留学するために必要なこととは?種類や方法、流れなどをご紹介!
2024.10.09
留学くらべーる編集部
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目次
留学に興味はあっても、「そもそも留学するにはどうしたらいいんだろう…」「どうやって準備をすればいいんだろう…」と留学の仕方がわからない、何から手をつければよいのかわからないという方もいることでしょう。
実は留学する方法は海外でやりたいことや学びたいことによって異なるため、自分の目的に合った準備を進めることが大切!
今回は留学の種類や方法、流れ、留学するために押さえておきたいポイントなどを紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
留学の目的は何?留学の種類は大きく分けて6つ!
留学と一言で言っても、その目的は人それぞれです。
語学力を伸ばすため、専門的な知識を深めるため、異文化を体験するため、キャリアアップのため…など、目的によって選ぶべき留学の種類も変わるんですよ。
そこでまずはじめに、大きく分けて6つの留学の種類をご紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分の目的に合った留学を選んでくださいね!
では、それぞれの目的について詳しく見ていきましょう!
語学を学びたいなら語学留学
「英語が話せるようになりたい!」「将来的には中国語を使う仕事に就きたい」など、語学を学びたい方にぴったりなのが語学留学です。
留学期間や年齢、必要な語学力に制限がないため、子どもから大人まで誰でもチャレンジできます。
他の目的(習い事やボランティアなど)と組み合わせやすく、留学先や留学期間も豊富に選べるので、はじめての海外という方にもおすすめですよ!
海外の高校・大学などに進学したいなら正規留学
「海外の高校に通いたい」「学位を取得したい」という方には、高校留学・大学留学などの方法があります。
高校留学・大学留学の中でも学位取得や卒業を目的として学校に通うことを「正規留学」と言い、現地の学生と一緒に授業を受けたり学生生活を送ったりすることができます。
また、日本の教育機関に在籍したまま海外の高校や大学に通うのであれば交換留学や認定留学といった方法もあります。
海外でバイトしながら生活したいならワーキングホリデー
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、海外でアルバイトをしながら語学の勉強や海外生活、旅行が楽しめる制度です。
若者の異文化交流を目的としており、18~30歳(一部の国は異なる)の人を対象に制度が設けられています。
ワーホリができる国は、英語圏からヨーロッパ圏、アジア圏、南アメリカ圏まで実にさまざま。
ビザの取得も比較的簡単で少ない費用でも挑戦しやすいので、「あこがれの海外ライフを実現したい!」という方にぴったりの方法です。
海外の企業で働く経験を積みたいならインターンシップ
「海外の企業で働いてみたい」「将来はグローバルに活躍したい」という方には、海外インターンシップという方法があります。
海外インターンシップとは社会人になる前に実際に企業で働く体験をすることで、異文化のなかで働く経験を得られるだけでなく、グローバルな視野を広げることが可能な留学方法です。また、現地の言語を使ってコミュニケーションを取ることで、語学力も飛躍的に向上します。
自分の専門分野に関連する企業で働くことができるので、キャリア形成にも大いに役立ちますよ!
専門スキルを身につけたいなら専門留学
海外で資格を取得したい方や専門的な知識を身につけたい方には専門留学がおすすめです。
学べる内容はヨガやサーフィン、ダンスなどスポーツ要素のあるものから、料理や音楽、マッサージなど選択肢が豊富にあります。
また、本場と言われる国で学べば、日本で学校に通うよりさらに深い知識を得ることも。
留学期間は学びたい技術によって異なりますが、その国の言語も一緒に習得できるので短期間でも得られるものが豊富にありますよ。
観光とは異なる側面を知りたいなら海外ボランティア
世界中の人と垣根を越えて交流したい、世界のあらゆる状況を知りたいという方には海外ボランティアがおすすめです。
海外ボランティアにはチャイルドケアや環境保護、支援活動、日本語教師アシスタントなどさまざまな種類があり、その国の現状を身をもって知ることができます。
また、海外ボランティアは短期間から参加でき、予算に応じてスケジュールを組みやすいです。
世界中でいろんなボランティアが求められているので、渡航先の状況や文化を理解したうえで臨むとよいでしょう。
中学生・高校生・大学生・社会人ができる・向いている留学はそれぞれ違う!
