【体験談】アラサー女子のワーキングホリデー体験談 in オーストラリア
2018.09.06
留学くらべーる編集部
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目次
ワーキングホリデーの中でも1番人気の国・オーストラリア。
ここでは、オーストラリアにワーキングホリデーをしたアラサー女子・おさっこさんの留学体験談をご紹介しています。ケアンズでワーホリをスタートし、ホームステイと語学学校に通ってその後シェアハウス生活にうつったというおさっこさん。ケアンズでのリアルなワーホリ生活をつづってくれています♪
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | おさっこ |
渡航した年 | 2004年 |
渡航先の国/都市 | オーストラリア/ケアンズ |
渡航時の年齢 | 27歳 |
ワーホリのきっかけは異文化への憧れから
27歳でワーホリを決意!
外国語短大の米英語学科を卒業した私。とりあえず地元企業に就職したが常に旅行ではなく、海外で生活をしてみたいという思いがありました。そんな中で知ったのがワーキングホリデー制度。これは利用するしかないと思いました。
ただ、ワーホリ受け入れ国によって条件が少しずつことなり、当時27歳だった私にとって、イギリスという選択肢は消えていた。そして、気候面、物価、治安、生活のしやすさを考えオーストラリアに行くことにしました。スタート地点は、日本から最も近くて旅費の安いケアンズ。
関西国際空港から約7時間で、私は生まれて初めて一人で外国にやってきました。期待1/3で不安が2/3という感じ。この先の1年間、この国で暮らせるか正直不安でした。
ホストファミリーと対面!
ケアンズ国際空港では、日本で念のため契約していたエージェントのスタッフが待っていてくれました。
そして、到着後4週間お世話になるホストファミリーへの受け渡しをしてくれました。早朝だったので、ホストファザーのケビンが一人出迎えてくれました。いかにもオージーといった雰囲気のケビン。実際はイギリス人でした…。(笑)
事前にお世話になる旨を手紙に書いて送っていたので、まずはそれに対してのお礼の言葉をくれました。
空港から家まではだいたい30分弱で、郊外のメゾネットタイプのコンドミニアムが私の最初のステイ場所でした。家族は同じくイギリス人の妻、ジュリアと当時7歳と5歳のお人形の様にとてもかわいい姉妹、インディアとタルーラです。
ワーホリスタート時の1ヶ月間の過ごし方
現地での語学学校選び
ホームステイをしている間の4週間は、現地の語学学校に通うと最初から決めていました。
ケアンズ市内に当時は10近くの語学学校があったと思います。各校、特色が異なるのでエージェントを通して学校見学をしました。3日間くらいかけて全部見て回り、私はTAFEという現地の専門学校内にある語学コースを選びました。
シティからは少し離れたところにあり、ツーリズムや工業などを現地の学生が学んでいる環境で私も英語力をつけたいと思いTAFEにしました。
クラスは4クラスあり、入学時の筆記試験とスピーキングテストでクラスが決まります。私は下から2番目のクラスになりました。生徒はほぼ日本人と韓国人、時々中国人やヨーロッパ系の学生もいました。先生はほぼイギリス系のオージーでした。
ホストファミリーとの生活
4週間のホームステイ、わかってはいたけれど始めは慣れるまで大変でした。なかなかホストファミリーと打ち解けられず、部屋に閉じこもることも多かったです…。
ホームステイ先では鍵のかかる部屋で過ごせて、勉強机もある申し分ない部屋でした。
ホストファミリーとの生活で1番きつかったのが次女タルーラのやんちゃぶりです。(笑)
まだ5歳なので、思うがままに英語で話してきて、何を話しているのかさっぱり。理解できるまで、何度も彼女を怒らせました。
一緒に遊んで攻撃がすごく、学校で出る宿題もできない状況に…!ホストマザーのジュリアに部屋の鍵をかけるように言われ、鍵をかけるようにしました。そうすると、容赦なくドアをキックしてくる始末。(笑)そして彼女はママにこっぴどく叱られる。それが何日も何日も続きました。
