【体験談】オーストラリアのワーホリで人生初の体験を満喫
2018.08.24
留学くらべーる編集部
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目次
今回は、オーストラリアのパースでワーキングホリデーを経験された、miracleさんの体験談を紹介します。ワーキングホリデーには旅行では体験できないことがたくさんあります!
「海外で生活してみたいな…」「オーストラリアでのワーホリの様子が知りたい!」など、少しでも海外に興味のある方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください☆
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | miracle |
渡航した年 | 1999年6月 |
渡航先の国/都市 | オーストラリア/パース |
渡航時の年齢 | 25歳 |
ワーキングホリデーのきっかけ
なぜ、ワーホリ?なぜ、オーストラリアに?
年に1、2度海外旅行に行くのが楽しみだったOL時代。
その当時、発展途上国だった国の人に「日本人はいいですね。すぐにお金を貯められて旅行に行ける。僕なんて一生かかっても100万円貯められません」と言われたのです。
それがきっかけで、「そっか!日本人の私だからこそ行けるのだ!」と捉え、「よし!海外に住んでみるぞ!」と決めたのでした。
ワーホリのビザは1ヶ国、一生に1度。
その当時ワーホリができる国は3ヶ国のみで、オーストラリアの年齢制限は25歳まででした。オーストラリアの後でカナダ、ニュージーランドに行けると思い、条件から絞り込んでオーストラリアに決めました。
行くまでにしたこと
人生で初めて、計画を立てて貯金をしました。
目標がある状態での節約生活は楽しかったです。
それから、ホームステイ付の語学学校をインターネットで探し、申込みもしました。よく分からなかった部分は、当時通っていた英会話スクールの先生に助けてもらっていました♪
また、ワーホリ経験者の話も色々と聞かせてもらっていました。一番多かったのは、英語で何をしたいのか?ということでした。
英語は手段
行く直前は、語学学校へ行くことがまず決まっていたので英語習得が目的のようになっていましたが、今思えば英語は是が非でも使っていかなければならないので、「その上で何がしたいのか?」まで考えて計画をするのもいいなと思いました。
経験者のアドバイスが身にしみました。準備はしすぎることはないと思うので、ワーホリ生活を十分満喫するためにも、ばっちりしておいた方が良いです♪
季節を味わえるのはワーホリならでは♪
お花、天気などで季節を体感
isolated city(孤立した都市)と言われるパースは、東海岸に比べ四季がはっきりしているようです。ワーホリ1年間の9ヶ月を過ごしたパースでの移り変わりの変化は、綺麗で楽しかったです♪
街路樹の紫の花はまるでサクラ♥
春にジャカランタという紫の花を咲かせる木が、住宅街を彩る光景はとってもキレイ!
そこをドライブするのが、とっても好きでした♪もう見ているだけで心がはずみます。桜をみてキレイと思うのは大和魂でしょうか?!
夏の日中は窓開けちゃダメ
夏はストーブの前にいて、肌がジリジリ焼かれるような日差し。そして、なんといっても暑い!
そんな中、オージーの友達が教えてくれたのは、夜から早朝に窓を開けておいて、朝すぐに窓を閉めるということ。なぜなら、昼間は圧倒的に外が暑いので熱風しか入ってこないから。
これは本当でした。
秋はスポーツが盛り沢山
オーストラリアで秋に開幕といえば、オーストラリアンフットボール。
これはワーホリ中に1度は観に行きたいスポーツです。そして、地元に根差したチームが全国にあるので、ファンになれば一気にオージーとお友達になれるかも♪
冬のパースは雨時々晴れ
メルボルンもパースも冬は雨が多いのですが、パースは1日中雨ということがあまりなく、チラッと晴れ間が見え、そんな中ビーチに行くとまた夕日がきれいだったりします。ワーホリ生活だからこそ感じられる四季を色んな角度から楽しんでみて♪
どこまでオープン?オーストラリア
アロマセラピースクールで
ワーホリでオーストラリアへいたものの、結局ほとんど学校へ通っていました。
メルボルンとパースの語学学校、その後アロマセラピーの専門学校へ。そこは自然療法の学校だったので、男性もいて英語がよく聞きとれていなかったある日のこと、クラスで驚きの光景が目の前で起こり始めたのです!
