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『うゆましるれ』のブロガー、サランさんに直撃インタビュー!韓国のワーキングホリデーでの体験を聞いてみました★

2018.08.22

留学くらべーる編集部

『うゆましるれ』のブロガー、サランさんに直撃インタビュー!韓国のワーキングホリデーでの体験を聞いてみました★
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韓国のワーキングホリデーブロガーさんにインタビュー第2弾は、『うゆましるれ』のブロガー・サランさんです!

ドラマをきっかけに韓国に興味を持ち始めたサランさんは、社会人生活をお休みして韓国へのワーキングホリデーへチャレンジされました。今回は、そんなサランさんがワーキングホリデーを決めた理由から現地での様子まで、韓国のワーホリにについてインタビューさせていただきました!

「韓国が好き!」「社会人生活にちょっと疲れたな」という方、サランさんの想いに共感すること間違いなしです。少しでも興味のある方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください♪

ブロガーさんのご紹介

サランさん

料理人として働いていたものの、転職を機に韓国へのワーキングホリデーを一大決心したサランさんは、2014年8月~2015年3月の8ヶ月の間、韓国生活を経験されています。

サランさんが運営するブログ『うゆましるれ』では、韓国生活やソウルのトレンド、グルメスポット、勉強会などなど、ワーホリや留学を考えている方へ韓国に関する情報を発信されています。ブログ名の由来はなんと、サランさんが初めて覚えた韓国語からきているようで、訳すと「牛乳のむ?」だそうです。

韓国のワーホリで経験されたリアルなエピソードはもちろん、帰国後も韓国での思い出や韓国にまつわる話題など色んな情報を発信されているので、今後も目が離せません!ぜひサランさんのブログに遊びに行ってみてくださいね★

サランさんのブログはこちらから『うゆましるれ』

ワーキングホリデーを決めた理由について

ワーキングホリデーをなぜ選んだのですか?

新大久保の大久保地域センターで行われてる日韓勉強会に参加している時に、留学を経験した日本人と会う機会が多く、本当に生の留学時代の話を聞けるのはもちろん、流暢に韓国語を話す姿に憧れて留学に興味を持つようになりました。

滞在期間やビザの話をするうちにワーキングホリデーを申請する際の年齢制限が31歳の誕生日を迎えるまでということを知り、その当時私は30歳だったのですが幸いにも誕生日までに半年程あったので、ワーキングホリデーを申請しました。

空港

正直なところワーキングホリデーを選んだというより、残り少ない申請期間中にとってしまおうという気持ちと、申請時に「旅行日程および活動計画書を韓国語か英語で作成する」という、普通ならめんどくさくて一番嫌われるであろうこの書類を、韓国語で書くことにとても意義を感じました。

作成にあたり、韓国全土の観光地や名産品、地域行事などを調べていたので、初対面の人との会話のきっかけとなったりと、とても良かったと思います。

なぜ韓国を選んだのですか?

韓国ドラマやバラエティを見て、「字幕に表示されない会話を理解できるようになりたい!」と思ったのが、韓国語学習を始めたきっかけです。

最初は読み書きができるだけで満足でしたが、旅行や勉強会などで人と会ううちに、会話の楽しさに目覚めました。ちょうど転職を考えていたので、リフレッシュ充電期間として、韓国で生活しながら楽しく一休みしようと思ったからです。

韓国の市場

語学学校や仕事について

語学学校には行きましたか?

1号線の外大駅前にある、韓国外国語大学の語学堂に1学期(約3ヶ月)通いました。

学校選びのために日本でシーズン毎に行われる留学説明会によく足を運びました。実際に語学堂で働く職員の方や在校生のプレゼンを聞き、自分の気になることをその場で質問できました。その大学の名前が入った記念品(ペンや付箋など)をもらえることもあったので、開催の情報をゲットしては積極的に行っていました。

同時に新大久保の勉強会にも当時週3日ペースで通っていたので、留学経験者に出会っては通っていた学校や韓国生活についての情報収集を怠りませんでした。最終的に外大に決めた理由は、勉強に集中したくて日本人や若者の街を避けたかったことと、外大の学部を卒業した友人に勧められたことがとても大きかったです。

学校はどうでしたか?

