ワーキングホリデー(ワーホリ)に意味はあるの?と悩む方に伝えたい5つの秘訣
2023.09.14
留学くらべーる編集部
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目次
ワーキングホリデーをしたいけど行く意味はあるのかな…と悩んでいる人も多いはず。
いろんな意見を聞けば聞くほど悩んでしまいそうですが、海外に行くことで得られた経験はきっとあなたを大きく成長させてくれるでしょう。
今回は皆さんが持っている悩みをスッキリさせるために、意味あるワーキングホリデーを実現するためのコツを5つご紹介します!
注意!ワーキングホリデーによくある落とし穴!?
学校に通って、放課後はアルバイトをして…と、まるで日本の高校や大学時代のような日々を過ごせるのがワーキングホリデー制度です。
オーストラリアやカナダなど、英語圏の国が特に渡航先として人気ですが、ワーキングホリデーに行った人にありがちな行動パターンがあります。
◆ワーキングホリデーでよくありがちな2パターン
ワーキングホリデー制度とは、海外に長期間滞在しながら、学校に通ったり働いたりすることができる制度のこと。
滞在中にできることの選択肢が多いため、自由度が高く社会人の方にもおすすめです。
ですが、なかにはワーキングホリデーに対してネガティブなイメージを持っている方も少なからずいるのも事実。
- 日本人グループを作ってしまい、外国人の友達ができなかった
- 日本食レストランで働いたため、英語力も特に伸びなかった
「ワーキングホリデーに行く意味はない」とネガティブなイメージを持つ人がいる理由は、主にこの2つが原因です。
せっかく海外に行ったのに語学力が身につかず、ただ遊んで終わってしまった…という経験者がいるため、ワーキングホリデーは行く意味がないんじゃないかと捉えられてしまうのです。
◆海外に住むこと自体が大きな意味を持つこと!
海外に住むということ自体が、そもそも大変意味のあることです。
日本とはまったく違う文化に触れ、まったく違う人種の人々と交流し共に生活を送ることは、自分の価値観を広げるきっかけになります。
ワーキングホリデーを考えている人の中には、世間のマイナスイメージを心配している方もいるかもしれません。
そういった方こそ、「ワーホリのマイナスイメージを払拭するくらいの経験を送る!」という意気込みを持って、ぜひワーキングホリデーにチャレンジしてほしいものです。
◆意味のあるワーキングホリデーにするには
- 渡航前から語学を磨いておき、日本語がまったく通じないお店や企業で働く
- 専門スキルを磨いて海外で専門職に就く
ワーキングホリデー中に上記のような経験を積めば、帰国後の就職活動でも必ずプラスに評価されます。
また、海外でそのまま就職をするという道が開ける可能性も高まります。
このように、個人の努力次第でワーキングホリデーをする意味は大きく変わってくるのです。
では、実際にワーキングホリデーで成功するための5つのコツを見てみましょう。
Point 1:ワーキングホリデーに行く意味をしっかり考えて目標を定める
皆さんがワーキングホリデー(ワーホリ)に行きたいと思った一番のきっかけはなんですか?
- 英語ができるようになりたい
- 海外で生活してみたい
- 外国人の友達がほしい
- いろいろな経験を積みたい
など、それぞれの想いがきっとあるはず。
せっかく持った想いなので、もっと具体的にして目標を明確にすることで今後のプランが大きく変わってきます。
何事にも目標が必要とはよく聞く言葉ですが、本当にその通りなのです。
◆必要なのはやりたいことや目標を『具体的に』するだけ
ワーキングホリデーに意味を持たせるのは難しいことではありません。
自分がワーホリで何をしたいのか、より具体的に掘り下げるだけで、【何をすべきか】の答えが見えてきます。
たとえば…
1. 英語を話せるようになりたい
↓
2. 求める英語力は日常生活レベルなのか、それとも仕事で通用するレベルなのか?
↓
3. 仕事で通用するレベルになりたい。
そういった目標を立てたとしたら、
- 現地の企業で働けるように日本にいる間から語彙を増やすために勉強しよう!
