【体験談】「アメリカと日本のエンタメ業界を繋ぐ"橋"のような人になりたい!」 夢を叶えるためのアメリカ留学
2023.09.15
留学くらべーる編集部
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目次
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | @Zuki McDonald (Instagram) |
年齢 | 21歳 / 渡航時 20歳 |
渡航先の国 / 都市 | (高校生)ニュージーランド / オークランド(大学生)アメリカ / サンディエゴ |
自己紹介をお願いします
こんにちは!
京都府出身、現在大学3回生のZuki (づき)です!
現在、日本の大学から交換留学生として、カリフォルニアにあるサンディエゴの大学で1年間勉強しています^^
小学校2年生の頃からストリートダンスを始め、今でも趣味として続けています!
ほかは、カメラが大好きなので写真撮影や動画編集なども行い、基本的にアートが好き、クリエイティブなことが大好き〜!な感じです!(たま〜にYoutubeの更新をしたりしなかったり。(笑)
そんなこんなで今はカリフォルニアにいるわけですが、大学では社会学を専攻し、西海岸生活を謳歌しています!(笑)
留学の準備
留学準備について教えてください
私の学校は留学が(原則)必須であったため、入学してから渡米するまでの約3年、準備することが山のようにありました(笑)
準備コースの内容は、留学した際に現地学生と並んで一緒に授業に参加できるよう、エッセイ、プレゼンテーション、膨大なリーディングなどでクラス構成されていました。
私は日本の大学から奨学金をもらうことができたため、アメリカでの学費は無料となっています。
ですが、住居費・生活費などは実費なので、1年間で合わせると200万円ほどかかっていると思います。
カリフォルニアは基本的に物価が高く、住居費が特にかさみます。
場所や設備にもよりますが平均で1ヶ月10万円程度(寮)だと思います。
シェアハウスなどにするともう少し安いかな、という印象です。
留学資金はどれくらい集めましたか?
私は奨学金をJASSOから借りました!月々10万円ずつ、9ヶ月間です!
留学前に準備してよかった、しないで後悔したことはありますか?
渡米する前の半年間、日本の大学で留学生と一緒に授業を取る機会がありました。
その経験が実際アメリカに来てとても役に立っています!
教授がネイティヴの方だったこともあり、渡米する前にシミュレーションができました。
もし自分の周りに留学生や海外大学への留学を経験されている方がいれば、ぜひ大学の様子や、学習方法などをシェアしてもらうとよいと思います!
後悔したことといえば、日本食をあまり持っていかなかったことです。
着いてすぐに「もっと日本食を持って来ていればなぁ」と思いました(笑)
特に私が住んでいる場所は田舎で、街に出るには車で40分ほどかかり、日系スーパーに行くのにも一苦労…。
1日がかりの大仕事なんです(笑)
ですので、お洋服なんかより日本食を持っていくことをオススメします!!
生活費はどれくらいかかりますか?
平均すると約7万円です。(住居費抜き)
車がないため、どこに行くのもUber(タクシー)を使わなければいけなくて、それが結構かさみますね…。
あとは買い物が好きすぎて…危ないです(笑)
外食もチップも払わないといけないため、日本よりだいぶ高くなってしまいます(泣)
交換留学システムでサンディエゴへ!
大学は休学して、留学されたんですか?
私は日本の四年制大学に通っており、こちらには交換留学という形で来ています。
留学をした理由を教えてください
1度、ニュージーランドで高校留学を経験しているのですが、帰国後に通訳や英会話、ダンスレッスンなど数々の仕事をさせていただく機会がありました。
これは、幾つかの仕事のうちの1つでとても思い出に残っているものです。
アメリカのNBCで放送されているダンス番組の日本地区予選のMCをさせていただきました!
そんな仕事がキッカケで、「エンターテイメントと英語を使って何かしたい!」と、将来についての明確な「夢」というものができました。
そこから、エンターテイメントといえばやはり「アメリカ・ロサンゼルス」なんじゃないかと考え、留学先をカリフォルニアに絞りました。
学校が留学先を決めるシステムだったので、残念ながらロサンゼルスではなくサンディエゴになりましたが、今でも月に1度はロサンゼルスを訪れるようにしています!
英語はいつごろから興味をもたれたんですか?
