留学くらべ〜る編集部 2016.12.08

Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)ってどんな親?~~グローバル女子育成英語塾/5講目~~

Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)ってどんな親?~~グローバル女子育成英語塾/5講目~~

グローバル女子育成塾がお届けする今回の英単語は、”Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)”です!

最近では日本でも耳にするようになってきましたが、”Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)”とはもともとアメリカで広まった言葉で、簡単に言うと「過保護な親」を意味します。

ヘリコプターという言葉だけ聞くと、音が大きいから口やかましい親のコトなのかな?と思うかもしれませんが、実はもっと別の意味が隠されています。
それでは、どうして”Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)”という言葉に「過保護な親」という意味があるのか、詳しく見ていきましょう!

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将来は世界中を飛びまわってグローバルに活躍していきたい! 留学くらべ~るはそんな夢を抱いている女性を応援しています。

そこで留学くらべ~るでは、さまざまな国の人々と話すためには欠かせない「英語」にまつわるちょっとした豆知識やエピソードをご紹介します。 ひとつの英単語について知るだけでも、その国の状況や歴史などを知ることができるので、英語に興味があるという方は、ぜひご覧ください♪

英語や海外について、一緒に知識を深めていきましょう!

なぜ“Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)”が「過保護な親」を意味するの?

“Helicopter Parent”とは、自分の子どもの上空を旋回しながら常に見張っている親ということを比喩的に表した言葉です。

何かトラブルがあったときにはすぐに駆けつけることができるという意味も含まれていますが、この“Helicopter Parent”、アメリカでは社会問題にもなっているんです…。

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(C)あきばさやか

“Helicopter Parent”の由来

この言葉の由来としては、1969年に出版されたHaim Ginott博士の著書「Between Parent & Teenager」の中で書かれた以下の言葉が始まりと言われています。

“Mother hovers over me like a helicopter and I'm fed up with her noise and hot air.”
―母はヘリコプターのように私を上から見ているわ。彼女の騒々しさやくだらない話にはうんざりよ。

それから時は経ち、1990年ごろに“Helicopter Parent”という言葉がFoster ClineとJim Fayによって作られ、広く認知されるようになりました。

出典元:http://www.realsimple.com/

何でアメリカでは社会問題になっているの?

子どもが小さいうちに見守るというのは当たり前のこと。
特にアメリカは、13歳未満の子どもに1人で留守番をさせてはいけない、子どもだけで公園などで遊ばせてはいけない…といったように、子どもの保護に関するきまりが数多くあります。
細かいルールは州によっても異なりますが、ある程度の年齢に達するまでは親が子どもを守るようにと厳しく定められているのです。

じゃあ何で“Helicopter Parent”が問題なの?見守っているならいいじゃない!と思う方もいるかもしれませんが、ここで問題なのはその年齢です。
アメリカでは子どもの高校卒業や大学進学、就職などをきっかけに自立を促す傾向にありますが、“Helicopter Parent”は子どもが自立すべき年にも関わらず干渉を続けるという点がちょっと問題視されている理由なんです。

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“Helicopter Parent”の例

アメリカの“Helicopter Parent”は、いったいどのような行動から過保護だと言われているのでしょう?
こちらでは、一例をご紹介します。

寮の同室の相手や恋人について調べる

アメリカでは大学生が寮で生活するケースも多いです。
そのため、自分の子どもとルームメイトになる人がどんな人物なのか気になってしまい、大学側に問い合わせたり、相手によっては部屋の変更を申し出るなんてことも…。

また、子どもに恋人ができたときにも、子どものSNSをチェックしてどんな相手なのかこっそりと調べたり、旅行についてきたりします。

大学の新入生説明会に参加する

自分の子どもだけでは不安なのか、どの講義を履修すればよいのかを一緒に確認するといった保護者の方もいます。
子どもの代わりに教科書を購入したり、小論文を代筆したりということまで行うケースもあるようです。

子どもの代わりに就職先と連絡を取り合う

子どもの就職活動時に、会社の情報を収集するだけでなく、就職説明会についていったり、子どもが不採用になった理由を電話で問い合わせたりするというケースもあります。
また、働きはじめた後も職場での様子を伺い、自分の子どもがどのように過ごしているのかを聞くこともあります。

第5講のまとめ・学び

いかがでしたか?

グローバル女子育成英語塾、第5講目では“Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)”をご紹介しました!
ヘリコプターペアレントという言葉は日本でも徐々に広まっており、その過干渉から子どもの精神的な成長の妨げにもなると問題視されています。
モンスターペアレントのように学校にクレームを言うのとは少し異なりますが、ヘリコプターペアレントも度が過ぎると子どもにとってあまり良いとは言えないでしょう。

単語からその国の問題を読み取れるというのも、語学を学ぶ面白さのひとつでもあります。
今回は“Helicopter Parent(ヘリコプターペアレント)”についてご紹介しましたが、気になる単語が見つかったら、どんどん調べてみると英語の知識も深まります♪
ぜひ楽しみながら語学を学んでいってくださいね!

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