留学は、年齢やライフステージによって選ぶべき種類が異なります。ここでは、中学生・高校生・大学生・社会人の各年齢層ができる・向いている留学の種類と、選ぶ際のポイント、気になる留学後の進路やキャリアパスなどについて詳しく見ていきましょう。
中学生向けの留学
中学生向けの留学には、主に夏休みや春休みなどを利用した短期の留学があります。これらのプログラムは初めての海外留学としてもぴったりで、安全面やサポート体制がしっかりしていることが特徴です。また、数は多くありませんが海外の公立中学校への留学や全寮制のボーディングスクールへの留学も選択肢としてあります。
中学生が留学を選ぶ際の注意点としては、自分一人で海外で生活することへの心構えや留学先での生活ルールを理解しておくこと。また、保護者の方と一緒に安全対策や緊急時の連絡方法などを事前に確認しておくことも大切です。
中学生の留学では、新しい環境で自分自身を試す経験や異文化への理解を深めることができるメリットがあります。また、早い段階で英語などの外国語に触れることで、将来的な語学力の向上にもつながりますよ!
中学生の留学後の進路
中学生の場合、留学は視野を広げる絶好の機会です。
高校生向けの留学
高校生向けの留学には、夏休みなどを利用した短期留学や海外の高校に通う正規留学、交換留学などがあります。現地の高校に通いながら、現地の生活や文化を深く体験することが可能です。
高校生が留学を選ぶ際には、留学先の学校のカリキュラムや生活環境、サポート体制をしっかりと確認することが大事。また、留学期間中に取得した単位が日本でも認定されるかどうか、帰国後の進路にどのように影響するかも確認しておく必要があります。
高校生の留学では語学力アップだけでなく、自立心を育む経験や異文化理解ができることがメリットです。また、留学経験は大学進学や就職活動においても大きなアドバンテージになりますよ!
高校生の留学後の進路
高校生の場合、留学は大学進学や就職活動に直結する貴重な経験になります。
大学生向けの留学
大学生向けの留学には、中高生と同様に学校の休みを利用した短期・長期留学や、正規留学、交換留学などがあります。なかには、オプションでインターンシップができるプログラムも。大学生の留学は学生のなかでもよりハイレベルな学びができることが特徴で、専門的な知識を深めてグローバルな視野を広げることができます。
大学生が留学する場合、留学先の大学の専門分野やカリキュラム、学位取得の可能性をしっかりと確認することが大事です。また、留学期間中の単位が自国の大学で認定されるかどうかも確認しておくと安心ですよ。
大学生の留学は、より将来に大きな影響を与えます。留学の目的はもちろん、帰国後どのような道を進みたいのかまではっきりさせたうえで留学することで、実りある留学生活を送れるでしょう。
大学生の留学後の進路・キャリアパス
大学生の場合、留学を通じて得た語学力や専門知識、国際感覚は、就職活動やキャリア形成において大きな強みとなります。また、就職活動でも自己PRに活かせるなどのメリットも!
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社会人向けの留学
社会人向けの留学には、短期または長期の語学留学からMBA(経営学修士)取得のための大学・大学院留学、ワーキングホリデー、海外インターンシップなどいろんな選択肢があります。専門的な知識を深めることや経験を積むことでキャリアアップや転職を目指すことが主な目的ですが、リフレッシュのために社会人で留学するという人も少なくありません。
仕事を休んで留学するケースが多いので、留学先のプログラムが自身のキャリアにどのように貢献するかをしっかり確認してから留学することが大事です。
ビジネス英語を実践的に覚えられるだけでなく、人脈を広げることもできるので、新たなキャリアへの道を開くことができるでしょう。
社会人の留学後のキャリアパス
社会人の場合、留学はキャリアアップやキャリアチェンジの一環として挑戦する人が多いです。
語学留学をする方法
語学留学をするためにまずすべきことは、留学したい国や語学学校の情報収集です。
国ごとに学べる言語や特徴が異なるため、自分の目的に合った留学先なのかどこなのかを吟味します。
情報収集の方法は主に下記の4つ。
- 留学エージェントなどに相談する
- 留学フェアやセミナー等に参加する
- 経験者のブログや体験談などを読む
- 留学パンフレットを取り寄せる
語学学校へは自分で申し込むこともできますが、学校とのやりとりでは英語が必要な場合も多く、不安のある方は留学エージェントを通すのがおすすめです。
留学エージェントであればビザ申請や滞在先手配などさまざまなサポートを受けられ、万が一語学学校側でトラブルが発生したときにも代理でキャンセル・返金等の手続きを行ってもらえます。
留学時期や学校が具体的に決まったら、航空券の手配やビザの申請、海外保険への加入などを行います。
ビザ申請にはパスポートが必要となるので、まだ持っていない方は早めに用意しておくとよいでしょう。
必要な費用
語学留学の費用は学費・滞在費・食費・渡航費込みで1ヶ月あたり15~60万円ほどです。
費用は留学する国によって異なり、たとえばフィリピンやフィジーは欧米諸国の3分の1ほどの費用で留学できると言われています。
半年~1年の長期留学となると同じ英語圏でも100万円以上の差が生じるので、しっかり比較して決めましょう。
また、留学費用は授業時間数や滞在方法にも左右されます。
できるだけ費用を少なくしたい方は午前中だけ学校に通ったりシェアハウスを利用したりという方法もあるので、さまざまなパターンを検討するのもおすすめです!
