アメリカ留学の流れとおすすめ都市!全費用や必要なもの・奨学金も解説
海外の最新情報なども気軽に相談してみよう。各社パンフレットで料金や問い合わせ先が知れる!
目次
アメリカは先進国の代表でもあり、高校生から社会人まで留学に憧れる国と言われています。 今回はアメリカ留学の最新情報からアメリカ留学の費用・おすすめのアメリカ都市などを紹介していきます。
アメリカの留学におすすめな都市
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ロサンゼルス
年間を通して比較的暖かく過ごし易い環境にあるカリフォルニア州ロサンゼルスは、世界中から留学生が集まる人気の留学都市です。 のんびりリラックスでき快適に過ごせる環境で、教育レベルも高いロサンゼルスには日本からの留学生もたくさん訪れます。そんなロスの魅力について、詳しくご紹介します!
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ニューヨーク
ブロードウェイ、タイムズスクエア、ウォール街、自由の女神。アメリカの経済はもちろん文化の中心。日々異なる世界のトレンドが発信されているアメリカで最もおしゃれな街。「眠らない街」と称され、世界経済の中心である大都会ニューヨークとは?
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サンディエゴ
映画「トップガン」や、マリリンモンロー主演「お熱いのがお好き」などの舞台としても有名なカリフォルニア州・サンディエゴの街。メキシコ文化が融合されノスタルジックな空気が漂い、アメリカにいながらも異国雰囲気を醸し出す不思議な街です。
アメリカの留学に特におすすめな都市は「ニューヨーク」と「ロサンゼルス」です。 この2つの都市はアメリカ留学の中でも圧倒的に人気で、留学する人口がとても多いのでアメリカ留学でどこに行こうか迷った人には特におすすめです。
その他俳優やエンターテイメント・芸術系で留学したいなら「シカゴ」、語学学校が多く日本人も多い都市なら「サンフランシスコ」もおすすめです。
アメリカ留学の種類と申し込みの流れ
実はアメリカ留学にもたくさんの種類があり、それぞれ申し込みの流れが違います。
アメリカ短期留学
とりあえず1〜2週間の短期で留学してみたいという人はこちらのアメリカ短期留学がおすすめです。費用も安く気軽に留学できるので、アメリカで何がしたいか見極めたい人にもぴったりとなっています。
- パンフレットを取得する
- 留学エージェントに問い合わせる
- 留学先・留学日を決定
アメリカ語学留学・大学留学
アメリカ語学留学・大学留学では、現地の語学学校へ通ったり、アメリカの大学の外国人向けコースに通って英語を身につける留学です。 週18時間以上授業を受ける場合は「学生ビザ」が必要なので注意しておきましょう。
- パンフレットを取得する
- 留学エージェントに問い合わせる
- 学生ビザを取得
- 留学先・留学日を決定
アメリカの専門留学
アメリカの専門留学では、年齢問わず参加できる留学方法です。社会人の語学留学はこちらに含まれることが多いでしょう。 大体3ヶ月〜1年の期間で語学を学びますが、こちらはビジネス向けや経理・経営者向けの講座も存在しています。
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- 留学エージェントに問い合わせる
- TOEICが必要な学校の場合は取得
- 留学先・留学日を決定
アメリカのインターンシップ・ボランティア
アメリカでインターンシップやボランティアに参加したい場合は自分でインターンシップ・ボランティア先を探すことも可能ですが、語学学校と並行して参加できることもあります。 自分で探すのが不安な人は、留学エージェントに相談してみましょう。
- パンフレットを取得する
- 留学エージェントに問い合わせる
- インターンシップの場合は学生ビザを取得
- インターンシップ、ボランティア先・留学日を決定
アメリカ最新情報!留学やインターンシップもOK!
- 2021年8月現在、アメリカではさまざまな制限が解除に!
