利用者 72 万人突破!

(2024年12月3日更新)

旅立ち応援金プレゼント

海外留学中のトラブルを回避!「たびレジ」で犯罪や災害から身を守る

2018.09.26

留学くらべーる編集部

海外留学中のトラブルを回避!「たびレジ」で犯罪や災害から身を守る
\ 留学のパンフがまとめて届く /パンフレットを見てみたい!
FreeBook

何部もらっても無料!
パンフレットには留学プランや、留学エージェントの問い合わせ先が載っているので、気軽に質問すれば、留学実現がぐっと近づきます!

海外安全対策講座

留学中、被害にあうかも!? 海外でのトラブル

日本は治安がいい国として世界的にも認められており、年々外国人観光客が増えています。しかし、言い換えると、日本人にとっての海外は自国より治安が悪い場合が多いということになります。
具体的にはどのようなトラブルが想定されるのか、海外留学前にぜひ知っておきましょう。

一般人も巻き込むテロ事件

日本国内では近年テロ事件がほとんど発生していないため、テロと聞いても他人事のように感じる方が多いでしょう。
「先進国なら大丈夫」「テロが起こりそうな場所に行かなければいいだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、留学先として人気がある欧米諸国やアジア圏の国でもテロは発生しており、2016年には、欧州とアジアでテロによる日本人被害者が出ています。
しかも、治安の良し悪しは関係なく、人があつまる観光地・公共エリア・イベント開催地などが狙われるため、事前回避は難しいです。

被害者多数の窃盗・強盗

外務省の海外邦人援護統計(2016年)では、スリや置き引き、空き巣などの窃盗事件が最も多いと報告されています。海外でのトラブルといわれて一番に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
金品などを盗られそうになったとき、果敢にも抵抗する人もいますが、相手が武器を所持している可能性を考え、命を守ることを最優先で慎重に行動しましょう。
同統計による報告で、強盗・強奪は3番目に被害者が多く、亡くなられた方もいます
銃規制のない国や、治安が悪いとされているエリアなどは特に注意が必要です。

自覚がないまま違法薬物で逮捕!?

世界主要国と比較しても、日本は違法薬物(ドラッグ)の所持・使用が非常に少ない国です。そのため違法薬物の知識が少なく、犯罪意識が薄い方も少なくありません。現地の友人にすすめられて気軽に使用しないよう外務省は海外渡航者に呼びかけをしています。
また、お土産といわれた物に違法薬物が潜んでいたり、知らない間に麻薬入りの鞄と交換されていたりなどの巧妙な手口により、自覚がないまま運び屋として利用され、違法薬物に関する罪で日本人が逮捕されるケースも過去に起きています。

現在、多くの国で違法薬物の取り締まりが強化されており、場合によっては外国人でも死刑や終身刑となることがあります
外務省の海外邦人援護統計(2016年)によると、日本人の違法薬物加害件数はアジア地域で最も多いと報告されています。

女性への性的暴行

日本人女性を狙った性的暴行についても、外務省が安全対策を呼びかけています。
報告によると、確認された事件の半数はアジア地域で起こっており、次いで北米・欧州が多いという結果になりました。
性的暴行は、被害者が名乗り出ないケースもあり,実際の件数は報告件数を大きく上回ると考えられます。留学先の治安と関係なく、十分に警戒する必要があります。

自然災害による事故

地震や台風、津波、土砂崩れなど、日本は自然災害が多い土地です。むしろ海外滞在中の方が遭遇率は低いかもしれません。
しかし世界各国、どこであっても自然災害は起こります。実際に遭遇したら、激しい混乱に巻き込まれるでしょう
事前に、その土地に起こりやすい災害や二次災害、避難時の注意、交通網への影響などについて調べておく必要があります。

時には命に関わることもある感染症

土地が変われば、流行る病も変わります。マラリアやエボラ出血熱などはテレビでも取り上げられたことがあるため、聞き覚えがある方もいるのではないでしょうか。
もちろんそのほかにも世界各地で様々な感染症が確認されています。
特に発展途上国は医療環境が整っていないことも多く、より注意が必要です。

そのほか、大規模なデモやストライキ

日本国内ではあまり起こらないので、大規模なデモやストライキがどういうものか実感がわかない方も多いでしょう。
どちらも政府や企業などの意向に対し反対意思を訴える活動ですが、その影響たるや日本国内で起こるものとはレベルが違います。
デモは大勢の人があつまったために交通規制がしかれたり、エスカレートしすぎて死傷者が出る悲惨な結末を迎えることもあります。ストライキは交通機関の職員や役所職員・教員などが職務放棄することもあり、多くの人の生活に支障が出ます

もちろん、海外の渡航者数からみたら、被害者数はわずかにゃん。でも、留学は旅行者より滞在期間が長くなる分、トラブルに巻き込まれる確率が上がると考えたほうがいいにゃん

うーん、たしかに。……デモやストライキに関しては対策するなんて発想もなかったわ

外務省が配信する、現地の危険情報をゲット!