長いこと遡ると、英語に触れ合うきっかけは、7歳から始めたストリートダンスでした。
洋楽などは好きでしたが、いつも英語の成績は中の下…
英語に真剣に取り組み始めたのは中学3年生の受験期から。
はじめて短期で(約5日間)チームメイト達と渡米し、英語が話せない・使えない自分に大変ショックを受け、惨めな気持ちになったのがきっかけです。
帰国後、英語をちゃんと勉強し、「将来は自分がみんなの通訳になるぞ!!」という目標を立て、英語を学び始めました。 以後、なんとか英語の成績だけはAを貰えていた記憶があります(笑)
そこから、国際科がある高校に進学し高校1年生から2年生の1年間を交換留学生として、ニュージーランド(学校の提携がたまたまNZ)で過ごしました。
当時はまだ16歳だったということもあり英語能力を向上させるというよりかは、文化に適応するのに精一杯だったように今は感じます。
帰国してからは趣味のダンスも続けつつ、英語力を買っていただいたのもあり、来日される海外ダンサー方の通訳や、英語MC、ダンス英会話レッスンなどもさせていただきました。
大学も語学に特化した学校がよかったため、今の大学を選択し2018年の夏から留学をスタートさせました。
海外に行く前と後の英語のスキルを教えてください
ちゃんとした英語などの資格の点数は、把握していないです…すみません。(泣)
会話のスキルとしては渡米してから半年経ち、アメリカ人の友達には日本から来た日本人だとバレない程度まで英語には慣れたかなと思います。
日本でできるオススメの勉強法を教えてください
シャドーイングを強くおすすめします!
流れてくる英語を聞いた後、即座にその英語を復唱する方法です。
私自身も、中学生の頃から続けています! そのせいかは分からないですが、ネイティヴの方にいつも"アクセントがないね”と言っていただけるようになりました。
中学生の頃の私はジャスティン・ビーバーやワンダイレクションなどが大好きだったので、彼らのインタビュー映像を何度もリピートしシャドーイングを行ったり、洋楽を覚えて歌ったりしていました!
洋楽を覚えて歌えるようにすると、たとえ歌詞の意味を理解していなくても自分が英語をペラペラ話せている錯覚に陥るので、モチベーションが上がって勉強する気になれますよ!(笑)
そうすると、音で覚えるので、カタカナ英語が自然となくなり、綺麗な発音を身につけることができると思います。
交換留学ってどんな感じ?
交換留学を選んだ理由を教えてください
私の学部が交換留学を踏まえたカリキュラムだったので、そうなりました!
といっても、成績不良や留学要項に満たない場合は、権利が剥奪されてしまいます!
私の場合は休学して留学となると学費がかさみ、金銭的に厳しかったのと、同学年の友人と一緒に卒業したかったので休学は考えませんでした!
交換留学のメリットとは
私が思うメリットが3つあります。
1. 4年生大学であれば、休学して留年しなくてすむ
2. 危機感をもつことで、英語がより習得できる
3. 優先的に履修可能
① 4年生大学であれば、休学して留年しなくてすむ
休学をすると、日本の学費と留学先の学費がかかり、留年してしまうため同学年の友人と一緒に卒業ができません。
交換留学であれば、アメリカでの生活費はかかりますが休学して留学するよりは費用を抑えられます。
②危機感をもつことで、英語がより習得できる
交換留学生は日本の大学で単位を取れない分、こちらでの成績が大変重要になります。
現地の学生と同じ授業を受けることは本当に大変なときもありますが、なんとか食らいついて授業を受けようと、ガッツが付きます!
そうすることで、より英語力もグンと伸びると思いますし、授業に積極的に参加することで友達も増えます!
③優先的に履修可能
交換留学は学校が提携していることで、現地生徒と同じくらい(もしくはもう少し考慮してくれる) クラスを選択しやすいです!
日本での専攻との兼ね合いで、まったく関係のない授業は取れない場合が多いですが、自分の専攻内のクラスであれば、比較的優先的にいれてくれることが多かったです。
そのほかの機関などを使って来ている留学生の場合は、現地学生と交換留学生が決めた後に履修が始まるので、クラスはすでに満員のところが多く、履修が難しいと思います!
