『ワーキングホリデー体験記!英語力・海外経験ゼロからの挑戦』のブロガーあっきさんに直撃インタビュー!ワーキングホリデーでの体験を聞いてみました★~前編:ニュージーランド~
2018.09.11
留学くらべーる編集部
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パンフレットにはワーキングホリデー各国の情報や費用、語学学校のプランなど、ワーキングホリデーに役立つ情報が盛りだくさん !
目次
記念すべきニュージーランドのワーキングホリデーインタビュー、第1弾は『ワーキングホリデー体験記!英語力,海外経験ゼロからの挑戦』のブロガー・あっきさんです!
なんと、あっきさんはニュージーランドとイギリスの2ヶ国でのワーキングホリデー経験があるブロガーさんなんです!
まずは、最初にチャレンジしたニュージーランド編からご紹介します♪
ニュージーランドだけでなくワーキングホリデーが気になっている方は、ぜひご覧ください。
あっきさんのワーキングホリデーインタビュー『後編:イギリス』はこちらから
ブロガーさんのご紹介
2009年5月からニュージーランドでのワーキングホリデーをスタートさせたあっきさん。
人生で一度も海外に行ったことがなかったあっきさんですが、ニュージーランドとイギリスの2ヶ国でのワーキングホリデーを経て、現在は世界中を飛び回って「海外に行きたいけど一歩が踏み出せない」という人たちに向けて、情報発信をされています。
あっきさんのブログは、ワーキングホリデーと海外旅行メインのブログ、計3サイトもあるんですよ!
ワーキングホリデーや海外旅行に興味のある方は、ぜひあっきさんのブログに遊びに行ってみてくださいね☆
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あっきさんのブログはこちらから『ワーキングホリデー体験記!英語力,海外経験ゼロからの挑戦』
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当時のブログはこちらから『初海外!ワーキングホリデーでニュージーランドへGOブログです』
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あっきさんの旅行記(ブログ)はこちらから『ひとみしりあっきの海外ノマド&海外旅行にチャレンジブログ!』
ワーキングホリデーを決めた理由について
ワーキングホリデーをなぜ選んだのですか?
最初は、世界一周をしてみたいと漠然と思っていました。 ただ、英語が全く話せない(中学レベル)うえに、海外にも旅行ですら行ったことがない状況で、世界一周にいきなり行くのには勇気がない…。
かといって、その時すでに28歳。
周りはみんな就職してバリバリ働いている状況で、一緒に旅行に行ってくれる友達もいない。世界一周に行きたいなんて話もできる状況じゃない。
そんなときに、ひょんなことから友達から「ワーキングホリデーというので、海外に住めるらしいよ」ということを聞き、「何やらわからないけど、すごく楽しそう!」と直感でワーキングホリデーに行くことにしました。
その時はワーキングホリデーが何なのかもよくわかっていなかったのですが…(笑)
周りにワーキングホリデーに行ったという友達がいなかったので、インターネットでワーホリのサポートをしてくれるエージェントを探し、そこからはトントン拍子に事が進んでいきました。
なぜニュージーランドを選んだのですか?
最初はイギリスに行ってみたかったのですが、サポートしてくれたエージェントの方がニュージーランドを強く勧めてくれたので、最初はニュージーランドに行くことにしました。
イギリスに行きたかった理由が、「英語を勉強したかった」「ヨーロッパに漠然と住んでみたかった」という理由で、特にヨーロッパの芸術を学びたいとかじゃなかったんです。
ニュージーランドは物価もヨーロッパ圏と比べると安いし、治安もいい。
さらには自然がいっぱい。
日本の4分の3程度の面積に人口がたったの400万人で、ヒツジは10倍の4,000万頭住んでいるというのを聞き、一気に興味がわきました。
あと、オーストラリアにワーホリに行く人たちは活発な人が多いけど、ニュージーランドを選ぶ人たちは比較的落ち着いた方が多いということを聞き、それも決め手となりました。
自分自身超人見知りの小心者なので(笑)
語学学校や仕事について
語学学校には行きましたか?学校はどうでしたか?
