【体験談】初めてのカナダ留学で悔しい思い...リベンジもかねた2度目の留学で大成功!
2018.09.06
留学くらべーる編集部
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目次
英語力を高めたい!そんな思いから留学を決意する人もいるはず。今回ご紹介するのは、2度の留学を通して英語のスキルを高めたはるるさんの体験談です。
日本人が陥りがちな留学の失敗を後悔していたはるるさん。2度目の留学では、自分ルールを設け、気合を入れて留学に臨みます。英語力がなくても留学を満喫することはできますが、もっと楽しむためにはどうすればよいのかが分かる体験談ですよ♪
これから留学をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | はるるさん |
渡航した年 | 1999年8月/2003年2月 |
渡航先の国/都市 | カナダ/エドモントン、トロント |
渡航時の年齢 | 24歳 |
第一のハードル、30分以上スタンプを押してもらえなかった入国審査
カナディアン航空に乗って降り立った初めての海外の土地。気分はまるでドラマの主人公のようでした。
まずは入国審査。ここで聞かれることは経験者に教わって、答え方はあらかじめ何回も練習してきたから大丈夫!練習通り質問に答えていって今の所持金額を聞かれ、それにも答え何も問題ないかと思われましたが…
「さあ、これでスタンプを押してもらえる!」そう思ったとき、練習にはなかった英語が私に飛びかかってきました。
何を聞かれているのか分からない。すったもんだすること約30分。人間まるで分からない言語でも30分も同じことを聞かれていると何も聞かれているのか大体は分かってくるもので「その所持金がなくなったらどうしますか?」と聞かれていることが分かりました。
ところが今度は答える英語が分からない…が、その時奇跡的に「account 口座」という言葉を思いつきかろうじて「日本の私の両親が日本の講座からカナダの口座に送金してくれます」というような意味になる英語を伝え、無事入国許可のスタンプを押してもらったのでした。
銀行口座が作れない!?3つ目の銀行でやっと作ることができた口座
大変だった入国審査を済ませ、同じ日に同じ学校に入学する日本人と一緒に学校の寮に到着。
ある程度まとまったお金を持っていたので、一息ついたあとは早く銀行口座を作って入金してしまいたいと思い銀行へ向かいました。
ですが、銀行でも入国審査の時と同様、相手の話していることがまったくと言っていいほど分かりません。すると銀行員が奥に行ってアジア系の女性を連れてきました。ところがその女性は私を見て首を横に振ります。どうやらその女性は中国系の方らしく、「これ以上は何もできない」と断られてしまいました。
仕方がないので次の銀行へ。先ほどと同様相手の言っていることが分かないでいるとすぐに「他の銀行へいってくれ」と言われてしまいました。
もうかなり落ち込んでいましたが銀行口座がないと困るので勇気を振り絞って「TD BANK」という銀行へ行きました。
半ばあきらめ顔でカウンターに行くと、銀行員の女性が「どうしましたか?」と優しく声をかけてくれました。そこでもうここが3件目の銀行だと伝えると、それを聞いたその女性は本当に私でも分かる英語で手続きをしてくれたんです!その親切さもあり、私はこの銀行の名前を忘れることができません(笑)
いい友達はできたけれど…後悔の残るエドモントンにサヨナラ告げ…
とにかく英語は聞き取れない、話せないということで始まった私の留学生活でしたが、気がつけば7ヶ月が過ぎて帰国の時期となりました。
当時を振り返ってみると、仲の良い友人はできましたが、それは日本人ばかり。語学学校には毎日通いましたが、授業以外では日本語ばかり。日本人の友達ができるのは悪いことではありませんが、私は後悔していました。
「せっかくカナダまで来て英語に触れられる環境にいたのに私は何をしていたの?私のやりたかったことはもっと違うことだったんじゃない?」と。
そんな思いを抱えながら飛行機の窓からエドモントンにサヨナラを告げたのでした。
とにかく会話ができるための勉強法を!一度留学した私は知っている!
日本に帰国した私はすぐに英語の勉強を始めました。掲げた目標は「聞き取れる英語勉強法・話せる英語勉強法」です!
具体的にどんな勉強法をしたかというと、
①問題集を1冊用意して1つの文章につき5回くらい繰り返し書く練習をする。
②1つの文章につき100回くらい音読をする。
の繰り返しです。
100回も音読をしていると最後の方にはかなり早く読めるようになってきます。私の選んだこの勉強法は、「早く読めるようになること」がポイントです。
私は前回の留学で「相手と同じ速さで話せるようになれば、相手の言っていることも聞き取れるはず」と思ったんです。
この理論は後の2回目の留学で証明されることとなりました!
ただいま、カナダ!そしてよろしく、トロント!私は今度は違う!
そして私は2回目の留学先、カナダのトロントに来ました。
今度の留学では私は自分で自分にルールを課していました。それは前回の留学での後悔から生まれたルールで、「たとえ相手が日本人であっても英語を使って話をすること」です。
これで私はカナダで本当に英語漬けになれます。日本人留学生との最初の挨拶は「私はあなたは日本人ですが、私は常に英語で話しますね」と前置きすることから始まりました。
こうすることで、どんどん他国からの留学生の友達も増えていきました。そしてふと気づくと「あれ?英語聞き取れてる?」と思うことも増えていきました。
風邪をひいても英語漬け
学校でよく学び、放課後よく遊び(クラブ通いをよくしてました)、充実した留学ライフをエンジョイしていましたが、ある時ひどい風邪をひいてしまいました。
そしてお粥が無性に食べたくて仕方がなくて、お見舞いに来てくれた韓国人留学生の友達に必死で英語でお粥を説明。
「韓国の方ならお粥は分かってくれるよねぇ…」と思った私が甘かったです(笑)
私はシンプルな真っ白なお米だけのお粥が食べたかったのですが、その友達が日本食レストランのシェフに頼んで作ってもらってきたものは(そのシェフは中国系の方)、鮭やら野菜やらいろいろ食材が入った雑炊のようなものでした。でもきっと一生懸命説明してくれたんだろうなぁと思い、ありがたくいただいたのでした。
2度の留学を振り返り
私は2度も留学に行くという貴重な体験をさせていただきました。それは今でも本当に感謝しています。
私が留学をして得たものは、世界にはさまざまな暮らしがあり、さまざまな生き方があるということを知ったことです。それは日本に住んでいただけではなかなか分かりづらいことだったのではないかと思います。
そして留学というと英語力という話になりますが、私の場合もそこが重要ポイントでした。私の場合、一度の留学ではそれがクリアできなかったので、日本で勉強をし直して再度留学にチャレンジしました。
これから留学に行く方にアドバイスができるとするならば、「行く前にできる限りの勉強をしてから留学にチャレンジすると、留学ライフがより充実する」ということです。まだ留学が現実的ではないという方も、勉強をしておいて損はないので、今から始めてみることをおすすめします。
留学は目標を設定することが大切!
いかがでしたか?
入国審査や銀行口座の作成など、海外に長期滞在する予定の人にとっては「あるある」の体験談だったのではないでしょうか?
はるるさんは、カナダ・エドモントンでの留学経験の悔しさから、自分を奮い立たせて2度目の留学にチャレンジしました。留学において、自分の目標をどこに設定するかがとても重要になってきます。英語力を高めたい、海外の友人を作りたいなど、いろいろな目標があると思いますが、その実現に向けて計画的に行動できると良いですね!
『留学くらべ~る』は、他の先輩方の体験談も数多く用意しています。少しでも留学やワーキングホリデーに興味があるという方は、いろんな体験談をチェックしてみてくださいね♪