クラスは12名で、10名が女子。男子2人は休みがちで、教科ごとに3人の先生に教わるのですが、いずれも女性だったため、よく授業後に先生も含め校内の食堂でランチしたり、女の子だけできゃぴきゃぴ過ごせました。

授業は、教科書に沿って毎日2~3個の文法を習い、リスニングやリーディングも程よく取り入れていますが、なにより授業中にペアやグループを組んで、習った文法を使って会話の発表をすることが多かったです。

そこで一気に個人の能力の差がでるので、プレッシャーを感じることも多々ありましたが、会話の瞬発力や相手の話を聞く、合わせる、それに対して答えるという会話の基礎を、繰り返し学ぶ事ができたと思います。

授業

宿題はありましたか?また、他に通った学校の魅了があれば教えてください。

はい、ありました。
宿題はその日習った文法を使って文章を作成したり、教科書の練習問題を解いたりします。宿題ノートを提出するので、メインの担任の先生に質問することもできます。

そして、忘れてはならない外大の魅力といえば学食です!語学堂付属の大学の中でも学食がおいしいと評判で、決して期待を裏切りません。1食3,000ウォン(約300円)くらいで食べられるので、学校に通わなくなった後もよく行っていました。

お仕事はされましたか?それは、どんなお仕事でしたか?

その時は語学堂に通っていなかったので、割烹料理の店で約4ヶ月、ランチタイム(10時~14時)にホールサービングの仕事をしました。

まかない付きだったので、韓国にいながらにしておいしい和食を食べられたことは、胃にもお財布にも優しかったです。

韓国の和食

お仕事を介して感じたことはありますか?

賃金の面でいうと、私が働いていたところは少し時給が高めでしたが全体的には日本の半額ほどなので、正直、生活費をアルバイトだけで賄うことは難しいです。

恐らく誰もが考える事は、ある程度の時給でなるべく長時間働けて、そこそこ韓国語も使いたい!なおかつ友達と遊ぶ時間や勉強する時間があって、休み希望が通ったらありがたいなと。ですが、現実はお金を優先したければいくつもアルバイトのかけもちをして朝から晩まで働き尽くめで、大して仕事や韓国語の成果を実感できることは少ないでしょうし、毎日が疲労困憊で自分の自由時間を作ることが難しくなります。

ワーキングホリデービザを持っていることでアルバイトの幅や可能性は広がりますが、お金とプライベートの両立は難しいです。(もちろん日本語講師や技術的な資格があれば別だと思いますが)

今後や現在の自分にとって何が必要で、何をやりたいかを明確に考え、外国で働いているんだという自覚を忘れないことが重要だと思います。

アルバイト先

お仕事で苦労した点は何でしたか?

一番苦労したことは予約や問い合わせの電話対応です。

相手の顔が見えない状態で韓国語を聞き取らないといけないので、特に電話番号や名前の聞き取りに苦労しました。これを間違えると予約に支障をきたすので、正直電話のベルが鳴る度に胃が痛くなりました。

また、オーダーを取るときに食材や料理名の由来を聞かれる時もあったので、食材の単語を勉強したり、調理法の説明を考えることも必要でした。稲庭うどんと讃岐うどんの違いを韓国語で説明するとか、急に出ないじゃないですか?!(笑)

学校やお仕事以外で何かしたことはありますか?それはなぜですか?

日韓合同で韓国の田舎に行き、2週間ほど寝食を共にしながらお年寄りの手助けをするボランティアワークキャンプや、ソウルの至るところで開催している勉強会に積極的に参加しました。

ボランティアワークキャンプは、韓国外国語大学へ通うきっかけとなった友人が学生時代に参加していて、話しを聞いて興味があったことと、語学堂へ通う前に少しでも韓国語に慣れておきたかったからです。

まず韓国の人たちはほとんど日本語が話せなかったので、能動的に韓国語を使えたし、間違ってあたりまえ伝わらなくて当たり前、だけど恥ずかしがらずに自分から発しなければ何も変えられないということを身をもって学びました。学生主体のキャンプだったのでもどかしいこともありましたが、自分自身得るものも大きかったです。

ボランティアワークキャンプ

勉強会についても教えてください。

日本と同じように韓国でも勉強会が活発で、年齢層や開催場所、勉強方法も様々なので、自分に合ったグループを見つけることが大切です。

参加費もしくはコーヒー代5,000ウォン(約500円)、勉強会後の飲み会10,000ウォン(約1,000円)くらい必要でした。

積極的に参加することでどんどん韓国人の友達ができますが、もちろん人間関係なので、合う合わないが出てくると思います。一人二人が自分と合わないなと思っても、そこにはこだわらずどんどん新しい人を探しちゃってください。なんといっても韓国ですから!勉強相手はたくさんいます!

