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『なちブ~living freely~』のブロガーなっちさんに直撃インタビュー!オーストラリアのワーキングホリデーでのリアルな体験を聞いてみました★

2018.08.23

留学くらべーる編集部

『なちブ~living freely~』のブロガーなっちさんに直撃インタビュー!オーストラリアのワーキングホリデーでのリアルな体験を聞いてみました★
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オーストラリアのワーキングホリデーインタビュー、第2弾は『なちブ~living freely~』のブロガー・なっちさんです!

なっちさんはセカンドワーキングホリデービザを取得して、現在もオーストラリアでワーキングホリデー中のブロガーさんです。

なっちさんがワーキングホリデーを選んだ理由やオーストラリアでの体験など、オーストラリアに限らず、ワーキングホリデーに少しでも興味のある人にぜひ読んでもらいたい、そんなインタビュー記事になっています!

ブロガーさんのご紹介

2014年10月からオーストラリアでのワーキングホリデーをスタートさせたなっちさん。

現在もオーストラリアに滞在中なのでワーホリメインの情報が発信されていますが、元々はなっちさんの気になったことやみんなに知ってもらいたい情報を紹介するためのブログだそうです。

ワーキングホリデーの準備や現地で役立つ情報も盛りだくさんで、とてもわかりやすく紹介されているので、ぜひ一度なっちさんのブログに遊びに行ってみてください。
ワーキングホリデーに限らず、色んなお役立ち情報もゲットできちゃうかもしれません♪

オーストラリアにて

なっちさんのブログはこちらから『なちブ~living freely~』

ワーキングホリデーを決めた理由について

ワーキングホリデーをなぜ選んだのですか?

21歳の時に、米軍基地で2~3ヶ月レストランでウェイターのアルバイトをしたことがキッカケです。

その当時は、英語がぜんぜん話せなかったのですが、英語が堪能な従業員に助けてもらいながら働いていました。
「どうしたら英語が話せるようになるだろう?」と悔しい思いから、数名の従業員に尋ねたところ、ワーキングホリデーを勧められました。

1年間の長期滞在が可能で、数ヶ月語学学校に通って英語が学べ、資金面に不安もあったので、自由にアルバイトができるビザがいいな…と僕が思っていた条件に合致していたので「コレしかない!」と思いました。

とは言え、その当時は別の仕事を辞めてばかりで資金も少なく、「このタイミングで行って良いのか?」という葛藤があり、結局、決心して渡豪するまでに約4年かかりました。
悩みすぎですね…(笑)

なぜオーストラリアを選んだのですか?

英語を学びたいのが一番の理由だったので、英語圏であることが最低条件でした。

また、沖縄出身で冬場のカナダの寒さを乗り越える自信がなかったので、比較的沖縄と気候の似ているオーストラリアを選びました。あとは、季節が日本と間逆だということ。

クリスマスが冬じゃなく、夏にあるって日本じゃ考えられないじゃないですか。
せっかく海外に行くんだから日本じゃ絶対経験できないことをしたいと思っていたので、それも理由の一つです。

また、出発するまでの約4年間東京に住んでいたのですが、その当時、偶然オーストラリア人の友人に出会いました。
その友人は、シドニー在住の大学生で、シドニーの話をいろいろと聞かされるうちに、行くならシドニー!と自然に都市も決定しました。

1人友達がいれば、ホームシックになる心配もないだろうなと思いました。

あとは、趣味で学生時代からブレイクダンスをしているのですが、始めた頃からずっと憧れだった有名なダンサーさんがシドニー在住という噂を聞きつけ、「絶対会いたい!」と思い、シドニー行きの意思が更に強くなりました。

オーストラリアの風景

語学学校や仕事について

語学学校には行きましたか?

英語を学びたいのがワーキングホリデーの1番の理由だったので、学費の高さに少し躊躇はしましたが、期限ギリギリの4ヶ月間通いました。

シドニーには多くの語学学校があるので、学校選びにはかなり苦労しました。
やはり学費が一番の悩みの種でしたが、せっかく英語を学びに行くので、できるだけ日本人が少なく、授業時間も十分にある語学学校を選択しました。

通った学校はどうでしたか?

