ホームステイ先でよくあるトラブルやその解決法
2023.10.18
留学くらべーる編集部
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目次
留学初心者にもおすすめな滞在方法、ホームステイ。 よくあるトラブルや解決法を知っておけば、安心して留学ができます!
ホームステイする前にしっかりチェックしておきましょう♪
ホームステイがスタートするまでに考えられるトラブル
ホームステイがいよいよスタート!と意気込んでも、ホームステイ前にトラブルが発生する可能性があります。
あらかじめトラブルの事例を確認し、いざというときに対応できるようにしておきましょう。
入国審査の準備もしっかり!
意外とよくある入国審査でのトラブル。
入国審査で引っ掛かると、とんでもない時間がかかります。
スムーズにいけば30分~40分くらいで済むところが、トラブルが発生してしまうと2、3時間かかってしまうことも!
英語も必要以上に話さないといけないので、英語に不慣れなうちは入国審査のトラブルは回避したいところです。
入国審査のトラブルを回避するには、「必要な書類は持ち歩く」ことです。
学生ビザで留学する人は、ビザ関係の書類などをスーツケースに入れている人が多く、入国審査で手元になくて大騒ぎ!ということもあります。
入庫審査では、仕事や学業などの入国目的をしっかりと伝え、ホームステイなどの滞在先がはっきりさせることも重要です。
ホームステイ先のホストファミリーが空港に来てくれていたら長時間待たせてしまうことになるので、基本的な注意点を守り、トラブルを起こさないようにしてくださいね!
出迎えスタッフと出会えない!?
エージェントを使ってのホームステイの場合、出迎えスタッフがいることもあります。
入国審査も終え、ホームステイ先へ…と周りを見渡してもスタッフが見つからない!ということも考えられます。
まずは「待ち合わせ場所が間違っていないか」を確認するようにしましょう。
それでも見つからない場合は、
- 手配を頼んだ留学エージェントに電話
- タクシーやバスを利用して自力でホームステイ先に移動
といった処置をとらなければなりません。
何が起こるか分からないので、出迎えスタッフ/エージェント/ホストファミリーの連絡先は確実に控えておくようにするといいですね!
自力で行った場合には、移動にかかった交通費の領収書をとっておくとエージェントが清算してくれるはずなので、捨てないようにご注意ください。
到着日にホストファミリーがいないことも!
めったにないトラブルではありますが、ステイ初日にホストファミリーが家にいないこともあります。
連絡が取れていなかったり、ホストファミリーが来る日を間違えて覚えていたり…といったこともあるのです。
そういったときは、送迎のスタッフがいればスタッフに、いないのであればエージェントに電話をして指示を仰ぎましょう。
もしエージェントを経由していない場合は、まずその日の宿泊先を確保することが大切です。
到着した時間によってはホテルが見つからない…となるかもしれないので、空港に到着した段階でホストファミリーに連絡するようにしましょう!
移動の時間を無駄にすることも減りますし、ホストファミリーが確実にいることが分かるので、安心できますよ♪
トラブル第1位!?ホームステイ先での食事
ホームステイ先でのトラブルとしてよく挙げられるのが食事のトラブルです。
ホームステイでの滞在の場合、食事がつくことがほとんどで、さまざまなトラブルが起こります。
ここではホームステイでの食事のトラブル事例と対処法についてご紹介します!
【食事のトラブル】食事の量が足りない/多い
ホームステイ先での食事のトラブルとして、『食事の量が足りない/多い』といったものがあります。
食事の量に関するトラブルは、まずホストファミリーに自分の意見を伝えることが大切!
ホストファミリーも、留学生のことをほとんど何も知らない状態で食事の用意をしてくれるので、食事の好みやどのくらい食べるのか分からないのは当たり前です。
食事の量が多すぎて入らないときにはI’m so full!(お腹いっぱい!) / I can’t eat anymore.(もう食べられないよ)と伝えると良いでしょう。
逆に足りないときは、I want to eat more.(もっと食べたい) / I still have some space to eat more.(まだ入るよ)と伝えることで、食事の量が少なかったのかな?と気づいてくれるはず!
