【体験談】世界で活躍する女性になる!オーストラリアのワーキングホリデーはその第一歩
2018.08.28
留学くらべーる編集部
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目次
仕事もプライベートもそれなりに充実している。でも、何か物足りない…。
そんな思いを抱えながら、毎日をすごしている方もいるのではないでしょうか。
今回ご紹介するSilhouetteさんの体験談も、漠然とした夢を抱きながら日本で生活しているところからはじまります。
思い切った決断のもと日本を飛び出した先には、どんな世界が待っていたのでしょうか。
自分は今のままでいいのだろうか?
そんな思いや不安を感じている方は、ぜひこの体験談を読んでみてください。
プロフィール
項目 | 概要 |
---|---|
名前 | Silhouetteさん |
渡航した年 | 2006年 |
渡航先の国/都市 | オーストラリア/シドニー |
渡航時の年齢 | 26歳 |
安定?チャレンジ?オーストラリアのワーキングホリデーを決めるまで
大手企業の総合職、仕事は大変だけどお給料はいい。1年に1回は海外旅行に行けるお休みも取れる。だけど何か物足りない…。
世界は広いのに、私は東京で埋もれている感じがしていました。
もっと「世界で活躍できる人」になりたい…漠然と夢だけが膨らんでいきます。
そんな時に知ったワーキングホリデーという制度。
英語を勉強しながら働ける!
でも、ワーキングホリデーに対する周りの目は冷たいのか「1年じゃ英語は身につかないよ」「帰ってきたらどうするの?」と心配されました。
だけど、人生は1度きり。
「結果を出すまでは日本に帰らない!」そう意気込んで、オーストラリアのワーキングホリデーへ出発しました。
オーストラリアのワーキングホリデーって本当に楽しいんです!
まずはシドニーに落ち着きました。
最初の3ヶ月はホームステイをしながら語学学校へ。世界各国たくさんの友だちができました。
その後はコールセンターのバイトを始めました。働き出してお金に余裕ができると、おしゃれなバーめぐりにクラブ遊びなどをして週末を過ごしました♪
ワーキングホリデービザの残りが少なくなると、延長のためにフルーツピッキングに出ます。
フルーツピッキングとは、オーストラリアの農場などでフルーツや野菜の収穫をして働くこと。
つらい仕事の後は、毎晩みんなでパーティーを開いていました!
無事ワーキングホリデービザを延長できたら、その後はバイトを挟みながら、オーストラリア大陸を一周するラウンドへ。 オーストラリアの大自然に触れることができました。
こうやって外に出ていろんな人と出会っていると、恋愛のチャンスもたくさんあります♡
楽しいワーホリ生活!けど、現実に戻る時はやってきます
ラウンドしてヨーロッパ人の彼氏もできて、毎日充実!
だけど、ふと心にひっかかります。
「私がやりかったことをちゃんとやれている?」「今の私は『世界で活躍する女性』?」
深く考えないようにしていても、現実に戻る時はやってきます。
彼は帰国して関係も終わり、私はシドニーに戻ってから職探し。
自分の夢である「世界で活躍する」と言っても、何をどうしてよいのか分かりません。
ビジネスで通じるだけの英語力もないし、特技もない。
オーストラリアでのワーキングホリデーの終わりも見えてきて、焦るばかりでした。
でもあきらめない!ワーキングホリデーは何でもチャレンジ
悩んでも仕方ない、とひたすら仕事を探していたら、Japanese IT Supportの求人を見つけました。
ワーキングホリデーのビザでもOKだったので、履歴書を送るとすぐに面接に行くことに。
ITの一般知識はあるものの、仕事の経験はありません。知識を確認するための試験がありましたが、ほとんど分かりませんでした。
しかし、ここであきらめるわけにもいきません。
「採用してくれたら、猛勉強して必ず役に立つようにがんばります!!!」と、面接をしてくれたオーストラリア人のマネージャーさんへ訴えかけました。
そして、その意気込みが通じたのか、めでたく採用されることに!
この先どうする?ワーキングホリデーの次のステップは?
せっかく手に入れた仕事ですが、実は2ヶ月後にオフィスがマレーシアに移転することがすでに決まっていました。
それでも、約束したからにはITも勉強し業務もこなし、会社から評価してもらえるようになりました。
すると、移転先のマレーシア側の担当者から「就労ビザをサポートするからマレーシアに来て働かない?」というお誘いを頂いたのです。
オーストラリアは好きで居心地がいいけれど、ワーキングホリデーのビザには終わりがあります。
仕事を続けるにはマレーシアに行くしかない!
こうして、行ったこともない新しい土地で働いてみることになりました。
目標達成?ワーキングホリデー後のキャリア
オーストラリアでの2ヶ月の経験のおかげで、マレーシアでは自然と他のメンバーにアドバイスする立場になりました。
そして1年後には、正式にスーパーバイザーに昇格。英語での仕事経験も積み、自信を持って「英語で仕事ができます」と言えるほどになりました。
3年後、さらなるキャリアアップを目指してヨーロッパへ転職。
アジア人とは考え方がまったく違うヨーロッパ人たちと働くことは、大きな成長につながりました。
4年後にはヨーロッパ人たちをまとめるマネージャーとして、チームメンバー皆から信頼される存在に。
自然と英語力も伸び、TOEIC960点が取れるまでになりました!
オーストラリアのワーキングホリデーを決断した自分に感謝!
今の私があるのは、あの時オーストラリアへのワーキングホリデーを決心したおかげです。
英語力も何の取り柄もなかったのに、安定した生活を捨ててチャレンジしたオーストラリアのワーキングホリデー。
不安だらけでも思い切って決断した自分に、今とても感謝しています。
不安は誰にでもありますし、消えることもありません。
でも絶対にあきらめない!
漠然としていても構わない。目標を持ってチャレンジすれば、きっといつか結果は出ると思います。
自分を信じて、ぜひ新しい世界に飛び出してみてください!
オーストラリアでのワーホリから、確実にステップアップ!
いかがでしたか?
最初は漠然とした考えでの渡豪でしたが、Silhouetteさんはワーホリを経験することで「世界で活躍する」という夢を見事に実現させました。
不安や焦りを感じる中でも、「あきらめない!」という強い思いを胸に海外での就職を手にし、今や外国人をまとめる立場にまで成長!
そのたくましい生き方に、感銘を受けた方もいるのではないでしょうか。
ひとつの決断が思いがけない未来につながることもあります。
「自分は今のままでいいのだろうか?」と思い悩んでいる方は、世界に目を向けてみるのもアリです。
留学やワーホリを通して新しい世界に飛び込むことが、未来を切り開くきっかけになるかもしれません!