それは、解剖学の授業でのこと。先生が何か言ったら、30人中クラスで5人くらいいた男性が前に出て椅子に座り、その前を他の女性が並びはじめました。しかも、ブラ姿で!
え?何?と思ってみていると、心音を聞くか何かで、胸のところや背中に器具を取り付け、音の周波系か何かにつなぐ作業を男性がやっているのです。
時代が変わったとはいえ、日本ではまだここまでオープンじゃないですよね??
オープンなところはまだありました
ヌーディストビーチは裸で当たり前ですが、普通のビーチでもぞもぞしている人がいるかと思いきや、大っぴらに着替えている…(本人は隠れているつもりだと思います)
また、アパートの階段を下りて行く時に、偶然他の部屋の様子が目に入り、そこに全裸で歩き回っている人がいて、カーテンしていないから丸見え…。もう全くのオープンさに何とも思わなくなっていた自分も不思議です。
そんなオープンさはあっても、自分と他人の境界はきちんと分けているなと思うのが、ちょっとした一言。
それは、ぶつかりそうになる手前で「Excuse me」を言ってくれるのです。ぶつかってからではなく、ちょっと距離が近すぎてしまった時など。ぶつかっても何も言わない人はまずいませんでした。
私も存分にマネてみると、観光客の無防備さが見えてきたりで、ワーホリならではのいい勉強になりました☆
めずらしいバイトを体験
ワーホリならでは?こんなバイトも。
ワーホリも半ばを過ぎると、語学学校で知り合った友達はラウンドに出て行ったり、他の都市へ移ってしまったり、帰国する友達などで日本人の友達が一気にいなくなり、気がついたら週1ジャパレスで日本語使うだけで後は全て英語で会話が当たり前になっていました。
それが日常になり飽き始めていたところに、変わり種のバイトが!
日本人でよかった♪と思ったバイト
それは、「着物を着て絵のモデル」です。
これを機に、肖像画のモデルもし、目や唇の違いにとても興味を持たれました。着物も着る所を見せるとそれも喜んでもらえ、日本の事を伝えられたことはもちろん、喜んでもらえて良かったと思えました。
週に1回の数ヶ月のバイトができるのも、ワーホリならではですね。
また、お茶を習っていた私は、茶道を披露することに。そこでの会話はかなりレベルの高い日本の伝統についての内容で、日本にいた頃の体験がとっても役立ちました!
嬉しかったのは、オーストラリアの方が書道で掛け軸の準備をしていてくれた事!ワーホリに行く前に描いていた夢が叶った忘れられない思い出です。
オーストラリアでチャレンジしたこと
カルチャースクール
せっかくのワーホリ生活だから、オーストラリア人のお友達が欲しいなと思い、カルチャースクールへ行ってみようとリサーチ♪
すると、アート系で「LIFE」というクラスがあり、詳細がよくわからないまま申し込んでみました。
ドキドキしながら行ってみると、英語ネイティブでないのは私だけ。語学学校と違って、生きた英語が飛び交っている!オロオロしながら輪になったイーゼルの1つを確保し前に立っていると、男の人がクラスの真ん中に来て、サッとガウンを脱ぎ真っ裸に!
そう!ヌードのスケッチクラスだったのです!!!
1回目びっくりしたものの、絵を描くのが久々で楽しく終わり、他の生徒さんともお互いの絵をみながらちょっとした会話ができて、日本にいたときに想像していたワーホリ生活だぁ~と満喫してました。
が!2回目に行くと、モデルさんが女性でキレイな人。
そうなんです!結局、毎回モデルさんが変わり、若くて細い人からミドルエイジの人になっていき、かなり大柄な女の人がモデルなんてこともありました♪
アロマテラピー
アロマが身近な国オーストラリアで偶然目に入った広告が、アロマテラピーの専門学校。
ワーホリでしたが、色々と語学学校に行っても大差がないことを実感し、さらに英語を勉強するならと悩んでいた時にたまたま目に入ったのです☆
でも、英語力が心配だったのでメールで問合せ、面接を受けることに!オージーお決まりの言葉「ノーウォーリーズ!(心配ないわ)」で入校が決定しました。
いざ、アロマのお勉強を始めると専攻クラスによっては日本人1人だったりで、英語がほとんど分からずオロオロ…「ノーウォーリーズ!」って聞いてたのにぃ~!