はい、行きました。
最初は「英語の勉強をしなくてはどうしようもない」という気持ちで通っていたのですが、途中からは友達をつくるのに通っていました。
語学学校はエージェントが紹介してくれた5つの語学学校に実際に足を運んで、プレ授業を受けさせてもらえるところは、授業を受けさせてもらい、その中から1つ学校を選び通いました。
学校はどうでしたか?
とても楽しかったです!
私はすごく人見知りでシャイな性格なので、5つの語学学校の中から1番小さなアットホームな語学学校を選びました。
たぶん全部の生徒を合わせても30人ぐらいでした。なので、クラスが違っても全員が知り合いといった感じで、とても楽しかったです。
語学学校では様々なアクティビティが用意されていて、ほぼ毎日、バーナイトとかプール(ビリヤード)とか、カフェとかダンスとか何かしらのイベントがあり、本当に楽しかったです。
平日からバーで飲みクラブで踊るなんて、日本でもしたことなかったので、おもしろかったですね。
語学学校で知り合った友達とは今でも仲が良く、お互いの国に遊びに行ったりしています。
友達の結婚式にも参加しました。
今でもいい思い出です。
先生もみな気さくで優しく親切で、先生の家にも一度クラスの友達と泊りがけで遊びに行ったりと、良くしてもらいました。
お仕事はしましたか?
はい、WWOOF(ウーフ)を2ヶ所とホテルでクリーナーの仕事をしました。
WWOOF(ウーフ)ではどんな仕事をしましたか?
1つのウーフはお金持ち(たぶん)の方の農家で働きました。3人の息子さんのため(教育するため?)に農家を買ったと言ってたので。
芝刈り機で芝を刈ったり、斧で薪を割ったり、野菜を摘んだり。
収益を上げるための仕事ではなく、オーナーさんはたぶん色々なエクスチェンジワーカーさんと交流したかったようで、仕事自体も全くピリピリした感じもなく、どの仕事も楽しくできました。
オーナーさんには、当時全く英語もしゃべれなかった私に根気よく付き合ってくれて、とても感謝しています!
私は都会暮らしでどれも経験したことがなかったので、このウーフでのお仕事は新鮮な体験でした。
もう1つのWWOOF(ウーフ)ではどんな仕事をしましたか?
もう1つのウーフは、おばあちゃんとの2人暮らしをしました。
おばあちゃんの家には大きな庭があったので、1日の午前中は庭の手入れを一緒にして、午後はほぼ毎日おばあちゃんと散歩に出かけました。
ニュージーランドの大自然を散歩するのは、すごく気持ちが良かったです。
ビーチの散歩なんて2時間歩いても釣り人1人に出会うぐらいで、他は誰もいない。あんな体験初めてです。
夜はいつも天の川が見え(ニュージーの小さな町だったら大抵どこでも見えました)、ニュージーを選んでよかったなぁーと思いました。
週末には一緒にバザーに行ったり、教会に行ったりと日本では経験したことがない日々がすごく楽しかったです。
ホテルでのクリーナーはどんな仕事でしたか?
モーテルという簡易ホテルのような場所で、クリーナーの仕事をしました。
ベットメイキングや部屋の掃除です。
英語が喋れないので、あまり英語を使わなくても平気なお仕事ですね。
ただ、それでももちろん指示はすべて英語なので、理解するのに苦労する場面も。
あまりにこちらがわからない状態だと、向こうも「もーいいわー」といった感じで、伝えるのを諦めてしまったり。
そんなときは悔しかったし、もっと英語を勉強したいなという気持ちにもつながりました。
お仕事を介して得た事、学んだ事はありますか?
農家でのお仕事など日本で全くしたことがなかったし、ワーホリに行かずに日本でそのまま過ごしていたら、まず体験することがなかったと思います。
今でもいい体験だったなーと思ってます。
また、日本に帰国した後に日本で働いている海外の方を見かけると、「どんな思いを持って働いているのかなぁ?」と漠然とですが興味を持つようになりました。
お仕事で苦労した点は何でしたか?