最初の一週間はかなり辛かったです。
だって、英語で英語を習うわけですから…。

ベトナム人、イタリア人、韓国人、チェコ人、台湾人、ブラジル人、ドイツ人と多国籍なクラスでしたが、彼らは間違いを気にせず堂々と話し、様々な意見を述べるので、そういった環境に慣れていなかった僕には、難しかったです。

「こう言いたいけど、文法間違っていないかな?」「ちゃんと通じるかな?」「わかってくれるかな?」 など、必要のない心配ばかりしていました。
コレはほとんどの日本人が感じることだと思います。

でも、2週間もすると友達ができて授業にも慣れ、その心配は少しずつ消えていきました。

もちろん、理解できないことのほうが沢山ありました。
「わからないことはわからない」だから語学学校に通っていると、自分の英語能力を受け入れたことで、質問することに躊躇がなくなったことを覚えています。

語学学校での思い出や感じたことなどを教えてください

放課後にはスクールアクティビティで、美術館や博物館、バーなどにいってビールを飲み交わしました。
授業じゃ会えない別のクラスのメンバーとも交流できるのが、楽しみの一つでもありました。

語学学校に通うことは、英語を学ぶ以外にも学べることが沢山あります。
みんなそれぞれ、英語を勉強している理由があり、個人の考えを知ることができます。

また、それぞれの国の文化を教え合ったり、母国語を教え合ったりもできます。
英語がネイティブじゃない分、会話のリズムが早過ぎるということもないので、英語の環境に足を踏み入れるには絶好の環境だと思いました。

語学学校にて

ワーキングホリデー中、お仕事は何をされましたか?

はい、4ヶ月間の語学学校を卒業してから働き始めました。

初めての仕事は、セカンドワーキングホリデービザを取得するために働いたQLD(クイーンズランド州)のファームでの仕事です。

そこでは、チェリートマトのピッキングとワイヤリング、スイートポテトの苗のカッティングとプランティングをしました。
朝4時頃起床して、車に乗り合わせてファームに向かい、5時ぐらいから5時間、時には10時間近くの仕事。
30℃を超える炎天下の中仕事をするので、過酷な環境でした。

また、歩合制の仕事だったので、初心者だった僕は全然稼ぎになりませんでした。
そこを辞めた後に、マネージャーが逮捕されたことで、悪徳なファームで働いていたことに気づきました。

まぁ、それも今となってはいい思い出です。

ファームでの仕事

セカンドワーキングホリデービザの取得後にしたお仕事は何ですか?

セカンドビザを取得してからはシドニーに戻り、観光地で有名なダーリングハーバーのレストランで、キッチンハンドをしています。

仕事内容としては、皿を洗ったり、食材を切ったり、ゴミの処理をしたりと、シェフが働きやすいように手助けすることです。

観光ガイドブックにも載っている人気のレストランなので、非常に忙しく、特に夏場の観光シーズンやチャイニーズ・ニューイヤーのシーズンになると、最大で1日に1,200人ほどのお客さんが訪れます。

繁忙期には、1日に何千枚ものお皿を洗い、職場を走り回っていたので、仕事が終わる頃にはヘトヘトで、家に帰るとシャワーを浴びてすぐに寝ることがほとんどでした。

レストランでの仕事

お仕事を通して学んだことはありますか?

仕事を始めてから、英語力がかなり向上しました。

その理由は明白で、意思の疎通が取れないと、うまく仕事ができなくて、クビになるからです(笑)

英語力を向上させたかったら、語学学校で基礎を学んで、後は働くのが一番だとこの時思いました。
仕事がないと、お金が稼げなくて生活もままならなくなるので、誰もが必死で英語を話そうとする。それがポイントですね。

また、キッチンで働いていたこともあり、包丁の正しい使い方や食材の名前(英名)を多く学びました。

お仕事で苦労した点は何でしたか?

やはり、従業員との意思疎通です。

多国籍な職場で、10ヶ国以上の国の人が働いていてみんなそれぞれの国の訛りがある英語を話していたので、聞き取って理解するのに非常に苦労しました。 学校のリスニングの教材で習うようなクリアな英語を話す人はほとんどいません…。

理解できないからと諦めてしまっては、前述したようにクビになるので、生きるために必死に英語を理解しようと努力しました。
その結果、ペラペラとまではいかないものの、シェフの言っていることをある程度理解できるようになり、自分の言いたいことを瞬時に伝えられるほどの英語力が身につきました。

アルバイトの仲間

他にお仕事で苦労したことはありましたか?