韓国鍋

滞在中の苦労や楽しかったことについて

滞在中、一番苦労したことは何でしたか?また、その苦労をどう乗り越えましたか?

ほとんどの留学生が経験している住居のトラブルなんですが、私の場合は住居解約時の金銭トラブルで苦労しました。

韓国では、「下宿」「考試院」「不動産を通して契約するワンルーム」のいずれかを選ぶことになります。

私はワンルームに住んでいたのですが、まず保証金でまとまったお金を支払い、それとは別に月々の家賃を払います。契約期間が終了して退去時に最初に預けた保証金を全額返金してもらえるのですが、まれに保証金を返してもらえないトラブルがあります。

私の場合は、入居時から契約期間満了まで住めないことは伝えてあったのですが、やはりモメましたね。次の入居者が決まりやすいように、大学の新学期が始まる前に退去したり、不動産屋と密に連絡をとり、お互いにとって最善の方法を話し合いました。
無事、次の入居者もすぐに見つかったので保証金も全額返金されてなによりでした。ワンルームは快適ですが、契約のトラブルが発生しやすいので注意が必要です。

家

滞在中、一番うれしかったこと・楽しかったことは何でしたか?

たくさんの人と出会うなかで大切な友達ができたことです。

正直、韓国語が世界共通言語ではなく趣味に寄るところが多いので、韓国語を学ぶ人は誰もが「好き」という気持ちが育ってワーホリを決意されるのではないかと思います。そうなると、とことん自分の好きなことをやって楽しまなきゃ損です。

「学校」「アルバイト」「勉強会」の中で一番友達ができて、自分らしくいれたのが勉強会のコミュニティーでした。

勉強会主催の運動会やMTに参加したり、そこで仲良くなった韓国人の友人にはドラマロケ地に連れて行ってもらったり、10名くらいで旅行に行き、ペンションを借りて料理を作って同じ空間で寝たり、週末毎に深夜遅くまで飲んで代行運転で帰ってきたりと、韓国ドラマでよく見る韓国っぽい生活をたくさん経験しました。

帰国時には一番良く遊んでいた友人達から、出会ってから一緒に遊んだ時の写真を集めたフォトブックをプレゼントしてもらい、まさかのサプライズプレゼントに感動しました。このフォトブックは大切な宝物です。もちろん帰国後も交流は続いており、お互い韓国に行ったり日本に来たり、誕生日にはプレゼント交換したり、普段から電話もするのでまさに国境を越えた出会いに感謝しています。

ドラマロケ地

最後に、ワーキングホリデーをお考えの方にメッセージをお願いします!

同じアジア圏なので見た目から外国にいる感覚があまりないかもしれませんが、やはり外国です。

日本人の苦手とする自己アピールがとっても必要になるので、日本に居た時の日常とは大きく違い、毎日がとまどいとチャレンジの連続だと思います。そして、ワーキングホリデービザはアルバイトもできるスペシャルな長期滞在ビザですが、あまり働くことに固執することはないと思います。

例えば留学後のビジョンがある場合、韓国で働くか日本で働くかによって韓国で経験しておいた方がいいことも変わりますし、韓国的な考え方が肌に合うか合わないかも出てくると思います。なので、とにかく韓国人のいる場所に出掛けることが何より必要だと思います。

私の場合、前職を退職してからワーホリし、帰国後日本で就職活動を始めましたが、運良く韓国企業に就職することができました。

経験職だったということもありますが、面接のときにワーホリの話になり、社長の実家が韓国外国語大学の近所だったこともあり、地元トークで盛り上がったことも大きかったのではないかと思います。

何がきかっけで人生の大きな転機となるかはわかりませんが、自分のやりたいことを信じて続けた結果が今になるのだと思います。

いかがでしたか?

自分のやりたいことを見つけることもですが、それを信じて続けることもなかなか難しいことですよね!

好きなことをとことん追求するサランさんの姿には、ワーキングホリデーへの一歩をなかなか踏み出せない方に勇気を与える力があるのではないでしょうか♪「今のままでいいのかな」と日本での生活に少しでも不安や物足りなさを感じている方はぜひ、サランさんの経験や感じたことなどを参考にしてみてください。

サランさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
これからも『留学くらべ~る』では、ブロガーさんのインタビュー記事を随時、ご紹介していきます★ワーキングホリデーや留学、海外生活に興味のある方は、ぜひ今後もチェックしてみてくださいね!

サランさんのブログはこちらから『うゆましるれ』

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