英語ができなかった当初は、伝えたいことも伝えることができずにもどかしい気持ちがありました。
また、英語ができないとどうしても体力勝負的な仕事になってしまいます。
クリーナーの仕事で腰を悪くしてしまった時は、しばらく辛かったです。
英語がちょっとでも話せるだけで、探せるアルバイトの幅もグッと広がると思います。
学校やお仕事以外で何かしたことはありますか?それはどうして行ったのですか?
旅行です。
ニュージーランドではせっかくだったので、ラウンドというニュージーランドを1周する旅行をしました。
語学学校でクラスメイトだった友達と2人で約1ヶ月半ほどしたのですが、辛くも楽しくもありました。
やっぱり2人で1ヶ月半も一緒にいるとケンカ(?)もしますよね!
言葉もうまく通じないし…。
日本でする旅行とはまた違って、ドミトリー部屋で知らない旅行者と一緒にご飯を食べたり、一緒に外出したり、ご飯もキッチンで一緒に作ったりなどなど、新鮮で楽しかったです。
一緒に旅行した友達とは今でも仲が良く、この間は日本に遊びに来てくれ、10日ほど一緒に旅行をしました。
その時もちょっとケンカしましたけど(笑)
滞在中の苦労や楽しかったことについて
滞在中、一番苦労したことは何でしたか?
一番苦労したのは、英語が喋れないことです。
英語が喋れなくても生活はどうにでもできると思うのですが、でも結局友達と楽しく過ごすためには、ある程度英語が喋れた方がより楽しくなります。
Yes,Noだけじゃ込み入った話もできないし、自分の思っていることもちゃんと伝えられないので、モヤモヤしましたね。
おしゃべりな性格(?)だったら会話をたくさんして、自然と英語が上達すると思うのですが、自分は引っ込み思案の性格だったので。
その苦労をどう乗り越えましたか?
でも悩んでいてもしょうがないので、英語はひたすら文章を読むことにしました。
現地で図書館に行き、英語学習者用のペーパーブックを借りて、ひたすらに読みました。
ただ、勉強しているという感覚はあまりなかったです。
ペーパーブックも映画のものとかおもしろい話もたくさんあるので、それを楽しみながら読むといった感じです。
それが良かったみたいで、ある時から友達が喋っている文章が頭の中でスラスラスラっとちゃんと流れるようになり、気がついたら喋っていることがだんだんと理解できるようになりました。
滞在中、一番うれしかったこと・楽しかったことは何でしたか?
嬉しかったことはたくさんありますが、英語が少しずつでもしゃべれるようになり、他の国の人たちともコミュニケーションをとれるようになったことがそのうちの一つです。
何しろ日本でも外国の方と会話も何もしたことがなかったので、最初は夢のような感じでしたね。
文化や考え方が違う人たちの話を聞くのはとってもおもしろいです。
特にイスラム圏の人と恋愛について話した時は、ものすごく興味深かったです。
その友達の国では、彼女という概念がなく即結婚。
しかもお母さんがある日結婚相手となる方を連れてくるらしいです。
それに驚いていたら、逆に「お前は心配にならないのか」と言われました。
自分の妻が1人で外出していると、他の男に取られてしまうのではないかと心配にならないのかと。
そんな生活は信じられないと。
英語がお互いに完ぺきではないので本当かどうかは定かではありませんが、そんなことを話したのが強烈に記憶に残ってます。
続いて、イギリス×ワーキングホリデーのインタビュー記事をご覧ください!
英語が全く話せないけど、世界一周への憧れからニュージーランドへのワーキングホリデーを決意したあっきさん。
英語が喋れないことで、ワーホリ中は仕事やプライベートで苦労されたようです。
ですが、「悩んでいてもしょうがない」と行動に移して乗り越えた前向きな姿勢は、これからワーキングホリデーを考えている人たちにとって、とても参考になりますね☆
ニュージーランドの次は、イギリスのワーキングホリデーでの体験を聞いてみました!
ぜひご覧ください♪
あっきさんのワーキングホリデーインタビュー『後編:イギリス』はこちらから