【体験談】イギリス×ワーキングホリデー★仕事をしながら独学で語学力アップ!
2018.08.24
留学くらべーる編集部
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目次
ただただ「ピンときた」という思いからイギリスでのワーキングホリデーを決めたcosmic9さん。実際に行った仕事探しの方法や英語力アップのための勉強法を教えてくれました。
イギリスでのワーキングホリデー以外でもためになる体験談なので、海外留学やワーホリに興味のある方はぜひチェックしてくださいね!
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | cosmic9さん |
渡航した年 | 2008年6月 |
渡航先の国/都市 | イギリス/ロンドン |
渡航時の年齢 | 29歳~30歳 |
勢いで渡英を決意!イギリスへワーホリに行きたいと思ったきっかけ
私がイギリスへワーキングホリデーに行こうと思った理由は、「ピンときた」の一言に尽きます。2007年の11月に、私は溜まりに溜まった有給を消化しに1人で1週間ロンドンを訪れました。ロンドンを旅先にしたのは、シャーロック・ホームズやパブなど、イギリスの文化に興味があったから。そして、大好きなUKロックのライブを現地で見てみたいという思いからでした。
1週間ロンドンの街中を歩きまわり、マーケットやパブ、ライブに足を運んで思ったことは「イギリスなら住める」ということでした。ちなみに当時の英語力はTOEICで350点ほど。日常会話もままならないレベルでしたが、イギリスでなら日本と変わらない暮らしができそうだと漠然と思ったのです。
帰国後すぐにイギリスに渡る手段を考えたとき、語学の勉強をしにいくのではなく、日本でしているように働きながら日常生活を送りたいと思い、ワーキングホリデーに申込みました。
イギリスでの仕事探しは意外とカンタン!?日本人コミュニティで仕事探し
イギリスに知り合いはいませんでしたし、住む場所はもちろん働く場所もすべて一から自分で探さなくてはいけません。それで頼りにしたのが、イギリスで暮らしている人向けの掲示板です。
1つは『Gumtree』という掲示板で、居住、仕事、持っているものを譲りますといった情報が寄せられるもの。『Gumtree』は英語で構成されているので情報量も多いのが特徴です。もう1つが『MixB』という日本人コミュニティ向けの掲示板。こちらは仕事、住居、習い事、地域情報などが現地の日本人向けに日本語で書かれています。
その両方を使い、まずは住まいを決めてから仕事探しにとりかかりました。自分には英語力がないという致命的なマイナス要素があったのですが、ロンドンには日本食レストランや日本食材店が多く、「英語力問わず」の求人は結構たくさんあるものだな、というのが職探しをしていくうえでの感想でした。
イギリスで得た初めての職!日本食レストランでの日々
日本人向けの求人は、日本食レストラン、食材店、旅行代理店、日本人向け不動産、看護師、保育士など、さまざまな職種がありました。私は語学力がなかったので、中でも語学スキルを要求されない日本食レストランに応募。面接へ行くと、すぐに採用をしてもらうことができました。
イギリスで働く日本人には、語学学校に通う学生やワーキングホリデービザ所有者、永住権取得者などがいますが、企業やお店にとっては、短時間しか働けない語学学生よりも、フルタイムで長期間働けるワーキングホリデーの方が使い勝手がよいと判断されるようです。
私が勤めた日本食レストランは「ワーキングホリデーに来たなら遊べ」という考え方で、休暇を申請すると快く許可をしてくれました。この辺りはお店によってさまざまかも知れませんので、働くばかりでなくイギリスの文化もしっかり楽しみたいと考えている人は、面接の時点でお休みが取りやすいかどうかを事前にきちんと確認しておくとよいでしょう。
英語のレベルが低すぎて…早朝自主トレで語学力を伸ばす
ワーキングホリデーでの渡英が現実のものとなったとき、私は語学学校へは行かないことを決めました。なぜなら、1年(2008年当時はワーキングホリデーは1年間でした)という限られた時間の中で学校に費やしている時間はない、それならば日常生活の中で語学力を身につけようと考えたためです。
しかし早急に仕事で使える程度の語学力が必要だということで私がとった勉強方法は3つ。1つ目は、早朝に起きて職場近くのカフェで文法の勉強。2つ目は、読書。3つ目は、職場の先輩たちがこれまで業者に送ったメールのテンプレートを頭に叩き込むという方法です。
文法の勉強には、近所の書店で購入した英文法ドリルを使用。読書は、こちらも書店で売られていた英語学習者向けの要訳小説を片っ端から読みまくり、文章の流れをつかみます。そして、メールのテンプレートを叩き込むことで、仕事に使える最低限の英語を短期間で身につけることができました。
良い経験となったワーキングホリデー
仕事、生活、遊びと充実した1年間のイギリス・ワーキングホリデーは、自分自身にとって大成功。のちの人生にも大きな影響を与えてくれました。
もしもこの文章を読んでいる方が、住居や仕事、語学力不足を不安に思いワーキングホリデーに二の足を踏んでいるのだとしたら、行かずに後悔するよりも、行って苦労されることをおすすめします。その苦労の先には必ず素晴らしい世界が広がりますから。
ワーキングホリデーで素敵な体験を!
いかがでしたか?
語学学校に行かずに独学で英語力をアップしたcosmic9さん。自らのスキルに合わせて転職をしたり、勉強方法を変えたりすることで、確かな英語力を身につけたようですね!
イギリスのワーキングホリデーは年間で1,000名だけが抽選で選ばれるシステムなので、確実に行けるかどうかは分かりません。ですが、分からないからこそチャレンジするというのも、もちろんアリです!当選してから用意を始めるという人も中にはいるんですよ♪
もっといろいろな体験談が知りたいという人は、エージェントへのお問い合わせや資料請求もぜひ行ってみてください。イギリスの就職状況や生活に関する悩みなど、さまざまな問題を解決してくれるはずです☆