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IT(プログラミング)留学するには?費用やおすすめの国、準備も紹介!

2023.08.17

留学くらべーる編集部

IT(プログラミング)留学とは?留学の種類やメリット、費用、留学後のキャリアなど
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IT(プログラミング)留学は、ここ数年で一気に注目度が上昇している留学スタイルです。
英語とITスキルをまとめて習得できるので、将来的に海外で働きたい方やIT関連の仕事がしたい方は挑戦してみるのもよいでしょう。

こちらでは、IT留学のメリットや留学後のキャリア、おすすめの留学先などをご紹介します!

IT(プログラミング)留学について

IT留学とは、英語とITスキルを集中して学ぶ留学スタイルです。
特にフィリピンやインド、カナダで盛んに行われており、留学先ではプログラミングやコーディング、デザインなどITの知識を専門的に学べます。

留学期間は学校やコースによってさまざまですが、短期コースは約1ヶ月間、長期コースは1年以上が目安です。
英語力とITの知識はこれから需要が高まるスキルなので、就職や転職に向けてスキルアップしたい方はぜひ挑戦してみてくださいね!

IT(プログラミング)留学の種類

  • ベーシックコース
  • Webデザインコース
  • Webディベロップコース
  • アプリ開発コース
  • Webサービス開発コース

デザインやアプリ開発、AI(人工知能)など、IT留学で学べる分野は多岐にわたります。

どのコースを選べばよいのか迷ってしまいそうですが、初心者レベルの方はひとまずベーシックコースを受講するのがよいでしょう。
ベーシックコースではHTMLやCSS、Photoshopなどを基礎から一通り学べるので、ITの知識がまったくない初心者でも安心して授業を受けられます。

すでに中級~上級レベルの知識がある方は、WebデザインコースやWebディベロップコースで新たな言語を学んでみるのもおすすめです。

また、Webシステムの開発に興味がある方は、アプリ開発コースやWebサービス開発コースで開発業務を一通り体験してみるのもよいかもしれませんね。

IT(プログラミング)留学のメリット

  • 英語とITスキルを同時に習得できる
  • 勉強に集中できる環境が整っている
  • 就職のサポートを受けられる

IT留学最大のメリットは、英語とITスキルを同時に習得できる点にあります。
IT留学では、午前中は英会話のレッスン、午後からはITの授業というように午前と午後で授業内容を分けている学校が少なくありません。
英語とITを毎日並行して学ぶことで、2つのスキルを同時に身につけられるのが魅力でしょう。

また、通常の語学留学と違いIT留学では、日常英会話のほかにIT業界でよく使われる英単語を覚えられるのもポイントです。
将来的に海外で働きたい方は、留学中に英語のIT用語を予習しておくのもよさそうですね!

そのほかのメリットとしては、徹底したカリキュラムにより勉強に集中できる環境が整っていること、学校によっては就職のサポートまでしてくれることなどが挙げられます。

IT(プログラミング)留学後のキャリアについて

「IT留学で身につけたスキルを仕事に活かしたい!」と考えている方はきっと多いはずです。
こちらでは、IT留学後の転職や海外就職、独立などキャリアの選択肢をご紹介します。

エンジニア・デザイナーに転職
IT留学から帰国後、日本でエンジニアやデザイナーとして転職する方は多くいます。
最近では未経験者のエンジニアやデザイナーを採用する企業が増えており、実務経験がない方でも求人探しに困ることはほとんどありません。
面接の場では、IT留学で学んだことやスキルを自信持ってアピールしましょう。

また留学先の学校によっては、就職先を紹介してくれたり、面接対策をしてくれたりすることがあります。
留学後すぐに働きたい方は、留学先の就職サポート制度をぜひ活用してくださいね!

留学先でインターンシップ・就職
留学後、現地でインターンシップまたは就職する方も少なくありません。
たとえばIT産業が発展しているカナダには、就学とインターンシップがセットになっている学校が多数あります。
授業で学んだことをすぐに仕事で活かせるので、スキルが定着しやすいのがよいですよね!

努力次第ではインターン先の企業からスカウトされる可能性もあるので、海外就職を考えている方は挑戦してみるのもおすすめです。

フリーランスとして独立
エンジニアやデザイナーなどのIT技術職は、フリーランスとして独立しやすい職業です。
パソコンがあれば場所を問わずどこでも仕事ができるので、そういった働き方に興味がある方は独立を目指してみるのもよいでしょう。

たとえばフィリピンには「フリーランス登録制度」を設けている学校があり、この制度を利用すれば卒業先の学校との間で仕事の受発注ができます。
はじめはこういった制度を活用しつつ、徐々に仕事の幅を広げていくのも1つの選択肢ですよ!

IT(プログラミング)留学に人気の国

こちらでは、フィリピン、カナダ、インドのIT留学をご紹介します。
この3ヶ国は世界のなかでも特にIT留学が進んでいる国なので、それぞれの国の費用や授業スタイルなどを参考にしながら留学先を選んでみてくださいね!

フィリピン

日本人の語学留学先として人気のフィリピンでは、IT留学も盛んに行われています。
フィリピンのIT留学は、北米やヨーロッパの国々と比べて費用が安く、マンツーマンレッスンを取り入れている学校が多いことが特徴です。

また、フィリピンには日系の学校が多数あり、トラブルが起きたときは日本語で相談できるため安心感があります。
日本人の生徒もたくさんいるので、留学中に同じ目標を目指す仲間が見つかるのも嬉しいですよね!   フィリピン留学について詳しく  

インド

IT大国と呼ばれるインドでは、質の高い授業を受けられるのが魅力です。
特に南部のバンガロールという街は「インドのシリコンバレー」と呼ばれるほどで、ここでは優秀なエンジニアたちが講師としてITの知識を教えています
インドでの就職を考えている方は、留学中に現地のエンジニアや企業とつながりを持っておくのもよさそうですね!