- 2021年8月現在、ワクチン接種の進むアメリカでは留学やインターンシップなどさまざまな目的で渡航可能です。入国前3日以内に受けた検査の陰性証明は必要ですが、ワクチン接種の状況や都市によっては渡航後の隔離措置やマスク着用義務も緩和されています。
留学先の候補として検討しやすい国なので、今年から来年の留学を考えている方は、留学エージェントに相談しながら準備を進めていきましょう。最新情報は大使館や外務省のWebサイトでチェックしてくださいね!
参考:在アメリカ合衆国日本国大使館
アメリカ留学は長期休暇を利用して語学学校に通う留学やアメリカの大学・大学院に入学したり授業参加したりする留学、ダンスやデザインなど専門分野と語学の両方を学ぶ留学など、さまざまな種類に分けられます。
こちらでは、アメリカ留学にかかる費用の相場やビザの種類、利用できる奨学金制度、おすすめ都市、アメリカ留学の特徴・メリットといった留学情報のほか、実際にアメリカ留学した人の体験談や具体的にはどんな留学プログラムがあるのかまで、まとめてご紹介しています。
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アメリカ留学のメリットと特徴
世界経済をリードし、最先端のテクノロジーや新しい文化を常に発信し続けるアメリカは、日本人留学生から大人気の国です。
留学のメリットとしては主に下記が挙げられます。
- 多民族国家のため、あらゆる文化や価値観と出会える
- 語学学校・大学・専門学校の数が多く、その特徴もさまざまなため、選択肢が豊富
- 英語を学びながら、専門分野をきわめることもできる
- ビジネス大国でもあるため、グローバル人材を目指すなどキャリアを意識した留学もできる
- 映画やドラマ、音楽などで聞き慣れている英語がマスターできる
「人種のるつぼ」とも言われるアメリカは、多種多様な人種や文化が入り混じっています。
語学学校、中学校や高校、大学などの学びの場でたくさんの出会いが待っていることでしょう。
英語力を伸ばすだけではなく、ITなどの専門技術やダンス、ファッションなど学びのジャンルも多彩!
志高い学生たちや本場の空気に刺激を受けながら、自分の可能性を広げる留学生活を送ることができます。
アメリカ留学にかかる費用の相場を比較
事前にアメリカ留学の費用を知っておいて、留学スケジュールの計画を立てておきましょう。 ここでは、アメリカ留学にかかる費用を期間別・内訳別に比べながら紹介します!
アメリカ語学留学の費用目安
期間 | 費用の目安 |
---|---|
1ヶ月 | 25~60万円 |
3ヶ月 | 55~140万円 |
半年 | 100~260万円 |
1年間 | 190~500万円 |
※上記に含まれていない費用:海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなど
アメリカの語学留学にかかる費用の目安は、1ヶ月で25~60万円です。
アメリカには多くの語学学校がありますが、授業数や期間、通うエリアなどにより学費が異なります。
また、語学学校と合わせてダンスや音楽、芸術など専門的なスキルをプラスαで学ぶとするとさらに費用がプラスされることに!
どのような語学留学プランにするかにより必要な費用が変わってくるのがポイントです!
アメリカ短期留学の費用目安
1週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | |
---|---|---|---|
合計 | 20~35万円 | 20~60万円 | 40~140万円 |
学費 | 2~6万円 | 5~20万円 | 15~60万円 |
渡航費 | 10~20万円 | 10~20万円 | 10~20万円 |
滞在費 | 3~5万円 | 3~10万円 | 9~30万円 |
生活費 | 3~5万円 | 3~10万円 | 9~30万円 |
※上記に含まれていない費用:海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなど
アメリカ短期留学にかかる費用の目安は、1週間で20~35万円です。
留学中に何をするのかによって必要な資金に差が出てきます。
語学学校に通う、大学の短期プログラムに参加する、習い事やおけいこでスキルを磨く…アメリカには多くの教育機関や専門学校があるので、短期であっても学べることはたくさんあります!