しかも、医学書を買うように指定され、解剖学・生態学の本ゲット。で、その授業なんてもうお経を聞いているよう。日々続く授業で頭パンパン!
でも、うれしい変化が!!!
1ヶ月半くらい経つと、先生が話している事やテレビドラマの内容が分かるようになっていたのです!
英語力の変化を感じながらも、常に解剖学やアロマのノートを持ち歩き勉強していました。すると、フレンドリーなオージーが良く話しかけてくるようになったのです♪
「お~骨の勉強?全部覚えられるぅ?」
「あ!この前●●で本 買ってたでしょ?!」
「このオイルおススメよ!」
皆さん電車や街で話した方々で、オーストラリアの生活に溶け込めたようで、ワーホリ生活はとても嬉しかったです☆
勉強は無駄にならないですね!
オーストラリアで美容院
ワーホリもしばらくして落ち着くと、そろそろ美容院へいくタイミングかなぁってなります。
そこで良く耳にするのが、日本人とは髪質が違うから、現地在住の日本人に切ってもらった方がいいなど。。。
どうしようかな?と思っていたところ、滞在15年の方がアジア人の移住者も多いからそんなこと考えなくていいわよという声で町の素敵な美容院へ。
パーマをオーダーした私。結果、すっごいカーリーヘアーに!
美容室を出る時には何てきれいなカール!内の家のワンちゃんみたい!などと言いながら触りにくる美容師さんもいたり…。前髪までかけられて、かなりのくりくりで、パーマかかりやすいのを言っておくべきだった私の失敗?だったかもです。最初はアフロのように広がり見かけが暑苦しかったのですが、落ち着いてくるとまとめやすく結構便利で、オージーからもナチュラルのカール?なんて聞かれたりもしていました。
ワーホリの終わり間際に、日本に帰る前に綺麗にしておこうと思い、今度は落ち着いた感じのおしゃれな美容室へ。
今度のお店は良かった!こちらは飲み物のオーダーが出来たりで、内装もかなりおしゃれでした。
しかも、クリクリパーマのこともかかり過ぎだったでしょ?なんて理解をしめしてくれたお店。観光客がまず行きそうにないエリアを選んだのもよかったのかな?と思いつつ、大満足でした。
結論。ピンときた美容室にGo!です。
ワーホリ中も近場で小旅行
国際免許証はあったら便利
ワーホリで海外生活も慣れてきたら、日常生活。
ちょっと気分転換で、となりの市へレンタカーで一人旅してみました。日本と変わらない左側運転で、右ハンドルなのでそんなに違和感はないはず。
ただ、ラウンドアバウトには注意ね。
ラウンドアバウトは、日本国内にもありますが、円になっていてそこをぐるっと一周するように、途中で行きたい方向へ逸れてでる、いわゆる信号のない交差点です。
慣れていないと、ずぅっと円から出られずにグルグル回っちゃいます!
一人旅、でも寂しがりやならココ
ワーホリ中とは言え、バックパッカーは落ち着かない、ホテルでは孤立しすぎる、そんな方にはB&Bがおすすめ。
日本で言えば民宿みたいな感じ。家庭的な雰囲気を大事にしながら、綺麗なお部屋、美味しいお食事、個別のバスルームなどB&Bそれぞれの特徴があるので調べてみて♪
私が泊まったところは、海に近いお料理の美味しいご夫婦のB&B。
お客さんが私ともう1人のおじいちゃんだけで、4人での食事がとーても楽しかったのです♪おじいちゃんの、武勇伝がエンドレス!いくら聞いても笑いが止まらず、B&Bのママさんが止めに入る程に♪
こういった人との出会いも、長期滞在できるワーホリならではですね♪
英語になれたら現地ツアーもおすすめ!