必要な学力
語学留学は、留学期間や年齢だけでなく必要な語学力にも制限がないので、子どもから大人まで誰でもチャレンジできます。
留学前に少しでも勉強しておくことで、授業を受けたりコミュニケーションを取ったりがスムーズにはなりますが、基本的に語学学校の入学に必要な学力の条件はなく、その時点での語学力に合ったクラスで授業を受けることができますよ。
実際の語学留学プログラムを見てみよう!
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正規留学(高校留学・大学留学)をする方法
高校や大学に正規留学する場合、留学する1~2年以上前からの準備が必要です。
大まかな流れとしては、気になる高校や大学の情報収集をして出願する学校を決め、学校に書類を提出。
入学許可をもらったら滞在先や航空券の手配、ビザ申請などの手続きを行い、準備を進めていきます。
高校留学・大学留学は書類や一定基準以上の語学力など出願時に求められるものが多いので、早めに対策できる状態にしておくとよいでしょう。
たとえば大学留学の場合は下記の書類が必要です。
細かな内容や形式は留学先によっても異なりますが、すべてを集めるだけでも時間がかかるので余裕をもって準備を進めましょう。
- 入学願書
- 最終学歴の成績証明書
- 卒業証明書
- TOEFLやIELTSなどの語学力の証明ができる書類
- 推薦状
- 志望動機文やエッセイ
- 預金残高証明書
また、高校留学をする際には留学エージェントを通すことが多いです。
留学カウンセリングから申し込み、出発前のオリエンテーションなどサポートも豊富なので、一度調べてみるのもよいでしょう。
必要な費用
海外進学にかかる費用は1年間で200~500万円ほどです。
国によっては学費が無料だったり日本よりも安かったりするため、日本の大学に進学するよりトータル費用が抑えられるケースもあります。
また公立なのか私立なのか、高校であればボーディングスクール(全寮制の学校)に通うのかなどによって費用が大きく異なります。
大学留学であれば利用できる奨学金制度も多いので、応募できるものがないか早めに探しておくのもよいでしょう。
必要な学力
正規留学(高校・大学)では、一定基準以上の語学力や成績が出願時に求められるものが多いです。
学校にもよりますが、
- 日本の高校での成績:平均3.5以上(5段階評価)
- 英語力:TOEICで600以上、TOEFL iBTで60〜100点
が一つの目安になるでしょう。語学力や成績が証明できる書類の準備も必要になるので、希望の学校が決まったらすぐに準備にとりかかることをおすすめします。
実際の正規留学プログラムを見てみよう!
