【体験談】大学卒業後からでも遅くない!私のアメリカ長期留学体験
2018.09.05
留学くらべーる編集部
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目次
費用や就職との兼ね合いなど、さまざまな理由から留学が実現できない…という方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、短期のサマークラスをきっかけにアメリカへの長期留学を実現させたひなさんの体験談をご紹介!
留学先で出逢った学生たちから、ひなさんは価値観を変える大きな学びを得ることになります。
「今から留学なんて遅いかな…」と渡航にお悩みの方は、ぜひご覧ください!
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | ひなさん |
渡航した年 | 2016年4月 |
渡航先の国/都市 | アメリカ合衆国/デラウェア州ニューアーク市 |
渡航時の年齢 | 23歳 |
留学するのに一歩踏み出せずにいた大学生時代
私の小さな頃からの夢は、海外で生活することでした。
幼いときから、両親の影響で外国の本を読んだり洋楽を聴いたりすることが好きで、よく1人で外国を旅する空想にふけっていました。
そして、高校生のときに塾の先生から「大学生になったら時間もお金もたっぷりあるから、旅行でも留学でも自由にできる」と言われたことがきっかけで、大学生になったら留学したい!と考えるようになったのです。
ところが、長期で留学するためには休学しなくてはならないと大学に入ってから知り、私は悩み始めました。
大学院へ進学希望だった私は、2年以上も周りの友達より就職が遅れることに焦りを感じたからです。
留学はしたいけど就職や結婚は遅らせたくない…と思い悩んでいるうちに、どんどん時間が経ってしまい、気がつくと大学4年生になっていました。
留学への考え方を変えてくれた!ドイツでのサマークラス
そんな私の考え方を変えてくれたきっかけが、大学院の1年の夏に参加した、ドイツの大学で開催された1か月間のサマークラス。
ドイツにある大学の多くは学費が無料で、25歳を超えている学生がたくさんいます。
ドイツで知り合った友達は本当にイキイキしていて、彼らを通して学ぶのに年齢は関係ないということ、周りがどうするかではなく、自分が本当はどうしたいかが大切であることを学びました。
また、周りに留学生が多かったため、いろいろな国の人と交流することができてとても新鮮でした。
短期間ではあったものの、外国での生活を通して学ぶものは本当に多く、大学院を卒業するまでに今度は長期で留学したい!という気持ちがさらに強くなりました。
ついに掴んだ!長期での研究留学のチャンス
ドイツから帰国してすぐに、長期留学のチャンスは突然やってきました。
私はアメリカの大学との共同研究プロジェクトに携わっていたのですが、2つの大学の間で交換留学する学生を募集しないかという案が出たのです!
私は「これはまたとないチャンスだ」と感じ、考える間もなくすぐに立候補したところ快諾してもらえました。
問題は、チャンスを逃したくない!という気持ちが先行し即座に申し出たものの、貯金がなかったこと…(汗)
外国で無一文になるのはマズいと思って後から奨学金を申し込んだのですが、いきなり不採用になってしまって本当に焦りました。
その後は必死で友達や先輩に応募書類を添削してもらったり、面接練習に付き合ってもらったりして、何とか他の奨学金に合格することができました。
トラブル続きで幸先の悪いスタートにより、ホームシックに…
そうして期待を胸にアメリカに渡ったものの、留学生活を始めてすぐはトラブル続きでした。
行きの飛行機で10万円ほど現金の入っていたスーツケースが運悪くロストバゲージになってしまい、しばらく無一文に。
数日後に戻ってきたのでまだよかったのですが、見知らぬ土地で現金がないというのは精神的にかなりきつかったです。
また、アメリカでは「ソーシャルセキュリティナンバー(通称SSN)」を持っていないと部屋を借りることができないシステムになっています。
SSN取得のためには渡米してから発行まで1週間ほど待たなくてはいけず、しばらく部屋が借りられないまま、ホテル暮らしの日々が続きました。
友人も家族もいない状況で誰にも相談できなかったためとても心細く、私は早くもホームシックになってしまったのです…。
アメリカの女性はかっこいい!留学先でできた友達から学んだこと
ですが孤独だったのもつかの間で、私にもあっという間に友達ができました!
アメリカ人は、イメージ通りでとってもフレンドリー(笑)
当時英語がまだまだ拙かった私にも、他の学生たちは積極的に話しかけてくれました♪
また、和食やアニメ・ゲームなど、日本の文化に詳しい人がすごく多い!
驚きとともに日本人として嬉しく感じ、自分の国を誇りに思いました。
もう1つ驚いたことは、女性の大学院生の多さです。
女性の院生のうちのほとんどが博士課程の学生で、非常に優秀な人ばかりでした。
そしてみんな自分の夢をしっかり持ち努力していて、とてもキラキラしていました。
彼女たちと友達として交流し、将来について語り合ったことで、私は「頭のいい女性ってかっこいい!私もこんな風になりたい!」と憧れるようになりました。
初めての海外インターンで、将来のビジョンが明確に!
去年の秋には、アメリカの一般企業でのインターンシップも経験しました。
一番印象に残ったことは、学生向けのインターンでも採用には実務経験やスキルが非常に重要であること。
インターン中の他の学生たちもとてもレベルが高く、良い意味で刺激を受けることができました。
社員の方々はとても気さくで親切な方たちばかりで、毎日働くことが楽しかったです♪
インターン中の学生でも重要なプロジェクトを任されましたが、ミーティングでも立場に関係なく意見を出し合って、チームでより良い製品を作っていくことの喜びを感じました。
インターンを通して就職後の理想の自分のイメージが明確になり、もっとスキルや経験を積んで社会から必要とされるような実力のある人材になりたい、と思うようになりました。
留学に興味はあるのに、一歩踏み出せない方へ
私は留学するまで、無意識に「普通」という言葉にこだわっていましたが、留学を通してそれは意味のないことだということを学びました。
個人の人生や幸せの形は十人十色で、周りに合わせることが幸せだとは限らないからです。
留学先で出会った人たちのおかげで、私は本当は心の中で「もっと勉強して国際社会で活躍できるような素敵な女性になりたい!」と思っていることに気付くことができました。
そのために、これからは周りのことは気にせず自分のやりたいことを貫こうと決めたのです。
私が留学を通して学んだことは、どれも大切なことばかり。
迷っていたときに、一歩踏み出すことができて本当によかったと思います。
留学しようか迷っている方は、ぜひ外の世界へ飛び出してみませんか?
世界への一歩は、夢や希望を叶える大きなチャンス!
いかがでしたか?
ドイツのサマークラスに参加したことを機に、留学への思いが一層強まったひなさん。
サマークラス終了後に訪れたチャンスをしっかり掴み、アメリカでの留学生活をスタートさせました。
留学先の学生の友達や、インターンシップでの経験から多くの刺激を得たことで、ひなさんは自分らしく自分の進みたい道へ進むことの大切さを実感できたのですね!
留学にはさまざまなスタイルがあり、留学生それぞれに得るものがあります。
夢への強い思いがある方は、ぜひ勇気を振り絞って自分だけの留学を実現させてみてくださいね!