カードは海外留学の必需品!おすすめや注意点を確認しよう
2020.02.20
留学くらべーる編集部
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目次
海外留学に行くとき、「現金をどうやって持ち運ぼう?」と悩む方もいるのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、クレジットカードなど各種カード!
カードと聞くと、「使いすぎてしまいそうで怖い…」というイメージもあるかもしれませんが、留学生活の中でカードが役に立つことも多いんですよ♪
こちらでは、そんなカードの種類や使用上の注意点などをまとめています。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
留学にカードが必要な理由
クレジットカードやデビットカードなど、カードにはいろんな種類があります。
日本にいるときは買い物で使うことがほとんど…という方が多いかもしれませんが、実は、買い物以外にもカードを使う機会はたくさんあるんです!
こちらでは、海外留学でカードが必要な理由についていくつかピックアップしてみました。
ビザの取得でカードが必要になる国もある
海外に渡航するのに重要なビザ。
国によっては、ビザの申請料金はクレジットカードなどで支払う形式になっているところもあります。
カードを持っていない場合でも代理店などを通して申請料を支払うことはできますが、カードがあることでビザの発給がスムーズに進むことも!
カードの使い方に慣れるため、ビザの手続きをきっかけに作ってみるのも良いですね♪
盗難防止に役立つ!
盗難による被害を抑えられることもカードを持つ理由のひとつ!
日本は世界的にも治安の良い国として知られていますが、海外に行くと「観光スポットなどで盗難の被害に遭った」という日本人旅行者も少なからずいます…。
しかも、一度盗られてしまってそのまま戻らず…という可能性も高いです。
ですが、現金の代わりにカード数枚だけならば盗難もされにくくなります。
また、盗難・紛失した場合、すぐにカード会社に連絡をすることでカードが悪用されるのを防ぐことができます。
トラブルに巻き込まれるリスクを軽減できるのは、カードの大きなメリットですよ!
身分証明証代わりになる!
現金の支払いだけでなく、カードは重要な身分証明になることもあります。
アメリカをはじめ、海外では日本以上にカード社会が進んでいる国も少なくありません。
買い物はもちろん、たとえば以下のような場面ではクレジットカードが必須になることも!
- ホテルに宿泊するとき:カードがないと高額なデポジット(保証金)が発生することがある
- レンタカーを借りるとき:カードがないとサービスを受けられないことが多い
カードを持っているだけで、所持者に支払い能力があると判断されます。
「信頼できる身分だ」という証明になるのが、カードの役割でもあるんです♪
海外保険が付いていることも
カードの中には、海外保険が付帯しているものも多くあります。
内容としては、海外での事故やトラブルに遭った際に、決められた金額までの補償が出るというもの。
病気やケガだけでなく、災害に遭ったときや自分の持ち物が壊れたときにも補償を受けることができます!
ただし、「カードの保険があれば海外保険には加入しなくていい」というわけではありません。
カードの補償分だけでは、万が一の場合にカバーしきれない…という事態も考えられます。
留学の際には、通常の海外保険についてもしっかり調べるようにしましょう!
また、カードに付く保険の種類には以下のようなものがあるので、参考にしてみてください。
カードに付帯する保険の内容例
項目 | 補償内容 |
---|---|
傷害死亡・後遺障 | 事故によって死亡、あるいは後遺症が残った場合の補償 |
傷害治療・疾病治療 | 病気やケガで病院にかかったときの治療費 |
救援者費用 | 災害に遭った場合、救援のためかかった費用 |
賠償責任 | 他者のものを壊したり、他者にけがを負わせた場合の損害賠償 |
携行品損害 | 自分の所持品が壊れた場合の補償 |
カードにはどんな種類があるの?
「カード」と聞いてすぐに思い浮かぶのが「クレジットカード」ではないでしょうか。
ですが実は、一口にカードといっても、いくつかの種類に分かれるんです。
こちらでは、クレジットカード、プリペイドカード、デビットカードの3つのカードについて、それぞれの特徴をご紹介します!
