【2024年】おすすめ留学ローン5選!低金利で社会人も学生も安心
2024.01.04
留学くらべーる編集部
何部もらっても無料!
パンフレットには留学プランや、留学エージェントの問い合わせ先が載っているので、気軽に質問すれば、留学実現がぐっと近づきます!
目次
留学したいけど費用が心配で…と一歩踏み出せない方は「留学ローン」の利用を検討しませんか。
留学ローンは低金利で利用できるものもあり、金銭面の不安を解消できます。
留学時期を延ばし延ばしにしていると適したタイミングを逃してしまう可能性があるので、費用を理由に留学を諦めかけている方はぜひ詳しい情報をチェックしてみてくださいね。
留学ローンとは
留学ローンとは、留学資金をまかなうことを目的に国や銀行からお金を融資(借りる)してもらう、教育ローンの一種です。
あくまでも融資となるため返済することが前提となり、返済の際には金利が加算されます。
借りられる額は金融機関や収入によってさまざまで、満たすべき条件も異なります。
金融機関によっては低金利で借りることができるものもあるので、留学ローンを検討する際は返済計画を考えながら選択することが大切です。
公的ローンと民間ローンがある
留学ローンには、公的機関の提供する「公的ローン」と銀行やカードローン会社の提供する「民間ローン」の2種類があります。
公的ローンの代表として挙げられるのが、「国の教育ローン」と言われる日本政策金融公庫の教育一般貸付です。
教育機関への在籍が3ヶ月以上の場合に限りますが、海外留学が目的であれば最高450万円まで借りられます。
一方、民間ローンは、銀行や信用金庫、カードローン会社など、さまざまな企業が提供しています。
融資額や金利、利用できる条件など、各機関によって異なるので、しっかりと比較・検討を行うことが大切です。
奨学金との違い
奨学金制度とは、進学や留学などにあたって経済的に余裕のない学生を対象に資金を貸し出す、あるいは給付する制度のことです。
お金を借りるというと「留学ローン」と同じなのでは?と思うかもしれませんが、それぞれ異なるポイントがいくつかあります。
留学ローンの特徴
- 留学する人の保護者が借りて保護者が返済する
- いつでも申し込むことができる
- 幅広い目的に対応している
- 融資を受けた翌月もしくは翌々月から返済が開始する(調整も可能)
奨学金の特徴
- お金を借りた本人が返済する
- 申請できる期間が決められている
- 語学力や成績など条件によっては利用できないものもある
- 社会人になってから返済を行う
※返済義務がある貸与型の奨学金は、どちらかというと「ローン」の意味合いが強いです。
奨学金を申請する際には、どちらに該当するのか必ず確認するようにしましょう。
留学ローンのメリット・デメリット
次に、留学ローンのメリット・デメリットを見ていきましょう。
どちらも理解しておくことで正しく利用できるので、ぜひデメリットも含めてご確認ください。
メリット
- 少ない資金で留学ができる
- 学費だけでなく、渡航費や生活費に充てられるものもある
- 奨学金より審査のハードルが低い
留学ローンを利用する最大のメリットは、少ない資金で留学ができることです。
留学する国や地域、期間などによって違いますが、3ヶ月のアメリカ留学の場合は学費・居住費・生活費・渡航費で最大40~120万円ほどかかります。
さらに、海外留学保険やビザ申請費、留学中の交際費や交通費などが必要なので、特に学生であれば自力で資金調達をするのはなかなか難しいですよね。
ですが、留学ローンを利用すれば留学に必要な費用の一部、もしくは全額を借りられるので、少ない資金で留学できます。
また、優れた成績や実績を持っていないと借りられないこともある奨学金とは違い、審査のハードルが低い点も留学ローンのメリットです。
留学したいけど貯金がなくて諦めていた方や、資金繰りで困っている方でも比較的簡単に留学のチャンスが得られるローンだと言えるでしょう。
デメリット
- ・返済金額が高額になることが多い
- ・金利によっては負担がさらに大きくなる
- ・将来を見越した契約が必須
留学ローンのデメリットとして、返済金額が高額になることが多いことが挙げられます。
特に、銀行やカードローン会社が提供する民間ローンを利用する場合は利子が高くなるケースが多いです。
住居や車購入時など、ほかの理由で資金が必要となった際など、留学ローンの返済と合わせると大きな負担となりうるため、ライフプランをしっかり考えながら利用を検討したいですね!
