めることもできずに留学情報を収集し続けていると、カナダのカレッジで卒業後、就労ビザが比較的簡単に取得できることを知りました。
「英語力UP+専門知識+海外就労経験」が得られるカレッジ留学は、自分にピッタリだと感じました。
決意したのが27歳のとき。
再就職を視野に入れて、行くなら20代最後の今しかないと思いました。
留学を目指して猛勉強!何とかTOEFLの基準を達成
カレッジ留学計画の第一関門は、資金と英語力でした。
過去、カナダへ語学留学はしていましたが、滞在中に勉強しなかった私の英語力はなんとTOEIC650レベルでした(留学してたくせに!)。
カレッジに行くためには、TOEFL80以上が要求されます。
私にとってTOEFL80は難関で、TOEICで850が取れるまで英語力が上がっても、なかなかTOEFLスコアが取れないスランプに陥りました。
結局、入学基準の英語力を満たすまでにかかった期間は約1年半。
良かったこととしては、勉強に時間を費やしたためにに散財する機会が減り、貯金が比較的楽にできたことです。
9月入学には間に合いませんでしたが、10月にTOEFLのスコアが入学基準を満たし、急ピッチで2012年1月入学で計画を進めました。
日本人がいない!そして驚きの新事実が
やっと念願かなって入学許可証がおり、就学ビザを取得しカナダへ入国できました。
アパートへ落ち着き、新学期準備のためオンラインで授業を選択するはずなのですが、うまくいきません。
そこで、オリエンテーション参加ついでに、実際に学生課へ行くことに。
学生課で分かった新事実は、「私は正式に入学許可されていない」ということでした。
結局留学生課へ回され、英語力証明のためにカレッジの英語テストを受けないといけない、という説明を受けました。
英語テストを受け、授業選択ができるようになるまで約2週間。
仕事まで辞めてきたのに入学できなかったらどうしよう…。
言いたいことは英語でスラスラ出てこないし、説明は全部英語だし、「日本人が1人もいない環境がとても怖い」と感じた経験でした。
カナダ人も(ほぼ)いない!
私の専攻したコースは、International Business Managementの8ヶ月コースでした。
やっとのこと入学までこぎつけ、授業の初日…クラスメイトの自己紹介を聞いていると、名前が英語じゃない!
私のクラスにはカナダ人が1人しかいませんでした。
カナダ人とのキャンパスライフを夢見ていた私は少しがっかりしましたが、杞憂であることがすぐに分かりました。
学ぶ教科書、クラス内での言語はもちろん英語です。
International Businessを学ぶ上で、これだけ多国籍であることは、各国のビジネスの実情を学ぶ上でとても貴重なことでした。
特に、多文化国家であるカナダで卒業後就労経験を積みたいと希望する私には、いろいろな英語のアクセントに慣れておくことは大変重要で役立つ経験でした。
「英語を学ぶ」ではなく、「英語で学ぶ」ということ
8ヶ月のコースは、過密スケジュールの実践型でした。
毎日4コマ程の授業があり、各授業から課題が出されるのですが、TOEFLの勉強がかわいく見えるほどの量でした。
毎日何らかのプレゼンテーション、小テスト、レポートの提出があり、合格点を貰うためには教科書を各科目20ページくらい読まないといけない、という状況でした。
英語を母国語としない私にとって、教科書を読んで内容を理解するということは時間がかかり、朝から晩までカレッジにいるような状態でした。
実践型の授業形式
授業は実践形式のものが多く、クラスメイトとグループになり、マーケティング戦略やリサーチプロジェクトに取り組みました。
英語でのレポートの書き方、プレゼンテーションの仕方など、カナダで働く際に欠かせないスキルを学ぶ良い機会でした。
世界各国の英語のアクセントを理解し、文化や習慣の違いを認め合いながら学習する環境は、日本ではなかなか得られない、多文化国家カナダならではの貴重なものでした。
就職活動、そして念願のカナダで就職
なんとか卒業試験をクリアし、晴れて卒業。
カレッジでは就職活動支援クラスがあり、履歴書の書き方、仕事の探し方を教えてもらいました。
カナダ政府が認めるカレッジ・大学を卒業すると、最大3年間のPost Graduate Work Permitという就労ビザを申請することができます。
通常は学習した期間と同じ期間の就労ビザで、就職先が決まっていなくても取得できるビザです。
私は1年間の就労ビザを取得し、2社から内定を頂くことができました。
日系の会社を選び、働いてみると仕事は面白く、カナダの就労形態が自分にとても合っていることが分かりました。
結局、雇用主のサポートもあり、そのままFederal Skilled Workerクラスで永住権を取得しました。
夢であった海外で働き、ささやかではありますが日本とカナダのビジネスの架け橋になるような仕事に就くことができて、あのとき留学を決断して良かったと思っています。
「今だからこそ」できることにチャレンジ!
いかがでしたか?
一大決心をしてカナダ留学に臨んだメープルロンドンさん。
日本とはまったく異なる環境に戸惑いや苦労もありましたが、無事カレッジを卒業し、念願の海外就労を叶えることができました。
夢の実現を受けて、「あのとき留学を決断して良かった」と振り返ります。
安定か挑戦か。
難しい選択の末に「今しかできない」道を選んだメープルロンドンさんの行動力に、勇気づけられるという方もいるのではないでしょうか。
留学やワーホリへの希望がある方は、「いつかできたら…」と言わず、ぜひ今行動してみましょう!
プログラムをチェックしてみることで、夢の実現に向けて一歩踏み出せるかもしれません♪