街の目立つところにあるインフォメーションセンターには、情報が沢山!お得なレストランガイドや、数々のツアーパンフレットがあります。
ワーホリ生活で英語になれてきたら、現地ツアーがおすすめですよ。
日本語ツアーに比べたら断然種類が多く、色んな国の人たちが参加していることもあるので、まさに海外ならではの経験ができます♪
私は、4泊5日の現地ツアーに参加しました♪
事前の確認では日本人もいるよとの事でしたが、行ってみると私1人。他はヨーロッパから3人、オーストラリア人3人、アメリカから1人、と男女様々。
ガイドのニックが運転するマイクロバスで、こじんまりとスタート。夜はお酒がすすみ、会話も弾むなか、ガイドのニックが提案する超ばかげたゲームを皆で真剣にしました。でもお酒が入っているせいで、皆で大爆笑!これをきっかけに一気に距離が縮まるのでした♪
モンキーマイヤでウミガメも
ワーホリ中に何度も聞いてきたイルカで有名なモンキーマイヤですが、ウミガメも見れるとのことで早起きしようということに。
が、ビーチに出てもガイドのニックはいない。
皆で「仕方ないね。ずっと運転してるから疲れてるんだよ。」なんていいながら、ガイドなしの観光を参加者同士で始めちゃったりで、イルカで癒されるのでした~♪
帰るだけでは終わらせない
帰りはさすがに皆お疲れモード。
そんな中、またガイドのニックが提案をしてきました。
それぞれが、数行の文を書いて、次の人は前の人の最後の1文だけを読むことができ、想像をふくらませてストーリーを創っていくというもの。これがすっごい面白くて、終わりよければ全てよし!的な感じでお別れしたのでした♪
ガイドさんのザックリ感が心地よさを生み出してくれたこのツアー。ワーホリ中に英語になれてきたら、ぜひ参加してみてください!
ワーホリ中はダイエットは忘れよう!
おいしいさいっぱい♪
パースは、お肉もシーフードもおいしくて日本食が恋しくなることは全くないかもしれません。日本食レストランも色々とあるし。
郷に入ったら郷に従えとはよく言ったもので、オーストラリアの食を思いっ切り堪能できるワーホリ生活はステキです。豊富な乳製品、濃厚でおいしいチョコレートの数々、種類が豊富なパン、グラノーラやシリアルもいっぱいですから♪
スーパーマーケットや色んなマーケットが楽しい
オーストラリアのスーパーマーケットは、何でも種類が多くて、1時間くらいあっという間にすぎるほど楽しめる場所♪
お野菜などkg単位だから、今いちピンとこないけど、バラでも買えるし、ブドウなどは1粒ちょっと食べてみるなんてオージーを何度目にしたことか。同様に、ナッツやチョコの量り売りコーナーでも食べてる人(試食程度だけど)も結構いました。
また、週末のみのマーケット、観光用のマーケット、歴史あるマーケットなども楽しめます。気になるマーケットに毎週のように行けるのもワーホリならではですね!
新鮮な野菜や、ビンテージ物、手作り石鹸やキャンドル、はちみつなど色んなお店があり、スーパーとは違った面白さも☆もちろん、屋台的な食べ物屋さん、フィッシュアンドチップスやサンドイッチなどなど色々ありますよ!
帰国間際に気がついた!
ワーホリに来るまでは、太ったことが無かった私。
オーストラリアで好きな物をたくさん食べられた生活1年間で、7kgも太ってしまいました!でもたくさん食べられるようになったのも事実。
おかげで大病もせず健康でいれたので、ダイエットは後回しで良かったです♪
オーストラリアのワーホリは可能性が無限大!
いかがでしたか?
オーストラリアのワーキングホリデーは1年間という期間がありますよね。だからこそ、ちょっと勇気が必要なことや場所にも踏み出せたというmiracleさんのステキな体験談をご紹介しました!ワーホリ中はぜひmiracleさんのように、積極的に色んなことにチャレンジしてみてくださいね☆
オーストラリアやワーホリについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひこの機会に資料請求をしてみてください。ワーホリに詳しい留学エージェントのスタッフが、あなたのチャレンジを全力でサポートしてくれるはずです!