【体験談】思い立ってアメリカ大学留学!楽しみも苦しみも何もかもを抱えて突っ走った最高の5年間
2018.08.24
留学くらべーる編集部
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目次
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | Makiさん |
渡航期間 | 5年間 |
渡航先の国/都市 | アメリカ/ミネアポリス |
渡航時の年齢 | 18歳 |
アメリカ留学を決意したのは、若気の至り…!
私の母親は海外旅行が好きで、私を連れてよく海外旅行へ連れていってくれていたため、必然的に外国に興味を持つようになりました。
そして、私がアメリカに留学することを決意した理由は、比較的甘い考えからでした。
高校で大学進学について具体的に考える時期になり、どうしようかと悩んだときに「アメリカに留学しよう!」と思い立ったのです。
両親も「これからのグローバル時代に、海外で学業を修めることは良いこと」という考えを持っていたため、あっさりアメリカに留学することが決まりました。
今思えば、軽い気持ちでアメリカ留学が決まったな…と思います。
授業初日はそわそわ…そして初めて味わう悔しさ
私はまず、アメリカの田舎の大学に留学しました。
渡米後、約3か月間は留学生用のESLという授業を取り、その後、いよいよ人生初めての大学の授業が始まります。
ですが、英語に関してはESLを受けたからといって、劇的に良くなるということはありません。
授業初日が近づくにつれ、英語ができないのにクラスでやっていけるだろうか…という不安に駆られました。
授業が始まる日の朝は、緊張から落ち着かず自分の部屋中を行ったり来たりしていました。
そしていよいよ、授業開始…したものの
教室に着いて、教授から「今日みんなは初めて会うから、教室内の5人と自己紹介をし合いましょう」という指示が出されました。
「ゲッ、英語できないよ…」と内心思いびくびくしながら、5人に話しかけます。
やはり、英語は通じず撃沈!
5人全員に自分の英語をなかなか理解してもらえず、すごく悔しい思いをしました。
目標に向かってコツコツ前進
私はアメリカに来る以前から、ひとつの目標がありました。
目標とは、田舎の大学へ入学したあとに、研究型の総合大学へ転学することです。
アメリカでは大学の転学は一般的。
そのため、転学のために成績は上位を取ること、TOEFLで550点を取ること、スピーキングの英語を上達させることを目標にしていました。
この目標を叶えるべく、空いた時間はほぼ学校とTOEFLの勉強に捧げました。
スピーキングの英語を上達させるためにアメリカ人の友人を作り、一緒にお昼ご飯を食べよう!と声をかけ、とにかく一生懸命会話をするよう努めました。
努力の甲斐あってか、好成績を維持し、TOEFLで558点をとることができました。
またゆっくりではありますが、英語も日常会話は問題なく話せるようになりました。
転学は成功するものの前途多難
大学2年生のときに、目標としていた「World College Ranking」で100位以内のとある研究型の総合大学に合格し、2010年8月に転学を果たしました。
それまで私は勉強にはそこそこ自信があったのですが、転学後その大学で授業を受けるとまったく勉強が追いつかない!
1週間に約150ページものリーディングを課す授業もありましたし、授業で出される「quiz」と呼ばれる小テストもまったく解けない…。
ペーパー(日本語ではレポート)を出しても教授に、「何を言ってるか分からない。書き直し!」と何度も言われました。
医者もびっくり!?ストレスに押しつぶされそうな日々
転学したばかりのときは、本当に何もかも上手くいきませんでした。
人生最大のストレスがたまって、何か食べようとしても吐いたり、医者が驚くほどの重度の湿疹(私はストレスがたまると右手に湿疹が出ます)が出始めたほどでした。
どれだけ努力しても結果がついてこず、あの車が私をひいてくれないかな…と考えるようになるまで思い詰めていました。
どん底から這い上がる!そこで得たもの
このときは人生の最大の難関でした。
最初の学期の授業は何とかパスしたものの、次の学期はこれではダメだと思い、勉強方法を大幅に変えました。
また、1日3時間の睡眠時間で勉強に励む友人たちを目の当たりにし、それが励みになりました。
人間ってここまでできるんだ!と実感しました。
私も朝の4時まで図書館に入り浸り、その後5時半に開店するスタバに直行して勉強したこともあります。
ようやく好転!努力が実った結果
そうすることで徐々に成績は改善し、ある学期のGPAは満点の4.0も取れました!
最初は何もかも無理だと思いつめたものの、何とか自分の力で這い上がったときの達成感は素晴らしかったです。
あのときは辛い日々が続きましたが、今では「何をやっても乗り越えられる」、そんな自信をつけることができました。
留学は苦労の連続、しかしそこで得られるものは自分の宝物
留学は苦労の連続です。
言葉や文化が違う国で生活するのですから、当然です。
最初はまったくコミュニケーションも取れませんし、頼れるのは自分だけ。
ですが、こんな過酷な状況を切り抜ければ、必ず一回りも二回りも成長できます。
それは、苦労や辛い思いをしなければ得られない宝物です。
ぜひ皆さんも留学で自分を成長させてみませんか?
もちろん、日本では成長できないというわけではありません。
ですが、日本とはまた違った角度で物事を見て、人とは違った経験をしてみるのも自分の人生を豊かにするためにはアリだと思います。