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(2024年12月3日更新)

シニアの留学に必要な費用
内訳やパターン別の目安を解説

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シニア留学に必要な費用はどのくらい?内訳やパターン別の費用を公開中

シニア留学には、学生や社会人の留学とはまた違った魅力があります。

こちらでは、シニア留学に必要な費用を国別・目的別にまとめているので、趣味や学業を本格的に極めたりリゾート地でのんびりと過ごしたりなど金銭的・時間的に余裕があるシニアならではの留学生活を体験してみたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!

シニアの留学に必要な費用目安

シニアの留学に必要な費用の目安は、下記のとおりです。

留学の目的 費用
短期留学(1週間) 約10~40万円
語学留学(1ヶ月) 約30~60万円
長期留学(1年) 約200~500万円
習い事・おけいこ留学 約30~60万円

※滞在費+食費+授業料の費用目安

上記のとおり、シニア留学に必要な費用は目的によってさまざまです。
通常の語学留学であれば1週間で10万円前後のプログラムもありますが、アクティビティが充実したプログラムでは1週間で20~30万円かかるプログラムもあります。

シニア留学では「退職して時間ができたから、新たなスキルを習得したい」という方も多いので、まずは自分が現地でどのようなことを学びたいのか留学の目的を明確にしてから準備を進めましょう!

シニアの留学にかかる国別の費用目安

国名 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年
アメリカ 30~70万円 70~100万円 150~300万円 200~600万円
カナダ 30~50万円 80~100万円 100~200万円 200~450万円
オーストラリア 30~60万円 80~100万円 120~200万円 200~450万円
ニュージーランド 30~50万円 70~100万円 100~150万円 200~500万円
イギリス 40~70万円 150~200万円 200~400万円 300~600万円
ハワイ 40~70万円 70~100万円 150~300万円 300~500万円

※授業料・食費・滞在費を含めた費用の目安です。

のんびりとした空気のニュージーランドや日本人が多いハワイなど、上記はシニアが安心して滞在できる人気の留学先です。
治安がよく生活インフラが整っており、さらに医療水準が高いなどシニア留学にはぴったりの条件が揃っています。

ただ上記の国は物価が高く、1年間の留学をするためには約200~600万円の費用が必要なので費用を抑えたい方は、フィリピン留学に挑戦してみるのもおすすめ。
フィリピンは生活費が安いのに加えて日系のスーパーや飲食店が多く、日本の食事が手に入りやすいため快適な生活ができますよ!

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シニアの留学に必要な費用の内訳

シニアの留学に必要な費用の内訳は下記のとおりです。

項目 費用の目安
渡航費 約2~20万円
諸手続き費
(ビザ・パスポートなど)
約2~10万円
学費
※1ヶ月あたり
約5~20万円
滞在費
※1ヶ月あたり
約0~15万円
食費
※1ヶ月あたり
約1~5万円
おこづかい
※1ヶ月あたり
約1~10万円
その他の費用
(交通費・通信費・留学エージェントの手数料など)
※1ヶ月あたり
約0~30万円

では、それぞれについて細かく見ていきましょう!

渡航費

往復の渡航費
2~20万円

渡航費は往復で2~20万円が目安です。

台湾やフィリピンなどアジア圏であれば往復3~5万円で済むこともありますが、欧米圏の場合は往復20万円近くかかることも珍しくありません。

また、日本が大型連休のタイミングはもちろん、留学先が旧正月やイースターなどでイベントシーズンにあたるタイミングも値上がりする傾向にあります。

LCCやセール品など渡航費を抑える方法はいろいろありますが、シニア留学の場合は年齢によって「シニア割引」を活用できることもあるので、気になる方は航空会社のサイトをぜひ確認してみてくださいね!

