【体験談】フランスへ大学留学!フランス生活のホントのところ♪
2018.08.24
留学くらべーる編集部
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目次
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | KIKIさん |
渡航した年月 | 2003年9月 |
渡航期間 | 1年以内 |
渡航先の国/都市 | フランス/パリ |
渡航時の年齢 | 20歳 |
とにかく甘い!フランス人の朝食
フランス人の朝食はちょっと変わってる
充実した留学生活を送る秘訣の1つは、何と言っても健康管理です。
せっかく外国で暮らし、勉強するチャンスを手に入れたんですから、目一杯楽しみたいですよね。
そのためには、日々の食生活が大きな影響を与えます。
忙しいからといって、サンドイッチやインスタント食品ばかりを食べていては病気になって当然です。
「1日の始まりは、しっかり朝食を食べること」だと思っている人も多いですが、実はフランスの朝食と言うのは日本人からすると、ちょっと変わっています。
毎日クロワッサン…ではありません!
日本の伝統的な朝ごはんでは、たんぱく質や野菜などをバランスよく食べますが、フランスでは朝から塩味のものを食べる人はあまりいません。
朝食にハムやチーズ、卵を食べるのは少数派です。
フランス人の朝食といえば、カフェオレにクロワッサンというイメージがある人もいるでしょう。
ですが、クロワッサンを食べるのは特別な日だけで、普段は前日のバゲッドの残りにバターやジャムを付けて食べたり、シリアルを食べたりします。
アメリカやイギリスのコンチネンタルブレックファーストでは、ベーコンやソーセージ、チーズなどが用意されていますが、フランスのホテルだと、菓子パンやジャムなど甘いものしかないところが多いです。
甘い朝食に慣れるべし!
フランス留学中に毎日、白いご飯と焼き魚、納豆の朝食を食べるつもりの人はさすがにいないと思いますが…。
ホームステイや食事付きの寮などで食べるものが決まっている場合、フランス人の甘い朝食に慣れる必要があります。
フランスの朝食はとりあえず甘い!ということを知っていれば、ミルクが濃厚な発酵バターや果肉たっぷりの手作りジャム、フランス人の子どもが大好きな「ヌテラ」というヘーゼルナッツクリームを楽しむ余裕も出てくるでしょう。
どうしても朝から甘いものが食べられないという人は、ビスコットやバケットにバターだけ塗ったり、無糖ヨーグルトや砂糖の入っていないシリアルを選んでみてはいかがでしょうか。
フランス人のお土産にグリーンティは要注意!
日本料理は人気…でも、間違いと誤解も多い
フランス人はSUSHIやYAKITORIなどの日本食が好きで、パリのような都市では日本食のレストランがたくさんあります。
日本食が人気なのはうれしいですが、パリの日本食レストランの中には、中国人経営のところも多いですし、サーモンや牛肉の串焼きをYAKITORIと呼んでいるお店も。
日本人にとっては、ちょっと微妙なものが多いのも事実です。
フランス人の中にはすっかり誤解している人もいるので、時には注意する必要があります。
グリーンティ=緑茶…ではない!?
こちらでは、知り合いのフランス人に「日本食が大好きなの。グリーンティも毎日飲んでいるわ。」と言われて、上等な日本茶をお土産に持っていった私の失敗談をご紹介したいと思います。
フランス語でTHE VERT(テ・ヴェール)。
グリーンティと言われて、単純に日本茶だと思い込んだ私が悪いのですが、知り合いのフランス人がグリーンティと呼んでいるものと、日本人にとっての緑茶はまったく別物だったのです!
THE VERTって?
フランス人にとってTHE VERT(テ・ヴェール)というのは、ブラックティやホワイトティなどと同じ紅茶の一種。
紅茶と同じように、ミルクや砂糖を入れたり、レモンを搾ったりします。
いくら飲み方は自由だと言われても、玉露にミルクや砂糖を入れられたら、日本人としてはちょっとショックですよね。
お土産にする場合は気をつけてくださいね(笑)
また、普通のグリーンティよりも、グリーンティをベースにしたフレーバーティの方がメインです。
ミントやバニラ、バラやオレンジで香りを付けた緑茶って想像できますか?
興味がある人は、日本で飲む緑茶とは別物だと思って一度試してみてください。
スーパーなどでも普通に売っています。
私の知り合いのように、フルーティーで飲みやすいフレーバー付きのグリーンティを飲み慣れている人には「本物の日本茶はただ渋くて苦いだけ」という風に感じられるようで、とても微妙な反応をされてしまいました。
お土産などでプレゼントする場合はくれぐれも気をつけてくださいね。
フランス人学生の遊び方を知ろう!
定番はFETE(フェット)?
日本で「今度一緒に遊びに行こう」と言ったら、カラオケや居酒屋を思い浮かべませんか?
女の子ならカフェやショッピングということもあるでしょう。
でも、フランスには日本のようなカラオケや居酒屋はありません。
では一体、フランスの学生は何をして遊んでいるの?と不思議に思いますよね。
日本と同じように、カフェでおしゃべりしたり、映画を見に行ったりもしますが、もっと定番なのは「FETE(フェット)」と呼ばれるパーティです。
フランスの学生もやっぱりお金がない…
生活費にそれほど余裕がない学生が多いフランスの場合、外食をするよりも、誰かの家で食事をしたり、サンドイッチを持参して一緒に食べたりすることがほとんどです。
FETEは、誰かの部屋ですることもあれば、学生寮のキッチンを借りたり、公園などの屋外ですることもあります。
FETEで何をするの?
FETEで何をするかというと、とにかく「しゃべって、食べて、飲んで、踊る」!
これに尽きます。
食べ物は、持ち寄りであることも多いので、おつまみ系の簡単な料理が作れると便利です。
ワイン大国フランスですが、あまりお金のない学生が飲むのは、比較的安いビールであることが多いです。
また、ウィスキーをコーラで割った飲み物も定番ですが、これは口当たりがいい分酔いやすいので、お酒に弱い人は気をつけてくださいね。
難しく考えない!アガる音楽は持って行こう!?
FETEでは、パソコンの得意な誰かがDJのようにいろいろな音楽をかけてくれます。
USBにノリのいい日本の音楽をいくつか入れておいて渡せば、流してもらえるかもしれません!
踊り方を知らないという人も、音楽に合わせて身体を動かしていればいいので簡単です。
FETEを楽しむコツは、とにかく難しく考えすぎないこと。
いろいろな人と知り合う絶好のチャンスなので、留学中にFETEに誘われたら、積極的に参加しましょう♪