【体験談】オーストラリアに長期留学♪6か月間滞在したパースの魅力をお伝えします!
2018.08.24
留学くらべーる編集部
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目次
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | noworriesさん |
渡航した年月 | 2013年10月 |
渡航期間 | 6か月 |
渡航先の国/都市 | オーストラリア/パース |
渡航時の年齢 | 30歳 |
パース暮らし方ガイド
パースのどこに住む?
西オーストラリア州の州都パースは、住みやすい街の世界ランキングにも常にトップ10入りし、その美しさは世界一美しい街という称号を与えられたほど。
さて、そこで実際に住むとなるとどんな方法があって、一体いくらくらいかかるのかをお伝えしたいと思います。
手軽で安心ホームステイ
海外での中期滞在ですぐに思いつくのが、ホームステイ。
特に、語学習得を目的としている人には一番おすすめです。
ですが、ここで注意が必要なのは英語を母国語としない家庭へのステイもあり得るということ。
移民の多いオーストラリアでは可能性が十分にあるので、紹介してくれるエージェントに自分の目的や条件をしっかり伝えて交渉をしましょう。
逆にメリットとして捉えるなら、英語と他の言語を学ぶ機会にもなるので、いろんな言語に興味のある方はぜひチャレンジしてみてください♪
そして、費用は割高です。
2食または3食込みでというところが多いので、1週間あたり300ドル(約2.5万円)くらいが相場になります。
一度はやってみたいハウスシェア
ハウスシェアは、大きな家の共有部分であるキッチンやお風呂、トイレは皆で使って、個室はそれぞれが使うというもの。
オーストラリアではかなりメジャーなシステムです。
短期から入居できて家具を買う必要もないので、スーツケースひとつでやってくる人も多いです。
入居者はいろいろな国の人がいるので、生きた国際交流の場になること間違いなし。
私も友人のシェアハウスにパーティーやご飯を食べによく遊びにいきましたが、一緒に暮らすことで絆も深まりとても楽しそうでした。
ただ、私物がなくなるトラブルや金銭的なトラブルがゼロとは言えません。
自己管理をきちんとする、何か問題が起きたときに自分で交渉するコミュニケーション力が必要になります。
料金は物件によりますが、週120ドル(約1万円)くらいからあり、選択肢も多いのが特徴です。
パースのシティから徒歩圏内にある大自然キングスパーク
巨大な公園の昼の顔
西オーストラリア州の州都パース。
世界一美しい街の異名もとるこの街の自然は、本当に美しいです♡
まずはシティから車で5分、東京ドーム20個分以上のキングスパーク。
この公園のすごいところは、ただ大きいというだけでないところ!
大きな芝生エリアでのんびりゴロゴロすることもできるし、ペットを連れて行って散歩もできます。
春先には、パース名物のワイルドフラワーが咲き乱れる本当に美しい景色を楽しむこともできます。
また、パースのシティエリアとリバーサイドを見渡せる展望台も。
さらに、夏場であれば噴水エリアで水浴びや川遊びをしたり、植物園もあるので季節の花を楽しむこともできます。
1日楽しめる上に入場料、駐車場も無料です。
シティからはなんと無料バスCATが運行しているので、車がなくても大丈夫!
巨大な公園の夜の顔
パースは「city of light」という別名があるほど、夜景がとても綺麗な街です。
大都市に比べれば、こじんまりとしたシティエリアですが、川沿いにあるシティエリアと夜の海は本当に美しい♡
その美しさを上から眺めて楽しめるのが、キングスパークです。
キングスパークは小高い丘の上にあるので、その夜景を楽しめるスポットもたくさんあります。
そして、その中でも戦没者の記念碑のある広場から見る夜景は圧巻!
歌に出てきそうですが、私は留学していて落ち込んだときに、この景色を見に来ました。
そして、この街に暮らせる幸せを心から感じたものです。
スワン川沿いの散歩道
シティエリアから5分ほど歩くと、スワン川にたどり着きます。
一瞬海とも思える大きさですが、川なんです。
しかし淡水と海水の混ざり合った汽水なので海水魚やパースのシンボルブラックスワンがたくさんいます。
そしてとても運がよかったら、イルカを見ることもできます。
このスワン川沿いの遊歩道はよく整備されていて、ヤシの木があったり、青々として芝生が植えられてたりと開放感満点!