その他に苦労したことは、新人教育です。

約1年近く働いているので、数名の新人スタッフに仕事を教える機会がありましたが、キッチンで働いた経験がある人もいれば、そうでない人もいます。
また、この仕事が生まれて初めての仕事だという人もいました。

初心者でもわかるように、全ての職務を丁寧に説明するのは非常に難しかったです。
それも、忙しい職場なので、説明しながら自分の仕事もこなす必要がありました。
せっかく説明しても、すぐに辞めてしまう人もいたので、人に教える立場は難しい上に、悲しいものだと実感しました。

学校やお仕事以外で何かしたことはありますか?それはどうして行ったのですか?

時間があれば、シドニー市内にあるダンススクールに行って、ダンスの練習をしました。 ブレイクダンスが趣味で、ワーキングホリデーでシドニーに来たのも、これが理由の一つだったからです。

ダンスは、一種のボディーランゲージなので、英語をうまく話せなくても、体で何かしら表現でき、お互いを理解し合えます。
おかげで、現地の友達を作ることには一切苦労しませんでした。

また、お互いに教え合うことでダンス技術が向上し、僕の英語力の向上にもつながりました。

ダンススクールにて

滞在中の苦労や楽しかったことについて

滞在中、一番苦労したことは何でしたか?また、その苦労をどう乗り越えましたか?

やはり、英語です。

相手の言っていることが聞き取れない、理解できない、自分の英語が通じないという場面に何度も出くわし、悔しい思いをしました。

もう、誰ともあまり話したくないなと思ったこともありましたが、「ネイティブじゃないから仕方ない。逆に通じればラッキー!」というポジティブな考えに切り替えてから、その悩みもなくなりました。

滞在中、一番うれしかったこと・楽しかったことは何でしたか?

オーストラリアにきた理由の一つである、憧れのダンサーに会えたことです。

世界的に有名なダンサーなので、中々会えないと思っていましたが、ダンスの練習に通っていたダンススクールで何度か一緒に練習する機会がありました。
子どもの頃から憧れていた有名人にやっと出会えた!と同じような感覚で、とても感動したことを覚えています。

最後に、ワーキングホリデーについて聞きました!

あなたにとってワーキングホリデーとは何ですか?

僕にとってのワーキングホリデーは、自分の視野を広げるキッカケとなった大切な経験です。

国が違えば、法律も違い、季節も違う。
オーストラリアではクリスマスは夏場で、屋外での飲酒が禁止されていますが、逆に決められた量なら飲酒後に車を運転できます。
日本の常識とは全く通じないことを目の当たりにしました。

また、多くの日本人は、「英語学習や海外で生活してみたい」という理由で海外へいきますが、僕が出会った外国人は国で働いても稼ぎが少なく十分な生活ができないから、必死で英語を勉強して必死に海外で働くと言っていました。

日本で生活していた時は視野が狭く、日本人の思考でしか物事を捉えられませんでした。
でもオーストラリアに来て、多くの国の人と出会い、文化の違いを学んだことで日本人以外の物事の捉え方を学びました。

もちろんその中には納得できるものも、できないものもありましたが、これらの考え方は将来意思決定する際に、大いに役立つと思います。

いかがでしたか?

オーストラリアのワーキングホリデーブロガーさんにインタビュー、第2弾をお送りしました!

「海外に行くと視野が広がる」ということをよく聞きますが、なっちさんのインタビューでそのことがとても伝わってきましたね♪
できないことを受け入れて前に進む、そんななっちさんの前向きな姿勢も見習いたいですね。

なっちさん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

これからも『留学くらべ~る』では、色んなワーホリ体験をされたブロガーさんのインタビュー記事を紹介していきます★
みなさん素敵な体験をされた方ばかりなので、ワーキングホリデーに少しでも興味がある方は、ぜひ今後もチェックしてみてくださいね!

なっちさんのブログはこちらから『なちブ~living freely~』

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