アメリカ大学留学の費用目安
アメリカの大学留学にかかる費用は、学費が大きな割合を占めますが、どの大学に通うかで費用に大きな差が出てきます。
こちらでは、公立の大学と私立の大学に分けて留学費用の目安をご紹介しています。
アメリカの公立大学に留学するときにかかる費用目安
6ヶ月 | 1年 | 2年 | 4年 | |
---|---|---|---|---|
合計 | 100~300万円 | 200~560万円 | 350~1,100万円 | 700~2,180万円 |
学費 | 50~150万円 | 100~300万円 | 200~600万円 | 400~1,200万円 |
渡航費 | 10~20万円 | 10~20万円 | 10~20万円 | 10~20万円 |
滞在費 | 18~60万円 | 36~120万円 | 70~240万円 | 145~480万円 |
生活費 | 18~60万円 | 36~120万円 | 70~240万円 | 145~480万円 |
※上記に含まれていない費用:海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなど
アメリカの私立大学に留学するときにかかる費用目安
6ヶ月 | 1年 | 2年 | 4年 | |
---|---|---|---|---|
合計 | 200~400万円 | 380~760万円 | 750~1,500万円 | 1,500~3,000万円 |
学費 | 150~250万円 | 300~500万円 | 600~1,000万円 | 1,200~2,000万円 |
渡航費 | 10~20万円 | 10~20万円 | 10~20万円 | 10~20万円 |
滞在費 | 18~60万円 | 36~120万円 | 70~240万円 | 145~480万円 |
生活費 | 18~60万円 | 36~120万円 | 70~240万円 | 145~480万円 |
※上記に含まれていない費用:海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなど
アメリカ大学留学は、学費によってトータル費用に差が出る!
およそ4,000もの大学が存在するアメリカには、世界的にも名高い教育機関も多くそろっています。
大学留学で大きな割合を占めるのは学費ですが、進学する大学によって学費には大きく幅が出てきます。
私立大学か州立大学か、4年制大学か2年制大学か、どの学部に通うのか、どの学位まで取得予定なのか…あらゆる項目によって学費が左右されるので、進学したい大学についてきちんとリサーチしておくことが大切です!
アメリカ留学の学費相場
- 1ヶ月の学費
- 約5~30万円
アメリカ留学でかかる学費は、1ヶ月あたりおよそ5~30万円が目安です。
アメリカで語学学校に通う場合
語学学校に通う場合、1ヶ月の学費は5~25万円ほどかかります。
学校がある地域や、授業日数などがポイントになります。
また、大学付属の語学学校もありますが、その場合は期間や学費を多めに見積もる必要があるでしょう。
アメリカで大学に通う場合
アメリカの大学に通う場合、学費の目安は1年間で100~500万円です。
州立であれば100万円~300万円前後の学費ですが、私立大学や名門大学になると年間の学費だけでも500万円前後かかるところもあります。
アメリカへの渡航費
- 往復の渡航費
- 約10~20万円
アメリカ留学でかかる渡航費は、往復で10~20万円が目安です。
渡航時期によって航空費には差があるので、観光シーズンや長期休暇時期を避けてシーズンオフの渡航期間(後述)を探すと、比較的安い航空チケットを見つけやすいです。
渡航時期によっては、一般の航空会社と格安航空ではチケット代に倍ほどの差が出ることもあるので、上手に活用していきたいところですね。
また、「航空券を購入したいけどどうやって探せばいいの?」とお悩みの方は、航空券探しに便利なサイトやアプリもあるのでぜひ活用してみてください。
アメリカ渡航を安くするポイント
アメリカ渡航のためにかかる渡航費は、渡航時期によって差があります。
たとえば、1~3月、10~11月(ローシーズン)の渡航は、チケット代が安くなる傾向にあり、往復10万円ほどで済ませられることも!