ワーキングホリデーをする方法
今回取り上げた留学の種類のなかでも、特にシンプルなのがワーキングホリデーです。
ワーキングホリデーは渡航する国を決めてビザを申請し、あとは行くだけ。
ビザを申請する際には下記のような書類が必要ですが、そこまで入手が難しいものはありません。
- 一定金額以上の残高証明書
- 往復航空券
- 海外保険の加入証明書
- 健康診断書
また、ビザの申請方法がオンラインでできる国もあり、早ければその日のうちにビザを手に入れることもできます。
ただし国によっては東京の大使館のみで受け付けている場合もあるので、必ず自分の行きたい国の情報を確認するようにしましょう。
必要な費用
ワーキングホリデーに必要な費用は、約100万円だと言われています。
ワーホリは現地での就労が認められているため、オーストラリアのように時給の高い国であれば出費どころか貯金ができる場合もあります。
現地で働く予定の方は、渡航前の手続きにかかる費用や渡航後3ヶ月くらいの生活費を用意できれば、今からビザの申請を進めても問題ないでしょう。
ただし、ワーホリは滞在する国や現地での過ごし方によって費用が変わります。
語学学校に通うのであれば学費が必要ですし、旅行メインであればそれだけ出費もかさむので、自分のやりたい内容に合わせて予算を組み立ててくださいね!
必要な学力
ワーキングホリデーに参加するために必要な学力レベルは、特に決められていません。ですが、海外でアルバイトをするのであれば語学力がないと難しいので、特定の専門的な学力よりも基本的な語学力が必要になります。
具体的には、日常会話がスムーズに行える程度の英語力が必要です。TOEICのスコアで言うと600くらいが目安になるでしょう。
実際のワーキングホリデープログラムを見てみよう!
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海外インターンシップをする方法
海外インターンシップをするには、まずインターン先を見つけることから始めます。
探す方法はいくつかあり、大学のキャリアセンターやインターンシップ紹介のWebサイト、または直接企業のWebサイトをチェックするなどです。また、留学エージェントを利用することで、自分の目的に合ったインターンシップを見つけるサポートを受けることもできますよ。
応募から選考、決定までの流れは企業やプログラムによりますが、一般的にはまずオンラインで応募し、その後、面接や適性試験を経て最終的に決定されます。
インターンシップ先を決める際には、希望する企業について十分に調べることが大事です。どのような人が働いているのかや社内の雰囲気など事前に確認し、現地で働き始めてから後悔しないようにしましょう。
また、海外インターンシップには無給で仕事を体験するタイプや有給で本格的に働くタイプがあり、有給の場合は必要なビザの種類が異なる場合があるので、その点もしっかり確認しておくことをおすすめします。
必要な費用
海外インターンシップには、航空券、ビザ申請費用、宿泊費、生活費、保険料などさまざまな費用が必要で、インターンシップ先の国や期間、参加するプログラムなどによって大きく変わります。アメリカを例に挙げると、1ヶ月で30~50万円、6ヶ月で70~130万円、1年で150~300万円が費用の目安です。
また、給料が支払われない無給タイプのインターンシップもあるので、その期間の生活費も考えて準備する必要があるでしょう。
海外インターンシップの費用を抑えるための方法としては、早めの航空券の予約や現地でのシェアハウスやホームステイの利用、公共交通機関の利用などが挙げられます。
海外インターンシップにかかる費用は決して安くはありませんが、海外での仕事経験や語学力アップ、グローバルな視野の獲得など、その経験と学びは将来のキャリアに大いに役立つでしょう。
必要な学力
海外でインターンシップに参加するためには、現地の言葉を使って働けるくらいの語学力が必要です。TOEICのスコアで750以上が目安になります。
専門的な知識やスキルは必須ではありませんが、インターンシップ先の仕事に必要な専門知識を少しでも身につけておけば、仕事がスムーズに進められるでしょう。
実際のインターンシッププログラムを見てみよう!