散歩したり、ジョギングしたりしていると、自分が都市にいるなんて思えない開放感を味わえることができます。
少し疲れたら水辺のカフェで一息。
自然と都市の近さがパースの大きな魅力です♪
海に面した西の都流パースでのお休みの過ごし方
インド洋に臨む街
パースは、オーストラリアの西海岸にある西オーストラリア州の州都です。
1年中温暖で、インド洋に面している街は人々も自然も穏やか。
本当にオーストラリアらしさが、味わえる街です。
シティはコンパクトに商業エリアがまとめられ、そこから徒歩圏内に大きな川や東京ドーム約20個分のキングスパークがあったりと、自然と都市機能の融合が美しい街なんです。
かつては、世界で最も美しい街と称されたり、city of lightと称されたりと、魅力たっぷりの都市です!
港町フリーマントル
そんなパースから電車で30分、またはフェリーで1時間程度でフリーマントルという港町につきます。
ここはかつては、流刑人たちが収監されていた大きな刑務所があった場所。
その歴史をかいま見ることもできますし、今は海岸沿いにカフェやマーケット、バーが立てられ、週末はパースっ子たちがのんびり思い思いに休暇をエンジョイしています。
偶然一緒になったカフェでフレンドリーなパースっ子とおしゃべりなんてこともよくありました♪
海沿いの道から徒歩5分のカプチーノストリート
海岸沿いから数分でフリーマントルのメインストリートに。
その100メートルほどに続くオープンカフェたち。
このカプチーノのストリートでお茶をしながらのんびり日光浴するのが楽しいんです♡
オージー(オーストラリア人)たちはコーヒーが大好きなんです。
しかし日本のドリップはほとんどなく、エスプレッソ型が主流です。
フラットホワイトというカフェラテ風のものと、ロングプラックというブラックコーヒーの濃いものはオーストラリア独特のもの。
これを頼むとオーストラリア来たなあという気分になっていました。
やっぱり海岸で1杯!
港に面したところには、数々のバーがあります。
ビールの醸造所やワインバーまであり、晴れた日に水面にキラキラと反射する光にまぶしさを感じながら、海を見ての1杯はもう最高です♡
友達が遊びに来てくれた時は必ず連れて来ていました。
そしてオーストラリア人は本当にフレンドリー。
隣のテーブルで飲んでいた人たちといつのまにか仲良くなって皆で笑いながらビールを飲んでいたなんてこともよくありました♪
パースにはごちそうがいっぱい!
巨大な大地が生み出すごちそう
オーストラリアの西海岸にあるパース。
インド洋に面するこの都市は、日本の20倍以上の国土を誇るオーストラリアの3分の1を占める西オーストラリア州の州都です。
広大な国土の恵みから、食事はかなりおいしいのです。
いわゆるウエスタンフードから海の幸、そしてスイーツに至るまで。
今回は私が大好きだった、おいしい海の幸、スイーツそしてワインを紹介します。
海沿いの街のごちそう
これぞパース名物チリマッスルです。
銀色の大きなボウルにこれでもかと詰め込まれたマッスル(貝)。
パース近江で採れた貝をトマト、唐辛子、ニンニク、白ワインで煮込んだものです。
パースのイタリアンでは必ず出てくるメニューです。
この貝が本当においしい!
初めて食べたとき、この大きさにびっくり!