通っている学校について教えてください
項目 | 概要 |
---|---|
学校名 | California States University San Marcos |
年数 | 1年間 |
人種 | 4割はヒスパニック 、3割白人、1割アジア人 |
勉強 | 前期 / American Indian studies後期 / Ethnic studies / Women's studies |
カリフォルニアの少し内陸部なので、景色は見渡す限り砂漠と禿山です(笑)
でも、学校が山の上に建設されているので、そこから見える夕日は格別です!
この学校はたくさんの人種の方がいると思います。
メキシコとの国境に近いところなので、ヒスパニック系の方が多いように感じます。
そのため、サンディエゴ付近の公用語は英語とスペイン語です!(オフィシャルではないですが)
私は社会学専攻なので、前学期はAmerican Indian studies(原住民の方々の歴史を学ぶと共に、アメリカ社会でどの様にミスリードされてきたかを学ぶ)、Ethnic studies(人種間で起こる問題を多様な方向から考える)、Women's studies(女性学)を履修していました。
日本ではまったく馴染みのない教科で最初は緊張しましたが、基礎知識など含めすべてカバーしてくれたので、理解が深まりましたし、アメリカで今起こっている問題を現地学生と議論できたのは、本当に興味深かったです!!
基本的に留学先の選択肢はなく、ただ大学にカリフォルニアに行きたいという事を強く訴えました(笑)
1日のタイムスケジュール
休日の過ごし方
金曜日がお休みなので、友達の家に泊まりに行ったり、LAに行ったりします!
そのほかは友達と海に行くか、ただひたすら寮に引きこもっているときもあります(笑)
自由の国、アメリカってどんな国?
アメリカの好きなところはどこですか?
一番は気候です!!
特にサンディエゴの方は1年を通して比較的暖かいです!
現地の人は寒い寒いって言いますが、冬場でも日中は17度ぐらいあります。笑
あとは、自然ですかね!10分車を走らせれば海があり、また10分走らせれば山がある。
サーフィンだってできちゃうし、スキーだってできちゃう、そんな素晴らしい環境が大好きです!
文化や物価など、日本と異なる部分はありましたか?
アメリカに来て一番印象に残っていることは、意外とアメリカって自由じゃないんだなと気づいたことです。
こんなにたくさんの人種が入り混じっているカリフォルニアでさえ人種差別がまだ横行しているし、人々は毎日どんな瞬間でも「人種のしがらみ」を感じながら生きているんだな、と。
ある意味ではとっても自由でリベラルな地域なんですが、言ってもよいこと・悪いことが暗黙の了解である感じが、文化や背景を知らない日本人からするとちょっと難しいな…と最初の頃は感じました!
アメリカンジョークだってほとんどそういった人種に対する皮肉で構成されているので、今でもあまり理解できないときがあります(笑)
1番苦労したエピソードは、特に社会科学系(人種学など)の授業を受けているときに、いかに自分が無知だったかということに気付いたことです。
こういった授業ではディスカッションの時間が多く、じかに現地の生徒達と話し合って授業を進めていきます。
その中で、彼ら(有色人種)が受けてきた経験や、アメリカの実情などを直接聞くことはなかなかハードで苦しかったです。
最初の頃は彼らの話を自分の中で消化することができず、そんな無知だった自分が悲しくて、涙を堪えながら授業を受けていました。
アメリカという国は、日本のメディアだけでなくたくさんの地域で「自由の国」とよく表現されます。
ですが、実際には私たちが想像もできない様な問題だらけなんです。
その事実を理解するのに苦労しましたね…。
アメリカのオススメスポットを教えてください!
カリフォルニアは、ほかの州に比べて、たくさんカワイイ、インスタ映えなお店があります!(笑)
海辺に近づけば行くほど、素敵なカフェやレストランがいっぱいです。以下サンディエゴ付近の話↓
私のお気に入りの場所はCarlsbad(カールスバッド)というところです。
海沿いの小さい町なのですが本当にカワイイお店ばかりで1日中いれます!
ビーチもとても長くて、お散歩なんかにもよいですね!
サンディエゴのダウンタウン付近のNorth Park(ノースパーク)!
ここはバーやおしゃれなレストランから、アメリカっぽいファストフード店まで、なんでもあります!
言い出したらキリがないのですが…(笑)
最後に1つ。
ダウンタウンから車で15分ほどで行けるConvoy(コンボイ)という街にあるAsian district(アジアン・ディストリクト)です!
