オーストラリア留学の保険事情~少しでも心配事をなくすために~
2018.09.13
留学くらべーる編集部
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目次
留学生に大人気のオーストラリア。
短期間の滞在の場合は海外保険に加入しない場合もありますが、1ヶ月以上の留学では万が一を考えて保険に加入しましょう。
ここでは、オーストラリア留学をする方にぜひ知っておいてほしい海外保険についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね♪
オーストラリア留学で海外保険には入るべき?
自分は健康だから大丈夫!って思っていても、保険に入っていないときに限って、病気したり思いがけない怪我をしてしまうかもしれません。
今日に限って…たまたま持ってないときに限って…なんていう経験はありませんか?
保険はお守りみたいなもの!安心して留学生活を送るためにも加入しておいた方がいいでしょう。
日本の保険は使えるの?
オーストラリアに留学をする時に保険に入るべきか、迷っている人も多いでしょう。
日本であれば、公的保険や民間の保険などに加入をして自分の身を守ることができています。
しかし、そういった保険の場合は基本的に海外では適用されない、通用しないことが多くなります。
オーストラリア留学中に病院に行った場合の健康保険について
例えばケガなどをして通院をした場合、健康保険を使う人が多いと思います。
海外保険がない場合は、医療費は一部日本に戻ってから返してもらえることもありますが、現地で一旦全額を支払わないといけない場合がほとんどです。
オーストラリアの医療費は日本と比べると高く、大きなケガをした場合は支払えないという可能性も少なからずあります。
一般開業医(General Practioner)での診察料は、ドクターや病院によって金額は違いますが、約60~100ドル(約4,800~8,000円)くらいです。(診察時間が長くなるにつれ値段も上がります)
さらに、検査や処置をした場合はその都度料金が発生します。
もし入院となれば、ベット代金(約600~800ドル:約48,000~64,000円)、検査料、手術室使用料、薬代などなど…かなり高額になってしまいますよね!
オーストラリア留学をするなら海外旅行損害保険へ加入するのがおすすめ
そういった時に、一定の保障をしてくれるのが海外旅行損害保険です。
オーストラリアに留学をする時も、旅行と同様に入っておくのが安全です。
保険に入る時に注意しなければいけないのが期間です。
一般的な旅行であればあまり意識しないかもしれませんが、留学となると長期間滞在することも多くなります。
その期間に対応したものに加入する必要があります。
数日であれば数千円ぐらいですが、数ヶ月や1年近くなってくると保険料のほうもかなりかかることがあります。
それでもいざというときに助かるので、さまざまな保険会社を比較して決めるようにしましょう。
オーストラリア留学で入るべき海外保険の種類
オーストラリアに留学をする人が入っておく保険にはどういった種類があるのでしょうか?
損保会社の海外保険
よくある海外保険のひとつが、損保会社などが販売していたり、クレジットカードに付帯されている海外保険です。
それぞれの内容や種類は少しずつ異なります。
留学であれば長期間になるので、できれば通常の損保会社が行なっているサービスに加入するのが良いでしょう。
医療費が高額になった場合だけでなく、盗難などのトラブルなどにあったときにも一定の補償をしてもらえる場合があります。
加入に関してはあくまでも任意になるため、お金の余裕の度合いによっては入らない人、補償されるレベルを変える人もいます。
海外留学生保険(OSHC:Overseas Student Health Cover)とは?
オーストラリアに留学する時に、学生ビザを利用して行なう時に必ず加入しないといけない保険として知られているのが、OSHC(Overseas Student Health Cover=海外留学生保険)です。
この保険があれば、オーストラリアの国民保険で受けられる補償と同等のものを受けられるようになります。
OSHC保険があれば、滞在中に病気であったケガをして治療を受ける、手術を受ける、入院、処方箋、救急車での運送に関する費用などを補償してもらえます。
学生ビザをとるなら加入が絶対のOSHCと、一般的な海外旅行傷害保険の違いって?
保険のことって普段はあまり考えないですよね。
オーストラリア留学を充実したものにするために、2つの保険の違いについて簡単にご紹介します!
OSHCは医療保険
OSHCに加入することによって、医療に関する費用の心配はほとんど必要なくなると言ってもいいでしょう。
ただし、OSHCはあくまでも医療の部分に関するものです。
病気やケガを原因として治療を受けたり入院をした時に、オーストラリアの健康保険と同等の保障を受けられるようになっています。
医師によって行なわれる治療、血液検査、レントゲン検査、専門医による治療も対象です。
専門医の医療サービスでも、実に85%が対象となっています。
また、私立病院に通った場合は注意が必要です。
保険会社が提携している病院でないと保険が適用されない場合があります。
海外旅行傷害保険との違いは?
OSHC保険では、留学生が加入する日本の海外旅行損害保険のように、トラブル関係の補償についてはしてもらうことができません。
例えば、既存の疾患、症状、障害に関する治療は保証対象外となります。
しかし海外旅行傷害保険だと、疾病治療や損害治療などの医療費用から賠償責任、携行品損害、航空機遅延などのオプションを付けて契約ができます。
OSHCに必ず加入し、さらに日本においても別途保険に加入しておくのが確実と言えます。
2つ入ってそれぞれでカバーしてもらいましょう。
OSHC保険の加入方法は?
OSHCは、オーストラリア会社の保険に加入することになります。
と、いってもオーストラリアに行ってから加入するわけではなく、手続きは日本から可能です。
留学先の学校などが各会社と提携をしているので、留学の手続きと同時に契約してくれることが多いです。
そのため、保険会社を自分で選ぶことはできません。
OSHC保険は学生ビザを保有していれば誰でも加入でき、その期間は、学生ビザを所有している期間と同じになります。
学生ビザを延長する場合は、必ずOSHCの適用期間も延長する必要がありますので注意してくださいね。
気になるOSHCの保険料は?
1年間で金額の上限が決められており、1人当たり年間300ドル(約25,000円)、世帯加入なら年間600ドル(約50,400円)です。
オーストラリアの医療費は高額なので、万が一のケースを考えた時にかなり安心ができるサービスなのです。
しっかり保険に加入してオーストラリアへ留学しよう!
いかがでしたか?
できるだけ不安を減らしてオーストラリア留学に臨みたいものですが、何事も備えあれば憂いなしです。
日本で加入する海外旅行傷害保険と、学生ビザ取得に伴い加入する、OSHC (OVERSEAS STUDENT HEALTH COVER)を持っていれば、安心してオーストラリア留学を満喫できますね。
また、お医者さんの話が分かりにくかったり、英語が理解できない場合は、病名など紙に書いてもらうようにして、理解できるまで何度でも説明してもらうようにしてください。
さらに、病院で聞かれるようなこと、症状や服用中の薬、家族の病歴などを事前に辞書で調べておくと、いざという時安心ですよ。
保険に関して心配なことがある場合には、ぜひエージェントにも相談してみてくださいね。
あなたにぴったりの保険を提案してくれるはずです。