対して、年末年始や7~8月の夏休み時期など(ハイシーズン)の渡航は、観光目的の人が多いため値上がりしやすく、往復で20万円前後かかる場合もあります。
また、留学でよくある失敗に「予定が変わった」「ビザ取得に時間がかかった」などの理由で出国・帰国日を変更したらキャンセル料をとられてしまったというケースがあげられます。
早割プランや格安航空券などで節約しようと考えている方は注意しましょう。
留学エージェントによっては、キャンセル料無しで日程変更できる留学生向けの航空券を確保していることがあります。
エージェントを検討中・既に利用している方はそのようなサービスがあるか事前に確認しておきましょう。
アメリカ留学でかかる滞在費用
- 1ヶ月の滞在費
- 約3~10万円
アメリカ留学にかかる滞在費は、1ヶ月で3~10万円が目安です。
アメリカの家賃は、日本と同様に都市部ほど高くなりますが、郊外まで範囲を広げると月額3万円ほどの物件もあります。
留学中のトラブルを避けるためにも注意しましょう。
また、アメリカでは基本的に家賃が高額なので、シェアハウスもで滞在費を抑える学生も多いです。
都市部でも郊外と同じような費用感で滞在できるのでおすすめです。
せっかくだからアメリカのリアルな暮らしを体験したい!という方は、1ヶ月10~20万円でホームステイに挑戦するのもアリですよ♪
滞在方法別居住費の目安
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | |
---|---|---|---|---|
一人暮らし | 3~20万円 | 9~60万円 | 18~120万円 | 36~240万円 |
シェアハウス | 7~12万円 | 21~36万円 | 42~72万円 | 84~144万円 |
ホームステイ※ | 10~20万円 | 30~60万円 | 60~120万円 | 120~240万円 |
※食費(朝・夕食)、滞在費込み。また、ホームステイ手配料抜きでの目安です。
アメリカ留学にかかる生活費
- 1ヶ月の生活費
- 約3~10万円
アメリカに1ヶ月滞在した場合、食費などの生活費は3~10万円が目安となります。
チップ文化があるアメリカで生活費を大きく左右するのは、レストランなどの外食にかかる費用です。
アメリカの地域別生活費を比較
アメリカに滞在するときには、各地域の物価も見逃せません。
滞在する地域によっては、物価の差が生活費に影響を与えることも!
一般的には、ニューヨークやワシントンD.C.などの都市が位置する東海岸、サンフランシスコなどの都市が位置する西海岸をはじめ、下記のような地域が物価の高い都市として挙げられます。
- カリフォルニア州(サンフランシスコなど)
- ニューヨーク州
- メリーランド州(近辺にワシントンD.C.がある)
- ニュージャージー州
- ハワイ州
アメリカ留学での生活費を抑えるのなら、予算と相談しながらどの地域に滞在するかを決めるのもおすすめです。
また、上記都市の物価例を表にまとめてみたので、あわせて参考にしてみてくださいね。
≪アメリカ各都市の物価例(ペットボトルコーラ(0.33リットル)1本あたり)≫
都市名(州) | ドル価格(円) |
---|---|
サンフランシスコ (カリフォルニア州) |
1.40ドル (約209円) |
ニューヨーク (ニューヨーク州) |
3.79ドル (約567円) |
ボルチモア (メリーランド州) |
1.60ドル (約239円) |
ニューアーク (ニュージャージー州) |
1.80ドル (約269円) |
ホノルル (ハワイ州) |
3.96ドル (約593円) |
観光地として有名なハワイは特に物価が高い傾向にあります。
アメリカは州によって大きく異なるので、しっかり情報収集を行いましょう。
アメリカ留学に必要なビザ
先述した通り、アメリカで留学する場合は週18時間以上授業を受けるなら学生ビザが必要となります。
自分の留学にはどのようなビザを申請しなければいけないのか、きちんと把握しておくことが大切ですよ!