- ワーホリ中はリスニングとスピーキングに特化して勉強して、外国人の友人を最低でも●●人作ろう!
といった風に目標が具体的に定まってきます。
◆目標を定めたら達成までのプランを考える
仕事で通用するためのスキルを身につけたいと目標を定めたら、もうここで語学学校に行くかどうか、そしてどんなコースのある学校にするかがハッキリしてきます。
せっかく得たワーホリ期間(国によっては延長することも可能ですが)、なんとなく過ごすのはもったいないです!
もちろん実際は予定通りのワーホリにならないこともありますが、しっかり勉強するでも良し、めいっぱい遊ぶも良し、とにかく目標を定めて達成までの道筋を考えることが大切です。
帰国後に自分の納得のいく時間だったと言えるようにすることで、皆さんにとっての「意味や価値のあるワーキングホリデー」にできるのではないしょうか。
Point 2:ワーキングホリデー中の語学学校選びはカリキュラム重視で
ワーキングホリデーや留学で海外渡航を考える人の多くは『言語の上達』が目標であり、そうでない人でも少なからず英語でコミュニケーションをとる必要があります。
自分の英語をどのレベルまであげたいかということをある程度明確にすることが重要になってきますが、英語を勉強したいと一口に言ってもそれぞれ思いは異なりますよね。
たとえばビジネス英語を身につけたいのであれば、「外国人の友達を作る」だけでは求めるスキルアップに繋げにくいです。
では、どんな学校を選んだらいいのでしょうか?
◆ゆっくり英語を学びたい人におすすめの語学学校は?
自分のペースで英語を学びたい人にはジェネラルイングリッシュ(一般英語)のコースがおすすめです。
ほとんどの語学学校にはクラス分けテストがあり、自分にあったレベルのクラスに入ることができます。
科目もリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングとすべての項目をまんべんなく学ぶことができます。
少し自信がついてきたら、これからTOEICコースなどに変えるのもひとつの手です。
◆英語をしっかり勉強したい人におすすめの語学学校や授業のコースは?
英語をきちんと勉強したい人には、語学学校のTOEICやTOEFLなどのテスト対策コースをおすすめします。
最終日にTOEICを受験するコースが多くあり、目に見える『成果』が手に入れられるのでワーホリに行った意味を聞かれたときにも答えやすくなります。
TOEICの受験科目はリーディングとリスニングのみですが、学校によってはTOEICコースとその他ライティングやスピーキングのクラスを組み合わせて時間割を作れる語学学校もあります。
なかには企業へのインターンシップが組み込まれているコースもあるので、自分の目的に合わせていろいろと学校の特色を見てみましょう。
Point 3: ワーキングホリデービザとは「働けるビザ」!
意味のあるワーキングホリデーにするために大切なこと、3つ目は『働き』に関することです。
ワーキングホリデービザの良いところはなんといっても現地で働くことができること。
ワーホリ先で少なからずお金を工面できるので、費用面で不安な方もチャレンジしやすいですよね!
◆ワーキングホリデービザで滞在するメリット
国によっては学生ビザでも労働は認められていますが、学生ビザはとにかく勉強するビザなので、アルバイトばかりもしていられません。
ですが、ワーキングホリデービザでの滞在中は、ビザの特徴をフル活用して、現地にある会社やお店でフルタイムで働くことができます。
また、帰国後にワーキングホリデーの経験を活かしたい方には、多くの日本人が働いている日本食レストランや土産物店以外で働くことをおすすめします。
一定水準の語学力が求められますが、その分お給料が高く、求められるスキルも変わってくるので、より成長が感じられることでしょう。
◆現地の会社・お店で働くためにできること
高いスキルを求められるお仕事をするにはワーキングホリデーで渡航する前から語学力を磨いたり、面接の準備をしっかり行ったりすることが大事です。
特に面接で自分の意思表示をできるかどうかは重要な評価ポイントになります。
実力主義が色濃い海外では、日本にいるときよりも『積極的』であることを意識して、自己アピールは惜しみなくできるようにしておきましょう。
◆現地の会社・お店の職探しは?