欧米人の親はあまり子供を叱らないイメージがありましたが、このホームステイでそのイメージは一気に崩れました。
シェアハウス探し
ホームステイで過ごす期間はたったの4週間。ホームステイをしながら次の住まい、シェアハウスを探さなければなりません。
当時のケアンズの家賃の相場は7,200円(80AU$)~9,000円(100AU$)/週で、電気代・水道代込が主流でした。
アルバイトを始めることも踏まえてシティ近くで借りようとすると、やはり家賃は高くなります。また、気候がいい時期だとワーホリメーカーや語学留学生も多くなり、条件の良い物件は争奪戦になります。合わせてアルバイト先も争奪戦です。
ケアンズは4月から10月あたりが人気で、私もシティ近くは諦めざるを得なくなりましたが、何とか見つけることができました。一階に日本人男子、二階に日本人女子の住む一軒家でした。
オーストラリア・ケアンズでの暮らしについて
ケアンズの印象
ケアンズのシティは数時間もかからずぐるりと歩いてまわれます。
一言で言うと、とてもちっちゃな街です。だいたい街を歩くと知り合いに何人にも遭遇します。割と都会で生まれ育った私は、そんなアットホームな雰囲気がとても気に入りました。のちにオーストラリア一周の旅にでましたが、ブリスベンやシドニーなどビルが立ち並ぶ都会はあまり好きになれませんでした。ケアンズでの暮らしが本当に気に入ったので、オーストラリア一周のあとはケアンズに戻ってきたくらいです。
ケアンズの買い物情報~お洋服編~
もちろん免税店もあるのですが、基本的にワーホリ滞在者はあまりお金を持っていないので私の周りではだれも免税店では買い物していませんでした。
オススメはサーフブランドのもの。日本よりかなりお安く手に入ります。Roxy(ロキシー)、Billabong(ビラボン)、Rip Curl(リップカール)など、日本でもお馴染みのブランドが手に入りやすく現地限定デザインがあったりします。私もロキシーのビーサンを常に愛用していました。
ケアンズセントラルショッピングセンター内に数店舗あります。街中にもお店があり、品揃えもそれぞれなので、見て回るのも楽しめます。
ケアンズでおすすめのお菓子
オーストラリアで外せないのがティムタムというチョコレート菓子です。
私が知る中で、この世で1番甘いお菓子!(笑)
日本でも買えますが、現地では種類も豊富で何より安い!
その他アンザッククッキー、Smithというポテトチップスも厚みのあるギザギザカットで美味しいです。特に私はBBQ、ソルトアンドビネガー、サワークリームアンドオニオンをよく食べていました。ちなみに、私の友人は帰国時にスーツケースいっぱいにお菓子をつめて帰りました。
ケアンズでおすすめのカフェ
10年前私がオーストラリアでワーホリをした頃、ケアンズにはスターバックスはありませんでした。
ケアンズセントラルショッピングセンターにグロリアジーンズというカフェチェーンがあり、よく行きました。日本にも数店舗あるようですが、とてもおいしいのでもっと展開してほしいです。
ちなみにオーストラリアでアイスコーヒーを頼むと、出てくるのはアイスコーヒーパフェだと思った方がいいです。バニラアイスにホイップクリーム盛り盛りで出てきますよ♪
ケアンズで日本食は食べれる?
ケアンズには回転寿司チェーンをはじめ、焼肉屋、日本料理、定食屋などなど、日本食レストランがたくさんあります。日本食には困らないので、日本の味が恋しくなっても安心。
日本食品を扱っているスーパーもたくさんあるので、カレーや焼きそば、お好み焼きはよく作りました。アジア系のスーパーに行くと餃子の皮やタレも売っていて、スーパーでカンガルーの挽肉が売っていたので「オーストラリアン餃子」と名付けてシェアメイトと楽しく食べたりもしました。(笑)
なかなか手に入りにくいのが薄切り肉でした。お好み焼きを作るのにほしかったのですが、なかなか手に入らないのでベーコンで代用したり、エビ玉にしたりして食べていました。
ケアンズの外食事情
日本人観光客も多いケアンズには、美味しいお店もちょこちょこあります。
お腹いっぱい食べたい時は、アカシアコートホテルの1階にある『Charlie's on the Esplanade』というお店のシーフードバイキングがオススメ!