留学ローンの選び方や注意点
では、実際に留学ローンを選ぶ際には、どういった点に注意すればよいのでしょうか。
こちらでは留学ローンの選び方として5つのポイントをご紹介します。
- そもそも留学ローンとして利用できるか
- 借りられる金額や期間、金利などの条件は問題ないか
- 留学中の返済額は調整できるか
- アルバイトや学生でも借りられるのか
- 社会人の留学でも利用できるか
留学ローンを検討している方は、ぜひ各項目についてもご確認ください。
そもそも留学ローンとして利用できるか
金融機関の多くは「教育ローン」の中の1つとして「留学」の項目を設けていますが、なかには「留学資金として利用可」などはっきり説明されていないこともあります。
そのため、国内の大学であれば利用できたとしても、海外の学校へ進学する場合だと利用できないことも考えられます。
利用したい教育ローンがあれば、まずは留学を目的とした場合に対応しているかを確認するようにしましょう。
借りられる金額や期間、金利などの条件は問題ないか
留学ローンは、各機関によって条件が大きく異なります。
所得が低い方を対象に優遇措置が取られているものもあれば、前年の年収が200万円以下だと利用できないところもあります。
また、融資してもらえる金額も300万円までだったり、1000万円以上だったりとさまざまで、対象も「学費のみ」なのか「渡航費や生活費込み」なのかとそれぞれ異なります。
留学ローンごとの条件を細かく確認し、自分の希望とマッチするものを選ぶようにしましょう。
留学中の返済額は調整できるか
必要な金額が大きい留学の場合、返済期間などに融通が利くもののほうが安心です。
たとえば在学中は利子のみの返済でよい留学ローンを利用すれば、一定の期間は家計の負担を減らせます。
ただし、残りの期間で返済すべき額が大きくなるので、ボーナスがあった月にまとめて返済してよいのか、繰り上げて返済してよいのかなども確認しておくとよいでしょう。
アルバイトや学生でも借りられるのか
パートやアルバイトで収入を得ている保護者の方や、留学を考えている学生本人が借りられるのかどうかもチェックしておきたいポイントです。
留学ローンは、前年の年収や勤続年数などによって利用できるかどうかが決められますが、その額も金融機関によってバラバラなので、アルバイトやパートでも借りられることもあります。
また、留学ローンは基本的に保護者が借りるものですが、なかには「安定した収入があれば学生でも申し込みOK」としているところもあるので、一度問い合わせてみるのもよいでしょう。
社会人の留学でも利用できるか
社会人の留学でも利用できる留学ローンはありますが、継続して安定した収入があることが前提となるため、退職してからの利用は難しいです。
ですが、ご家族の名義で借りてひとまずは利子のみの返済にし、帰国後に安定した収入を得られるようになってから名義を変更する…という方法もあるので、エージェントに相談してみるのもおすすめです。
おすすめ留学ローン5選
最後に、おすすめの留学ローンを下記の5つをご紹介します。
- 日本政策金融公庫
- みずほ銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- 神奈川銀行
- 労働金庫
金利の負担を減らすためには、まず利用できる奨学金がないか探すことが大切ですが、どんな留学ローンがあるのか知っておくと選択肢が広がります。
こちらでは5つのみ紹介していますが、お住まいの地域ごとに利用できる留学ローンが異なるため、複数の留学ローン情報をチェックするようにしてくださいね。
日本政策金融公庫
留学ローンを利用する際に、まず検討したいのが日本政策金融公庫の提供する「教育一般貸付 (国の教育ローン)(海外留学)」です。
融資の金額によって一定の保証料が必要となりますが、最大で450万円まで借りられます。
おすすめポイント
- 1.80%と低金利
- 返済期間が最長18年なので月々の負担額を減らせる
- 低年収の方に対する優遇措置がある
- 大学や大学院への正規留学だけでなく、期間が3ヶ月以上なら語学留学でも申し込める
- 在学期間中は利息のみの返済でもOK
みずほ銀行
みずほ銀行には、10~300万円まで借りられる「教育ローン」と800万円まで借りられる「カードローン」があります。
カードローンは借りる金額によって金利が2~14%と大きく変動しますが、教育ローンは金利が3~4%ほどです。
借りたい金額が少額であれば教育ローン、大きければカードローンというように金額によって選択してみるのもよいでしょう。
教育ローンのおすすめポイント
- 学費だけでなく、教育関連資金全般に利用できる
- 担保や保証人なしで借りられる
- 元金返済据置(一定期間、利息のみを支払う)があり、在学中は返済額を抑えられる
三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行の教育ローンは、30~500万円まで融資してもらうことができます。
2024年1月時点での金利は3.975%ですが、変動金利なので返済途中に金利が変わることもあります。
また、教育ローンは基本的に学校に納付する学費や入学金が対象となり、学費以外を目的とする場合には要相談となります。
学費以外に使いたいときには、利用限度額が10~500万円・金利が年1.8~14.6%のカードローンもあるので、そちらについて確認してみるのもよいでしょう。
教育ローンのおすすめポイント
- 必要な金額が確定する前でも申し込める
- 事前審査の結果が最短でその日のうちにわかる
- 担保や保証人なしで借りられる
神奈川銀行
地方銀行でも留学に利用できる教育ローンを扱っており、神奈川銀行の学資ローンもその1つです。
利用できるのは神奈川銀行の営業区域内にお住まい、もしくは勤務している方のみですが、上記に挙げた都市銀行よりも好条件なので、該当する方であればぜひチェックしたい教育ローンです。
おすすめポイント
- 融資金額が1000万円までと大きい
- 年利率1.50~3.60%と低金利
- 返済期間が16年以内と長く設定されている
労働金庫
労働組合や生活協同組合に所属している人であれば、労働金庫(ろうきん)の教育ローンを低金利で利用できます。
ただし、労働金庫は北海道や九州、近畿など地域ごとにローンの内容が異なるため注意が必要です。
たとえば中央労働金庫は教育ローン(カード型)の変動金利が年2.90%ですが、九州ろうきんの教育ローン(カード型)は条件を満たせば変動金利2.10%となり、0.8%もの差があります。
おすすめポイント(中央労働金庫の場合)
- 6ヶ月以上の留学の際、渡航費や滞在費、納付金に利用できる
- 融資金額が1000万円までと大きい
- 前年の税込み年収が150万円以上、勤務期間1年以上(自営業であれば3年以上)から利用できる
- 返済期間20年と、他の教育ローンより特に長い
留学の費用に困ったときは
「留学ローンが気になるけどやっぱり怖い…」「ほかに選択肢はないのかな?」など、留学費用に関して悩んだときは、まず第一に留学エージェントに相談してみるのがおすすめです。
留学エージェントは一人ひとりに合ったアドバイスを行い、費用の不安が解消できるまでしっかりサポートをしてくれます!
予算や目的に合った国選びや現地での過ごし方など、いろんな相談ができるので、どんなエージェントがあるのか、ぜひパンフレットを取り寄せてみてくださいね。