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【体験談】このまま就職しても大丈夫?アメリカで本気のインターン経験

2018.09.21

留学くらべーる編集部

【体験談】このまま就職しても大丈夫?アメリカで本気のインターン経験
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今回の体験談は、IT系企業に勤める渡辺ひろこさんこと『ぴろりさん』です!
就職前、将来に迷いがあった彼女は、後悔しないために思いきって大学を1年休学し、 フィリピンで語学留学。その後、アメリカでインターンを経験しました。

「心の中ではやりたいことがあってもなかなか1歩前に進み出すことができなかった…」

そんな彼女が、月間20万PVのメディアを設立・運営するまでになりました。アメリカでのインターン経験によって得たものはなんだったのか、また、彼女のインターン成功の秘訣についても聞いてみました。

プロフィール

項目 概要
名前 渡辺ひろこさん(通称:ぴろり)
渡航した年 2015年6月〜2016年3月
渡航した年齢 22歳
渡航先の国 フィリピン / アメリカ

留学の経緯

期間
2015年6月〜9月 ・フィリピンのセブ島で語学留学
・英語を学びながら、観光地でのガイドボランティア
2015年10月〜2016年3月 ・アメリカでインターンを経験

留学の経緯を教えてください。

大学4年生に進級する前、将来に迷いがあり、海外インターンをすることに決めました。
そのために大学は1年間休学し、他の国と比べ安価で語学留学ができるフィリピン(セブ島)へ語学留学をしに行きました。 その後、アメリカのサンフランシスコで、念願だった海外インターンを経験しました。

シリコンバレーでのインターン

シリコンバレーでのインターン

シリコンバレーでのインターンの経緯について教えてください。

はじめの2週間は「シリコンバレー海外研修」を受け、その後、運営団体でインターンをしました。
「シリコンバレー海外研修」とは、シリコンバレー在住の起業家や研究者などの支援によって運営されている団体の、グローバル人材育成プログラムのことです。

この海外研修では、アメリカのIT系企業・スタートアップ企業・大学に訪問したり、グローバルに働く社会人からの直接講義を受けたり、現地の大学生と英語でセッション&プレゼンしたりしました。

現地の大学生と英語でセッション

インターンではどのような業務を行いましたか?

私は広報と企画の業務を行いました。具体的には下記のようなお仕事です。
ビザの関係で、そこでは無給のインターンでした。

項目 概要
広報 「Facebookページでの広報」「連携大学との連絡」「ミートアップへの参加」、「ポスターやウェブサイトなどの変更」など
企画 「アンケート作成・分析」「ホテルや会議室のリサーチ」など

このインターンを通して得たものはなんですか?

この仕事を通して、仕事や将来に不安を持つ、自分と似た立場の人の悩みを解決するお手伝いができたと思っていて、その意義のようなものや情報を発信する・届けることの面白さなど、仕事において人生においてどのようなことをしたいのか、自分が大切としているものは何かなど、自分の軸が見つけられました。

この組織だからこそ発信できる情報を精査したり、また、リサーチを繰り返すなどターゲットが求めているものを追求したりなど、自分なりに工夫をすることでFacebookページでは運用前の10~20倍のリーチ数を獲得できました。

サンフランシスコでのインターン

ゴールデンゲートブリッジ

サンフランシスコでのインターンはどのような経緯だったのでしょうか?

シリコンバレー滞在中に、イベントで知り合った大学生から紹介されたことがきっかけです。
教えてもらってからは、すぐにアポをとり、インターンをさせてほしいと交渉し快くOKしていただきました!

シリコンバレーで滞在中、「出会いを増やす」「仕事を知る」「シリコンバレーについて知る」といった目的で私はミートアップに参加していました。
そこで出会う同年代の中には、すでに自分のしたいビジネスをはじめている人もいましたし、チャレンジ精神旺盛で自分の意見をしっかりもっている人が多いという特徴がありました。そういった環境に感化され、いつか家具シェアリング系のビジネスをやりたいと思っていると、私も周りに発信し続けました。
自分が何をしたいのかをオープンにしたことで、サンフランシスコでそういうサービスの立ち上げがあると紹介してもらい、きっかけが生まれたのです。
あとは冒頭でもお伝えしたとおり、自分から積極的に交渉をして、インターン参加が決定しました。

meetup

サンフランシスコのインターンでは どんなことをされましたか?

家具レンタルサービス事業のスタートアップにたずさわりました。
想定される利用者層(短期滞在の方など)へのリサーチや、関係者へのインタビューなどが主な業務でした。

※スタートアップ(Start up)とは、日本のビジネス用語で、「起業」「立ち上げ」という意味です。

ホワイトボード

このインターンをとおし、何を得ましたか?