海外渡航者に向け、外務省は現地の危険情報を日本語でメール配信するサービスを提供しています。
このメールを受け取るためには、「在留届」の提出か、「たびレジ」登録のどちらかを行う必要があります。

「在留届」と「たびレジ」について

在留届たびレジ

「在留届」や「たびレジ」は、いずれも外務省が行う施策のひとつです。
海外の安全情報を配信し渡航中のトラブル回避をサポートする、海外滞在中の邦人を把握し、安否確認や邦人保護に役立てるといった役割があります。

「在留届」については、3ヶ月以上海外に住所又は居所を定めて滞在する場合に提出するもので、法的義務があります。
一方、「たびレジ」は、在留届提出の義務がない方(旅行者や短期滞在の方)、渡航前の方、海外出張や赴任を行っている企業の管理者など、より幅広い対象・活用法を前提としたサービスです。

私はどっち? 「在留届」提出、「たびレジ」登録

自分の場合どちらが適当なのかわからないという方のために、それぞれの対象について、表にまとめてみました。ご参照ください♪

項目 概要
在留届 ● 3ヶ月以上、海外に住所又は居所を定めて滞在する方(※法的提出義務があります)
たびレジ ● 海外滞在期間が3ヶ月未満の方(在留届提出義務がない方)
● 滞在先は定めず転々と住む場所を変える予定の方
● 渡航予定が未定の方
● 渡航前に現地情報を入手したい方

外務省の「在留届」について詳しくはこちら
外務省の『たびレジ』について詳しくはこちら

3ヶ月以上の長期留学・ワーホリの方は「在留届」、3ヶ月未満の短期留学の方は「たびレジ」という考え方もありますが、「在留届」は現地到着後、住所が確定してから提出するものなので、長期留学・ワーホリの方でも、渡航前から現地の情報を集めたいという場合には「在留届」提出まで「たびレジ」の登録がおすすめです。

また、「たびレジ」には簡易登録と本登録があります。
具体的な予定はないけれど情報を入手したいという方は簡易登録、具体的な予定が決まっている場合には本登録が推奨されます。
本登録をした場合には、緊急時に現地の大使館・総領事館から電話連絡があるなど、安否確認に役立ちます。

ちなみに「たびレジ」は配信先に家族を追加することもできるにゃ!

帰りを待っている家族と現地情報を共有できるわけね

【まとめ】「たびレジ」を登録するメリット

  • 現地のテロ・犯罪・災害などの最新情報を日本語で入手できる
  • 渡航前から現地情報を入手し、安全対策に活かすことができる
  • 家族とも情報共有ができる
  • 在留届を提出していない人も、必要に応じて現地の大使館・総領事館をとおし安否確認がされる

外務省の『たびレジ』の登録はこちらから

あれ、「在留届」提出も「たびレジ」登録もしていない状態だと、安否確認とかどうなるの…?

良い質問だにゃ! その場合には、自分から直接、現地の大使館や総領事館に安否連絡をする必要があるにゃ

なるほど~。自分から連絡できないような緊急事態も考えたら、登録したほうがよさそうだね

登録しててよかった!「たびレジ」の活用方法

準備段階から、留学生をお助けしてくれる「たびレジ」。
具体的な活用シーンをご紹介します♪

① 住まい選びに大活躍!

「たびレジ」の活用方法_住まい選び

「たびレジ」配信メール例: ○○地区で強盗事件が多発しています。

事前の学校選びや住まい選びの参考になるほか、危険なことが分かっていれば、何かしらの安全対策をとることもできます。

② 注意の呼びかけが聞き取れなかったけど、なんとかセーフ!

「たびレジ」の活用方法_注意

「たびレジ」配信メール例: ○月○日(土)午後、○○地区でデモ行進及び集会が行われます。

最新の現地情報を日本語で入手することで、状況を正確に把握できます。
現地の言葉がうまく聞き取れず、ニュースや周囲の人の注意の呼びかけに気が付かない時に大助かりですね!

③ 現地状況が共有できて家族も安心!

「たびレジ」の活用方法_現地状況の共有

「たびレジ」配信メール例: ○○国の危険情報を更新しました。

ご家族と同じ現地情報が共有できるため、安全対策に関しても具体的なやり取りができ、帰りを待つご家族の方も安心です。

④ 現地の大使館や総領事館から安否確認の連絡がもらえる!

「たびレジ」の活用方法_安否確認

登録した連絡先に、現地の大使館や総領事館から直接連絡をすることがあります。

「たびレジ」に登録しておけば、有事の際、必要に応じて現地の大使館や総領事館から直接、安否確認の連絡がきます。

安全対策をしっかり行い、楽しい留学生活を送ろう!

笑い話ですむ小さな被害なら、トラブルも良い思い出!と割り切れるかもしれませんが、それですまないこともあります。
海外では情報収集や対処が遅れてしまいがちなので、「自分の身は自分で守る」という意識をもちましょう。
海外留学は怖いことばかりではありません。自身の視野を広げてくれる貴重な経験の連続です。トラブル回避さえできれば、あとはワクワクすることばかり!

ぜひ事前準備に安全対策もしっかり取り入れて、充実した留学生活をお楽しみください♪

たびレジ

外務省の『たびレジ』の登録はこちらから