諸手続き費(ビザ・パスポート・海外保険など)

諸手続き費
2~10万円

ビザ申請やパスポートの取得、海外保険の契約といった諸手続きにかかる費用の目安は約2~10万円です。
また、上記以外に健康診断や予防接種などが必須の国もあるので、必要であればその分の費用も加算しましょう。

ビザ申請・パスポート・海外保険の費用については、それぞれ下記をご覧ください。

ビザ申請の費用について

ビザ申請の費用は国によって変動します。 無料のところや5万円以上かかるところなど大きく異なるので、必ず行きたい国の情報を確認するようにしましょう。

また、同じ目的でも条件によってビザが不要になるケースもあります。
たとえばアメリカ留学で「滞在期間が90日以内」かつ「週の授業時間数が18時間未満」の場合にはビザ免除プログラムの対象となるため、ビザではなくESTA(電子渡航認証システム)を申請します。

ビザの情報は国の状況などによって変更となる可能性も高く、最新情報をチェックすることが大切。
不明な点があれば留学エージェントなどに相談するようにしてくださいね。

留学に必要なビザについて詳しく見る

パスポートの発行手数料について

パスポートの発行手数料は有効期間によって異なり、5年間であれば11,000円、10年間であれば16,000円となります。

留学する際は一定期間以上のパスポート残存日数(3ヶ月以上など)が必要な場合もあるため、お持ちの方もいつまで有効か必ず確認しておくようにしましょう。

海外保険にかかる費用について

海外保険にかかる費用は、1ヶ月で1~3万円、1年間で15~25万円が目安です。

留学先・目的によっては、留学中の保険が指定されていることもあります。

ただし持病のある方などは海外保険の選択肢が少ない可能性もあるため、どの海外保険であれば加入できるのか早めに確認しておくことが大切。
留学エージェントによっては海外保険について相談できるところもあるので、ぜひお問い合わせなど行ってみてくださいね。

海外保険について詳しく見る

学費

1ヶ月の学費
5~20万円

シニア留学に必要な学費の目安は、1ヶ月あたり約5~20万円です。

ただし上記は語学留学をする場合の学費で、留学する目的によって費用は変動します。
・語学留学
 1ヶ月あたり5~20万円
・習い事・おけいこ留学
 1ヶ月あたり30~60万円(滞在費・食費込み)
・長期留学
 1年間あたり180~500万円(滞在費・食費込み)

特に習い事・おけいこ留学はシニアに人気の留学スタイルですが、習うジャンルによってプログラム費用は変わります。

また、長期留学の場合は学校の種類や専門科目で学費が異なるため、気になる学校の情報は公式サイトやパンフレットで一通りをチェックしておくようにしましょう!

滞在費

1ヶ月の滞在費
0~15万円

シニアの留学に必要な滞在費の目安は、1ヶ月あたり約0~15万円です。
滞在先にはホームステイ・寮・ホテルなどがあり、留学先によって滞在スタイルや立地が異なります。

滞在先と学校が遠すぎると通学に不便を感じることがあるため、体力に自信がない方は学校敷地内の寮を選ぶのがおすすめです。

また、ホームステイが含まれているプログラムは、滞在費と食費がセットで割安価格になっているケースが少なくありません。
ホームステイは現地の生活や文化を知れる貴重なチャンスなので、リアルな海外生活を体験したい方はぜひ参加してみてくださいね!

食費

1ヶ月の食費
1~5万円

シニアの留学に必要な食費の目安は、ヶ月あたり約1~5万円です。
ただし食費は個人差が大きく、それぞれの生活スタイルによって費用が変わります。

できるだけ食費を抑えたい方は、自炊や学食、ホームステイなどを活用するのがよいでしょう。

また健康面で食事に配慮な必要な方は、アジア圏など日本の食材が手に入りやすい国を選ぶのもおすすめです。
そのほか日系の語学学校のなかには日本食を提供しているところもあるので、食事面で希望がある場合は留学エージェントに相談してみてくださいね!

おこづかい

1ヶ月のおこづかい
1~10万円

シニアの留学に必要なおこづかいの目安は、1ヶ月あたり約1~10万円です。

「留学中は勉強に集中したい」や「買い物や観光も満喫したい」など必要な金額は人によって異なるので、自分の理想の留学スタイルに合わせて用意するようにしましょう。

ただ、シニア留学では習い事をしながらスキルを磨いたり、観光をしながら知見を広めたりしたい方も多いので、少し多めに資金を用意しておいたほうが充実した留学生活を送れますよ!

