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ワーキングホリデーに役立つ!英語での面接(ジョブインタビュー)の受け方

2023.10.18

留学くらべーる編集部

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常連のお客さんと他愛ない会話を楽しみながら外国のカフェで働く―
「外国で働く」ことは、ワーキングホリデーで日本の外へ飛び出した人の1つの目標でもあり、憧れでもあります。

ただ、そこに立ちはだかるのが「英語の面接」という壁。
今回のこの記事では、シドニー在住歴4年以上のRICO(運営ブログ)が、英語での面接の受け方やコツ、日本人でも自分をアピールしやすいポイントなどを、分かりやすくまとめています。

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面接(ジョブインタビュー)時によく聞かれる質問内容は?

最初は英語での面接時によく聞かれる質問について。
日本の面接では馴染みのない質問もあり、準備をしていかないと面食らうこともあるかもしれません。

まずは、こういった質問への答え方や面接官へのアピールの仕方などを紹介していきます。

インタビューの質問

面接冒頭に聞かれる可能性大!
「あなたのことを教えてください(Tell me about yourself)」

英語の面接で必ずと言って良い程聞かれる質問が「あなたのことを教えてください (Tell me about yourself)」という質問です。

あなただったら、この質問を聞かれたらどう答えますか?
自分の自己紹介をしますか?
ワーキングホリデーに来た経緯を説明しますか?

実はそのいずれも面接に受かるには100点満点の受け答え方ではありません。
日本人には余り馴染みがないこの質問、実は英語話者の中では常識である「受け答えの型」があるのです。

実際に面接官が聞きたい事は何なのか、どういう答え方をしたら良いのか、自分の熱意をアピールできるポイントを以下で説明していきますね♪

「あなたのことを教えてください(Tell me about your self)」への答え方

この質問で面接官が聞きたいのは、ズバリ「あなたがこの仕事にピッタリかどうか」です。

ですので、ここで自分の趣味やワーキングホリデーに来る熱意を語るのは、半分正解で半分ハズレです。

ここの受け答えで大切なのは「仕事に関係のあるエピソードを交えながら自己紹介できるか」です。

例えば、私がオーストラリアのホテルインターンの際のインタビューでこの質問をされた時は、ホテルでアルバイトをしていた経験をアピールするためにI’ve been working for six months as a catering assistants at a four star hotel. (4ツ星ホテルでケータリングアシスタントとして6ヶ月間働いていました)と受け答えました。

ホテルでのアルバイト

自己紹介時に熱意をアピールするコツは?

この英語面接でうまく自分をアピールするコツは、質問の受け答えを以下の3ステップで答えることです。

1. 自分がどんな分野でどんな仕事をしていたか
2. その仕事でどんなことを達成したか
3. どうしてこの仕事につきたいか

前述した"I've been"は最初の「自分がどの分野でどんな仕事をしていたか」のアピールです。

たくさん経験がある場合は面接を受けている仕事にできるだけ関係しているもの、経験が少ない場合は2番目と3番目のステップで「その経験をどう活かせるか」を述べることができれば熱意が伝わります。

例えばホテルでの仕事なら、3番目のステップとして、Now I’m looking to take an opportunity and use my skill to provide excellent customer service (上質のカスタマーサービスを提供できる機会を探しています)と締めることができます。

「あなたの長所と短所を教えてください (What are your strengths / weaknesses?)」

日本での面接でも良く聞かれるこの質問、実は英語の面接でも良く聞かれる質問なんです。
ここで重要なのは、面接官はあなたの長所と短所を知りたいというよりも、あなたがそれを自分でしっかり把握して仕事に活かせるかどうかを知りたいのだ、ということ。

では英語面接では、どう答えると面接官に良い印象を与える事ができるのでしょうか?

面接官

「あなたの長所と短所を教えてください (What are your strengths / weaknesses?)」への答え方

この質問の答え方にも実は型があります。

長所の場合は「長所+それを象徴するエピソード」、短所の場合は「短所+過去の失敗+そこから学んだこと」です。

ワーキングホリデーでの英語の面接でも覚えておくと便利なフレーズは、長所ならI am a...に繋げて「flexible person(柔軟性がある)」「person who have clear attention to details(些細な気遣いができる)」「quick learner(覚えが早い)」

短所であれば「I get really nervous speaking in front of other people(人の前で話すと緊張してしまう)」「There are times when I’m too blunt and honest and might seem aloof(鈍さがあいまって、時々正直になりすぎたりよそよそしくなることがある)」などです。

この質問を通して面接官にアピールするコツは?