こんなの全部食べるのは少食な日本人には無理だと思いながら食べてみると、気がついたらなくなっていました(笑)
そして残ったスープにパンをつけて食べるとこれはもう最高です。
好きなものを好きなように フィッシュマーケット
海沿いのレストランでよくあるのが、フィッシュマーケット併設のもの。
好きな魚と調理方法をオーダーして待つと熱々の魚料理がでてくるというものです。
海辺のシートでフィッシュアンドチップスを食べるというのが地元オージーたちの定番。
あげたての魚とポテトは本当においしい。
Takeaway(オーストラリアではテイクアウトのことをこう言います)して、砂浜で座ってなんていうのも最高です。
さすが多国籍国!アジアンスイーツもおいしい♡
オーストラリアは人種のるつぼ。
多くのアジア人が暮らしています。
そのため、アジア料理もかなり本格的でおいしいのです。
私は日本では見たことがないような大きな台湾のかき氷にはまりました。
結構高くて10ドル(約830円)くらいしたので、そうそう食べられませんでしたが…。
アジアの味が恋しくなった時に、たっぷりのおいもと小豆、タピオカと黒蜜がかかったかき氷を食べるのは、すごく幸せでした♡
おいしいワインも魅力
実はワインで有名なのがパース。
パースの南には広大なワインナリーであるマーガレットリバーがあります。
そこでパース市内でもかなりおいしくリーズナブルなワインが楽しめます。
珍しい赤のスパークリングワインもお手頃価格!
せっかくですから、ぜひオーストラリア産のワインをお試しください。
パースのビーチで感じたインド洋の魅力
シティビーチに行ってみよう
オーストラリアの西海岸に位置するパース。
この街の大きな魅力のひとつとしてビーチエリアの美しさがあります。
シティエリアからバスや電車で20分程度のビーチもあります。
とある沿線では、2、3駅ごとに違うビーチに行くこともできます。
スカボロ、コッテスロなどは人気エリアなので周辺に飲食店やカフェがあり、ドリンクを飲みながら海を見るなんてこともできます。
また、ビーチ沿いではイベントが開催されています。
夏はライブやダンスパーティがあり、また朝にはヨガ教室も開催されており、ビーチだけでない楽しみ方があるのです。
ビーチを眼下にランチ
コッテスロビーチにある有名レストランが、インディアナ・ティーハウス。
パースのカレンダーにも出てくるくらいの有名どころです。
少々値は張りますが、ここからの景色が本当に素敵です。
建物自体もコロニアル調で情緒があり、小窓から眺めるビーチの美しさは本当に素晴らしい。
冷たい飲み物を飲みながら、眼下に広がるビーチを楽しむ休日。
とてもゆっくりと贅沢な時間が流れるのです。
インド洋に沈む夕日
西海岸の醍醐味は何と言ってもサンセット。
そしてパースの夕日は本当に美しいです。
何も遮るものがない海岸線。
地球が丸いことを否応なしに感じさせるカーブする地平線。
そこにこんなに太陽は大きかったのか…とため息しか出てこないほどの大きな夕日が沈むのです。
私は日本でこんなに大きな夕日を見たことはありませんでした。
初めてパースで夕日を見たときに、いつかここに住みたい!と決意したほど、ものすごい美しさです。
さらに吸い込まれるように沈む夕日。
沈む瞬間の早さと沈んだ後も残る赤さ。
空に反射する日の光。
自然の雄大さを五感で感じる瞬間です。
人生の岐路に立っているとき、迷ったとき、困ったときにみると、本当に自分に素直な決断ができる風景です。
パースの避暑地マーガレットリバー
ちょっと南にいきましょう
オーストラリア パースは南半球にあります。
そこで季節は日本とは真逆。
気候は1年を通して温暖で冬でもセーターがあれば大丈夫、夏は暑く40度を超える日が多いですが、湿度が低いので朝晩は本当に涼しく快適です。
日本に比べると夏も過ごしやすいのですが、さすがに40度超えの日々が11月から3月過ぎまで続くと疲れてしまうもの。
そこでパース人たちがよく言うのが、南に行こう!という言葉。
南は緯度も下がり、涼しいのです。
いわば避暑地ですが、避暑地として有名なのがパースのシティーセンターから車で3時間ほどのマーガレットリバーです。
ワイナリーで有名な場所ですが、ワイナリー=ぶどう畑とセラーと思っていた私は、行ってびっくりしました。
それだけではないのです。
こんなところで3日間もどうするんだろうかと思って出かけた私は、1週間は行きたかったなと思ってしまうほどでした。
その魅力をご紹介します。
テーマ別ワイナリー
シティーから車を走らせ2時間ほどでマーガレットリバーに入ります。
パースは道もまっすぐ、交通渋滞はないので、だいたい200km離れていたら2時間で到着します。
ワイナリーに入るとまずはその大きさに感動します。
予想はできてはいたけれども、目の前に広がる大きなぶどう畑。
青く澄み渡る空と緑のぶどう畑、そこに吹き渡るさわやかな風。
それだけで来てよかったなと思わせてくれます。
さらにこの地帯には大小あわせて100以上のワイナリーがあるんです。
ワイナリーなんてワイン売っているだけでしょ?なんて思っていましたが大間違い!