もしそれでも足りない場合には、ホストファミリーに確認したうえで冷蔵庫に好きなものを入れておいたり、自分で料理をふるまってみたりして適量を分かってもらうといいかもしれません。
【食事のトラブル】夕食が用意されてない!?
ホームステイ先では門限が定められることが多く、門限に遅れる場合には連絡が必要です。
ホームステイ先のファミリーは、日本からの留学生を預かっているという立場であり、問題が発生しないようにと門限を設定しています。
何かあっては大変だから門限を…というファミリーがほとんどですが、なかには「遅れたら夕食はなし!」と厳しいルールを設けている場合もあるのでご注意を!
連絡なしに帰宅が遅れるのはもちろんいけませんが、こういった明らかに厳しすぎるルールを定めているファミリーはエージェントに相談するなどして変更してもらうのもアリです!
家族の一員としての扱いでない場合には、しっかり自分の希望を伝えるようにしましょう。
生活習慣の違いはホームステイでのトラブルのもと!
食事以外にも、トラブルが発生することは多々あります。
異なる文化で生きてきた家庭で生活するので、その文化の違いも楽しみたいですよね!
ある程度、ホームステイ先の文化や習慣を把握しておくことで、トラブルを起こさない生活ができるはずです♪
【生活習慣のトラブル】シャワーの時間
日本ではお風呂にゆっくり浸かって疲れを癒すのが一般的ですが、海外ではシャワーをさっと浴びて済ませることがほとんどです。
お風呂のシステム自体が異なるため、お湯を使いすぎると次の人が入っている途中でお湯がなくなる…なんてトラブルも発生します。
オーストラリアなどの水不足に悩まされている国ではさらに節水が必要で、シャワーの時間は5分以下と言われることも!
あまりの短さにはじめは戸惑うかもしれませんが、徐々に効率よくこなせるようになっていくはず!
トラブルを起こさないにも、ステイ先のファミリーと初日に話し合い、お風呂の時間や注意点を確認するようにしておくことをオススメします。
また、シャワーを浴びた後は髪の毛が落ちていないかもしっかりチェックしてくださいね!
【生活習慣のトラブル】洗濯について
ホームステイ先でのトラブルとして気をつけたいのが洗濯についてです。
着た洋服や下着などを毎日洗濯する家庭はあまりありません。
週に1~2回、まとめて洗濯する家庭が多いので、家庭のルールがどうなっているのか把握しておきましょう!
ホームステイ先によっては、ホストマザーがしてくれる家と自分でする家とあります。
誰かがやってくれるという意識ではなく、自分から進んで行えるといいですね!
地域によっては、洗濯物を外に干せない場所もあるので、干せる場所や洗濯できる時間帯、曜日を確認しておくと安心ですね♪
意外な落とし穴!ホームステイ先でも注意しておこう!
ホームステイ先でのトラブルは、コミュニケーション不足で発生することが多いですが、なかには『お金』目的でホストを引き受けているファミリーがいることも事実です。
報酬があるから引き受けるということがもちろん悪いわけではないですが、親切心でなく利益を求めているホストファミリーだからこそ発生するトラブルもあります。
まさかの盗難トラブル!?
考えたくもないことですが、ホームステイ先で盗難に遭ったという話も聞くことがあります。
せめて家だけでも気を抜きたい!と思ってしまいがちですが、小さいお子さんがいる家庭などではイタズラで隠す…ということも考えられます。
知らない間にモノやお金がなくなると、不信感が芽生えてしまいますよね。
そんな中、同じ家庭でホームステイを続けるのはなかなか厳しいもの。
小さい子どもがイタズラでしていたなら家族に伝え、悪質なものであればエージェントに対処してもらいましょう。
ホームステイ先で盗難トラブルに遭わないためには、自衛が重要!
付け入る隙を見せないことでトラブルを防げるので、貴重品は持ち歩く、所持金を言わないなどの対策をしておくと安心です。
寝るときと着替えのとき以外は部屋のドアを開けっぱなしにしておく国もあるので、自己管理を徹底させることをお忘れなく!
