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【体験談】イタリアの文化を体験!インターンシップ以外にも充実した日々でした!

2018.09.06

留学くらべーる編集部

【体験談】イタリアの文化を体験!インターンシップ以外にも充実した日々でした!
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プロフィール

項目 概要
名前 kolinさん
渡航した年月 2001年10月/2003年3月
渡航先の国/都市 イタリア/フィレンツェ、ヴェネチア
渡航期間 1年以上
渡航時の年齢 31歳

街全体が観光スポット!イタリアの小さな町を散策♪

トスカーナの小さな町だけど…

ピエンツァはトスカーナ州シエナ県の小さな町。面白い歴史を持っています。
この町出身で15世紀に教皇となったピウス2世は、小さな目立たなかったこの町を自分好みに大改造したのです。

ルネッサンス様式の街並みに憧れたピウス2世が建築家と手を組み作り上げたそうです。

ブラブラ歩きに最適な町

しかしながら、ピウス2世の死後、この取り組みは中断され、そのままに。
町はまた小さな田舎町に戻ったのですが、20世紀後半より、この特徴的な外観を保ちつつ修復、補強に力を入れ、観光の町として復活したのです。

数々の映画の撮影にも使われているこの人口2,000人強の町の中は、車の乗り入れも禁止されており、ブラブラとぐるっと1周歩いても1km足らずと、町歩きに最適です。

ピエンツァの路地

窓を、門を見て歩こう!

治安の不安もないのんびりとした町だからこそ、ブラブラ歩きで注目したいのが、家々の窓や門。
工夫されていて、かわいらしい。

きれいな町並みを作るには、一人ひとりの小さな努力とセンスが必要なんだなあーと改めて思います。

可愛い門がある家

町並みを守る

「町並みを保存しながら快適に暮らす」というのは、簡単なことではありません。
外見はレトロな町並みのままでも、キッチンはモダンなシステムキッチンが取り付けられたり、内装もクールなインテリアにしてあったり。

それでも、重い扉、段差のある部屋、狭い階段など、特にお年寄りには大変なことの方が多いのかもしれないと思います。

町を守る

それでも、町の歴史や作りに誇りを持って暮らしているのでしょう。

その愛着心があるからこそ、きれいにかわいく見えるように手をかけて暮らしているのだと感じました。

おしゃれな家

イタリア ヴェローナで気軽に野外オペラを楽しむ

今も現役!円形闘技場<アレーナ>

ヴェネチアから特急列車で約1時間半、北イタリアの要塞として栄えた街ヴェローナに着きます。

そのヴェローナの象徴的な建築物に、古代ローマ時代に建てられた円形闘技場<アレーナ>があります。
紀元1世紀に建てられた当時最大規模の劇場は、今でも現役で使われている美しく、たくましい佇まいです。

野外オペラは、準備も丸見え!

この<アレーナ>で毎年6~8月に野外オペラが催されます。
私がアレーナに入場見学したときは、3日後に控えた野外オペラ初日に向けて、大道具の搬入など、着々と準備を進めている様子を見ることができました。

この年の初日を飾るのは、イタリアで一番の作曲家「ヴェルディ」の一番有名な「アイーダ」でした。
この作業風景を見ていると、どうしても、オペラが見たくなってきます。

野外オペラ

アイーダ初日のチケットをゲット!

「オペラ」と聞くと敷居が高いイメージですが、気軽にディープに楽しむ方法があります。

人気の演目のチケットは売り切れてしまうことが多いのですが、一番安い(23ユーロ)石段の上の方の端っこの自由席のチケットは、直前でも手に入るチャンスが!
このときも、まだ空いていました。

その代わり、夜21時開演なのに、15時くらいから並びました。
でも、列で過ごす時間がまた楽しい!
周りの人たちとおしゃべりをしたり、アイーダのアリアをみんなで歌って過ごしたり。

野外オペラの外観

ローソクを灯して開演まで

いよいよ、石段の席に。
とにかく、ただの石段です。

おしりが痛いので、エコバッグにタオルを詰めた自作クッションを持参(レンタル座布団もあります)。
夕闇が迫ってくる頃から、ローソクを灯して待ちます。

わくわく感がどんどん高まります。

野外オペラを見る観客

ぐるりとすべてが丸見えのオペラ体験

そして、開演。

舞台のほぼ真横の席なので、真剣にオペラを観るには今一つかもしれませんが、出番を前に衣装を身につける出演者たちの様子が見えたり、平土間の特別席で正装をしてシャンパンを飲んでいる紳士淑女の様子を眺めたり、オペラの表も裏もよく見えるので、面白い。

