【体験談】予想外!ドイツの語学留学が思わずハードだった理由
2023.08.29
留学くらべーる編集部
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目次
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | 肇さん |
渡航期間 | 2~3か月 |
渡航先の国/都市 | ドイツ/シュトゥットガルト |
渡航時の年齢 | 24歳 |
卒業までひと段落したときに
大学院の修士論文の目途が立ち、卒業後の進路も無事に決まった7月頃。
やることもなく宙ぶらりんな状況の中、ふと「留学でもしてみるか」と思いつきました。
アルバイトなどで貯金もそこそこあり、まして進路は決まっていたのでお金の心配はなくなりました。
そこで、手元にあるお金を有効に使う方法を考えているときに、大学の頃にしてみたかった留学を思いついたのです。
行き先はどこにしよう?
行先はどこでも良かったのですが、とにかく長期滞在をしたいという希望がありました。
その上で、一度行ったヨーロッパの古城が印象に残っていたことから、ヨーロッパの比較的景気が良い国ドイツに決定。
ただ観光しても面白くないので、ついでに言語でも覚えておこうと「語学留学」という形を取ることにしました。
目的があるほうが生活にメリハリが出ます。
結果的には、語学留学ではなく普通に観光留学にしていた方が良かったとも思いましたが…。
ドイツ留学の費用は、卒業時に引越し代などが必要だったので70万円くらいを上限としました。
ちなみに、私はドイツ語はまったく話せません。
留学前にちょこっとだけ駅前の教室に行ったり、参考書で勉強した程度の実力でした。
滞在方法はホームステイ!
ドイツ留学中の滞在先は、ホームステイでした。
費用は下宿に比べて少し高めですが、食事がつきますし、分からないことなども自然に聞けるからです。
受け入れてくれた家族は体の大きな家族で、何よりも元気な家族でした。
食事は朝食と夕食が基本で、週末は昼食も出ます。
料理に関してはフレンチやイタリアンも出るので、毎日が楽しみでした!
語学学校はまさかの…?
語学学校の手続きを済ませて、授業が始まります。
私は初心者コースで、初歩的な数の数え方や自己紹介の仕方などから始まりました。
最初の月は何だかのんびりした授業展開ですが、2か月目から内容が濃くなってきます。
留学のコースにもよりますが、この語学学校はどうやら3か月でドイツ語を話せるようにするつもりなのか、2か月目、3か月目は教科書やプリントの内容がギッシリ詰まったものになりました。
そんなときは、ドイツで買った辞書が役立ちました。
課題として出るプリントや先生おすすめの本を訳すのに、毎日のように夜遅くまで勉強していました。
結果的に
クラスメイトは10人くらいで、その人たちとランチをするのが唯一の息抜き。
最後のほうになると、街に出て実際に道を歩いて会話しながらの授業がありました。
3か月必死に勉強すれば、確かに普段の生活やホストファミリーの会話などでも困らなくなります。
ただ、観光はできませんでした…。
節約にはなりましたが。
疲れ切った3か月間で、魂が抜けきりました
ドイツ留学も、最終試験を無事クリアして終了。
ホストファミリーとの別れの挨拶や、日本料理のパーティーをして帰国しました。
それからすぐに博士論文を片付けて、年を越してからはしばらくは燃え尽きていました…。
何も手に付かずに、ドイツで知り合った友人とSNSで交流をしたり、日本にいる留学生と飲み会をしたりしてダラダラと過ごしました。
3か月の留学はやっぱり辛い!
確かにドイツ語は何とかなりましたが、観光もできずに息抜きにもなりませんでした。
私のようなレベルからだと、せめて6か月か1年が良かったのでしょう。
そして観光できなかったのを取り戻そうと、卒業旅行はヨーロッパに(笑)
二度手間ですが楽しんできます。