専門留学をする方法
専門留学の方法は語学留学や海外進学とほとんど変わりません。
情報収集をして留学する国や学校を決め、申し込みを行ったらビザ等の手配を進めていきます。
学ぶ内容によっては通訳が付くなど語学力が求められない場合もありますが、専門学校に通うのであれば語学力の証明が必要になることもあります。
専門留学は留学期間や学ぶ内容によってすべきことが変わってくるので、必ず自分の目的に合った情報を探すようにしてくださいね。
必要な費用
専門留学に必要な費用は、学ぶ内容や留学期間、国によって変動します。
たとえばヨガインストラクターの資格を取得するだけでも、20~60万円ほどと授業料に大きな開きがあります。
欧米圏が比較的高いですが、インドやバリであれば安く留学できるので、予算に応じた国選びが必要となるでしょう。
また、有名なスクールで学ぶとなると年間で400万円以上の費用がかかる場合もあります。
けして安くはない出費なので、下調べを入念に行ったうえで留学に臨むようにしてくださいね。
必要な学力
専門留学では料理や音楽、スポーツなどを深く学ぶため、授業を理解できるくらいの語学力が必要です。入学が難しいケースはあまりないようですが、TOEICで600以上、TOEFL iBTで60前後、IELTSで5.0以上あると良さそうです。
また、厳しい条件はないものの最終学歴の成績証明書の提出が必要な場合もあるので、専門留学先の入学条件や手続きについてはしっかり確認しておきましょう。
実際の専門留学プログラムを見てみよう!
海外ボランティアをする方法
海外ボランティアをするためには、まず自分の取り組みたい活動を行っている国や機関を探すことが大切です。
ボランティアを手配しているエージェントはいくつもあるので、その中で自分のやりたいことや考え方に近いところを選びましょう。
エージェントが見つかれば、ボランティアに応募して渡航の手続きを進めていきます。
また、基本的に語学力の証明は不要ですが、渡航先の人やボランティア仲間と交流できるくらいの語学力があると安心です。
ボランティア活動ではルールが設けられていることも多いので、決められたルールに従った行動を心がけるようにしたいですね。
必要な費用
海外ボランティアに必要な費用は、1ヶ月で15~40万円ほどです。
ボランティアを目的として留学する場合、滞在国とプログラム次第で費用は大きく変わってきます。
プログラムによっては参加者の滞在先や食事を用意しているところもあるため、語学留学に比べて2分の1から3分の1程度の費用で済むケースもあります。
また、語学留学プログラムの中にはボランティアの体験が含まれているものもあります。
その場合は語学学校の学費も発生するため、資金を多めに用意しておくとよいでしょう。
ボランティア留学に必要な学力
ボランティア留学では、学力よりもコミュニケーション能力や協調性が重視されます。そのため基本的な英語力は必要で、TOEICやTOEFLなどの英語検定のスコアで言うと、一般的には500以上が求められることが多いです。
また、ボランティア活動に関連する知識やスキルも必要とされることがあります。たとえば、教育ボランティアの場合は教育に関する基本的な知識や教えるスキル、医療ボランティアの場合は基本的な医療知識や応急処置のスキルが必要です。
実際の海外ボランティアプログラムを見てみよう!
留学するために必要なこと~手続きや準備の流れ~
留学を成功させるためには、事前の準備がカギ!留学の手続きや準備は複雑で大変そうに見えるかもしれませんが、一つひとつのステップをしっかり進めていくことで、スムーズに準備することができます。
留学するために必要な手続きや準備の流れは以下の通り。留学準備の際の注意点なども説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 1.留学の目的を決める
- 2.留学の情報を集める
- 3.留学する国や学校、滞在先を決める
- 4.留学プランへの申し込み手続きや入学手続きなどを行う
- 5.留学に必要な物を準備する
1.留学の目的を決める
留学するにはまず、留学の目的を決めることから始めます。
留学の目的は、どの国に行くか、どの学校を選ぶか、どのプログラムに参加するかなど具体的な選択をするための基準になるのでとても大事です。また、留学の目的が明確であればあるほど留学中のモチベーションにもつながります。
留学の目的を決めるには、自分自身の興味や関心、将来のキャリアゴールをはっきりさせることが必要です。留学の期間や費用、語学力など、現実的な観点で考えることも忘れずに!
2.留学の情報を集める
留学の目的が決まったら、次に留学の情報を集めるステップに移りましょう。
留学の情報を集める方法としては、インターネットでの検索や留学フェアへの参加、留学エージェントへの相談などがあります。ほかにも、実際に留学したことがある経験者から話を聞くのも有効な方法です。
留学の情報を集める際のポイントとしては、自分の留学の目的に合った情報を集めることや情報の信頼性を確認することが挙げられます。また、情報を一方的に受け取るだけでなく、自分から積極的に質問して情報を得ることも大切ですよ!
