【体験談】日本の大学を中退し、アメリカの大学へ留学!
2023.08.18
留学くらべーる編集部
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目次
日本の大学に通う中で、自分の思い描いていた学生生活との違いに「何だかしっくりこない…」と感じることもあるのでは?
大学生活に納得のいかない日々を送る中、あることをきっかけに高校時代からの夢であった正規留学を決意したMISAKIさん。
日本の大学に通っていたからこそ発見した、日本と海外の大学の違いとは何なのでしょうか。
大学留学をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | MISAKIさん |
渡航した年 | 2015年1月 |
渡航先の国/都市 | アメリカ/ミネソタ州 |
渡航時の年齢 | 20歳 |
なぜ日本の大学を中退し、アメリカへ進学したのか?
高校生のときから英語や海外に興味があった私は、大学在学中に留学はしたいとずっと考えていました。
そして、日本の大学に入学してから間もなく、大学生活に違和感を覚えるようになりました。
たとえば、授業中は寝ていても簡単に単位が取得でき、勉強するといえば期末テストの2〜3日前だけ。
また、いわゆる大学生の楽しみである飲み会やサークルにもあまり楽しみを感じることができませんでした。
当時、高い学費を払って大学に行く意味が分からなくなっていたのです。
カンボジアでの刺激的な出逢い
大学1年の夏休みに、学部主催で行われたカンボジアのフィールドスタディに参加しました。
そこで出逢ったのは、英語はもちろん日本語やフランス語など複数言語を話せたり、将来の夢が明確に決まっていてそのために一生懸命勉強していたりする現地の大学生たち。
彼らとの出逢いは、当時英語も話すことができず、将来の夢も特になくただ毎日モヤモヤと過ごしていた自分にとって、とても大きな刺激になりました。
そして、夏休みが過ぎた頃「英語が話せるようになりたい。もっといろいろなことにチャレンジしたい」と思うようになり、高校生からの夢でもあった正規留学にチャレンジすることにしたのです。
留学準備期間に私が取り組んだこと
自分自身の中でいろいろと考え、退学、そして留学の決心がついた際、初めて両親に私の思いを伝えました。
当初は正規留学に反対していた両親に粘り強く頼み続けたところ、無事に説得することができました。
そして、大学2年生に上がったと同時に退学届を提出し、本格的に留学の準備がスタート。
留学準備期間の約8か月、私がしたことは
- 週5日のフルタイムでのアルバイト
- 入学手続き(VISA取得、予防接種、エッセイ、推薦状依頼など)
- 学部入学に必要なTOELF iBTの勉強
などといったことでした。
不安だらけの期間を経て
正直、留学をしているときよりもこの期間の方が精神的に辛かったです。
大学を退学した時点では、まだ進学先が決まっていなかったので本当に大学に行けるのかどうかとても不安でした。
また、私は語学学校や大学付属の英語プログラム等を受ける費用がなかったため、学部への直接入学が必須でした。
直接学部入学するには、TOEFL iBTのスコア取得が必要です。
1人での勉強はモチベーションのキープが難しく、なかなかスコアが伸びず焦りもありましたが、約半年間勉強し学部入学に必要な点数を取ることができました。
いざアメリカへ!
そして、留学準備が無事終わり、12月末に人生初のアメリカへ!
周りの友人たちには「英語も喋れないのにいきなりアメリカの大学に進学するなんて度胸があるね!」と言われていましたが、留学が始まる1か月前あたりから緊張と不安でほとんどご飯が食べられませんでした(笑)
ですが、大学に着いた途端、今までの不安はすべて吹っ飛びました。
同じ寮のアメリカ人のルームメイトたちはとてもフレンドリーで優しくすぐに仲良くなることができ、世界中からの留学生の友人も多くできました。
日本とアメリカの授業の違い
日本の大学で1年間、そしてアメリカの大学で約2年半過ごしたからこそ、授業の違いに驚きます。
アメリカの大学では、毎週必ず宿題が出ます。
また、クイズ(小テスト)や試験も何回もあり、エッセイ、プレゼンテーション、グループワークも多いです。
週末も基本的には机に向かうことが多く、学生生活の中心はとにかく勉強!
日本で学生をしているときよりも圧倒的に大変ですが、大変だからこそ良い成績が取れたときや課題をこなしたときの達成感は大きいです。
他にも日本の大学の違いとして、入学後学部を変更できたり副専攻を取ることができたりと、大学のシステムがとても柔軟だということ。
私自身、留学当初は「International Business」を専攻していましたが、新たに興味のある分野が出てきたため、現在は「Finance」を専攻しています。
留学は自立へのステップ
留学で得られるものは、英語力や授業での知識以外にも多くあります。
留学中は、今まで両親に頼っていたこと、たとえば家事や自炊、学費などの支払いの管理、アパートの契約などを自分で行わなければなりませんでした。
留学を通して、少し自立できたのではないかと思います。
留学は、自分をあらゆる方面から成長させる素晴らしい機会です。
新たな出逢い
そして、留学して一番よかったと思うことは、日本では得られなかった出逢いです。
アメリカの大学には世界中からの留学生が集まります。
実際に今まで、アメリカ人、韓国人、ネパール人、バングラデシュ人、ロシア人、メキシコ人の友人たちと一緒に暮らしてきました。
自分自身を国際色豊かな環境に置くことで、彼らの文化や価値観を直接知ることができ、物事や世界に対する視野が広がり大きな刺激となりました!
また去年の冬休みには、ルームメイトと一緒に日本に帰り、1か月間日本の観光地を案内。
留学したからこそ日本の良さに改めて気がつき、他国の友人に日本をより深く知ってもらうことができました。
留学は大変なことが多くありますが、自分自身を大きく成長させ、素晴らしい友人たちとの出逢いを与えてくれるチャンスだと思います。
アメリカの大学留学には、刺激や発見がたくさん!
いかがでしたか?
まったく新しい環境での生活には、不安や緊張、苦労も多くあります。
だからこそ、物事を達成したときの充足感も大きく、それらの経験は大きな自己成長にもつながります。
アメリカの大学でのさまざまな人との出逢いも、MISAKIさんの留学体験の中で大きな刺激になっているのですね!
大学時代だからこそできる留学スタイルも、たくさんあります。
「卒業してから後悔したくない!」という方は、海外の大学に思い切って視野を広げてみてはいかがでしょうか。
大学留学に興味を持った方は、プログラムの検索や資料請求などで情報をどんどん集めてみてくださいね♪