メニューが豊富でどれも新鮮で、とっても美味しいんです。牡蠣やアワビも食べ放題、デザートのケーキにはアイスクリームがまるっと一個のっかっている、すごいボリューム。20ドルくらいだった気がしますが、フリーペーパーに割引券がついていたりとかなりお得でした!
他には、街のシンボル的な建物であるリーフカジノ1階にあるレストランのビュッフェも美味しいです。パスポートを見せれば発行できる会員カードで割安で楽しめます。ただリーフカジノはジーンズ、ビーチサンダルでは入れないので注意してくださいね。
ケアンズのスーパーマーケット事情
シェアハウスでは、基本的に自炊です。
始まると当然、自分で食べるものは自分で買い出しをするのですが、ケアンズにはいくつかショッピングセンターがありましたが、私がよく利用していたのはケアンズセントラルというケアンズ最大のショッピングセンター内のコールス(Coles)というスーパーです。
あともうひとつが、街中にあるウールワース(Woolworth)というスーパーマーケットをよく利用していました。2つとも、オーストラリアの2大スーパーといわれるほど有名なお店で、オーストラリア中にあります。生鮮品はもちろん食品全般、日用品はすべて揃うといった感じです。
コールスにもウールワースにもいわゆるプライベートブランド製品があり、お値段が格安なので愛用していました。
他に野菜や果物、たまごは週に一度街中でマーケットがあり、新鮮なものがよく手に入りました。
ケアンズで開かれているマーケットはラスティーズマーケット(Rusty's Market)とよばれ、新鮮で価格も安く地元の方はもちろん、ワーホリ滞在者の強い味方でした。
スーパーマーケットでは売っていない野菜やフルーツがあり、料理の幅も広がります。パッションフルーツやドラゴンフルーツ、定番のりんご(日本のものよりだいぶ小さめです。)やオレンジ、キウイやバナナがスーパーマーケットより安く手に入りました。また、フルーツはほとんどが試食できるのが嬉しいポイントです。
ただそれを目当てにマーケットを訪れる人も少なくなかったようで、一度現地の日本人向けフリーペーパーに「試食ばかりして全く買ってくれない!」というクレームが出ました。
オーストラリアで出会った生き物たち
ケアンズに行ったらグレートバリアリーフのアクティビティーを楽しもう♡
オーストラリアの生き物と言ったらやはりコアラやカンガルーがメジャーですが、他にもたくさんの野生動物が存在するようです。
陸地はもちろん、世界遺産のグレードバリアリーフに潜れば海の世界も楽しめるのがケアンズですよね。私は喘息持ちのためスキューバダイビングは無理でしたが、シュノーケルで海の生き物を楽しみました。
シュノーケル以外にも、ケアンズでは海のアクティビティがたくさんあります。例えば、ボードの底が透明になっていて水着に着替えなくても海の世界を見ることができるアクティビティー。『グラスボトムボート』というのですが、気軽にグレートバリアリーフを満喫したい人におすすめです。ケアンズでは何便もの観光船も毎日出港していて便利ですよ!
陸地で出会える生き物
オーストラリアといえば、コアラとカンガルーですよね。
ケアンズのシティでは野生のコアラ、カンガルーは見ることはできませんが、車でシティから30分くらい走るとトロピカルズーと言う動物園があり、そこでお目にかかることができます。
ただ、当時の決まりでケアンズのあるクイーンズランド州ではコアラを抱っこすることが禁じられていたため、私はゴールドコーストに行って抱っこしました。あと、シティから少し離れると野生のワラビーやポッサムにはちょこちょこお目にかかることができました。ただ、残念なことによく車にはねられて死んでしまっている姿をよく目にしました…。
シティの中心ではリーフカジノの建物の上に小さな野鳥や小動物を見られるところがあるので、そこを見て周るのもおすすめです。
充実したワーキングホリデー生活!
いかがでしたか?
アラサー女子・おさっこさんのワーホリ体験記をお伝えしました。
オーストラリアのケアンズは、オーストラリアの中でも安い費用で過ごせる都市です。ビーチアクティビティーも盛んなので、ケアンズに住めば健康的な生活を送れること間違いなしですね♪