また、ビザの情報は変更となる可能性があります。
実際に申請する際には、必ず公式の情報を確認するようにしましょう。
アメリカ国務省のサイトはこちら(英語)
日本におけるアメリカ政府の公式ビザ情報サイトはこちら(日本語)
アメリカ留学に関連するビザの種類
アメリカ留学の目的・内容によって、取得するビザが変わります。
今回は、アメリカ留学に関連するビザ(4種類)をご紹介します!
F-1ビザ(学生ビザ)
語学留学の場合は、3ヶ月以上の滞在を予定している方、3ヶ月未満の滞在でも1週間で18時間以上の授業を受ける方は、F-1ビザを申請する必要があります。
M-1ビザ(職業訓練学校生ビザ)
デザイン学校や美容学校など、専門性の高い学校で学ぶときにはM-1ビザの申請が求められます。
J-1ビザ(交流訪問者ビザ)
ビザの申請を行うには、参加する研修やプログラムが国に認可されたものである必要があります。
「トレイニー」「インターンシップ」の2つのプログラムから選ぶことができ、トレイニーは職務経験が申請の条件にあるため社会人向け、インターンシップは日本の専門学校・短大・大学に在学する学生が対象です。
プログラムは、アメリカ政府の認可を受けているものであれば参加可能。
仕事のジャンルも、ホテル業界や旅行業界、IT関連、ウェディング、アパレル、商社など多岐に渡ります。
J-2ビザ
J−2ビザの保有者にもJ-1ビザ同様、就労が許可されます。
自分に必要なビザを確認する
留学の種類 | ~90日未満 | 90日以上 |
---|---|---|
語学留学 | 不要 ※ESTAの申請が必要 | F-1ビザ(学生ビザ) |
高校留学 | F-1ビザ(学生ビザ) | F-1ビザ(学生ビザ) |
大学留学 | F-1ビザ(学生ビザ) | F-1ビザ(学生ビザ) |
上記は必要なビザを留学の目的別に分けた表です。
90日以内の語学留学であればビザなしで渡航できますが、必要の有無は授業時間数によっても変わってくるため注意しましょう。
アメリカ留学のビザ申請方法
こちらでは、アメリカのF-1ビザ(学生ビザ)を例に、ビザの申請方法をご紹介します。
学生ビザを申請する流れ
- 入学予定であるアメリカの学校に入学願書を提出する
- 必要書類を学校へ提出する
- 留学許可証(I-20)を受け取る
- 学生ビザ申請のための書類を揃える
- SEVIS費(F-1、M-1、J-1ビザ申請者を対象とした費用)を支払う
- ビザ申請料を支払う ※申請料のレシートを面接時に提出するので捨てずにとっておきましょう
- 大使館・領事館で面接を受ける
- ビザ付きのパスポートを受け取る
アメリカのF-1ビザ(学生ビザ)申請から取得までのおおまかな流れは、上記のようになります。
アメリカのビザ申請料は185ドル(約27,700円)、SEVIS費は350ドル(約52,400円)です。
学校に提出する書類やビザ申請のために必要な書類は、ビザの種類によっては必ずしも統一されているわけではありません。
ビザ申請の公式サイトで要項をチェックしながら手続きを進めていきましょう。
アメリカ留学の奨学金制度
アメリカの高校・大学・大学院へ留学する方は、奨学金制度が利用できる場合があります。
奨学金とは、進学や留学を希望する学生で経済的に余裕のない方を対象に、政府や教育機関、団体などが資金を貸し出したり給付したりする制度のことです。
大学・大学院留学は学費を中心に費用負担が大きいので、ぜひ奨学金制度を利用していきたいですね!
