ワーキングホリデーで長期滞在するならスーツケース選びが大事!
2023.10.18
留学くらべーる編集部
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目次
ワーキングホリデー用のスーツケースを購入しようとお考えの方、必見!ワーキングホリデーは1年程度の長期滞在になるので、持ち物に悩む人も多いはず。そこでまず考えたいのが、何「を」持っていくのかではなく、何「に」入れていくかです!
今回はスーツケースの選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね♪
スーツケースは大容量かつ丈夫な軽量タイプが基本!
ワーキングホリデーで長期滞在をする際のスーツケース選びは、以下の4点を重視して考えると決めやすくなります。
●荷物がたくさん入ること
●頑丈であること
●移動しやすいこと
●スーツ―ケース自体が軽いこと
この4点を踏まえたうえで、スーツケースをソフトタイプとハードタイプのどちらにするのか決めていきましょう♪
ソフトタイプのスーツケース
ソフトタイプのスーツケースは布などの柔らかい素材でできているので、荷物を多少詰め込んでも大丈夫!軽い素材で外側や内側にポケットなどの収納スペースがあるタイプも多いです。軽量なので、ワーキングホリデー中に移動が多い人はソフトタイプでも良いでしょう。
メリット
●傷がついても目立たない
●片側開きなので、荷物の整理時に場所をとらない
●持ち運びしやすい
デメリット
△外からの衝撃が中に伝わりやすい
△水濡れに弱い
△大きめのサイズは種類が少ない
つまり…
小回りや使い勝手を重視する人にはソフトタイプのスーツケースがおすすめ!
ハードタイプのスーツケース
ハードタイプのスーツケースは樹脂やアルミなどの硬い素材で作られ、強度や耐久性に優れているため、安全性が高いです。また、雨に濡れても問題のない素材なので、イギリスやアイルランドといった雨の多い地域でワーキングホリデーをする人には良いかもしれません。
メリット
●両開きなので、荷物の整理がしやすい
●フレームタイプ(機械式のレバーで閉められるもの)もあり、防犯性が高い
●四輪タイプが多く、移動が楽
デメリット
△外国の空港では扱いが雑になりがち
△傷が目立つ
△荷物の整理時に大きなスペースが必要
つまり…
重さよりも、頑丈さや防犯性の高さを重視したい人にはハードタイプのスーツケースがおすすめ!
スーツケースの大きさ
ソフトタイプかハードタイプ、どちらのスーツケースにするか決まったら、大きさを決めていきましょう!持って行くことのできる荷物の量には制限がありますが、あらかじめ制限を把握しておくことで準備がしやすくなりますよ♪
スーツケースの大きさの目安
サイズ | 容量 | 直径 | 期間 |
---|---|---|---|
Sサイズ | ~35L | 50cm前後 | ~3泊 |
Mサイズ | 36~50L | 60cm前後 | 3~5泊 |
Lサイズ | 51~80L | 70cm前後 | 4~7泊 |
LLサイズ | 81L~ | 75cm以上 | 5~10泊 |
ワーキングホリデーにおすすめのサイズ
最初に説明したとおり、ワーキングホリデーのスーツケースは「荷物がたくさん入ること」が大切なので、Lサイズ以上のものを選ぶことをおすすめします!ですが、あまり大きすぎると荷物が重くなりすぎて移動が困難になったり、空港での重量制限に引っ掛かってしまったりということも。
スーツケースによっては100L以上の容量のものもありますが、70~90Lを目安に選ぶと良いでしょう。
預ける荷物には容量制限あり!