アメリカに渡航する前から、『”大学生が卒業する時に、家電や家具を捨ててしまう問題”をネットで解決したい』って思っていました。

サンフランシスコでのインターンは、自分のやりたいビジネスに近い仕事内容であり、スタートアップの環境を間近に経験できてとても良かったです。
今回のインターンの経緯の通り、自分のやりたいことや思いを発信する重要性を実感し、「チャレンジすることが当たり前」「失敗しても何度もチャレンジする」といった風潮がある同年代の出会いにより成長することができました。
そういった刺激に感化され、私も『KADAI INFO』という学生に役立つメデイアを学生自身で作るサイトを立ち上げて帰国することができました!

KADAI INFO

目的達成のために行ったインターン以外の活動

インターンの他にどんなことをされていましたか?

インターン以外でも、実際にアメリカで働く社会人を知ることもできました。
サンフランシスコでは社会人とシェアハウスで共同生活をしたことと、アメリカで実際に働いてる人にインタビューを行っていたことも大きかったです。

個人でインタビューの活動も行っていたんですか?

最低でも週1回のペースで、アメリカで働いてる人にアポイントをとってインタビューをしていました。
今まで日本で暮らしている時は、大人は表面上だけでしか話を聞いてくれないといったイメージで、大学生の私は社会人に対して苦手意識を持っていました。
アメリカのシリコンバレーやベイエリアで働く方々は特別かもしれませんが、インタビューをする中で「私はこういうことがしたいです!」という発言に対して、提案や紹介をしてくれるなどポジティブな大人の反応を見ることができました。

シェアハウスでの生活をしていた社会人はどんな人がいましか?

シェアハウスのテラス

英語力の向上のためにも、サンフランシスコに移動してもシェアハウスを続けていました。
サンフランシスコに滞在していた2か月は、ベイエリア付近で働いている社会人10人との生活をしていました。
医療系、金融系や経営コンサルティングの会社で働く方など全員、見事に業種がバラバラで日本では出会えないような仕事をしている人ばかりでした。

シェアハウスで一緒に生活をしていた社会人はどんな生活をしていたんですか?

私は留学前、アメリカ人は日本人より仕事をしていないイメージを持っていました。
実際は、仕事をしていないわけではなく会社でダラダラと残業をしていないということでした。

平日は決まった時間に家へ帰り、必要な仕事があるようであれば夕食後に家で仕事を行い、土日でも半日は仕事を家でしている人も時々みました。

私の感じたアメリカで働く人の特徴は、「早寝早起き」、「平日は外食したり飲んだりせず仕事が終わったら家に直帰」、「金曜日はWFH(Work From Home)が多い」などなど

※WFH(Work From Home): 在宅勤務。天候によって、会社に出勤できない、お子さんのいる主婦、パソコンがあればどこでも作業ができる現代での新たな勤務システム

英語力を伸ばす環境作り

シェアハウスの友達と

留学後の英語のスキルはどれくらい変化がありましたか?

アメリカでのインターンの前に英語での基盤を作るために、フィリピンで語学留学に行きました。
2か国の経験を通して、英語力を伸ばすために必要なことは実際に英語を使って話すこと=「ネイティブとシェアハウスで生活をする」ということでした。シェアハウスといっても、重要なポイントは複数で生活をすることです。

ネイティブな人、しかも複数人で生活することは、

・話す機会が人数が多ければ多いほど増える!
・大人数のネイティブ同士の会話をリスニングできる!

…といった魅力があります。

アメリカで出会った人たちは、みんな初めは陽気に話かけてくれるのですが、その後は自分から声をかけなければ日常会話が生まれません。
相手に伝わっていないと「What?」と繰り返されることも多く、はじめは心が折れることも多かったです。

めげずに話しかけていったことで、最終的にはネイティブとも会話ができるようになりました。

留学くらべーるから

ぴろりさん

いかがでしょうか?

シリコンバレーのようなGoogle社、Facebook社、Apple社など世界的に有名な企業がある環境でインターンを行い、たくさんの学びと良い刺激を受けたぴろりさん。
彼女のように海外で挑戦をすることで、今までと違う思考や行動を生み出し日本でも良い結果をつなげられそうですね!

海外インターンに対し、普通の語学留学より準備が大変というイメージを持つ方、英語力が必要といった壁を感じて諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。 ぴろりさんのように比較的安価な国で語学留学後に海外インターンという方法もありますので、諦めるのはまだ早いかもしれません。

目標を達成するために大切なのは、情報を手に入れることです。具体的な情報を手に入れることで、目標達成するための道筋を組み立てることができたり、案外かんたんに悩みが解決することもあります。 まずはエージェントにアドバイスをもらうなどから始めてもいいかもしれませんね。

留学くらべーるって、どんなことをしてくれるの?

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