受給に際しては、制度ごとに条件が定められていたり審査が行われたりするので、各団体の公式サイトなどを調べてみましょう。
また、日本政府が行っている留学生支援制度トビタテ!留学JAPAN でも奨学金の募集が行われているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
利用できる奨学金例
募集団体名 | 概要 |
---|---|
平和中島財団 | 【大学生・大学院生】 ・募集人数:15名 ・学部学生:月額15万円および渡航費 ・大学院生:月額20万円および渡航費 |
一般財団法人柳井正財団 | 【高校を卒業している20歳以下の学生】 ・募集人数:20名程度 ・年間7万ドルを上限とし4年間支給 |
大真奨学生 | 【大学生・大学院生】 ・募集人数:1~数名 ・海外の大学または大学院の1年間の学費の一部 |
文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」 | 【高校生コース】 ・募集人数:4分野800名程度 ・支給額は渡航地域、留学期間によって異なる |
アメリカ留学に必要な準備
アメリカ留学に必要なのは、ビザや留学資金だけではありません。
こちらでは、準備しておいたほうがいいものや知っておきたい情報をご紹介します!
渡航前に受けておくべき予防接種
アメリカ留学で予防接種は必須?
フルタイムの語学学校や大学に通う場合、多くの教育機関で予防接種の証明書を提出することが求められます。
どの病気の予防接種を受けるかは各教育機関によって異なりますが、一例として
- はしか
- おたふく風邪
- 風疹
などの病気は指定されることが多いです。
予防接種はアメリカ国内でも受けることができますが、病気の種類によっては複数回ワクチンを接種する必要があったり、現地の病院で受診すると医療費が高額になってしまう場合もあります。
進学する教育機関の要項を確認し、受診できるものは早めに日本で済ませておくのが良いでしょう。
なお、大学によっては学内で予防接種(無料)を受けられることがあります。チェックしてみてくださいね。
≪スタンフォード大学における予防接種の要項および記載用紙≫
アメリカ留学で推奨されている予防接種
その他、厚生労働省検疫所によると破傷風の予防接種が推奨されています。
破傷風とは、口や手足のしびれなどの症状がみられる病気で、破傷風菌が移ることで発病します。
予防接種をきちんと受けていれば10年間免疫が続くので、渡米前にすませておくとよいでしょう。
そのほか、アメリカで気をつけたい病気に「A型肝炎」「サルモネラ感染症」「デング熱」「ペスト」「狂犬病」などがあげられます。過去に流行したという報告があるので、事前に確認しておきましょう。
入っておきたい海外保険について
もしもの時にそなえ、海外旅行保険や留学生向け保険への加入はしっかり済ませておくのがおすすめです。
アメリカで医療にかかった場合、風邪やちょっとした骨折程度で病院を利用しただけでも、高額な医療費を請求されることがあります。
保険に加入していることで、予想外の出費を回避することにつながりますよ!
アメリカ留学におすすめのシーズン
たとえば留学先として人気の高いニューヨークはイベントの多い冬がおすすめ!
寒さが増してくる時期ではありますが、アメリカらしい過ごし方ができますよ。
また、西海岸のロサンゼルスも人気がありますが、年間通して気候が温暖なので長期留学でも過ごしやすいです。
ただし朝晩は冷えるのでどの時期にいっても気温差に対応できる服装を用意しておくことが大切!
アメリカに留学する時期を決めるときには、滞在する都市に合った情報を集めるようにしてくださいね。
アメリカ留学におすすめのお土産
アメリカへのお土産として人気があるのは、日本らしさを感じられるものです。
和菓子や駄菓子、緑茶、手ぬぐい、扇子、湯のみ、和風デザインのボールペン、印鑑(判子)、漢字が入ったグッズなどが定番でしょう。
ホームステイ先に小さな子どもがいる場合は、アニメのおもちゃをプレゼントすると喜ばれるという例もあります。
また、持って行くお土産について、簡単に英語で説明できるようにしておくのも良いですね。
必須なものではありませんが、お土産を通して盛り上がることで仲良くなれた!というケースも多いので、ぜひご検討ください!