ワーキングホリデーは長期滞在になるので、できるだけ大きいスーツケースにいっぱい詰めて行きたいと思う人も多いでしょう。
ですが、各航空会社では預ける荷物の重さやサイズなどを制限していて、超過すると万単位での追加料金を請求されてしまいます…!航空会社によってルールが違い、容量の制限も予告なく変更になることがあるので、詳しくは利用予定の航空会社へ問い合わせてくださいね。ここからはエコノミークラスを例に、詳しく紹介します♪
オーストラリア×ワーキングホリデー~日本航空(JAL)編~
スーツケースの容量
JALを利用してオーストラリアのワーキングホリデーに行く場合、重さ23kgのスーツケース2個まで無料で預けることができます。
サイズはキャスターと持ち手を含む3辺(縦・横・高さ)の合計が203cm以下と設定されています。
スーツケースの容量が超過した場合
スーツケースの重さや個数、サイズが超過した場合は、
◆重さ(1個あたり)⇒23kg超~32kg以下:6,000円、32kg超~45kg以下:30,000円
◆個数(1個あたり)⇒10,000円
◆サイズ(1個あたり、縦・横・高さの和)⇒203cm超:10,000円
の超過料金が請求されます。
カナダ×ワーキングホリデー~全日空(ANA)編~
スーツケースの容量
ANAを利用してカナダのワーキングホリデーに行く場合は、JAL同様、重さ23kgのスーツケース2個まで無料で預けることができます。
サイズはキャスターと持ち手を含む3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以下となっています。
無料で預けることができる荷物の容量は航空券に記載されているので、航空券を購入した際にしっかり確認しておきましょう。
スーツケースの容量が超過した場合
スーツケースの重さや個数、サイズが超過した場合は、
◆重さ(1個あたり)⇒23kg超~32kg以下:6,000円、32kg超~45kg以下:20,000円
◆個数(1個あたり)⇒10,000円
◆サイズ(1個あたり、縦・横・高さの和)⇒158cm超~292cm以下:20,000円
の超過料金が請求されます。
イギリス×ワーキングホリデー~アロエフロート編~
スーツケースの容量
アロエフロートを利用してイギリスのワーキングホリデーに行く場合は、重さ23kgのスーツケース1~2個まで無料で預けることができます。エコノミーのコンフォートクラスとプレミアムクラスは2個まで、それ以外のエコノミークラスは1個となっています。
サイズは、全てのエコノミークラスにおいて、3辺(縦・横・高さ)の合計が158cmを超えないことと決められています。
スーツケースの容量が超過した場合
スーツケースの重さや個数、サイズが超過した場合は、
◆重さ(1個あたり)⇒23~32kg:100ドル(約11,000円)、32kg超~50kg以内:150ドル(約16,000円)
◆個数(1個あたり)⇒2個目:50ドル(約5,500円)、3個目以降:150ドル(約16,000円)
◆サイズ(1個あたり、縦・横・高さの和)⇒158cm超~203cm以内:100ドル(約11,000円)、203cm超:150ドル(約16,000円)
の超過料金が請求されます。
スーツケースを買うときはココにもチェック!
スーツケースを買うときに気をつけたい点は他にもいくつかあります。
長いお付き合いをするスーツケースだからこそ、納得のいくものをゲットしましょう!
鍵部分の素材も重要!
ファスナータイプ
ファスナータイプは、「軽さ」と「荷物の取り出しやすさ」がメリット!ファスナー部分を開ければ、全開にしなくても荷物を出し入れすることができます♪
とにかく軽いスーツケースが良いという人は、ファスナータイプを選ぶと良いでしょう。
フレームタイプ
カチッと閉まるフレームタイプは、側面をこじ開けることが難しいため、安全性が高いです。
少しでもセキュリティーを重視したいという人にオススメの鍵タイプです。
キャスターは二輪ではなく四輪を選ぼう!
キャスター部分が2つ増えたことで重量は増えますが、買うべきスーツケースは四輪タイプです。二輪タイプのスーツケースを運ぶときの斜めにする動きは意外と負担が大きく、移動だけで疲れてしまいます。
一方、四輪タイプのスーツケースは自由に動かすことができるため、疲れを軽減させることができます。ただ引っ張るだけでなく、押して運ぶこともでき、疲れたときに軽くもたれかかることができるのもメリットのひとつなんですよ♪
ワーキングホリデーでは大きいスーツケースが必要だからこそ、重いものが苦手な女性には四輪タイプをおすすめします!
ハンドル部分
階段や足場の悪いところでは、スーツケースを持って運ぶこともあります。スーツケースを持つときに、ハンドル部分の伸縮がスムーズにできなかったり、取っ手が手に食い込む素材だったりしたら、疲れが倍増してしまいますよね。
購入する際には、キャスター部分の動きを確かめるだけでなく、持ってみて自分の手に馴染むかどうか、伸縮はやりやすいかどうかもチェックするようにしましょう。
おまけ★スーツケースの詰め方も大切!
重量制限や移動のことを考えると、荷物はできるだけ少なくしたいものですが、詰め方次第で入る量や感じる重みが変わってきます。
●下になる部分(キャスターが付いている側)に重い&潰れても良い荷物を詰める
●かさばる衣類やタオルは圧縮袋を利用する
●薄手の衣類は丸めて空きスペースに入れる
といったコツを知っておくだけで、収納がスムーズになります♪
また、壊れやすいものはタオルで包み、スーツケースの中央になるように入れると衝撃から守ることができるので、ぜひ活用してくださいね!
ワーキングホリデーで長期滞在をするなら、最高のスーツケースと出会いましょう♪
いかがでしたか?
ワーキングホリデーの目的がラウンド(いろんな国や都市を巡る)なのであればバックパックも便利ですが、ある程度一ヶ所に定住する予定つもりならスーツケースがおすすめです★長期滞在になるワーキングホリデーだからこそ、スーツケース選びは慎重に行ってくださいね!
スーツケース選び以外にも、何か気になることがあればエージェントへの問い合わせや資料請求を行ってみてください。不安を少しでも解消して、ワーキングホリデーに備えていきましょう!