【体験談】英語がまったくできない私がカナダでワーキングホリデー!海外生活で学んだこと
2023.08.28
留学くらべーる編集部
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目次
海外で暮らす・働く・学ぶが叶えられるワーキングホリデー。
「海外に憧れはあるけど、貯金や仕事、語学力…不安がたくさんで実行できない」と迷っている方も多いのでは?
カナダでのワーキングホリデーを経験したHawkさんは、語学力がほとんどない状態で渡航。
体験談には「言い訳をして渡航しなかったことを後悔したくない!」という強い思いが込められています。
海外へ飛び立つ、あと一押しの勇気がほしい…という方は、ぜひご覧ください♪
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | Hawkさん |
渡航した年 | 2016年8月 |
渡航先の国/都市 | カナダ/トロント |
渡航時の年齢 | 23歳 |
渡航を決意した理由は?
大学3年生を迎えた頃、周りの友達はみんな、将来何になりたいかを考えて就活の準備や教採に向けて勉強をし始めていました。
そんな中、自分は将来何になりたいか、明確なビジョンがまったく浮かんでいませんでした。
また、昨今社会問題になっている「新卒で企業に就職した若者が、仕事が続かず1年未満ですぐにやめてしまう」という現状も引っかかっていました。
自分ならどうする?と考えた結果…
なぜすぐにやめてしまうのか…自分なりに「それは本当にやりたい仕事に就いていないから」だと考えました。
周りでも第一志望ではない企業や、とりあえず内定をもらえたからその企業を選び、就活をやめた人が何人もいました。
どんな仕事でも多かれ少なかれしんどいことはあると思います。
ですが、好きなことのために辛いことはできても、自分が好きでもない仕事のために辛さを我慢するのはできないと考えたのです。
そして、「どうせやりたいことがないなら、周りの人が経験できないことをしよう」と思い、漠然と卒業したら海外へ行こうと決意しました。
いざ出発!初めての海外へ
海外へ行こうと決めてから、いろいろと調べている中でワーキングホリデーという制度があることを知り、私はカナダのトロントを選びました。
理由は、自分がReggae(ジャマイカで発祥したポピュラー音楽)が大好きで、トロントは本場ジャマイカが近く年間に何人ものジャマイカンアーティストが来るからというシンプルなものでした。
カナダへ行こうと決めてからはエージェントに通い、話を聞き、アルバイトをして必死に資金を貯めていきました。
そして無事に大学も卒業し、ビザも通り、とうとう出発の日を迎えたのです。
出発時の英語力は…
この時点での私の英語力は、中学1年生よりも低かったと思います。
主語も曖昧でSheやHeが何が何やらよく分かっていませんでした…。
そんな状態で出発したので、飛行機の乗り換えも大変!
また、お金の種類もよく分からず空港で買い物をするのも一苦労でした。
ですが、いざトロントへ着くと初めての海外ということもあり、道中の困難も忘れるぐらいの期待と希望に満ち溢れ、今日から1年間この場所で暮らして行くことにとてもワクワクしていたのを今でも覚えています。
カナダでの生活(前編)
トロントでは始めの1か月はホームステイをし、その後は自分で家を探し、シェアハウスに住みました。
語学学校に通ったのは6か月間。
同じワーキングホリデーで日本から来ている人でも6か月間通っている人はほとんどおらず、たいていの人が3~4か月ほどで卒業していました。
語学学校は月曜~金曜まであり、土日が休み。
語学学校には、日本人以外にもさまざまな国の人がいます。
最初の1~2か月は毎日、学校が終わると学校の友達と街に遊びに行き、金曜日の夜はクラブ、土日は観光地へといろいろなところへ行きました。
おかげで、最初はまったく話せなかった英語が、毎日遊んでいるうちに少しずつ話せたり聞き取ったりできるように!
アルバイトもスタート!
そして、私はあまりお金を持って行かなかったのと始めに遊びすぎたこともあり、3か月目くらいから働き出しました。
この時点では、まだ完全な英語環境で働く力がなかったのでジャパニーズレストランで働くことに。
昼は学校、夜はバイト、休日は友達と遊びに行く…という生活をしていました。
もともと今まで勉強を本気でせずに生きてきたので、学校の宿題以外で英語の勉強といえば、基本的に人と話したり自分の好きな洋楽のHIP HOPやReggaeを聴きながらそれを自分で翻訳したりするくらい。
そんな生活をしながら、あっという間に6か月を迎え語学学校を卒業しました。
カナダでの生活(後編)
学校を卒業してからは、少しバイトのシフトを増やしました。
カナダではチップがもらえるので、働けば働いた分ガッツリ稼ぐことができるからです!
