【体験談】韓国で語学留学!韓国の不動産事情を入居から退去までご紹介!
2018.08.27
留学くらべーる編集部
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目次
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | hiromikoreaさん |
渡航した年月 | 2010年10月 |
渡航期間 | 4年3か月 |
渡航先の国/都市 | 韓国/ソウル |
渡航時の年齢 | 32歳 |
家賃がゼロ!?驚きのチョンセ制度とは
韓国の不動産の契約形態は、
- 家の売価の3分の2程度の保証金を払って、毎月の家賃を0円~格安にするチョンセ
- ある程度の保証金を預けて、毎月決まった家賃を支払いするウォルセ
という2つの制度に分かれます。
大家さんは預かった保証金を銀行に預けて運用し、利子での利益を見込んでいるのですが、最近では銀行の利子も下がり、ウォルセを希望する大家さんも増えています。
また、保証金の返還トラブルなども増えているので、契約の際には要注意です!
さっそく部屋探し!不動産屋さんは日本語?韓国語?
「来たばかりで土地感がない」「場所による家賃の相場がわからない」…そんな場合でも、通う学校の近くだったり、自分の好きな雰囲気の街だったり、ある程度住みたい場所の見当はつけておきましょう。
住みたい町内の不動産屋さんに行けば、予算やニーズに合わせてお部屋を紹介してもらえます。
韓国語に自信のない方は、日本語の堪能な不動産業者もあります。
仲介料は自分で探すよりも多少割高にはなりますが、保証金トラブルの対策、入居してからのお部屋のトラブルなどにも対処してくれ、インターネットや携帯電話の契約のお手伝いもしてくれます。
ちょっとだけ、韓国の住まいにお邪魔します!
気に入った部屋が見つかったら、さっそく下見に行きましょう!
韓国では、なんと、まだ住んでいる状態のお部屋にお邪魔して今の入居者の方にお部屋を見せてもらいます。
子どものいる家族、ペットを飼っている方、外国から駐在で来られている方、事務所として使われている方などなど。
日本人としては「申し訳ない」とか「ちょっと気まずい」なんて思ってしまいますが、こんなにさまざまな方のお部屋を見る機会もあまりないので、インテリアの参考にもなり慣れてくると結構楽しかったりもします♪
そして契約へ!最短入居可能日は…今日!?
気に入った部屋が見つかったら入居希望日を決めましょう。
入居希望日は、現在の入居者の方と話し合いをして決めます。
希望の部屋が空室の状態でしたらすぐに保証金を払い、契約書に印鑑を押して最短即日入居も可能!
先の入居者と日にちが合わなければ、違う部屋を探すことになります。
余裕を持って部屋探しをすれば必ずしも理想のお部屋に住める、とは限りません。
まさに一期一会、タイミングがすべてです!
契約期間は、基本は1年間。
物件よって異なりますが、留学生向きの短期の契約可能な物件もたくさんあります。
日本帰国のため!ドタバタの退去作業
突然の退去通告!?
ここからは、実際に起こった私の体験談をお話しします。
ウォルセのアパートに3年住み、4年目に入った頃でした。
契約期間までまだ時間はありましたが、日本に帰国することなり、不動産屋さんに相談。
次の入居者が決まれば退去してもいいということで、不動産屋さんに探してもらうこととなりました。
ただ、年末年始を挟んだこともあり、思うように入居希望者が見つからずに時は刻々と過ぎていきます…。
そして、入居者を探し始めて2か月が経ち、年が明けて1月ももう終わりに近づいてきたころに内見に来た方が「とても気に入って入居したいのですが…明日の入居は可能ですか?」と!
タイムリミットは24時間!
このまま帰れなかったらどうしよう…と焦っていた私は、「分かりました。やりましょう!」と一言。
不動産屋さんは「荷物の整理もできてないし、そんなに余裕なく帰るなんて!断りなさい!」と言っていましたが、とにかく帰りたい一心で準備!
皆さんの協力のおかげですべての荷物を24時間で運び出し、帰国準備をすることができました!
皆さんに迷惑はおかけしましたが、とても感謝しています。
いきなりの対応でもなんとかなる韓国の不動産事情ですが、お引っ越しは計画的に進めましょう…。