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【体験談】初めての飛行機がカナダ行き!英語力も海外旅行歴もゼロだった私のワーホリ奮闘記

2018.08.29

留学くらべーる編集部

【体験談】初めての飛行機がカナダ行き!英語力も海外旅行歴もゼロだった私のワーホリ奮闘記
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今回ご紹介するのは、初めての海外でカナダのワーキングホリデーを選んだaizawaさんの体験談です。英語力もほとんどゼロ、飛行機にも乗ったことがなかったというaizawaさんは、カナダのワーキングホリデーで自分の変化に気づくことができたようです。

日々の激務から逃れたいという思いでワーホリを決意したaizawaさん。今の日々に何となく不満がある、現状を打破したいという方は必見の体験談なので、ぜひ読んでみてくださいね!

プロフィール

aizawaさん

項目 概要
名前 aizawaさん
渡航した年 2011年10月~2013年2月
渡航先の国/都市 カナダ(最初の2ヶ月はプリンスエドワード島、その後バンクーバー)
渡航時の年齢 24歳

一度も海外へ行ったことがない・・・、英語が話せたらなぁ。

2011年10月、私は思い立ったようにカナダへワーキングホリデーに行きました。

それまでの私は、朝6時前からコンビニでアルバイト、夕方には別のアルバイトをするWワーカーで、日々の仕事にとても疲れていました。

そんなある日、友達がイギリスにワーホリに行ったのを聞いて、なぜか先を越されたような感覚と一度も日本から出たことがない自分に劣等感を抱くようになりました。英語が喋れたら道に迷った外国人を助けてあげられますし、英語で接客ができるだろうに…、とも考えるようになりました。

その思いに加え、日々の激務もあり、「ここじゃないどこかに行きたい…」という思いが強くなり、そうだ!ワーホリへ行こう!と決断。一度決めたら行動だけは早いので、実際ワーホリに行っている友達にどうやってビザを取得したのか、そもそもどこの国がいいのかということを相談しました。

今まで海外に行ったことがない私は外国といえばアメリカ!というイメージがあったのでアメリカに行きたいと思ったのですが、そもそもアメリカはワーキングホリデー制度がありませんでした。

イギリスは友達がいるから頼っちゃいそうだし、イギリスのワーホリビザの倍率は当時は高く(今はわかりませんが)、落ちたら嫌だなぁと思ったのと、どうせならアメリカ旅行もできそうだし、アメリカのすぐ上のカナダに行こう!と決めました。

その後ネットで調べ、ワーホリビザを取得し、生まれて初めてのパスポートも発行。
パスポート発行の時は、おっちょこちょいなところがあるのでそれなりに大変でしたが(戸籍謄本が必要なのに、間違えて住民票を持っていってしまいました)、すべてのことが初めて挑戦に思えて楽しかったです。

書類の発行

カナダへ渡る前には一応英会話教室にも3ヶ月通いましたが、あまり意味がなかったような気がします。
話すのはたどたどしくても伝わりますが、聞き取りに時間を割くことができなかったからです。ちなみに英会話教室で私は初級クラスに入っていました。高校を卒業してからもう10年は英語に触れていなかったのでまったく話せませんでした。

カナダへ行くと決めたら、カナダのどこに行って最初はどこに泊まるのか、何をするのかということも決め、最初は赤毛のアンのモチーフになったプリンスエドワード島(略称:PEI)に行くことにしました。
旅立つ前に学校の予約とホームステイ先を確保し、空港チケットも取りいよいよカナダへ出発です!

プリンスエドワード島

初めての飛行機!トラブル発生!

まずは成田から15時間ほどかけてトロントへ。
トロントに1泊してからプリンスエドワード島へ行くという航空便でした。

でも…私、それまでに飛行機に乗ったことがなかったんです!!

なんとか成田から飛行機は乗れましたが、トロントに着いてからは入国審査でも何を聞かれているのか分からず、ただ「ワーキング&ホリデー」と言って通してもらいました。

そして私の荷物ってどこに着くのーーーー!?と、数あるベルトコンベアの前で泣きそうでした。
近くにいた従業員さんに英語で聞いたら(そのくらいは何とか言えました)、「どこから来たの?」と聞かれ「JAPAN」と答えたら、「成田ね、あっちだよ」と教えてくれて、ポツーンと佇む私のカバンを見つけることができました。

トランクケース

そこからはもっと大変で、学校が手配してくれたホテルのバスがバス停に来ず、知らない土地で野宿!?とまた泣きそうになってしまいました。すると、たまたま飛行機の席で隣だった日本人のおじさんが通りかかり「どうしたの?」と声をかけてくれて…。ことの成り行きを話してみると、おじさんがホテルに電話をしてくれることになりました。

「ここにいれば来てくれるって」と言われ、「あと、チップって知ってる?ベッドメイキングしてもらったら枕元にコインを置いておくんだよ」と教えてもらったのですが、コインを持っていないと言ったらおじさんが2ドルコインをくれました。

おじさん、あの時はありがとう!!今だったら、コーヒーでも買って紙幣をコインにするのはなんてことないのですが、着いてすぐのことでまったく英語も話せないと買うのも怖いと思っていました。