自己紹介時の時と同じく、今受けている面接の仕事にどう活かす事ができるかのアピールが大切になってきます。
ですので、面接を受けている仕事とあまり関係ない話をしても意味がありません。

カフェの面接であるならフレンドリーであることや物を覚えるのが早いこと、ホテルのハウスキーピングであれば細かいところに注意がいくことや柔軟であることをアピールしましょう。

また短所については、自分が過去の失敗から学んだことでこの仕事に影響はない、ということをアピールします。
例えば「人前で話すとあがってしまう性格だが、前の職場でたくさん経験したのでお客さんの対応には自信がついた」というようにです。

面接(ジョブインタビュー)に使える英語フレーズ

誰しも仕事の面接というものは緊張するものではないでしょうか?
それが母国語ではない英語での面接といったらなおさらです。

今回は英語での面接で使える便利な英語フレーズについてご紹介します。
面接の前に練習しておけば、本番も慌てずに本領が発揮できますよ。

自分の経験を説明する" I have been working…"または"I have an experience…"

英語でも面接で面接官が気にするのが「あなたが過去にどんな仕事をしてきて、それが今の仕事にどう役立てることができるのか」です。

そこで、今までに経験してきた仕事を紹介するのに便利なのがI have been working… (...で仕事をしています)、またはI have an experience of…(...という経験があります)というフレーズです。

これは学生時代のアルバイトでも、今受けている面接の仕事に関係しているなら伝えるべきで、例えばI have an experience of working at an Italian restaurant (イタリアンレストランで働いた経験があります)という様に使うことができます。

自分の性格や長所を紹介する"I would decribe myself..."

英語の面接では自分の長所や性格をアピールする場面もあります。
その長所や性格が面接を受けている仕事に関係があり、特に有利に働く場合です。

例えば、カフェでのウェイターの仕事を希望している場合、フレンドリーな性格であることやキビキビ動くことができるのは、忙しいカフェのオーナーにとっては嬉しいので、積極的にアピールしましょう。

この際に役に立つのがI would describe myself...という文章です。

"I am a friendly person (私はフレンドリーな人間です)"というよりも、I would describe myself as a person with a friendly attitude and prioritization skills (私は自分自身をフレンドリーな態度と優先順位をはっきり決められるスキルを持った人間だと思います)と言った方が丁寧でスマートに聞こえるのです。

面接に受かるためのコツや注意点

最後に、英語での面接に受かるためのコツや注意点について紹介します。

ワーキングホリデーを含めてシドニー暦4年、ホテルやカフェ、現地企業のオフィスでの経験などを通してたくさんの面接を経験してきましたが、特に大事だと思う3つに絞っています。

たくさん練習すること

一番大事なのが、本番の面接の前にできる限りたくさん練習することです。

日本語でさえ緊張する面接なので、英語ではもっと緊張します。
上記で紹介した英語での面接の際によく聞かれる質問を頭に浮かべながら、自分がどう答えるかのシュミレーションをしましょう。

私もカフェやホテルの面接、現地オフィスでの仕事の面接を受ける時は本番前にできるだけたくさん練習して、意識的に本番の雰囲気に自分を慣れさせることをしていました。

謙虚にならないこと

英語での面接は、面接官への「アピールの場」。
日本人は謙虚な人が多く自己アピールが苦手な人も多いかもしれませんが、どんな経験も役に立つものです。

例えば、日本では大企業で事務の仕事をしていたけれど、今はワーキングホリデーでカフェの仕事につきたい、というシチュエーション。

事務とカフェでは一見全然ちがう職種でアピールできることがなさそうですが「毎日大量に降り掛かってくる事務の仕事を優先順位をつけてこなせた経験」は「カフェでのたくさんのオーダーや仕事に優先順位をつけて働けること」だとアピールできるのです。

誠実な受け答えをすること

英語の面接というと、外国人は少し盛っている印象がありますね。
謙虚な日本人からすると「そんなことまで!?」というような些細なことでも、自分の手柄として履歴書に書いたり面接で受け答えをするためです。

日本人は英語の面接の際、もっと話を盛ってもいいのではないかと思いますが、一方で自分のやっていないことまで「やった」と主張するのはもちろん止めておきましょう。

たとえそれで仕事をいただいたとしても、面接官や同じ職場の人にばれてしまうと誠実ではない印象になります。
あくまで自分の経験に基づいて、誠実な受け答えをできるよう心がけましょう。

面接の風景

さいごに

いかがでしたか?

英語での面接のイメージやコツを掴めましたか?

母国語ではない英語での面接は、最初は誰もが緊張しますし、失敗して思うように行かないこともあります。
ですが、聞かれる質問や受け答えの型などを知っておくことで、今まで1回も英語の面接を受けたことがない人でも事前に準備をすることができます。

準備しておけば、少し自信を持って面接に臨めることでしょう。

この記事を読んだ方が、ワーキングホリデー等で自分のつきたい仕事につき、英語で生き生きと仕事ができることを願っています。

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