オーストラリアの原住民族アボリジニーの絵画を飾っている美術館や陶器や小物を売っている雑貨屋さんが併設のところ、クラシックカーの展示をおこなっているところやチャペルを併設いしているところまで、多種多様。
ワイナリーのマップを見ながら次は何かなぁと、とても楽しみでした。
2つの大洋が交わるポイントやツリーハウスまで
マーガレットリバーの特徴のもうひとつは豊かな自然。
南平洋とインド洋が交わるポイントや、ツリーハウスを有する大きな森、そして鍾乳洞に至るまで地形のダイナミックな変化を感じられます。
こちらも車があれば1時間程度でまわれます。
観光で立ち寄るには、バスが一番便利ですが、あちらで長期滞在すると必ず友達ができます。
友達とレンタカーでドライブというのが最もオススメです。
日本と同じ右ハンドルですし、おおむね交通規則も同じなので日本人には比較的運転しやすいです。
パースから船で30分の日帰りロットネスト島へ
日帰りで離島リゾート
パースがあるのは、西オーストラリア州。
オーストラリアの西にあるため、インド洋に面していて美しいビーチの数々をシティからほんの数十分で楽しめます。
シティービーチでも十分なんですが、もっと海を満喫したいという時におすすめなのがロットネスト島。
パースのシティから30分から1時間程度フェリーに乗ればついてしまいます。
オフシーズンであれば、フェリー、レンタサイクル、宿泊費込みで200ドル(約16,500円)程度。
もちろん日帰りでも楽しめる島です。
周囲は4kmという小さな島で島内は自動車が使えないので、移動は自転車か歩きになります。
自転車を走らせればすぐにビーチ
島につくとすぐにある観光案内所。
島の地図を手に入れていざサイクリング!
少し自転車を走らせるとすぐにビーチがあります。
海水浴用のビーチは点々とあり、スノーケリングギアを自転車にくくりつけて、お気に入りのビーチを探して海水浴なんて最高です。
どのビーチも透明度が高く、足のつく範囲でも大きな魚が見られます。
また、洞窟がある海水浴場もあり、荷物をその中において、海水浴と洞窟の往復をして心行くまでのんびり過ごすなんてこともできます。
ロットネスト島の由来
ロットネスト島には、固有種であるクオッカという動物がいます。
カンガルーに似たかわいらしい動物です。
その昔、オーストラリアに入植した人がこのクオッカを見て、ラット(=ねずみ)だと思ったようです。
そして島内にたくさんいるクオッカを見て、この島をラットネスト(ねずみの巣)と名付け、それが訛ってロットネスト島という名前がついたそうです。
と聞くと、あまりいいイメージはないですが、実際のクオッカはとてもかわいらしいんです!
小首をかしげた様子なんて、見るともうシャッターを切る手が止まりません。
1日の締めくくりは
ロットネストはパース市内からも近いので日帰りもできますが、時間に余裕があるのであればぜひ1泊してみてください。
というのも、離れ小島なので、最終便から始発便までは、島に泊まる人のみしか出入りができず、かなりプライベート感が増します。
夜はパースの夜景を眺めながら、海辺のバーでゆっくりご飯を食べたり、星を眺めたりと。
都会から離れて過ごす贅沢な自然と時間をゆっくりと楽しめますよ♪