後からお金が引き落とされる「後払い」のクレジットカード
クレジットカードは、買い物をするときにレジで提示をして支払いが行われ、後から届いた請求書の金額分だけ指定の支払い日に銀行口座から引き落とされる…という仕組みです。
主な特徴としては、たとえば以下の点があげられます。
- 決められた限度額まで利用できる
- 支払い時に口座に残高がなくてもカードの使用ができる(支払い日までに用意していればいい)
- ATMから一時的に現金を引き出すことができる「キャッシング」の機能がついている
クレジットカードは利便性の高いカードなので、海外留学にはできるだけ持っていきたいですね♪
デビットカードは、使ったその場で引き落とされる!
最近はテレビでも耳にすることのあるデビットカード。
買い物などでデビットカードを使用すると、銀行口座から使った分の金額が同時に引き落とされます。
口座に入っている金額分のみで支払いを行うので、クレジットカードのように「使いすぎが怖い」という心配がありません。
その場での現金のやり取りは発生しませんが、買い物などをすると同時に引き落とされるので、カードに残高がどれほど残っているかを頭に入れながら使用するようにしましょう。
プリペイドカードは、最初にお金を入金する仕組み
プリペイドカードは、カードにあらかじめお金を入金(チャージ)しておき、チャージした分だけ使うことができます。
カードに最初にお金をチャージする先払いのシステムです。
プリペイドカードの大きな特徴は、クレジットガードやデビットカードと異なり、銀行口座を開設する必要がない点。
カードを購入しお金をチャージすればすぐに使うことができるので、簡単に利用することができます。
ただし、プリペイドカードに一度チャージしたものを再び現金に戻すことは原則できません。
そのときの利用頻度に合わせて、プリペイドカードと現金とを上手に使い分けるようにしましょう。
海外留学におすすめのカードは?
カードの種類や大まかな仕組みについては、お分かりいただけたでしょうか?
こちらでは、海外留学におすすめのカードをいくつかご紹介しています。
「カードを使うのが初めてでどれを使っていいか分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
楽天カード
コマーシャルでもよく見かける「楽天カード」はクレジットカード初心者さんにおすすめのカードです。
入会金や手数料もかからず無料で利用できるどころか、ネットショッピングや飲食店などでポイントをもらうことができます。
しかも海外旅行傷害保険がセットになっているため、海外に渡航する際も安心。
学生さん向けには「楽天カード アカデミー」もあり、渡航先でポイントがさらに貯まるお得な特典もありますよ。
いろんな場面で活躍するので、1枚持っておいても損はないクレジットカードです!
三井住友VISAカード
発行会社で有名な「三井住友カード株式会社」のクレジットカードは、国内外を問わず幅広く使われており、知名度の高さも随一!
海外での利用におすすめのポイントとしては、世界の50以上の主要都市で利用できる、24時間年中無休のサポートデスクがあること。
カードの不正を防ぐための監視システムも常時作動しており、セキュリティの高さが伺えます。
日本語での受付も可能なので、何が起きるか分からない海外でも安心して利用することができますね♪
エポスカード
真っ赤なデザインが印象的な「エポスカード」は、入会費だけでなく、年会費がいつまでも無料なのが嬉しいポイント!
学生でも気軽に使い始めることができるカードです。
海外旅行保険が自動付帯で付いているのも、留学におすすめの理由。
また、紛失・盗難によってカードが不正使用されたときには被害の全額を負担する補償もついています。
サポートデスクも日本語で24時間対応してくれるので、いざというときにも心強いですね♪
学生専用ライフカード
「ライフカード株式会社」が発行している学生専用ライフカードは、留学をする学生におトクなサービスがついています。
年会費は生涯無料なので、学生からでも使いやすいカードです♪
学生専用ライフカードは海外旅行保険や学生専用の問い合わせデスクなど、サポート内容も充実しています!
利用できるのは高校生を除いた満18歳~25歳までなので、大学留学などをお考えの方はぜひ検討してみてくださいね。
クレジットカードを使うときのポイント・注意点は?
カード選びや使用時には、いくつかのポイントや注意すべき点もあります。
「カードであれば何でもいい!」というわけではないので、カードの特徴を学んだ上で自分に合ったカードをゲットしましょう!
こちらでは、使用時に特に気をつけたいクレジットカードの注意点をご紹介します。
国際ブランドはどこなのか?
国際ブランドがついているクレジットカードは、日本だけでなく世界各国でカードを使うことができます。
代表的な国際ブランドとして、たとえば「VISA」「JCB」「Master Card」といったブランド名を聞いたことのある方も多いのでは?
