【体験談】ハワイで語学を学ぶ!留学を「遊び」で終わらせないためにしたこと
2018.08.24
留学くらべーる編集部
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目次
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | POさん |
渡航した年月 | 2007年3月 |
渡航期間 | 現在永住権所有 |
渡航先の国/都市 | ハワイ/ホノルル |
渡航時の年齢 | 18歳 |
ハワイ留学を「遊び」で終わらせない!
ハワイ留学は遊び留学!?
「え?あの人留学してたの?そのわりに全然英語話せてないね…」
なーんてことを耳にしたり、口にしたりしたことはないですか?
私は高校を日本で卒業した後、小さい頃から憧れていた「アメリカ留学」の夢を叶えるべく、ハワイの短大へ進学することを決めました。
…が、しかし。
進学先の大学の在校生の中、99パーセントが…に、日本人!
そして学校と寮が同じ建物の中に存在するという、なんとも特別な学校。
先輩達を見ていても、サーフィン片手に自転車こいで学校(寮)を出て行く先輩ばかり…。
私は「ハワイにある日本」に来てしまったのです…!
ハワイにある日本
ハワイの魅力への感動もつかの間、学校生活が早速始まったのですが、やはりそこで待っていた生活は「日本」そのもの。
大学、または寮から一歩外に出れば、そこは紛れもなくさわやかな風、照りつける太陽、陽気な人々。
そう、ハワイです。
ですが、授業中に聞こえる言葉は日本語。
寮でももちろん、ルームメイトは日本人。
毎日積み重なる宿題と、共に積み重なる不満。
自分はこのままでいいのだろうか…。
英語漬け(宿題だけでなく生活環境も)になりたくて決めたアメリカ留学。
このままでは英語が取得できずにこの留学が終わってしまう…。
脱出大作戦!
日々そんな思いや宿題と葛藤を続けながらも、留学生活に少し慣れてきたころ、私の本当の挑戦が始まったのです。
それは、ハワイ留学を遊び留学で終わらせないための第一歩、「変人」になること。
まずは、授業が終わるとすぐに宿題や教科書をバックに放り込み、そそくさと学校を去るのです。
向かう先はワイキキやワードセンター、アラモアナショッピングセンターにあるスターバックス。
私はそこで勉強をしつつ、友達作りに励みました。
休みの日や宿題の少ない日は、学校近くにあるバスケットコートでローカルの人と一緒にバスケをしたりと、とにかく学校のみんなと仲良くなることを避け、学校外で友達を作ることに専念したのです。
変人になっていく自分
学校内のみんながどんどん仲良くなっていく中、私はただ黙々と変人化していく自分が嫌いではありませんでした。
ですが、正直、寂しくなることも多々ありました。
みんなと仲良くなって、ビーチに行ったり、買い物に行ったりしたいときがなかったと言えば嘘になる…。
ですが、「変人になるんだ!」と自分が決めて進んだ道に後悔などなく、むしろ毎日英語に対しての自信がメキメキと成長していったのです。
特に英会話(リスニングとスピーキング)は同級生の中でも1、2を争うほど急成長!
変人万歳!
…なんて思っている矢先、もっと要領よく英語を学びたい、と考え始めるようになりました。
英語に対する欲
私は、英語に対する欲がもっと出てきました。
もっと毎日英語に触れたい。
日本語を聞かなくていい環境で学びたい。
もっと英語を上達させたい。
思い立ってしまうと、行動に移したくなるのがこの私。
次への挑戦、地元の短大「Kapiolani Community College(KCC)」へ編入することを決意しました。
編入手続きやアパート探し、何から何まで初めてのことを手探りで解決しながらも、無事ハワイ留学開始から9か月後にKCC編入を果たしました。
今までの生活に比べると、私にとっては天と地の差!
KCCには地元出身の人だけでなく、他国からの学生も多々いました。
こうして私の英語に対する欲は無事に治まっていきました。
変人になることが英語上達のカギになる!
留学先で日本人と仲良くなることは仕方がないし、母国語でのコミュニケーションはとても楽で心地の良いことです。
ですが、そこで自分を甘やかすと、英語上達の妨げになってしまいます。
留学先で知り合った日本人と仲良くなることを否定するわけではありません。
ですが、英語をいち早くマスターして、ネイティブスピーカーのような発音を目指すなら、私は変人になることをおすすめします!