言葉が通じないからこそ…
「ホームステイでの最初の頃は自分のペースに合わせて話してくれていたのに、徐々に家族の会話についていけなくなった…」ということがある人もいるのではないでしょうか。
先にホームステイをしている留学生がいたら、家族とその人との会話に入れず疎外感を覚えることもあるかもしれません。
言葉が通じないと、どんどん狭い世界に入り込み、積極性がなくなってしまいます。
コミュニケーション不足によるトラブルを防ぐには、日本にいるうちから英語をある程度勉強しておいたり、自分から話しかけるようにしたりといった努力も必要です。
日本人は会話に自分の名前が出てくると「今、自分の悪口を言っているんじゃないか?」と思い込んでしまう性質があります。
思い込みで関係を悪くするのはもったいないです!
用が済んだら自分の部屋に閉じこもるのではなく、ホストファミリーとの会話を楽しめるように自分からも行動してみてくださいね。
ホームステイのトラブル回避テクニック!
ホームステイ先でトラブルを起こさないためには、あらかじめステイ先のルールや事情を知っておく必要があります。
ですが、あまりにもルールにこだわるあまりに心の底から楽しめない…となってしまっては意味がありません。
ホームステイを楽しみつつもトラブルを回避するテクニックをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
積極的に会話をしよう!
先ほどもお話ししたように、トラブルを回避するためには『積極的に』話しかけることが大切です。
会話を増やして親密な関係を築くことが信頼関係を生み出します。
家庭のルールを確認することは基本ですが、好きなものを聞いたり、1日の過ごし方を伝えたりして、できるだけ多く会話をするようにできると良いでしょう。
拙い言語でも、一生懸命話しかけてくれる人を冷たくあしらう人はほとんどいないはず!
ホームステイでは嫌なことは嫌とはっきり言える強さも必要ですが、会話を楽しむ余裕もあると良いかもしれませんね!
ホストファミリーのお手伝いをしよう!
ホームステイ先で家事のお手伝いをすることで、会話をするきっかけにもなります。
家事好きなホストファミリーであれば「手伝いはいらないわ」と言うかもしれませんが、手伝いたいという気持ちがあることを伝えておくと気持ち的にも楽ですよね♪
- Is there anything you want me to do?(何か手伝えることはありますか?)
- If you need anything, just let me know.(何かあったら言ってくださいね)
と一言声かけておくと気が利く子だなと思われるので、ぜひ活用してみてくださいね!
ただ、決してお手伝いさんではないので、「やって当たり前」にならないよう注意しましょう。
宿題等で余裕がないときには、今日は手伝えないことを事前に伝えておくとトラブルになりません。
お土産を使うのも効果的!
日本からの留学生ということで、ホームステイ先のファミリーはお土産を期待しているかもしれません。
絶対持っていかなければならないというわけではありませんが、トラブルを回避したり会話のきっかけにするにはお土産が効果的です。
ホームステイ先に小さい子どもがいれば、一緒に遊べるような千代紙やけん玉などの昔ながらのおもちゃを持っていくのもオススメ!
自分の家族や日本の風景などの写真もあるとお互いを理解しやすくなるのでぜひ持っていきましょう♪
逆に、ホームステイの受け入れに慣れている家庭であれば、日本らしいお土産はすでに持っている可能性があるので、日本のお菓子のような消えものが喜ばれます。
国によっては食品の持ち込みがNGな場合もあるので、何なら持ち込めるのかを事前にチェックすることも忘れないようにしてくださいね。
トラブル回避には、最初の印象が大切!笑顔でお土産を渡すことで、「これからお世話になります」という感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
ホームステイでのトラブルを回避し、素敵な留学ライフを送りましょう!
ホームステイには当たり外れがある、とはよく言われますが、それは受け入れ先にとっても同じこと。
互いの意志を尊重しあいながら楽しく過ごせるといいですね!
ホームステイでどんなトラブルがあるのか、もっと詳しく知りたいという人は資料請求やエージェントにお問い合わせをすることをおすすめします。
経験豊富なエージェントが、ホームステイの不安を解消してくれるはずです。
信頼できるホームステイ先だけを紹介しているエージェントや、トラブルがあったときの相談がしやすいエージェントなど、さまざまなエージェントがいるので、ぜひ自分の目的にあったホームステイ先を見つけてくださいね!