私は居酒屋で働いていましたが、居酒屋は夏になるととても忙しく、多いときにはチップ込みで月25万円を越えることも!
そして、夏が近づくにつれ楽しみにしていたアーティストが続々とトロントに来ていたので、残りの6か月はバイトと、休みの日はLiveに行ったり友達と遊んだりという生活を送りました。
現地生活にも徐々に慣れて
6か月を過ぎた頃にはトロントの生活にもだいぶ慣れ、英語も日常会話なら特に不自由することなく話せるようになっていました。
帰国1か月前になると、バイトを辞めてジャマイカへ7泊8日の旅行!
ジャマイカではトロントとは違った多くの刺激があり、とても楽しかったです。
無事にジャマイカ旅行を終え、トロントで残りの3週間はのんびり過ごして、1年間のワーキングホリデーは終了しました。
トロントへ行って良かったこと
こちらでは、ワーキングホリデーでトロントに行って良かった3つのポイントをご紹介します。
渡航先でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!
①多文化な環境を体験できる
カナダは移民の国なので、さまざまな国の人が移民してきています。
ですので、トロントという都市の中にコリアタウンやチャイナタウン、グリークタウンや、リトルイタリーといった場所があり、たくさんの文化が共存しています。
リトルジャマイカンタウンなどもあり、本当にいろんな文化が共存しているのだと肌で感じることができました。
これは、日本で普通に過ごしているだけでは絶対に体験できないことです。
②人が親切
また、何よりも人が親切!
トロントに着いたばかりの頃、私はほとんど英語が話せないにもかかわらず、道を訪ねるために手当たり次第街ゆく人に声をかけていました。
すると、トロントの人は嫌な顔をするどころか、私の拙い英語を一生懸命理解しようとしてくれ、私が理解できるまで何度も教えてくれるのです!
本当に心温かい人が多い国で、とても住みやすかったです。
③他国へのアクセスの良さ
最後に、カナダはアメリカや南米が近いです。
飛行機で数時間もすれば、いろいろな国へ行くことが可能!
アメリカにはバスでも行けてしまいます。
私の友達は、ワーキングホリデー中に3回も別の国へ旅行に行っていました。
私も実際にジャマイカへ旅行に行ったように、本当に旅行へ行くのが簡単で、旅行先ではトロントとはまた違った体験ができるのでいいと思います。
最後に、留学・ワーキングホリデーを考えているみなさんへ
現在「ワーキングホリデーで海外に行ってみたい、でも正直不安で迷っている」という人も多いと思います。
迷っているぐらいなら行くべきです!
仕事や貯金、年齢を言い訳にするのは簡単です。
ですが、ここで踏み出さなかったことを、将来後悔しませんか?
ワーキングホリデーは30歳までという年齢制限があります。
逆に、30歳までならあちこちの国へ行くことができます。
このチャンスを逃すのは、とてももったいないと思います。
私がトロントで出会った日本人女性の大半は、20代後半。
中には、30歳で最後のチャンスだとワーキンホリデーでトロントへ来た人もいました。
みんな、「最初は不安だったけど、実際に来てみると本当に来て良かった」と言っていました。
一度きりの人生ならば
”Life is One time.”とあるように、人生は1度きりです。
それならば、やりたいことをやらないと損だと思います。
一歩踏み出せば、きっと素晴らしい景色が広がっているはず!
この記事が、少しでもみなさんの背中を後押しできればと思います。
これからワーキングホリデーされる方の体験がすばらしいものになりますように、心から願っています。
今しかできないことに思い切って挑戦しよう!
いかがでしたか?
将来について考える中でワーキングホリデーを思い立ったHawkさん。
1年間の現地生活を通して、カナダ・ワーキングホリデーの様子や魅力をたっぷりと語ってくれました。
一度きりの人生ならば、やりたいことをやらないと損。
Hawkさんの力強い言葉も、実際に経験しているからこそ説得力がありますね!
ワーキングホリデーを検討している方は、まずエージェントに相談することから始めてみてはいかがでしょうか?
不安や悩みを少しずつ解消し、夢の実現へと近づけていってくださいね♪