特にホノルルは観光客、オアフ島在住の日本人や留学生…と、「ここは日本?」と錯覚してしまうことも多々あります。
ハワイ留学を遊び留学で終わらせたくなければ、英語に対しての欲を常に持ってハワイを楽しんでみてはいかがでしょう?
語学習得の合間に!カイルアでワイキキとは違う楽しみ方を♪
カイルアタウン
人で賑わうワイキキから車で約30分。
のんびりローカル気分でハワイを楽しみたいならカイルアタウン!
ワイキキビーチは寝る場もないほどいつも人で賑わっていますが、カイルアはローカルの人たちがバーベキューを楽しんだり、カヌーなどのアクティビティが人気の素敵な町なんです♪
穴場探しにもってこい!
カイルア近辺には、まだ雑誌にとりあげられてないような穴場ビーチもチラホラ。
現地に長く住めば住むほど、そんな穴場情報に詳しくなっていけちゃうのが良いところ。
週末にカイルア方面に向かえば、スーパーの前などで焼いているフリフリチキンに出くわすことができるかも!
カイルアでハウスシェア
セーフウェイなどのスーパーも充実していて、ワイキキのような忙しい都会に住むのはちょっと…という方にオススメな町です。
カリフォルニアから来たアメリカ人の友達はカイルアでシェアハウスをしていましたが、家賃として月々850ドル(約9.3万円)を家主に渡していると言っていました。
光熱費込みでその値段なら、とってもお得だと思いませんか?
車がないと不便なのが難点ですが、シェアハウスもお手頃な値段が多いので、調べてみるのもいいかもしれませんね♪
カルチャーショックとホームシック
初めての留学
高校を卒業してすぐに、ハワイの短大留学をするために日本を出発した私ですが、生まれてからこの留学まで、一度も海外旅行をしたことがありませんでした。
海外っぽい場所をしいて挙げるとするなら、沖縄に高校の修学旅行として行ったくらいで、小さい頃から憧れていたアメリカには一度も行ったことがなかったのです。
日本語が伝わりそうで伝わらないハワイ
今思ってみれば、ハワイはアメリカというよりも、「ハワイ」特有な場所。
観光客以外にも日本人が多く、他国からの留学生もとても多い!
ハワイに住んでいる人は、大抵みんな優しくて、いつも笑顔でマイペース。
そんな日本をとても近く感じるハワイでも、私はカルチャーショックに戸惑い、ホームシックに夜な夜な涙を流すこともありました。
カルチャーショック
自分の思っていること、意見をしっかり口に出すことがアメリカの良いところであり、また悪いところでもあると思います。
留学直後の私はまだまだ日本人そのものでしたから、そんなアメリカ人たちに戸惑い、よく悩みました。
発音が少しでも悪ければ、"Huh? What did you say? I can't understand you."と言われます。
言っている本人達にまったく悪気はないのに、こっちからしてみれば傷つくことばかり…。
そしてホームシック
慣れない土地で、慣れない食べ物を食べ(ハワイは日本食が手に入りやすいですが)、理解できない英語を勉強しながら一生懸命に生活をする。
すると、もう何をしていても「生まれ育った土地でおいしい日本食を食べ、おもしろいテレビや親しい友達に会う」ことだけが頭に浮かぶようになるのです。
長期留学を経験したことのある人なら必ず通る道だと、私は思います。
留学で学べること
カルチャーショックもホームシックも、誰もが通る通り道。
みんなそれぞれ苦しんで、悩んで、諦めかけて…(ここで諦めてしまう人ももちろんいます)。
ですが、そんなどん底からゆっくりとまた前を向いて歩き始めることができれば、人としてまた一回り成長することができるのです。
英語が上達する、しないの問題の前に、親元を離れ、生まれ育った大好きな場所を離れて生活していくことを決意し、自分のゴールまでその生活を継続することが、留学で学べる素晴らしいことだと思います。
最後に
留学を考えているみなさん。
人生を送る上で、私が思う一番大切なことは「経験」「知識」「出会い」だと思っています。
いくら高価な宝石や家を手に入れても、盗まれたり、壊れたりしてはもう意味がありません。
ですが、この経験、知識、出会いは誰にも盗まれることはなく、壊れないものであり、人間を形成する大事な要素です。
見知らぬ土地で生活をすることは本当に不安で心細いですが、挑戦をしている自分に誇りを持って、目標に向かって頑張ってください。
応援しています!