バスの停留所

到着したバスに乗ってみると、ひょうきんな運転手と私の2人きり。運転手さんは何度も話しかけてくれるのですが、何を言っているか分からず、全然会話ができませんでした。

ホテルに着いたらロビーからお金を徴収されそうになりましたが、学校が先に払ってくれていると聞いていたので「すでに払った」と言い、何度か押し問答の末「OK」となりました。

疑いたくはないですが、ホテルは小さなモーテルのような感じで、二重で取れるなら取ってやろうという感じにも思えました。20キロ近くはあったであろうキャリーバックを持って、なんでエレベーターなしで2階の部屋なんだと思いながら、一段一段を必死で上がりました。

「1階に部屋を変えてくれ」「2階まで運ぶのを手伝ってくれ」それすら言えない自分が惨めになりました。機内食から何も食べていませんでしたが、どこにコンビニがあるのか、買い方も分からなかったので、部屋から1歩も出ずにその日は少しだけ寝ました。

英語を話せなければ意思表示もできない、何も買えない。何も食べなければ死んじゃうんだとカナダに着いてから気づきました。

いよいよホームステイ先へ!

早朝、おじさんからもらった2ドルを枕もとに置いて、昨日のバスの運転手と空港に行きました。

あまりに苦く短い滞在のトロントを後にプリンスエドワード島へ。
着いたのはお昼ごろでした。

ホストマザーと合流し、2か月間お世話になる家へ!
暗い私に、車中でも何か話をかけてくれてはいるのですが、まったく分からず…。もうすぐハロウィンなこともあり、道中にはパンプキンが置いてありました。街全体がシルバニアファミリーのように可愛い家が並び、お世話になるホストファミリーの家もとても可愛かったです。

家に着いた後、とても疲れていたので食欲もなく、そのまま夜まで案内された部屋で爆睡。その昼寝が終わった後からはなぜか英語が聞き取れるようになるという、不思議体験をしました。もちろん分からない単語は分からないままでしたが、前後の話しで理解できるようになりました。

ホームステイ先

私は学校に通っていたので、毎日お弁当をホストマザーが作ってくれました。

ただ、食へのこだわりが薄いのか、毎日お弁当の内容は一緒でした。夕ご飯も毎日ステーキで最初は嬉しかったのですが、肉とジャガイモで体重が5キロ増…!ホームステイは2ヶ月にしておいて良かったなと思いました。

また、私の25歳の誕生日にはケーキを焼いてくれたり、クリスマスにはチキンも焼いてくれて、海外だなぁと感じました。

25歳の誕生日

英語が話せないのに学校のクラスが上級者コース!?

PEIに到着し、次の日から語学学校に行きました。
まずは面接を受け自分のレベルのクラスに入れられるのですが、初級のクラスに入れられた私は1週間ずっと野菜の種類と発音の授業でした。

私は2ヶ月しか学校に通えないので、この期間だけで何とか働けるまでのレベルの英語を身につけないといけないと思い、校長先生にクラスをあげてほしいと言いに行きました。「大丈夫かしら?」と言われましたが、大丈夫!と言って入れてもらったクラスが新聞を読み自分の意見を言うクラスでした。

上級クラスのクラスメート

なんでTOMATOって発音してたクラスの次が新聞読解のクラスなんだ!?と思うくらい、急激なレベルの変化です。もちろん授業についていけませんでしたが、自分からクラスをあげてくれと言った手前、最後までそのクラスにいました。

カナダは移民が多く、私以外全員カナダに移民してきた人なので、みんなカナダ暦5年以上で普通に英語が話せました。 かぼちゃ

さよならPEI!次に行く都市は!?

カナダでワーキングホリデーを始めて2ヶ月という時、私がふと思ったのが「ラーメン食べたーい!」でした。(笑)
とにかくお店のラーメンが食べたかったんです。

早速ネットで調べバンクーバーに日本のラーメン店があるのを知り、正反対ですが東海岸から西海岸に行くことにしました。バンクーバーだったら働ける場所も見つかるだろうという思いもありました。

せっかくだったので、アメリカ経由でアメリカ旅行をしてからと思い、PEIからトロント、トロントからLAへLAからバンクーバー入りしました!今思えばニューヨークも行っておけば良かったなぁと。

カナダに来て2ヶ月しか経ってなかったのに、1人でアメリカ旅行もできるようになり、たくましくなったなぁとしみじみ思いました。

最後にはビザを延長してまで働きながらカナダにいた私。母国の日本だったら何でもできると思えるようになり、自信をつけて日本に帰ってくることができました。

不安だらけのワーキングホリデーでしたが、行って良かったと本当に思います。

語学学校

自分が変わる、ワーキングホリデー

いかがでしたか?

ほとんど英語が話せない中でカナダのワーキングホリデーに挑戦したaizawaさん。カナダに着いた初日からさまざまなトラブルがありましたが、いろんな方の助けがあって何とか乗り切ることができたようですね!

初めての海外で飛行機にも乗ったことがなかったaizawaさんだからこそ、自分がみるみるうちに成長していくのを実感できたことでしょう。

何か違うことがやりたい、今までの自分を変えたいという方は、ワーキングホリデーに挑戦してみるのもオススメです!まったく異なる環境のなかで生活することで、新しい自分に出会えるかもしれませんよ♪

留学した国/都市

カナダワーキングホリデーの留学プログラム

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