クレジットカードを使うときには、各国際ブランドの加盟店で使用が可能です。
つまり、自分の持っているカードの国際ブランドが加盟していない店舗では、カードを使うことはできないのです!
海外で使うクレジットカードを選ぶ際には、「どのブランドが留学先で使用されているか」といった点に注目してみましょう。
発行会社と国際ブランドの違いは?
「そもそも、国際ブランドって何?」「カードを発行する会社と何が違うの?」と思う方もいるかもしれません。
発行会社と国際ブランドは、大きく以下の点で区別されます。
-
発行会社:カードを発行する会社。入会の手続きや支払いの請求なども行う
- 国際ブランド:世界各国でカードが利用できるためのシステムを運営する会社
「三井住友カード株式会社」などは発行会社に、「VISA」や「JCB」などは国際ブランドにあたります。
また、同じ国際ブランドでも、発行会社が異なればサービスの内容も会社ごとに変わってくるという特徴があります。
限度額は?使いすぎに注意!
クレジットカードを利用するときに知っておかなければならないのが、「自分のカードの限度額がいくらまでか?」ということ!
カードで支払いできる金額には、もちろんですが上限があります。
自分のカードでどこまで支払いができるのかをきちんと把握しておかなければ、使いすぎによるトラブルが発生してしまうことも考えられます。
特に、海外に行くと通貨や物価などさまざまな点が日本と変わります。
カードの限度額をしっかり理解した上で、上手に活用していきましょう!
海外保険の付帯状況は?
保険の付帯には、自動付帯と利用付帯の2種類があります。
-
自動付帯:カードを持っているだけで保険に加入していることになるタイプ
- 利用付帯:カードを使って交通費や航空チケットなどの支払いなどを行うと、保険に加入した状態になるタイプ
万が一保険を利用することになったときに、カードの保険がどちらの付帯かによって状況は変わります。
カードの保険が利用付帯だった場合、「保険を使いたいけど、支払いをしていないから適用されない!」という可能性も。
保険がついていれば安心!だけで終わらせず、中身もしっかり確かめておくことで緊急時に備えておきましょう♪
トラブル時の対応についてもしっかり確認
もし、カードが盗難に遭ったり紛失してしまったりしたときに、カード会社がどのような対応をしてくれるのかもきちんと理解しておくことが大切です。
カードに付いているセキュリティサービスの内容は、会社によって異なってきます。
カードはお金に関わる重要なものなので、きちんとしたサービス・対応が整っているカードを選んでおくと安心です!
カードの盗難・紛失時の対処方法については、以下でも説明しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
盗難・紛失したときは?
どんなに気をつけていても、カードを紛失したり盗難に遭ったりしてしまう可能性もあります。
では、そのようなトラブルに遭ったときにはどのような対処をすべきなのでしょうか?
まずは発行会社に連絡を!
まずは、発行会社にいち早く連絡をしましょう。
万が一他者がカードを入手した場合、カードを悪用されてしまうのを防ぐためです。
発行会社にカードを紛失したことを説明すれば、カードの利用停止の手続きをしてくれます。
ただし、口座の開設が不要なプリペイドカードについては、チャージした金額が補償の対象にならないケースもあるので注意しましょう。
また、警察署で紛失・盗難の届出を出すこともお忘れなく!
カードのサポート内容を確かめよう!
カードの利用で何らかのトラブルに遭ったとき、発行会社や国際ブランドがどのようなサポート体制をとっているのかもきちんと調べておくようにしましょう。
主なサポートの内容として挙げられるのが、24時間年中無休で対応してくれる電話サービスです。
日本語での対応が可能な会社だと、さらに嬉しいですね!
また、緊急でカードが必要な場合は、一時的に利用できるカードを仮発行してくれる会社もあります。
カードの盗難や悪用された場合の補償内容についても、併せて確認しておくようにしましょう。
カードを活用して快適な海外生活を送ろう!
いかがでしたか?
こちらでは、カードに関するさまざまな情報をお届けしました。
カードを使い始めるにはいろいろな内容を知っておく必要がありますが、カードは海外留学に必須のアイテムです!
今回ご紹介した通り、カードは買い物だけでなくあらゆる場面で役に立ちます。
利用法や注意点などをしっかり頭に入れて、海外生活をより有意義なものにしていきましょう♪