オーケストラや歌手の歌声は、とてもよく聴こえました。

同じ石段仲間たちは服装も観劇態度も気楽な感じで、持参のハムやチーズを分けてくれたり。
表も裏も、右も左も、上も下も、野外オペラをぐるりとすべてを楽しみました。

野外オペラの舞台

復活祭って何?イタリア・カラブリア州で参加してみた

パスクア(復活祭)について

復活祭とはキリストが十字架にかけられた3日後に復活したことを記念する祭りのことです。

毎年同じ日に行っているわけではなく、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われる移動祭日です。
カトリック教徒が大勢を占めるイタリアではこの前の金曜日から翌月曜日までお休みになります。

パスクア(復活祭)

他国の文化を取り入れ、卵形のお菓子が一般的♪

私のいたカラブリア州ではイースターエッグの習慣は元来ないようで、マジパンというお菓子で子羊をかたどったものを食べていたようです。

ただ、今は、各国の文化が流れ込んできていて、イースターエッグの代わりの大きな大きな卵型チョコレートが売られています。
中にはおもちゃが入っているそうで、子どもへのプレゼントとして一般化してきています。

他国の文化を取り入れた卵型のお菓子

聖金曜日の礼拝

復活祭の前の聖金曜日(受難日)の礼拝には、造花の花束やオリーブの枝を持って行きます。
平和と鎮魂の祈りのためだそうです。

まだ寒い季節なので、造花を用意するのでしょう。

聖金曜日の礼拝

復活祭の礼拝

復活祭の礼拝では、マリア様が復活するキリストを迎えに行く様子を表す儀式が行われます。
歌と合わせたその動きは、かなりの迫力で、圧倒されてしまいました。

そして、キリストの十字架とマリア様の像をかついで、小さな町をみんなで練り歩きます。

復活祭の礼拝

春の訪れ

復活祭の休暇で久しぶりに賑やかになったのと同時に、町に春が訪れたような雰囲気でした。

たくさんの親類が顔を出し、目が回るような忙しさでもありました。
この南イタリアカラブリア州でも、聖金曜日に最後の雪が降り、復活祭の翌日には春の花が咲き始めました。

この頃から、人々の心は夏のバカンスに向かっているのです。
大きな街の復活祭はもっと大々的なのでしょうが、小さい町だからこそ、人の繋がりを感じる体験でした。

復活祭の礼拝

イタリア 生ハムとチーズの町パルマの市場にて

イタリアの食はパルマにあり!

フィレンツェから特急列車で1時間ほどで着く、日本でも有名なパルメザンチーズの町パルマ。
そして、そのパルメザンチーズの皮を食べているからおいしいと言われているのが、パルマの生ハム。

王冠の付いたパルマのロゴに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

美食の町の市場散策

そのパルマの町の市場を散策してみると、やはり、チーズやハム、サラミ類を売っているお店がとても多いのです。
地元の人に混ざって、私のような観光客も市場を楽しんでいます。

市場

一番簡単においしいものを食べる方法

レストランに入るのには、費用も勇気も時間もいるし、滞在中に何度も何度も行けません。

でも、手軽な価格で簡単に短時間でおいしいものを食べるには、やはり、市場での買い食い。
約100g単位で買うことができます。

なんだかよく分からないものでも、指さし方式で選べるのもよいところ。
頼めば、一切れ、味見もさせてくれますよ。

市場のハム屋さん

カスタムメイドのパニーニを!

だいたいのハムソーセージ屋さんやチーズ屋さんでは、パンも在庫しています。
だから、別にパン屋に行かなくても、「このハムとチーズをスライスして、パニーニにしてください」と言えば、イタリア風サンドのパニーニにしてもらえます。

Barやテイクアウトの店で買うより、ワイルドでおいしい!
切りたてですし、それに、自分好みのカスタムメイドなのもうれしいですね。

ハムソーセージ屋さんにあるスライサー

レストランで楽しむパルマ

もちろん、レストランに行っても、美食の町パルマの味を堪能できます。
レストランでは、たくさんの種類を少量ずつ盛りつけてくれますし、ワインと合わせてゆっくりと楽しめるのもうれしいですね。

「特にこのハムがおいしかった!」と言うと、少しおかわりをおまけしてくれることも。

生ハムの盛り合わせ

パスタも洗練されています

おろしたてのパルミジャーノがかかったラビオリの美味なこと。
トマト味などのソースはなしで、オイル&チーズがシンプルで、香り高いのです。

パルマは、18世紀にはフランスの支配下にあった時代があるそうで、料理もいわゆるイタリア料理より洗練された雰囲気があります。
大都市よりはお手軽に、美食を堪能できる素敵な町でした。

パルミジャーノがかかったラビオリ

留学した国/都市

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