留学エージェントを比較する
2023.08.29アメリカ留学におすすめのエージェント6社比較
アメリカの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
正式国名 | アメリカ合衆国(The United States of America) |
公用語 | 英語 |
国歌 | 星条旗 The Star-Spangled Banner |
面積 | 9,833,517 km² |
人口 | 3億3,650万人(2024年6月時点) |
首都 | ワシントンD.C. |
通貨 | ドル($)、セント(¢) |
約983万 km²、世界第3位の国土面積をもつアメリカ。さまざまな目的で、世界から多くの留学生がやってきます。
魅力的な都市ばかりで、どこに留学しようか迷ってしまいそうですね!
場所によって治安の状況も異なるので、滞在先を選ぶときは環境をしっかりチェックしておきましょう。
アメリカでワーキングホリデーはできないの?
残念ながら2024年8月現在、日本とアメリカ間(ハワイ含む)でワーキングホリデー協定は結ばれていません。
ですが、ワーキングホリデーの代わりにJ-1ビザ(交流訪問者ビザ)を取得することによって就労体験を行うことができます。
アメリカで仕事経験を積みたい!という方は、ぜひJ-1ビザを活用してみてください。
アメリカに関するよくある質問
アメリカ留学をするのに必要な語学力はどのくらい?
語学学校へ通うにあたっては、英語力が初級でも心配ありません。アメリカの語学学校はコースも豊富で、なおかつ入学時にはクラス分けのテストを行うので、自分のレベルにあった授業を受けられます。ただし大学留学や資格取得が目的の場合は授業についていくために一定の英語力が求められることが多いので、各機関の条件を確認しましょう。
アメリカの治安は?
アメリカの治安は、日本と比べると決してよいとは言えませんが、地域によっては安定しているところもあります。一例としては、カナダと隣接しているバーモンド州やマンチェスターなどの都市があるニューハンプシャー州、アメリカ東部のバージニア州などが比較的治安のよい場所として挙げられます。現地の治安情報は外務省のサイトや留学エージェントなどから手に入れられるので、事前に確認してから留学に臨みましょう。
アメリカのホームステイってどんな感じ?
アメリカは多国籍国家なので、さまざまな人種の人たちが暮らしています。そのため、ホームステイの受け入れ先が必ずしもネイティブのアメリカ人とは限りません。また、ステイ先の環境も家庭ごとに異なります。ホームステイで滞在するときは、各家庭のルールや考えを尊重して生活することが大切です。もしトラブルなどが発生したときは、エージェントや学校の担当者などに相談しましょう。
アメリカ留学中にアルバイトできる?
学生ビザでアメリカに留学した場合、基本的にアルバイトは禁止されています。ただし、大学では成績などの条件によって、週20時間までのアルバイトが認められることもあります。語学学校に通う生徒はアルバイトが許可されていないので注意しておきましょう。
アメリカでは日本人が少ない環境で学べる?
アメリカには日本人も多く留学しているので、特に留学人気都市では日本人が多い学校もあります。ひとくちにどの場所に日本人が少ないと言うことはできませんが、より英語環境に浸りたい!というときは都市部より地方に滞在してみることもひとつの方法です。語学学校によっては、同一国籍の学生の割合を制限しているところもあるので、学校を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
アメリカ留学でエージェントを使うメリットは?
留学エージェントのメリットとして「時間と労力をかけずに、より確実に手続きを行える」ことが挙げられます。留学エージェントでは、語学学校や滞在先の手配、留学保険やビザの手続き、現地サポートなどさまざまな手助けしてくれるため、手続きが滞ったり途中で間違ったりなどのリスクなく、安心して留学に備えられます。また、エージェントを利用することで語学学校の授業料が割引になるところも多いので、ぜひ活用していきましょう!
留学エージェントのパンフレットをもらおう!
留学エージェント各社のパンフレットは無料で取り寄せることができます。
留学エージェントとは、留学を手配する代理店です。手配だけではなく、学校選びや留学全般のアドバイス、留学中のサポートまで、留学のプロがあらゆる面でサポートしてくれます。
はじめて留学・ワーホリする方には特におすすめです。
アメリカの留学プログラム
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