3.留学する国や学校、滞在先を決める
留学の情報を集めた後は、具体的に留学する国や学校、滞在先を決めます。
留学する国は、自分の学びたい内容や興味、留学の目的、生活費や治安の状況などを確認してから決めます。学校は学校の評価や専門分野、授業内容、学費などを、滞在先はホームステイや学生寮、アパートなどがあるので、自分のライフスタイルや予算に合わせて選びましょう。
留学する国や学校、滞在先は、自分の目的や目標に最も合った選択をすることが重要。また、情報を集める際には公式サイトだけでなく、留学生の体験談やレビューも参考にすると良いですよ。
4.留学プランへの申し込み手続きや入学手続きなどを行う
留学する国や学校、滞在先が決まったら、次に留学プランへの申し込み手続きや学校の入学手続きなどを行います。
手続きは、留学エージェントや学校のWebサイトなどから行うことが一般的です。必要な書類は、留学プランや学校によりますが、一般的には、申込書、成績証明書、推薦状、英語力を証明する資格(TOEFLやIELTSのスコアなど)などの提出が求められます。
締切日や必要な書類をしっかりと確認し、余裕を持って準備することが重要です。また、申し込み手続きの際には、自己PRや志望動機をしっかりと書くことも大切ですよ。
5.留学に必要な物を準備する
最後に、留学に必要な物を準備します。具体的には、パスポートやビザ、航空券、保険証、予防接種、現地の通貨、クレジットカード、携帯電話、パソコン、衣類、日用品、学用品などです。
まずは必要な物をリストアップし、忘れ物がないようにすることが重要です。また、現地で手に入る物は現地で購入することで、荷物を減らすことができます。留学先の気候や文化を考えて必要な衣類や日用品を準備するのも大事ですよ!
留学の実現に向けて押さえておきたいポイント
最後に、留学を実現させるために押さえておきたいポイントを3つピックアップしました!
どの留学にも関わってくるものなので、こちらもチェックしてみてくださいね。
国選びがかなり重要!
留学できる国は世界中にありますが、自分の目的を叶えるためにはどの国が適しているのか吟味することが大切です!
自分にぴったりの留学先を選ぶには、学べる内容や習得できるスキルだけでなく、必要な費用や過ごしやすさ(現地の治安や気候など)も含めて考える必要があります。
たとえば英語が学べる国はアメリカやイギリス、オーストラリアなどがありますが、「できるだけ安くしたい」ということであればフィリピンやマルタが候補として挙がります。
ですが留学中にスキーやダンスなどのアクティビティに挑戦したい方であれば、より適した国が見つかるでしょう。
また、同じ国でも都市によって特徴や予算が変わってきます。
行きたい国が決まっている方は、留学先の都市について調べてみるのもよいでしょう。
ビザ申請や入学に必要な条件(語学力や費用など)は早めにチェック!
留学は目的や国によって必要な条件が大きく異なります。
短期間の語学留学であればビザの申請なしで留学できる国もありますが、大学留学やワーキングホリデーではたとえば下記のような基準があります。
目的 | 入学やビザ申請の条件例 |
---|---|
大学留学 | ・TOEFL iBT:スコア80以上 ・IELTS:スコア6.0以上 ・学費等の支払いを証明できる残高証明書 ・高校の成績が平均3.5以上 |
ワーホリ | ・18~30歳であること ・30万円以上の残高証明書 ・往復航空券があること |
条件を満たせるかどうか早めに確認しておくことで、余裕をもって準備を進められます。
特に大学留学の場合は語学力の基準を満たしたり現地の入学に間に合わせたりするためにも1年以上前からの準備が求められます。
やりたいことや自分の行きたい国が決まったら、できるだけ早く情報を集めるようにしましょう!
疑問点や不安な点は積極的に質問・相談しよう!
留学の情報はインターネットや書籍、パンフレットなどから入手できますが、もっとも手っ取り早いのは留学エージェントの提供する留学セミナーやカウンセリングを利用してみる方法です。
留学するタイミングや具体的な目的が決まっていない場合でも、やりたいことや予算に合ったプランを提案してくれるので、いろんな手間を省けます。
また、直接会うと断れなさそうで…という方は、まずパンフレットで留学エージェントを比較するのもおすすめです。
気になる国や目的があれば無料で何部でも取り寄せられるので、ぜひ試してみてくださいね。