ネット求人で探すという手もありますが、ネットに載っている求人は応募者が多いため倍率がかなり高くなります。
実際にお店やオフィスを訪れてレジュメ(履歴書)を渡したり、現地でできた友人に仕事を紹介してもらったりという手もあります。
レジュメの書き方や面接の受け方など、日本とは異なる点もあるので、留学エージェントや語学学校の先生などに相談してみるのも良いでしょう。
具体的な方法が知りたい方は、こちらの記事も要チェック!
現地でどうやって仕事を探せばいいの?面接も心配…という方は、仕事の探し方やレジュメの書き方、面接の受け方などについてそれぞれまとめている記事も読んでみましょう。
今からある程度把握しておくことで、より意味のあるワーホリプランを計画することができるかもしれません。
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Point 4: 周りと差をつけよう!英語脳の作り方!
近年では小学校から英語を学んでいますが、少なくとも中学から高校までの6年間は英語を勉強していることでしょう。
ところが、日本人がスピーキングを苦手なのはもう一般常識のようになっていますよね。
英語に触れる機会が少ないということではないのにも関わらず日本人はなぜか英語に苦手意識があります。
もちろん日本で行われている英語の授業はスピーキングが少ないというのも1つの原因ですが、ではワーキングホリデー中にスピーキング力を上達させるにはどうしたらいいのでしょう?
◆英語で考えて、脳を『英語脳』にしよう
スピーキング力を上達させる方法、それはずばり、『英語脳』を身につけることです。
頭の中に浮かぶ文章を日本語で考えるのではなく、英語で考えます。 どんなことでも英語です。
「お腹減った。なんか食べたい。」と思えば ”I’m hungry. I want some food.”と脳内で考えましょう。
◆英語脳を身につけるには?
言語の習得で陥りやすいのが、脳内で日本語から英語に訳してから発言しようとすることです。
訳している間に会話が次に進んでいて追いつけなくなる、というのがありがちのパターン。
そのパターンを防ぐには、日本語で考えて英語に訳してから発言するのではなく、はじめから英語で考えて発言します。
この練習を繰り返すことで、自然と脳が英語で考えるようになります。
ワーキングホリデーの渡航前・期間中にできる最も画期的な勉強法のひとつです。
もちろん最初から完璧になんかできません。
少しずつ、海外での生活に慣れるように、自分の脳も英語に慣らしていきましょう。
これで今後の英語の伸びも変わってきます。
何より会話がスムーズにできるようになり、皆さんのイメージする英語をペラペラ話している自分に近づくことができます!
英語で夢を見るようになれば「英語脳」が身についたも同然!
英語脳に染まると、『夢の中で英語を喋る』くらいになります。
日常生活が英語で埋め尽くされると、無意識の夢の中でも英語が出てくるようになるのです。
そんなレベルまで語学力を高められたらワーホリに行った『意味』はかなり高まります。
ワーキングホリデー中はとにかく英語で考えること、英語で喋ることを意識してくださいね!
ワーキングホリデー(ワーホリ)で英語力を伸ばす勉強法についてもっと詳しく
Point 5:遊ぶときは思いっきり遊ぶ。それもワーキングホリデーの醍醐味!
先にお伝えしたとおり、ワーキングホリデーは自由度が高い制度です。
滞在先は国内であればどこに移動してもOK。 国によっては国外への旅行も気軽に行うことができます。
引っ越しももちろん可能なので、はじめに滞在した都市が合わないと感じたときには別の都市に移動するのもアリです!
また、1年間という長い期間を使って国中を旅するというのをワーキングホリデーの素敵な目的のひとつですよね。
◆異文化を満喫することも大事!