その他の費用(交通費・通信費・留学エージェントの手数料など)

その他の費用
0~30万円

そのほか、留学に必要な費用には交通費や通信費、留学エージェントに支払う費用などがあります。

特に学校と滞在先が遠い方は、電車代やバス代、場合によってはタクシー代がかかることも頭に入れておきましょう。

また、留学エージェントを利用する方は手数料を支払う必要があります。
ただ、手数料はオプションを減らすことで費用を抑えられることがあるので、まずは無料のパンフレットを取り寄せて情報収集を進めてみてくださいね!

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パターン別!シニアの留学にかかる費用

パターン別!シニアの留学にかかる費用

次に、シニアの留学に必要な費用を下記の3パターンに分けてご紹介します。

  • イギリスで1週間の語学留学
  • フランスで1週間の習い事・おけいこ留学
  • マルタで3ヶ月の語学留学

こちらでは、シニア留学に人気のイギリス・フランス・マルタのプログラムを例に挙げるので、留学先やプログラム選びにお悩み中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

イギリスで1週間の語学留学
イギリスで1週間の語学留学をした場合、渡航費(往復5~20万円)を抜いたトータルの費用は10~35万円が目安です。
アクティビティなどのオプションが少ないプログラムであれば、学費・滞在先・食費を合わせて10万円以下で参加できるものもあります。

イギリスは語学学校の種類が豊富で、シニア向けコースを用意している学校も少なくありません。
シニア向けのコースであれば授業で大人向けのトピックが扱われたり、同世代の友人ができやすかったりするので「若い人に囲まれて授業を受けるのが不安」という方はシニア向けコースをぜひ選んでみてくださいね!

フランスで1週間の習い事・おけいこ留学
フランスで1週間の習い事・おけいこ留学をした場合、渡航費(往復7~20万円)を抜いたトータルの費用は15~35万円が目安です。
習い事・おけいこ留学の費用は「何をどのくらいの期間かけて習うのか」によって決まるので、いくつかのプログラムを見比べてみるようにしましょう。

たとえばフラワーアレンジメントを1週間学ぶプログラムには17.5万円と比較的安いものがありますが、半年間かけて料理を学ぶプログラムには200万円近くするものもあります。

そのため習い事・おけいこ留学を考えている方は、どのくらいのスキルを習得したいのかしっかりとイメージしたうえでプログラムを選ぶことが大切です!

マルタで3ヶ月の語学留学
マルタで3ヶ月間の語学留学をした場合のプログラム費用(学費・食事・滞在費込み)は、70万円前後が目安です。
この費用には渡航費(往復8~25万円)が含まれていないため、別途支払う必要があります。

マルタは欧米諸国のなかでも物価が低く、比較的安くヨーロッパ生活を満喫できる点が魅力です。
また世界的に見て治安がよく医療水準も高いので、シニアでも安心して長期滞在できるでしょう。

語学以外にも資格取得や習い事などいろいろなことに挑戦したい方は、マルタのような低価格で安心して過ごせる国を留学先として選ぶのがよさそうですね!

シニアの留学で奨学金制度は利用できる?

ほとんどの奨学金制度が年齢制限を設けているため、残念ながらシニアが奨学金を利用して留学をするのは現実的ではありません。

また、社会人向けの奨学金は大学院への進学を前提としていることが多く、通常の語学留学に適用することはかなり難しいです。

そのため自己資金に不安がある方は、奨学金以外で資金調達の方法を考える必要があるでしょう。

シニア割引プログラムを活用するのもおすすめ

留学費用の調達方法として、留学ローンの利用が挙げられます。
ただ、留学ローンは申し込み条件に「70歳までに返済を完了させること」と記載されていることが多く、年齢によっては審査が通らないため事前によく調べておくことが大切です。

「留学ローンが通らず資金が足りない」という方は、シニア割引を適用している留学プログラムを活用するのも1つの方法なので、まずは気軽に留学エージェントへ相談してみてくださいね!

留学エージェントのパンフレットをもらおう!

留学エージェント各社のパンフレットは無料で取り寄せることができます。

留学エージェントとは?

留学エージェントとは、留学を手配する代理店です。手配だけではなく、学校選びや留学全般のアドバイス、留学中のサポートまで、留学のプロがあらゆる面でサポートしてくれます。
はじめて留学・ワーホリする方には特におすすめです。

まずは各社の資料をもらおうパンフレットを見てみたい!