アジアのお店しかないので、日本食・韓国料理・中華料理・そのほか、いろいろなアジアンフードが恋しくなったら絶対行きますね… (笑)
日系のスーパーもここにあります(笑)
一番悔しかったエピソードを教えてください
ハロウィーンの日のことなんですが。
友達に、とあるFrat party(fraternity: 日本でいうとサークルのようなもの。でも、もっと家族的意識がある学生組織と言う名のパーティー集団)に行かないかと誘われました。
Fraternityはとてもアメリカ的なもののため、1回は経験しておこうか、くらいの気持ちで数人の友達と仮装して向かいました。
ほかの子の格好はというと、みんな「服着てる?」と言いたくなる様なコスチュームで…(私はがっつり怖い系のチャッキーになりました。笑)
車で会場に着いたものの、大きな門の前でガタイのよい男の子達に「もう会場がいっぱいだから帰れ」と、門前払いを受け…。
2、3回Uターンして聞いてみましたが、全部拒否でした。
そこで別行動していた露出度高めの友達に連絡を取ってみると、なんと彼女らはすでに会場に入っているのです。そこでこのパーティーの意味を知り、すぐ寮に戻りました。
frat partyの醍醐味がナイトクラブのような感じで、大学生の社交場みたいな感じになっています。
すべてのFrat partyに共通するかは分かりませんが、恐らく多くのFrat partyの暗黙の了解なのでしょう…。
その中で、暗黙の了解で露出度の高い洋服を着ていないと入れてもらえないということが多い、ということを後でアメリカ人の友達に聞きました。
これが一番悔しかったです。せっかくちゃんと仮装したのに…(笑)
アメリカ留学後の進路
今後の留学生活や、帰国後の夢、計画などありますか?
こちらに来てやはり明確になったことは、アメリカのエンタメ業界と日本のエンタメ業界を繋ぐ「橋」のような人になりたいということです。
ですので、残りの半分はチャンスを待つのではなく、自ら動いて小さなことでもよいので夢へのかけらを拾いに行こうと思います!!!頑張ります!
今後、留学やワーホリをする方へ
価値ある留学にするためには、どういった準備や行動をすべきだと思いますか?
日本にいたときの自分を勇気を振り絞って解き放って、アメリカバージョンの自分にアップグレードすることが大事だと思います!
自分の中の想像のアメリカ風を使って "アメリカぶる” ではなく、ちゃんと現地の生徒を観察して、みんな何をしているのか、どんな行動を取っているのか、どういう風に日常会話が行われているのかを、じっくり観察して自分に取り入れてみてください!!
Let's 人間観察!!(笑)
現地に行ってから始めてもよいし、海外ドラマなんか見ても勉強になると思います。
そうすると自然とアメリカ社会に慣れることができて、充実した生活を送れると思います!
メッセージを一言お願いします
言語は日本でもマスターできます。
でも、先ほど上記で書いたように、外に出なければ感じられない事もた〜くさんあります。
むしろ出ないと分かりません。
その、日本では感じる事ができない雰囲気や気持ちを、留学を通じ思う存分に経験してみて欲しい!!と強く思います。
私に取って留学とは、英語力の向上というよりは、自分自身の人生を変えてくれた大事な時間/経験です。
これからたくさんの方が一歩踏み出して、素敵な人生を送られますように…願っています。
一緒に頑張りましょう!!!
留学くらべーるでは、留学プログラムを幅広くご用意しています!
いかがでしたか?
実際に海外に飛び出し、英語力のなさを実感した経験をプラスに変えることができたパワフルな女子大生の体験談でした。
日本では感じることが少ない人種差別や学生独特のルール…そんなアメリカの実情に心が揺さぶれることも留学ならではの経験ですね。
ぜひ、アメリカのエンタメ業界と日本のエンタメ業界を繋ぐ「橋」のような人になることを楽しみにしています!!
今後のヅキさんのアメリカ留学もとっても気になりますね♪
ヅキさんは、Youtubeでも動画をアップされているんです!! オススメは、
【純じゃぱにーず】カリフォルニア留学 with 愉快なオトモダチ
本当におもしろいです!笑 実際に動いたり、話している彼女とアメリカのお友達をみると、アメリカ留学の雰囲気を味わえるかと思います^^ ぜひ見てみてくださいね!
また、今後のアメリカ留学の様子もInstagramでチェックできます。
ヅキさんのInstagramはこちらから→Instagram @zuki_mcdonald
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