「ワーキングホリデー中は遊んだだけ」だとあまり意味がない経験だとマイナスに判断されがちですが、「遊ぶときは思いっきり遊ぶ」ことも大切です。
仕事の息抜きを兼ねて夜に飲みに行ったり、週末のお休みを利用してプチ旅行に出かけたりするのもいいでしょう。
文化の違いを肌で経験することで、価値観が広がるはずです。
海外の人々とふれあうことで、物事の判断基準が変わったり、気持ちを大きく持つことができたり、コミュニケーションスキルが上がったりというメリットもあります。
面積の狭い日本では得られないような気持ちを海外で見つけることができます。
そして得た新しい価値観は今後の人生に必ず役に立ちます。
現地でできた友達とかけがいのない時間を過ごすためにも、ワーキングホリデーの期間中は旅やイベントにも積極的に参加してくださいね!
ワーキングホリデーも終わり…でも、進む道は1つだけとは限りません
ここまで、成功するワーキングホリデー経験を過ごすための5つのポイントを紹介しました。
私はオーストラリアにワーキングホリデーをした経験がありますが、この5つを実践し、TOEICのスコアを渡航前395点⇒帰国後800点まで上げました。
帰国後はすぐに日本で就職することを考えている方もいるかもしれませんが、帰国後にできることの答えはひとつではありません。
ワーホリ先がオーストラリアであればセカンドワーキングホリデービザに切り替えて2年目のワーキングホリデーに挑んだり、学生ビザに切り替えてしっかりと勉強をしたりなど、選択肢はたくさん広がっています。
次に、私自身が送ったワーキングホリデーの経験をご紹介していきます。
ワーキングホリデーの一例として参考にしていただけると嬉しいです。
【体験談】帰国後のTOEICスコアは800点!セカンドワーキングホリデーでさらに英語力を極めました
明確な目標を持ってオーストラリアのワーキングホリデーへ
私は、大学3年終了と同時にオーストラリアにワーキングホリデーで渡航しました。
私のワーホリにおける目的は「就活で有利な経歴を持ちたかったから」です。
就活に有利なのはTOEICと思っていたので、当時は
- TOEIC650点程度にすること
- スピーキングを伸ばすこと
を目標としました。
もちろんみなさんと同じで、自身の英語力や帰国後の進路に不安がありましたし、資金面で親からの援助はなかったので必死にアルバイトをして貯めました。
そんな私はセカンドワーホリビザを取得するためにファームに行き、日本人ゼロの環境で生活しました。
日本食レストランでアルバイトをしていたこともあります。
2年間のワーホリ終了後はもっと英語で勉強をしたいと思い、オーストラリアにある短大に進学しました。
帰国後も英語を使う仕事に!
帰国後に就職した日本の会社では、英語を使ったお仕事を任せられることもあります。
現地の短大に入学し、そして就職まで繋がったのは、今までお話ししたStep1~5を行っていたからです。
もちろんしっかり勉強もしましたが、私は英語脳を取得したことで英語と共に生きるという感覚を身につけました。
『英語で考える』というのは難しく聞こえるかもしれませんが、習慣付けていくだけで誰でも英語脳になれるはずです。
意味のあるワーキングホリデーにするために大事なことは、諦めずに継続することです。
道はひとつではありません。
その道を広げるために、思いっきり楽しんで勉強もしてください。
きっといい道が開けると思います。
ワーキングホリデー(ワーホリ)で帰国後の就職に繋がるスキルを身につけるには?
意味のあるワーキングホリデーにできるかはすべてあなた次第。力試ししてみませんか?
ワーキングホリデーとは、あなたの努力や意識次第でいくらでも意味が変わる制度だということがおわかりいただけたら嬉しいです。
ワーキングホリデーに興味がある方は、ぜひ留学エージェントのパンフレットを取り寄せてみてください。
働く前に語学力を磨ける語学研修や専門スキルを得られるコースなど、エージェントごとにさまざまなプログラムが用意されています。
一括で複数のエージェントから資料請求をすることができるので、比べて検討したい…という方もぜひ問い合わせてみてくださいね!