また、インドはほかの国と比べて留学費用が圧倒的に安く、留学スタイル次第では学費や生活費などすべて含めて1ヶ月10万円程度に抑えられます。
留学費用を最小限にしたい方は、インドでIT留学をしてみるのもよいでしょう。
  インド留学について詳しく  

カナダ

カナダはIT産業が発展している国で、世界的なIT企業が続々とバンクーバーに進出しています。
カナダではITに強い人材が求められているのに加え、移民も積極的に受け入れているので、海外就職をしたい方にはぴったりな留学先だと言えるでしょう。

カナダには半年~1年以上の長期コースを設けている学校が多く、就学と就労(インターン)がセットになっていることも少なくありません。
カナダのIT留学は即戦力の育成に力をいれているので、キャリアアップを目的としている方におすすめです!   カナダ留学について詳しく  

IT(プログラミング)留学の費用目安(3ヶ月間)

アメリカ カナダ オーストラリア フィリピン インド
合計 67~179万円 70~164万円 63~159万円 46~85万円 31~85万円
渡航費 10~20万円 7~20万円 6~15万円 5~7万円 5~10万円
学費 39~99万円 33~84万円 33~84万円 23~48万円 20~45万円
滞在費 9~30万円 18~30万円 15~30万円 9~15万円 3~15万円
食費 9~30万円 12~30万円 9~30万円 9~15万円 3~15万円

上記は3ヶ月間のIT(プログラミング)留学をした場合の費用を比較しています。

留学費用はアメリカ、カナダ、オーストラリアが高く、3ヶ月の留学では約60~180万円が目安です。
特にアメリカやカナダなど北米の国は半年~1年以上の長期留学が多いので、期間が長くなればなるほど費用が高くなることを頭に入れておく必要があるでしょう。

上記の国のなかではフィリピンとインドの留学費用が安く、1ヶ月程度の短期留学の学費は10万円前後が目安です。
うまく節約すれば1ヶ月のトータル費用を15万円以下に抑えられるので、リーズナブルに留学したい方はぜひ検討してみてくださいね!

IT(プログラミング)留学に必要な準備

こちらでは、IT留学に必要な準備をお伝えします。
学校の申し込みやビザの手配に加え、IT留学ではパソコンを用意する必要があるので、渡航ギリギリになって慌てないよう必要なアイテムは早めに揃えておきましょう!

ビザが必要かどうか確認しよう
留学の際にビザが必要かどうかは、早めに確認しておくことが大切です。
渡航までにビザの手続きが間に合わなければ、最悪の場合、留学自体ができなくなってしまうので気をつけてください。

多くの国では、渡航前に日本の大使館で「学生ビザ」を取得するよう義務付けています。
基本的には学生ビザだけで留学できますが、現地でのインターンシップなど就労を考えている方は、別のビザが必要になる可能性があるので確認をお忘れなく!

目的を決めたうえでコースを選ぼう
どのコースを選ぼうか迷ったときは、そのコースが自分の目的と一致しているのかよく考えることをおすすめします。
たとえば「ヒットするアプリを開発したい!」という目的がある方は、デザインコースやサイト制作コースよりも、アプリ開発に特化したコースのほうが合っているでしょう。

目的と一致しないコースを選んでしまえば、渡航後に「自分は何のために留学をしてるのだろう…」とモチベーションが下がってしまうことがあります。
充実した留学生活を送るためには、まず留学前に自分の目的を明確化し、その目的を叶えられる学校を探すことが大切です。

必要なパソコンのスペックを確認しよう
学校によっては、パソコンのスペックが指定されていることがあります。
特にフォトショップやイラストレーターを使う場合は、CPUやメモリ容量が重要となるので現在お持ちのパソコンのスペックをよく確認しておきましょう。

スペックが不十分な場合は思い切って買い替えるのもよいですが、レンタルショップで借りるのも1つの方法です。
買い替えやレンタルをする金銭的余裕がない方は、パソコンを貸し出してくれる学校を留学先に選ぶとよいですよ!

IT(プログラミング)留学に関するよくある質問

プログラミング初心者でも参加できる?

IT留学は、プログラミング初心者でも参加できます。ほとんどの学校はレベル別にコースが分かれているので、初心者の場合はベーシックコースを選ぶのがよいでしょう。ベーシックコースであれば、周囲の学生もプログラミングの知識が浅いことが多いのであまり気負いせずに授業を受けられます。ただし初心者でも参加はできますが、どのくらいのスキルがあるかによって留学中の理解度が変わってきます。留学の成果を高めるためにも、留学まで時間がある方は軽く勉強しておくのがおすすめです!

就職に役立つレベルになるにはどのくらい留学すればいい?

1~3ヶ月程度の短期留学でも、帰国後にエンジニアやデザイナーとして就職した方はたくさんいます。1ヶ月でプロレベルに達するのは難しいかもしれませんが、就職でアピールできるレベルのスキルは十分身につけられるでしょう。ただし、経験者や即戦力を募集している企業に採用されるのは難易度が高いので、新卒や未経験者の採用を積極的に行っている企業に応募することをおすすめします。就職サポートをしてくれる学校に留学する場合は、カウンセラーに就職や転職の相談をしてみてくださいね!